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金寿司がマイブームだったんだけど...
また、また、いい寿司屋を見つけちゃった。

先日、突然に電話をくれた浅草に住む知人。
「あのさ、鮨食べに行こうよ、旨いところできたんだ」
そこはまだ10月にできたばかりの寿司屋のようだ。

この知人夫婦は忙しいのもあってほとんどが外食生活で
いつも美味しいお店を探している。
彼らが美味しいという寿司屋なのだから、かなり期待♪

#超えるか、金寿司!

しかし、よく聞くとこの寿司屋の主人は、あの名店「久兵衛」




でもまぁ、今回はご馳走してくれるっていうし、いいですわ。
と、勝手に納得。

一番の最寄り駅は新しくできた筑波エクスプレス浅草駅です。
浅草ビューホテルを通り過ぎて言問通りを浅草寺方向
(上野と反対方向)向かうと大学いもで有名な“千葉屋”を
左折して筋を二つ目で「久いち」に到着です。

久いち
久いち

浅草のような寿司激戦区に乗り込んできた気合いを感じる表玄関
回りにある昔からの寿司屋スタイルと違うのはカウンター一つみても
よく分かる。

カウンターは広めの一枚板でお醤油がこぼれても染みこんでいか
ないように牛乳で磨き込んであるらしい。

このこだわりの様子を見ると老舗久兵衛の血を継いでいるのが
理解できる。

そして板前兼ご主人の威知郎さんの対応がまさに老舗教育を受けた
という感じで、受け答えがとてもハキハキとして気持ちが良い。
もちろん18年も久兵衛で磨いてきた腕も確かで手のかかった江戸前


それに老舗ではなかなかやらない挑戦もあって楽しい。
今回は、牡蠣を三杯酢以外にタバスコで食べさせてくれた。
アメリカではよくタバスコで食べるけど、日本の寿司屋では初めて!
これはこれでアメリカンなお味で、ちび子は好き♪

そして、まってました!寿司でーすヽ(^0^)ノ

穴子
穴子

これですよーこれ!久兵衛でなければ食べられないお味をこんなに
手軽にいただいちゃえます。
これ、ほんとにホントにうんまいの。
口に入れるとかりっとした表面に中身は溶けるような感触。
このホロホロと崩れる感じの上品な穴子の味!!

#あーなーごー!!( T_T)←ちび子心の叫び(泣)

ちび子は、悲しいことに赤い魚の生が苦手なんですぅぅ
それを言ったら、マグロそれもトロをあぶってくれました。
この味はまるで上質のお肉のようだった。

他にもたくさん出てきたが、実は感動したのが巻物。
単純に見えるけど、この巻物が実に美しくて、美味しい。
キュウリも小さいものを綺麗に斜め切りにして、かんぴょうも
しっかり味付けてある。

巻物
かんぴょう きゅうり、 マグロ、 梅しそ

他にもイクラ、いか、赤貝、ほっきなどなど...
かなりの勢いで詰め込みました。

そして、最後に口直しででたデザートのぜんざいがうまーい(T_T)
このぜんざいは、老舗の甘味処からわざわざ作り手がきているのだ
そうです。
ホントに最後まで手抜きなしですね。

ぜんざい
白玉がぷにゅぷにゅであんこは上品な甘さのぜんざい

全体的にまだ未完成な感じはしますが、これはあくまでも江戸前の素晴らしい
お寿司屋さんと比べてのお話しです。
いつの日か「よこ田」のてんぷらのように完成型を目指してもらいたいし、
きっとそれが可能なお店だと思いました。

さらに驚いたのは、ご馳走して貰って失礼とは思いつつ今日のお値段を
聞いてみると、びっくり!
絶対に一人1万円は超えていると思っていたら、なんと!6,000円台だ
そうです。

#きゃー、久兵衛の1/3も払ってないじょー!

金寿司で驚いている場合じゃない!
恐るべし、久いち!を見てしまった。

ということで...
新鮮なネタがガツガツ食べたいときには、「金寿司」
江戸前の老舗の味を楽しみたかったら「久いち」

ちび子の結論でした。


東京都台東区浅草3-18-8
鮨 久いち
TEL:03-3874-2921








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Last updated  2005年12月12日 16時14分11秒
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