ぼたんの花

馬の目にも涙

”以前、中山競馬場へ行ったときにいつも優勝している馬が初めて着外になったとき綺麗な大きな目から大粒の涙を流して泣いていたの。きっと悔しかったのね”と、初めてお会いした人でとても真面目そうな奥様が言われた。私は、数年前に亡くなったシロちゃんを思いだした。亡くなる三カ月くらい前に中型犬用のペット用バギーを買い土手に散歩に行った。シロちゃんは土手が大好きだった。寄りかかりながらお座りしているシロちゃんの目から涙がぼろぼろ流れている。その時は、ただ眼が弱っているのだろうと思って”どうしたの～”とティッシュで拭いた。やはり土手に散歩に来ていた保健所から引き取ったという雑種の可愛いわんちゃんを連れていた若いお父さんが”そりゃぁ　嬉しいもん　泣くよな”と頭をなでてくれた。その時は、まさか・・と笑ってしまった私。今、思うと、きっと11歳までいた以前の飼い主さんと生まれ故郷の横浜の土手を思いだして泣いたのだろう。ずっと帰りたかったに違いない。馬も泣くのなら犬も泣くのだろうと。その時の話を思いだしオバサン三人で、”そうよきっと悲しいとか嬉しいとかで馬も犬も泣くのよね。。。”その話を行きつけのお持帰りコーヒー店で常連の人達に話したら、、、三人の男性が下を向いてクスクスと笑う。。。えっ？泣いた馬のお話をした人は真面目な人で、冗談や嘘など言う人には見えないのよ！と言ったが、まったく漫才のネタのような扱いをされた。で、家に帰ってからネットで検索したら獣医さんのお話では、目の病気から涙が出ることはある、と。が、私も知っているライスシャワーという馬がやはり泣いたらしい。http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1326385768シンボリルドルフも？私が馬の目に涙のお話をすると鼻で笑う人が多い。。。犬や馬にも喜怒哀楽があるのだから涙線とその感情が結びついていない、という証明が出来ますか？↓音声が出ます。お仕事中の方はお気をつけてgone too soon三年前に新宿の西口で、ボランティアの人達が里親さがしで連れてきていた11歳の賢いワンちゃんです。