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しっかりと食べた朝御飯は、フル・イングリッシュ・ブレックファスト。ブラックプディングの代わりにはスコットランド名物(?)ハギスでございます(笑)。ハギスとは、挽いた羊や子牛の心臓、肺、肝臓に玉ねぎ、オートミールを混ぜて味付けし、胃に詰めて茹でたもので、響きはあまりヨロシクないですが、スパイスが効いていて、私はキライではありません。ブラック・プディングは豚の血と脂なんですが、これまた「おつ」なモノで。どちらにしても、「美味しい」お店(か信用できるお肉屋さん)からのものでないと、食べられたものではありません、念のため。さて私達一行が本日向かうのは、Stranraerという港町。最短距離なら70キロで行くところですが、そうは問屋が卸さない我がクラブ。この日はなんと、未舗装道路が組み込まれていました。とっておきの、レーシングバイクで、です(笑)。しかもぬかるんでいる、牧場をいくつか横切ります。走った距離より、歩いたほうが長かった、ぬかるんだ道で転ぶ人、足元を良く見ずに進み、ヒザまで水に浸かってしまう人、ムリヤリ乗って前輪がはまり、ムーンサルトを決める人・・・。私達は、ロードサイクリストのはずなのですが、そんなこんなで、道路に辿り着いた時には泥まみれ、マウンテンバイカーだってこんなには汚れないだろう、という位で(笑)。こんな日に限って、太陽は隠れたまま、どうせ濡れたんだから、雨でも降ってくれればキレイになれそうなものですが、「ぽつり、ぽつり」な雨では役にも立ちませんでしたね。今夜の宿は、Stranraerのベッド・アンド・ブレックファスト。見事に泥だらけの一行10人を、温かく迎えてくれた女主人、洗濯すらしてくれたのには感謝、感激でした。とにかくシャワーを浴びて、さっぱりした私達は、町に繰り出しフィッシュアンドチップスの夕食です。スコットランドでは、何でも揚げてしまう風習があると聞いていましたが、メニューに書かれた「マーズチョコレートバーのてんぷら」や「ジャムサンドイッチのてんぷら」を見て、騙されていたわけではなかったのだと、妙なためいきをついたものでした。1日目へ >> 2日目 3日目へ >> 4日目へ >> ホームへ >>
Apr 30, 2005
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朝6時、ショップに集合した8名がミニバスで向かったのは、イングランドとスコットランドの境界の町、Carlisleの少し北に位置するLongtown。仕事が休めない教師のEricとAshleyは今夜、30日にトラック・チャンピオンシップを企画、運営しているWillとJimmyは明後日の夜から合流とのこと。高速道路の休憩所でコーヒーブレイクをして9:30、ここからついに、狂気のスコットランド・ツアーが始まりました。皆の祈りが天に届いたのか、くっきり晴れた美しいサイクリング日和です。ありがとう!綿密に計画されたルートは、主要道路を避けた、交通量のほとんどない、のどかな田舎道。鳥がさえずり、仔羊ははしゃぎ、うさぎは跳ね、野性の鹿があわて、雉が羽ばたき、子牛が不思議そうに見つめる中、進んでいきます。時々の休憩は、芝生に寝転んで。雨の多い英国では、こんなことができる日もそう多くはなく、お天気に感謝、この辺りは急な坂はあまりないのですが、緩い傾斜が延々と続き、下りになり、といったローリングロード、普段とは違ったサイクリングです。昼食はDrumlanrig城に隣接するカフェで、そのあとはやはり隣接する、こじんまりとした自転車ミュージアムにぞろぞろと入っていきました。展示されている 木製の自転車、Penny Farthingという、前輪(か後輪)が大きいチェーンのない自転車、隣同士で漕ぐタンデム等、今では実用的ではないにせよ、素晴らしい時代の自転車にうっとりしました。自己最長の170キロを無事走破してたどり着いた、今夜の宿は、Colvendにあるホテル。電車で駆けつけたEricとAshleyが合流し、10人で楽しく夕食のテーブルを囲んだのでした。1日目 2日目へ >> 3日目へ >> 4日目へ >> ホームへ >>
Apr 29, 2005
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なんだか緊張して昨晩はよく眠れなかったわ。というのも、今日中に、バッグとバイクをヴァンに積み込んでしまうので、昨日の夜、荷物をパックしているうちになんだか興奮してきてしまったせいかも。天気予報は雨模様だと告げているから、最低限の防寒対策は欠かせないみたいです(涙)。祈りが足りないのかなぁ。(日頃の行いだって悪くないハズ)Dumfriesでの気温予想は金曜日になんと15度で晴れ(!!)土曜は雨で13度、日曜は雨で20度とのこと。やっぱりめちゃくちゃな英国の天気・・・。そして雨は避けられないのね・・・(涙)。これを書いているのは会社の昼休みですが、今頃、私のバイクとバッグは車に積み込まれていることでしょう。ううう、またしても緊張感が!仕事終って、家に帰って、早めの夕食食べて、ゆっくりお風呂入って、よーく髪を洗って、朝食の準備して(ったってシリアルですが、へへへ)、車の中で食べるサンドイッチ作って、バナナとりんごと、水ボトルを忘れないようにして、アラームは5時少し前にセットして、不安だからもう一つの時計もセットして・・・。一体私は今夜、眠れるのでしょうか・・・(笑)。
Apr 28, 2005
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さあて、目前に迫ってきましたスコットランド。バンクホリディ・ウィークエンドとなる3連休を利用して、オマケに金曜日に有休使っての4連休!もちろん理由は堂々と「自転車乗ってきます」(笑)。木曜日に自転車をヴァンに積み込み、金曜の早朝出発します。去年はマンチェスターからエディンバラまで、寝ず食わずの強行走行だったのですが(私は不参加)やはりそれでは楽しいより苦しい方が大きいので(あたりまえ!)、今回はミニバスでスコットランドに入り、宿泊しながらのサイクリングを、ということになりました。ルートが明らかにされていないのが少し不気味ですが、160kmを3日間、最終日は80km程走って、ミニバスで帰ってくる予定です。5月アタマはスコットランドが1年中で一番美しい時期。せめて10度は越えて欲しい。そして雨さえ降らなければ!さあ皆、太陽乞いを一緒に!!!
Apr 27, 2005
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始まりました、クラブラン。今年は昨年の「十戎」のようなエピックライドは無いものの、一筋縄ではいきません(笑)。今日の予定はレイク・ディストリクト、湖水地方と言った方がわかり易いでしょうか。丘ばかりの、ウォーカーや、バードウォッチャー、そしてピーターラビットの観光として賑わっているエリアです。ただでさえ丘だらけなところなのに、選ばれたルートは更に急勾配、登りも下りも気が抜けません。 朝6:00に集合、車に分乗した16人のbl**dyサイクリスト達。今年初のクラブランを讃えてか、青空にお陽様が顔を出しています。天気予報は「午後から雨」、気温は6度です♪当たって欲しくナイ時に限って、よーく当たる天気予報。いくつかの難所を越えて、12:00過ぎ、今にも泣きだしそうな空に志気を盛り上げようと、カフェストップをしたグラスミアで、日本からの観光ツアーの団体に遭遇しました。列の最後方でゆっくり歩いている婦人に声をかけます。「日本からですかー?」(面食らいながらも)「はいはい」突然現れた、揃いのジャージーを着た集団がぞろぞろとカフェに入っていくのを指差し、「ななな、なにかあるの?」「ああ、サイクリングです。クラブランで来ているんです♪」私はたいてい、日本人を見つけると声を掛けたいタイプなのですが、この御婦人達は会話をしてくれて、嬉しかったなぁ。そういえば、トーキョーからの帰りの機内で、飲物を取りに行った時にも、話し掛けてきた日本人女性がいたっけ。他人と交流できるスキルって、大切だなぁ、うん。話を戻して。いくつめかの25%勾配(!)、ただでさえ脚がなくなっている私めがけて、大粒の雨に向かい風。ああ、自然にはいつもかなり優しいワタシなのに(涙)。等と考えるアタマすら残っていませんでしたが、なんとか頂上までたどり着き、ここでギヴアップ、バックアップとして待機していたヴァンに乗り込みました。走行距離100km、5時間15分。雨は変わらず降りしきっています。昼食の為、カフェで温かい食べ物をとり、仲間を見送ります。雨は激しく、冷たく、彼らの顔からは、繕う笑顔さえも無くなって、気力だけが彼らを支えているようでした。その後、何人かがパックから離れてしまいましたが、車の中から指示を出し、全員ずぶ濡れで凍えながらも無事にゴール。総走行距離160km。脚も痛いけれど、胸も痛くなってしまった、長い長い一日でした。帰宅時間22:30。(使用画像は Lake District Japan Forum.より)Mouth to Mouth1日目へ >> Mouth to Mouth 2日目へ >> Mouth to Mouth こぼれ話へ >> 湖水地方 '04へ >> 湖水地方 '05へ ホームへ >>
Apr 17, 2005
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