「Broken Down Piece Of Man(破れた心)」は彼のファーストアルバム『アイ・ドント・ウォント・トゥ・ゴー・ホーム』(1976年)に収められたナンバー。この頃のサウスサイドは、スプリングスティーンやリトル・スティーヴン(スティーヴ・ヴァン・ザント)の曲も多く演じていて、とりわけ、スティーヴは彼の共演者・プロデューサーでもあった。上記のファースト・アルバムには「フィーバー(The Fever)」など佳作曲も含まれているのだけれど、敢えて「破れた心」を紹介したいのは、この曲でスティーヴが全面参加しているためだ。