本盤は、セールス的には直前の数作ほどの爆発的売り上げはなかったものの、全米5位を記録した。特徴の一つとして、全編オリジナル(ジョン・フォガティ作)で、カバー曲が1つも含まれていない点がある。バンドが最初に名を上げた「スージーQ」以来、発表アルバムには必ず1曲はカバー曲があったのだが、本盤だけは例外となった。また、前作の収録曲は3曲がシングル化されているが、この『ペンデュラム』からは「雨を見たかい(Have You Ever Seen The Rain)」(B面は「ヘイ・トゥナイト」)のみがシングルとなった。それから、ジョン・フォガティ、トム・フォガティ、スチュ・クック、ダグ・クリフォードという4人編成のメンバーのうち、トムが本作を最後に脱退したため、本来のメンバー4人としては最後のアルバム作品になった。
1. Chameleon 2. Molina 3. It's Just a Thought 4. (Wish I Could) Hideaway 5. Pagan Baby 6. Sailor's Lament 7. Born to Move 8.Have You Ever Seen the Rain? 9. Rude Awakening #2 10.Hey Tonight
11. 45 Revolutions Per Minute (Part 1) 12. 45 Revolutions Per Minute (Part 2) 13. Hey Tonight (Live in Hamburg, Germany, 1971)