畑で野菜を育てていると作物と肥料の関係が微妙なことが分かるやり過ぎてもいけないし、足りないとたちまち勢い衰え、枯れてくる
肥料のやり方で人柄が表れる夫はけち臭くやる性格だ、わたしはきまぐれとずぼらにやる性格である
畑を13年やってきた、その失敗の数々はおもしろい
苗を移植してすぐに枯れてしまうのは基肥のやり過ぎか、元肥をまいてから十分ねかせていないか、である
また
順調に育っても適度の追い肥をさぼっていると
急に勢いが無くなり、実りもすくなくなり衰退してしまう
種をまいてもいっこうに芽を出さないやつもいる
かと思うとまいた種が盛り上がるほど全部出て
大量におろぬくようになる、おろぬき作業はちょっと切ないが
しかし、このごろはなにもかも順調であるようになったそりゃあ、13年もやっていればねぇ
さて、わが老後人生も順調であると思う
まずまず健康である
経済的にもまあまあである
ボケていないし趣味もあるし(読書ね)
さいわいここにはおいしい水と新鮮な魚もある
話しは違うが
このごろわたしは料理の天才ではないかと思うようになった
作る料理のバラエティと完成度は人生最高の出来であると自分で思う(笑
ただし、3回食もあるおさんどんがきらいという難点があるんだが
もうすこし(死ぬまで)続けられそうな気もする
とにかく自立して順調である(ずっと続くといいが、、、)
で
あとは追い肥である
どうすればいいのだろうか
読んでいる高村薫『晴子情歌』にこうあった
「今朝新聞を讀んでゐたとき、私はふと、この歳になった自分がかうして毎日新聞を讀むのは何の爲かやはり應へられないことに気づきました。…(中略)…しいて云へば、私たち凡人はいきてゐる意味を自分ひとりで見いだすのは難しく、少しでも繋がってをれば物を考へたりもする。さうして幾らかは生きてゐる意味の代用にしてゐると云ふことでせう。」
う~~ん
繋がっていることが追い肥となるか
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