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今日は日曜日。しかし、リゾート地に休日は関係ないようです。イースター休み明けで、人はまばらかと予想していましたが、私達のようなヒマ人はどこにでもいるようで、たくさんの人が日差しを楽しんでいます。昨日はたくさん歩き、たくさんバスにも乗りました。帰りは明日ですが、さて何をしたらいいものか。そういえば、ここ、プエルト・リコを散策していません。というワケで、観光客ウォッチでもしようと、町へ繰り出していきました。みやげ屋をひやかし、ベンチに腰かけて行きかう人を眺めつつ、ワタシ太陽電池の充電。ここ数日でだいぶ、活気がみなぎってきたでしょうか。あたりまえのように「ある」とか「来る」環境では、なかなか気付きにくいものでしょうが、健康な太陽と、澄んだ空気と、遠くからの声を運んでくる優しい風のなんと素晴らしい事か。あとは水さえ良ければ、文句ナシのグラン・カナリア島かな。これはきっと、安い宿だからなのかもしれませんが、水道の水は見事に「濁って」ましたね。Cruz de Tejedaのホテルでは、透明な水で、味も問題なかったのは、山だったからなのかなぁ。私達に必要だったのは太陽だったので、あえて目を瞑ってやり過ごしていましたが、観光で「食べて」いる土地のなんと貪欲なことか。もう十分醜い建物だらけのシーサイドなのに、まだまだ建築中のビルが山ほどありました。ビーチに並べられたデッキチェア。自然のなかで「管理」されていることに疑問はないのでしょうか。不自然な「自然」は、動物園と同じなのに。不自然といえば、地元の観光地のほとんどが英国人とドイツ人で占められてたことでしょうか。マヨルカ島でも同様だった、英、独はこの島でもバトルを繰り広げているようでした。また来てもらう必要はない、と割り切っているような、至る所にいた愛想の悪い店員ですが、温暖な気候と青い空と海は、それでも常に沢山の観光客を運んでくるのです。
Apr 30, 2006
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さて、待ちに待った(?)ビッグ・ウォークの日がやってきました。距離16km、予定歩行時間は5時間20分のルート5です。7時起床で、拠点としたCruz de Tejedaから北方向、島の11時方向に向かって歩きます。島全体が、火山によってできたとかで、今日は初めて、そんな事実と確信する場所を歩きました。足元に広がるのは、黒いかさかさと音をたてる・・・石っていうのかなぁ、とっても「軽い」音だったんですね。ざくざくいう音が軽快ではありました。しかし、けっこう深いところもあって、足がはまり、ブーツの中に小石が入ってしまってばかりでそのごろごろ感に悩まされましたが(笑)。クレーターも見つけてパチリ(笑)。しかし、いつもと立場が逆転の、雲の上にい続けるというのはイイ気持ちです♪この日、私達の通ったルートでは、ラリーのレースが行なわれるらしく、頂上のヘアピンには多くの人が「その時」を待っていました。見た目に旅行者の私達も、「もちろん」ラリー目当て・・・と殆んどの人が思ったようですが、レースの時間まで3時間の余裕は取れず、素通りしてしまう私達に拍子ぬけしていたようでした。島の南でも、景色は目まぐるしく変わっていきましたが、北半分でもそれは同じで、飽きることがありません。え?同じような山の写真じゃないかって?それは、撮る者のウデが・・・(苦笑)。登ったり、下りたりを繰り返し、草でぼうぼうなトレイルや、迷子になったらどうしよう、と思わずにはいられない薮の中を進んでいったのですが。生まれて初めてのTick体験!!御存知でしょうか、Tick(吸血ダニ)。全長7ミリ位のクモのようで、血を吸うのだそうです。ヒフの中にアタマを突っ込んで。いやぁぁぁァ。あ!と思って取り除こうとしても、千切れてしまうとアタマ部分が残ってしまい、感染症を引き起すこともあるとか。そんなヤツが先頭を歩いていた夫にたかっていたんですね。50匹はいたでしょうか。ワタシには2匹。もー鳥ハダなんてもんじゃーなかったですよ、ホント。これがまた硬くって、指じゃとてもつぶせないんです。今となっては、写真に撮っておけば、と後悔しますが、そのときはもう、おお慌てでパニックしてました(笑)。幸いなコトに、二人とも喰われずに済んだので、良しとしました。そんなこんなで、けっこう早くにゴール。14:00。バスを乗り継いで、19:30、プエルト・リコに戻ったのでした。ゴール地点のGuia。シンメトリーな山を見て、富士を思ったのはワタシ。
Apr 29, 2006
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今日はCruz de Tejedaから西のArtenaraまでの7.5kmのルートを、半分歩いて折り返すプラン。昨晩、うさぎを食べたにもかかわらず、2日前のダメージからはまだ抜けきれなくって、ぴたぴたぴた・・・と歩いています(笑)。カンガルー位食べとかないとダメなのね、きっと。ゆっくりとホテルで朝食をとり、のんびりと出かけていきました。もともと、標高の高い所にある村からの出発ですが、幅1メートルもないような、文字通り「けもの道」のようなトレイルを、「文字通り」よじ登るようにして歩くこと数十分で、目のまえに広がる、広大な眺め。何もかもがミニチュアのようで、遠くでワインディング・ロードを走っているクルマはまるで蟻のように小さくって、ああ、むこうからは立ち止まっている私なんて見えないんだろうな、と思うと、何故か可笑しくなってきます。そのままルートに沿いながら道路に出て、違うトラックに入ると、ここは幅も広く、しっかりと整備されていて、サインも新しいものが立てられていました。歩きやすく、登り下りの無い平らなトラックは、まだまだまだ筋肉痛の残る足に優しくって、「平らがいい、平らが」と呪文のように唱えながら木陰を選んで進んでいくと、あっという間に中間地点の、洞窟があるエリアに着きました。Cuevas del Caballero、ジェントルマンズ・ケイヴスと呼ばれる、洞窟の数々。残念なコトに、全ての洞窟は入れないようにフェンスが立てられてました。ここでお昼ごはん。リゾート地のビーチのあるまちとは違って、スーパーマーケットもない小さな村なので、食いっぱぐれないようにと、2日分位のお昼はカクホしてきましたが、ただサラミとかチーズを挟んだだけの、シンプルなサンドイッチが、とても美味しいのは太陽のせい。誰にも出会わず、音といえば自然が奏でるものだけで、まるで自然と一体になったかのような錯覚に陥ります。ゆっくり寛いだあと、少し先に進んで折り返し、ホテルのバーで行きかう人を眺め、夕食までのひとときを、娯楽室から夕日を眺めて過ごしました。うっすらシルエットで見えたのは、行くはずだったランザロテ島。行っていたら見られなかった、美しい瞬間です。
Apr 28, 2006
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昨日はたくさん歩きました。普段は自転車ばかりで、歩くと言えば家の中、会社の中、スーパーマーケットの中など、1週間に合計で1時間歩いているかどうか、アヤシイ、このワタシが、7時間も歩くとどうなるか。乾いた砂利道を、登ったり下りたり転んだり(笑)、砂利の急斜面を、「わーい」といい気になって滑り下り、ブーツの中に小砂利が入ってしまい、痛い思いをしていた時には「疲れた」位で済むだろうと思っていたのですが。文字通り、脚が棒になりました。ヒザが曲がりません(笑)。歩く姿はまるでペンギン。タイル張りのリヴィングルームをぴたぴたと裸足で歩きます。とにかく、笑ってしまうほど、ふくらはぎが痛ーい!面白がって、ぴたぴたぴた…。痛い(笑)。しかし今日は、拠点を移動する日です。滞在中の宿は確保してはいますが、もう一つ歩いておきたいルートは島の中央からのスタートで、バスの乗り継ぎその他を考えると、早朝スタートが可能な拠点は、余計なホテル代を支出することになってもやっぱり便利。時間の余裕は、心の余裕♪リゾート地の集合住宅アパートメントも、初日は面白がったけれど、終日ビーチでごろごろしているのが目的の人達とは、生活の時間帯が合わないの…。毎晩ではありませんでしたが、散々飲んで戻ってきて、その家族でさえ寝入ってしまっている非常識な時間帯に、ドアをばんばん叩き、叫んでいる輩には閉口。21:30過ぎても、音楽を大きくかけている輩にも閉口。ついでにその「オンガク」の趣味にも…苦笑。ま、そういった人達のおかげで、朝食時は、とても静かに過ごす事ができるワケですが(笑)。話をもどして。ゆっくりと朝食をとり、宿のそばの公衆電話から、目的地のCruz de Tejedaのホテルに電話で2晩の予約をして、必要な食料などを買って、午後、さあ楽しいバスの旅です。今回、酔い止めを使用しているおかげで、苦手なバスもるんるんです。くねくね山道だってへっちゃら♪Cruz de Tejedaは島のほぼ中央に位置し、標高1400-1500の山岳地帯で、島のランドマークであるRoque Nublo、Roque Bentaigaが見渡せます。17:30、無事にホテルに辿り着き、少し辺りを散策して、ホテルのレストランで夕食。初めてウサギを食べました。これで明日は跳ねまわれるかも(笑)。今日とは関係ないんだけど、プエルト・モガンのバス停を下りたところのタイルはさかな。カワイイ♪
Apr 27, 2006
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今回のこの旅は、ウォーキング・ホリディ。ハイキング、と言った方が「ピン」と来るかもしれませんね。お世話になったのはサンフラワーブックスのグラン・カナリア島。地図と共に、文章で記述された手がかりを追ってルートを辿っていくのですが、宝さがしの趣きで、楽しいんですね。「~から約5分すると、突然右手に見える絶景は必見。」「ここから足場が悪いので注意」「分岐点の、細い方のトラック(季節によっては花の香りで一杯の)を進み」「左に分かれるトラックの、カベに黄色い丸をふたつ付けておきました」実際に自分の足で確かめるしかない、これらの描写は、たどり着いてはじめて、意味を持つものになります。さて、私達の選んだコースは、島の中心からほんの少し南にあるSan Bartlome de Tirajana から南に向かって歩き、Palmitos Park をゴールとする11マイル(17.6km)。予定歩行時間は5時間45分となっています。途中に食事や休憩をすることを考えると、合計で7ー8時間はかかりそうですが、時間はたっぷりあります。たったひとつのコトをするための、そんな時間を持つことができる幸せ。朝早く起きて、2時間少しバスに乗って、9:00、San Bartlome de Tirajanaに到着。冒険の始まりです。期待してはいなかったのですが、これから増えてくるであろうウォーカーの為のサインポストが新しく立てられている所もありました。それにしても、空が青い!!!こんな感じのトラックを登ったり下ったり、歩いていくわけですが・・・あれれ、道が無くなっている・・・と思ったら、見事に崩れていたガケ・・・恐いよう。恐る恐る乗り越えて、進んで行きます。山道をどんどん登っていくと、今通ってきた道がよく見えました。高いトコロの苦手な方にはおススメできませんが(笑)。そして景色は一歩ごとに変わります。だから飽きることなくどんどん進めてしまうんですね。このルートの終わりは、果てしなく続くかと思ったアスファルトのワインディング・ロード。自転車でも十分楽しめそうな、コンディションの良い道路でした。途中、かなり休憩時間を取りながら、のんびりと歩いてきましたが、16:15、Palmitos Parkに到着、16:30のバスに乗って、プエルト・リコに戻ってきました。
Apr 26, 2006
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色々、経験してみないと判らないコトってありますよね。この旅は私達にとって「初」のパッケージ・ホリディでした。とは言っても、フライトと宿しか必要ないし、それしかブックしてなかったのですが、宿は「アローケーション・オン・アライヴァル」要するに、宿は空港に着くまで島のどこになるか判らないー新手のトリックですかーというテキトーなツアーでございました。ま、小さな島なので、どこに泊まっても差障りないだろう、との読みでもあったのです。(結局間違えてしまったので、大きめな島になったのですが、ははは)直径50kmの、丸いこの島の3時方向にはグランンカナリア国際空港が、1時方向辺りに首都のラス・パルマスがあって、私達の宿のある場所は、7時方向にあるプエルト・リコでした。事前調査はしていたものの、結局いつものような土壇場になっての旅計画(笑)、島を探索するには、まずバスの時刻表だよね、とツアリスト・インフォメーションに駆け込んだのですが、待っているだけでぞくぞくとやって来る旅行者に慣れきっているせいか、全くやる気ナシ、これといった役に立つ情報も揃っていないという有り様でした。ところが、捨てる神あれば、拾う神ありで、バス停にあった乗務員の詰め所では、感じの良いおとーさんが、これまた丁寧に教えてくれただけでなく、島中を走るバスの時刻表の小冊子をくれました。これでどこでも行ける!この小冊子、旅の日程中、何度も何度も何度も使用され、私達の旅に、うんと奥行きをもたらしてくれました。島の6時方向には、砂丘とビーチで有名なマスパロマスが、8時方向にはプエルト・デ・モガンがあります。プエルト・リコからは、どちらの方向にも頻繁にバスがあるので、ちょっと下見に、と向かったのはプエルト・デ・モガン。こじんまりとしたビーチですね。どうやらここは、トップレス・ビーチのようで、ワタシの目にはまるで銭湯のようでした(笑)。観光客用の海賊船。海の水は、やはり青いのです。
Apr 25, 2006
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私達の旅行計画は、たいてい唐突に始まります。太陽失調による禁断症状・・・言い過ぎでないことは承知の通りですね(笑)。さすがに当日会社への連絡はないだろう、とのことで、1週間のショート・ノーティス・・・。気軽に休ませてくれる心地よい環境は、有難い限りです。甘えてます(笑)。いつもなら夫にまかせるブッキングなのに、何を血迷ったか電話に飛びついたのはワタシ。ランザロテ島に行く予定で、ウォーキング・ガイドブックも入手して、ルート計画すら立てていたのにブックしてしまったのは全く違う島、グラン・カナリア島。先日、「隣の島」と間違えて、と記しましたが、実際はふたつ隣の島でした。方向音痴なのもうなづけます。とにかく、今回はウォーキング・ホリディです。滞在中の宿は確保しているものの、テント、キャンピング・ストーヴ、寝袋を持って、キャンプ体制もしっかり整えました。本格的な30リットルのリュックサックを買い、MTB用にと購入はしたものの、未だ未使用だったキャメルバックの初使用です。苦手な飛行機対策として、酔い止めを使用することにしたのですが、無効の搭乗券を持った者が搭乗しているとのことで、飛行機は55分遅れ。何故そんなコトが?と不審に思っているうちに薬が効いてきて、離陸する頃には電池が切れたように眠ってしまいました。気がつけば、既にラス・パルマスに到着。今までで一番、楽なフライトでした♪飛行機を降りてすぐ、ハダで感じる外気の「ぬるさ」!青い空、眩しい太陽!これこれこれ!私は太陽電池で機能しているハズ。セルフ・ケータリングの宿に着き、明日以降のウォーキング・プランを考えながら、風が心地よいバルコニーのテーブルに着いて、冷たいビールを一口♪
Apr 24, 2006
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カナリア諸島、御存知でしょうか。スペイン領なのですが、本土から南西の、アフリカ大陸に程近い島々。モロッコのお隣ですね。(しかし行く当人はあまり良く判っていません。)幾つかの島の中、今回行くのはグラン・カナリア島。隣にあるランザロテ島をブックする予定が、間違えてしまったのです。場所といえば場所ですが、島の名前と地名がごちゃ混ぜになってしまって、地名がよく覚えられない、勘違いの女王は、方向音痴で当然ですか・・・。ま、隣の島でしかも同じスペインですから、アフリカに行くのに、ロシア行きの切符を買ってしまうよりは、はるかにマシですね。というワケで、来週の9日間、お陽さまを求めて心の洗濯をする旅に出ます。帰ってきたら、この旅について沢山各書けるかな。ああまた、波乱含みになってしまうのでしょうか。もう旅立つ前からつまづいてるって?ああそれを言わないで(笑)。
Apr 20, 2006
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日本の新聞社であれれと思った。世界クロスカントリー大会が行われているらしかった。走っている選手を応援している日本のみなさんに注目していると、コースの脇には桜。涙が出た。
Apr 2, 2006
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