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2008.09.08
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カテゴリ: 映画/戦争・史実


本来なら、終戦記念日あたりにこの記事をアップしたいと思っていた。
だが、なにぶんジャパンバッシングの強い作品であったため、あえて時期を遅らせてみた。
夏の暑さが多少なりとも軽減された9月ならば、作品を冷静に客観的に、しかも楽しんで観られるのではないかと思ったからだ。
作品の前半は甘いロマンスが盛り込まれ、同じ女性を愛する二人の男たちの熱いバトルがストーリーに色を添えてくれる。
主人公レイフ役をベン・アフレックが好演。
この役者は大味なところが個性でもあるので、まさにレイフ役は適任であった。
一方、ダニー役のジョシュ・ハートネット。
当管理人はストーリーの流れからしてこの役どころが一番おいしいと思った。


竹馬の友であるレイフとダニーは、アメリカ陸軍航空隊の戦闘機パイロットである。
大胆でカリスマ的指導力のあるレイフは、一方で、読み書きができず(※注)、親友のダニーや看護師のイヴリンに助けられ、パイロット資格に合格した。
レイフは、気丈で美しいイヴリンに一目惚れ。
二人は恋に落ちる。
しかしその後、レイフは英国空軍に志願していたため、ダニーやイヴリンを残し、ヨーロッパ戦線に参加する。

※注)作品の筋書きではレイフは読み書きができない設定になっているものの、ヨーロッパ戦線参加後にイヴリンから届いた手紙をすらすらと読んでいるシーンが出て来る。さらにその後、レイフからイブリンに手紙の返事が届くシーンもある。

戦争映画はややもすれば暗く、陰鬱な内容に陥りがちだが、この作品は戦時下における兵士たちの勇敢な姿や友情にスポットが当てられ、小気味良いテンポでストーリーが展開されていく。
さらに、ラブ・ロマンスがいっそう味のある作品に転化してしてくれた。
戦闘機が大空を自在に舞う姿や、空母から離陸する勇壮なシーンは、観る側に感動さえ与える。
本作は、戦時下における人間ドラマを飽きさせることなく、ハートに訴えてくるような内容に仕上げられているのだ。

2001年公開

【出演】ベン・アフレック、ジョシュ・ハートネット

また見つかった、何が、映画が、誰かと分かち合う感動が。
See you next time !(^^)





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最終更新日  2008.09.08 06:54:56
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