吟遊映人 【創作室 Y】

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2010.10.09
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「さぁ、わからない」
「好きだから。それが一番の理由よ」

陽気で愉快な映画というのは、観ていて本当に肩が凝らない。
知らないうちに顔がほころび、作品に惹き込まれているから不思議だ。
ややもすれば、日本と外国では笑いのセンスが大幅に違うため、コメディタッチものを鑑賞した時などは、アメリカ人のジョークに首を傾げてしまう場合もある。
そんな中、本作「ナイトミュージアム2」は、世代を問わず大人から子どもまで申し分なく楽しめる作品であった。
この作品は2006年に公開されたものの続編で、ますます笑いに磨きをかけた、全編を通して明るいムードに包まれた作品である。
徹底的な悪役が存在しないため、どこか微笑ましく、観ていて安心感のあるストーリー展開なのだ。


一方、同館の夜警を務めていたラリーは、発明した夜間用のライトが大ヒットし、会社を立ち上げていた。
そんな中、自然史博物館の展示物は、スミソニアン博物館の地下保管庫に保管されることになった。
ところが自然史博物館に残されるはずの魔法の石版が、いたずら好きの猿によってスミソニアンまで運ばれてしまうのだった。
20101009b

作品中にほんのチョイ役で、ダース・ベイダーとセサミストリートのオスカーが登場する。
愉快なのは、ダース・ベイダーがいじられるシーンで、スースーという呼吸音をぜん息呼ばわりされるのが可笑しくて仕方なかった。
また、NHKの教育テレビで幼い頃「セサミストリート」という子ども向けの番組を見て育った世代には、とても懐かしいノスタルジックな気持ちで溢れることだろう。
吟遊映人は、セサミストリートに登場するエルモ、ビッグバード、それにクッキーモンスターなど個性豊かなキャラクターをこよなく愛し続けて止まない。
すでにこの番組はNHKで放送されてはおらず、人伝にテレビ東京で放送されていると訊いたが、最近はどうなのか分からないのであしからず。
余談になったが、そんな楽しく愉快なキャラクター、あるいは歴史上の人物、すでに絶滅した恐竜などが一堂に会し、夜の博物館を賑やかに盛り上げるとは、なんと夢のあるストーリーであることか!
これはぜひともご家族で楽しんでいただきたい一作なのだ。

2009年公開

【出演】ベン・スティラー、ロビン・ウィリアムズ、エイミー・アダムス

また見つかった、何が、映画が、誰かと分かち合う感動が。
See you next time !(^^)





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最終更新日  2010.10.09 09:52:27
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