音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2013年03月09日
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テーマ: THE 80's(49)
カテゴリ: 動画紹介
スプリングスティーン曲の名カバー(その5)

 ナタリー・コール(Natalie Cole)は、かのナット・キング・コールの実の娘。1975年にデビューし、70年代後半にはヒットも飛ばすものの、その後は麻薬中毒などもあって低迷。そこから復活ののろしを上げたのは、80年代後半のこのヒット曲によってでした。そしてその曲こそが、スプリングスティーンのカバー曲「ピンク・キャデラック」だったというわけです。

 まさしく80年代を象徴するかのような、ブラコン、R&B的な、ナタリー・コールのビデオ・クリップをどうぞ。





 何でもナタリー・コールはこの曲のヒット時に既に37、38歳といった年齢で、本人的にもこういう若々しい(?)のには最初は抵抗もあったとのこと。ですが、実際この映像を見ると、見事に決まっているのがさすがです。

 さて、、元のスプリングスティーンの元バージョンはというと、大ヒット・アルバム 『ボーン・イン・ザ・USA』 からのシングル曲、「ダンシング・イン・ザ・ダーク」のB面としてリリースされたものでした(後に4枚組アウトテイク集の企画盤『TRACKS』および1枚にまとめた『18 TRACKS』にも収録)。けれども、最初の録音はさらにさかのぼり、その全作にあたる『ネブラスカ』の時にもアウトテイクがあります。この両方と聴き比べてみれば、いかに同じ曲でもアレンジと演奏の違いで別の曲になるのかがよくわかります。

 というわけで、蛇足ながらスプリングスティーンの正式バージョン(上)と、アコースティックなアウトテイク・バージョン(下)もついでにご覧ください。











[収録アルバム]

Natalie Cole / Everlasting (1987年) ←今回紹介のナタリー・コールのヴァージョンを収録。
Bruce Springsteen / 18 Tracks (1999年) ←B・スプリングスティーンによる正式リリース・ヴァージョンを収録。



[関連記事リンク]

スプリングスティーン曲の名カバー(その1:ジョン・ウエズリー・ハーディング)

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スプリングスティーン曲の名カバー(その9:デイヴ・エドモンズ)

スプリングスティーン曲の名カバー(その10:ザ・バンド)







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