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2011.11.25
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「彼はよく言っていた。“誰もウマいコーヒーを作らん”と。そこであの機械を作ったんだ」
「確かにお前のコーヒーは最高だ」

この作品はもともとアメリカのテレビ番組で放映され、大人気を博したものらしい。
リアルタイムで見ていないため、わずかなネットの情報で知り得た限りのことで言えば、オリジナルのカトー役に扮したのはブルース・リーで、これにより世界のアクション・スターとしてその名を轟かすことになったようだ。(ウィキペディア参照)
今回はカトー役をジェイ・チョウという台湾出身のマルチタレントが演じている。
だが、あなどるなかれ。
この役者さんはアジアを中心に、絶大な人気を誇るコメディアンでもあるらしいのだ。

そうは言っても、東洋人の欠点でもある表情の乏しさは回避できず、最後まで消化不良ぎみだ。


にもかかわらず、後を継ぐ。
だがブリットはボンボンで、何一つまともにできない。
ある朝、いつも決まって飲んでいるカプチーノがひどくマズイので怒ると、おいしいカプチーノを入れる係は亡き父の運転手カトーであることが分かる。
ブリットはすぐにそのカトーの解雇を取り下げると、再び自分の下で働くことを依頼する。
というのも、カトーは実は天才的な技術者であり、武闘家であった。
数々のハイテクマシンを発明し、銃弾を通さない丈夫な車や、人を殺さない武器などを開発していたのだ。
ブリットは、そんなカトーの発明品を見て正義に目覚め、ロサンゼルスの犯罪組織を一掃する決心をするのだった。

どう言ったらいいのだろう? 全体的に懐かしいものを感じるのだ。
アクションが一昔前のような、レトロさを残した演出になっているせいだろうか?
それとも、CGを駆使した仕上がりとはほど遠いせいだろうか?
内容は、犯罪組織と戦う正義のヒーローが活躍するストーリーには違いないのだが、半ばコメディのニオイがプンプン漂う。

この作品のヒロインとしてキャメロン・ディアスが出演しているが、主役の二人とバランスを取るためにも、もう少し若手を起用しても良かったかなぁという気がする。(無論、キャメロン・ディアスは申し分ない女優さんで、一点の非もないが)
全体を通して奇をてらわず、とてもオーソドックスな仕上がりになっていたと思う。
20111125b

2011年公開
【監督】ミシェル・ゴンドリー
【出演】セス・ローゲン、ジェイ・チョウ、キャメロン・ディアス


See you next time !(^^)





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最終更新日  2011.11.25 08:24:52
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