赤毛のアンシリーズ、大好きで柊も何度も読み返しています。
でも「丘の家のジェーン」は読んだことがありません!
ばあチャルさんの感想を読んでいたら無性に読んでみたくなりました(笑)

新潮文庫のアンシリーズ、ずっと長い間持っていたので紙がだんだん黄味がかってきたのが寂しいです。
それだけの時間がたっているということですが、気に入っている場面のページに四葉のクローバーが挟み込んだりしてあって…大切な本です♪ (2004年08月08日 17時26分00秒)

やっぱり読書  おいのこぶみ

やっぱり読書 おいのこぶみ

2004年08月08日
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カテゴリ: 名作の散歩道
「アン」はだい、大好きである。
特に一冊目の「赤毛のアン」は繰り返し読んで、いつも新鮮な感動を幾つになってもうけるのである。

ところが、同じ作家の「ジェーン」を知ってしまった。
全く違うキャラクター。
アンが天性の明るさの牧歌的なら、ジェーンは沈着冷静な性格むしろ暗め。

想像力あふれている女の子というところはモンゴメリだが、おおげさだったアンにくらべてひっそりと想像をふくらましているたちのジェーン。

孤児だったアン、母に引き取られているが、別居している父がいるジェーン。
同じ11歳の女の子の運命は天と地ほども違っている。

読むべく時期に来て読んだというのか、私はジェーンのキャラクターに惹かれてしまった。


11歳の女の子といえども住む家を選び、家のしつらえを考えコーディネイトし、家事をきりもりし、料理もする。それをプリンスエドワード島の自然の中でする喜びを味わう。加えてジェーンの心の成長記。

もうどうしても共感してしまいますね。

はじめはカナダのトロントが舞台であるが、やっぱりプリンスエドワード島を牧歌的に歌い上げるのはさすがモンゴメリ女史。

最後の盛り上がりがちょっとあっさりしすぎているかなと思うが、子供の時に読んだのならこれでいいのだろう。





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最終更新日  2004年08月08日 12時45分32秒
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Re:「丘の家のジェーン」モンゴメリ(08/08)  
柊♪  さん

柊♪さんへ-Re[1]:「丘の家のジェーン」モンゴメリ(08/08)  
ばあチャル  さん
>新潮文庫のアンシリーズ、ずっと長い間持っていたので紙がだんだん黄味がかってきたのが寂しいです。

そう、そうと強くうなずいてしまいます。
紙がモロモロニになってね。なにしろ私のは40年余りも経っていますから(笑)
「丘の家のジェーン」(村岡花子訳)の本は字も大きいし、紙質もいいのです。
隣に「アン」もありました。欲しくなりましたよ。

>それだけの時間がたっているということですが、気に入っている場面のページに四葉のクローバーが挟み込んだりしてあって…大切な本です♪

うーん、ロマンチックでアンシリーズにぴったりですね。
だから古い本はとっておいて、別に買ってもいいのかもしれませんね。悩みます。

(2004年08月08日 19時52分26秒)

アンとジェーン  
しろ さん
こんにちは。しろです。

赤毛のアンシリーズは、アンが結婚するところまで
読みました。やはり、最初の『赤毛のアン』が
一番おもしろかったです。子供のころは、アンに
すっかり感情移入して、マリラがアンの大げさな
言葉に苦笑する意味がわかりませんでしたが、
大人になって読み直してみたら、今度はマリラの
気持ちがとてもよくわかってまた新たな発見がありました。

「丘の家のジェーン」はまだ読んでいませんけど、私もぜひジェーンに会いたいと思います。 (2004年08月11日 00時19分19秒)

Re:「丘の家のジェーン」モンゴメリ(08/08)  
alex99  さん
モンゴメリって、自殺したんですよね。
(2004年08月11日 07時20分03秒)

しろさんへRe:アンとジェーン(08/08)  
ばあチャル  さん
こんにちは。

>赤毛のアンシリーズは、アンが結婚するところまで
>読みました。やはり、最初の『赤毛のアン』が
>一番おもしろかったです。子供のころは、アンに
>すっかり感情移入して、マリラがアンの大げさな
>言葉に苦笑する意味がわかりませんでしたが、
>大人になって読み直してみたら、今度はマリラの
>気持ちがとてもよくわかってまた新たな発見がありました。

私もそうですよ。マリラの哀しみと喜びがわかるようになりましたもの。

>「丘の家のジェーン」はまだ読んでいませんけど、私もぜひジェーンに会いたいと思います。

是非おすすめします。「大学のアン」以後の本よりモンゴメリらしいと思いました (2004年08月11日 07時43分29秒)

alex99さんへRe[1]:「丘の家のジェーン」モンゴメリ(08/08)  
ばあチャル  さん


-----
えっ!知りませんでした。晩婚だったとか、更年期障害がひどかったとは、たしか村岡花子氏が解説していらっしゃいましたが。晩年は不幸だったのかもしれません。
シャーロット・ブロンテも晩婚後、子供が出来てそれがよくなくて亡くなったとか、女性という性のさだめ、悲しさです。昔は。 (2004年08月11日 07時54分29秒)

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