吟遊映人 【創作室 Y】

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2010.03.07
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カテゴリ: 映画/SF


前作まで主役を演じていたアーノルド・シュワルツェネッガーは、「ターミネーター3」を最後に政界へと転身。
本作ではほんのワンカットの出演に止まっている。
彼にとっての当たり役であり、ターミネーター=(イコール)アーノルド・シュワルツェネッガーという図式を、いかにして乗り越えてゆくかが問われた作品でもある。
だが、そんな不安もよそに「ターミネーター4」の出来栄えは素晴らしい仕上がりであった。
映像技術の完成度もさることながら、様々なアングルで様々な距離から撮影され、視聴者を飽きさせないのだ。
息の長いシリーズモノは、回を重ねていくにつれ飽和状態に陥りがちだが、そんな懸念は微塵も感じられない。

2018年、近未来が舞台。
人類は、超高性能コンピューターネットワークであるスカイネットにより核攻撃を受ける。

同じ頃、ロサンゼルスの郊外で一人の男が目を覚ました。
男は過去の記憶を一切失っており、目の前に広がる荒涼とした世界に驚愕する。
男の名前はマーカスと言い、見たこともない殺人型ターミネーターに遭遇し、窮地に陥る。
しかし、銃の扱い方もろくに知らない少年と聾唖の少女に出会い、命を救われるのだった。20100307b

吟遊映人は、決して鳩山政権に批判的であるとか、思想のようなものは持ち合わせてはいないのだが、この「ターミネーター4」を観た後、つくづく感じたことがある。
それは、日本の代表でもある首相に、ジョン・コナーほどのカリスマ的指導力と勇気とそして決断力があったら・・・ということだ。
ターミネーターシリーズを毎回楽しく観ているが、本作ほど指導力のなんたるかを痛感させられた作品は初めてかもしれない。
誰かを信じ、そしてその人を信じた自分をもまた信じることの大切さを教えてくれる作品なのだ。

2009年公開 【監督】McG(マックジー) 【出演】クリスチャン・ベール、サム・ワーシントン

また見つかった、何が、映画が、誰かと分かち合う感動が。
See you next time !(^^)





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最終更新日  2010.03.07 08:48:01
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