音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

2015年06月15日
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テーマ: 洋楽(3314)




 1942年シカゴ生まれのポール・バターフィールド(Paul Butterfield)は、1960年代半ばから70年代に入る頃まで、ポール・バターフィールド・ブルース・バンド(The Paul Butterfield Blues Band)を率いた。70年代前半には、ウッドストックを拠点として新バンド、ポール・バターフィールズ・ベター・デイズ(Paul Butterfield’s Better Days)としてアルバムをリリース。その後は、80年代にかけて約5年おきにソロ作を3枚発表するが、薬物使用が原因で1987に死去している。

 マイク・ブルームフィールド在籍の初期2作品(参考過去記事 こちら こちら )、70年代前半のベター・デイズの2作品( こちら こちら )あたりがまず名の挙がる代表作というのに異論はない。けれども、きわめて個人的な意見を言うと、彼は代表作だけ聴いておしまいというわけにはいかない。44歳という年齢で亡くなったことで作品数が限られているというせいもあるが、“全部聴き継がれたい”、そう思うアーティストの一人である。

 1980年発表のソロ名義2作目の『ノース・サウス(North South)』が今回取り上げるアルバム。タイトルだけ見ると、初期の名盤 『イースト・ウエスト』 のパクリのような表題。けれども中身は、良くも悪くも全然違う。



 そのようなわけで、変に70年代前半までのブルース全開のイメージで聴くと、期待は裏切られる。けれども、こうして円熟していったヴォーカルがその後どう変化を遂げえたのだろうか…、それを想像するにつけ、40歳代半ばでの死去は惜しまれる。これらを経たうえで、年齢を重ねて(例えば60歳ぐらいになって)バターフィールドがどんなステージや演奏を見せ得ただろうか、ついつい想像したくなってしまう。



[収録曲]

1. I Get Excited
2. Get Some Fun in Your Life
3. Footprints on the Windshield Upside Down
4. Catch a Train
5. Bread and Butterfield
6. Living in Memphis
7. Slow Down
8. I Let It Go (To My Head)
9. Baby Blue







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Last updated  2015年06月15日 05時32分11秒
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