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2012.02.16
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カテゴリ: 映画/アクション
20120216a


「もちろん信じてる。いつか(わけを)話してくれる?」
「いや・・・ただ信じてくれ。」
「いいわ。あなたを信じる。・・・でも、本当よね? (私を)愛してるって・・・本当よね?」
「(僕を)信じてくれ。」

アクション映画のおもしろいところは、作品の冒頭から「これから何かが起こる」的な期待感を持たせてくれることだ。
この作品においても、夢の中の出来事としてイーサンの婚約者が敵に捕らえられ、成す術もなく銃で頭を撃ち抜かれるというショッキングなシーンから展開する。
こういう導入があってこそ、これからとんでもないトラブルが発生するのだと視聴者を釘付けにするのだ。
本作は、前2作以上にドラマチックな仕上がりになっている。

愛する女性に「出張に行く」と嘘をつきながらスパイ活動に専念することは、さすがに良心が傷みながらも、IMFのエージェントとして看板を背負っているため仕方がない。
イーサン・ハントの男の美学とも言えるかもしれない。

IMFのエージェント、イーサン・ハントはすでに現場を退き、スパイを育てる教官として働いていた。
ある日、イーサンの元にかつての教え子リンジーが敵に捕らえられたとの知らせが届く。

一線を退いていたイーサンは、リンジー救出のため現場復帰を果たす。
見事にリンジーを救出したものの、ヘリコプターに乗って逃げる途中、リンジーが「頭が割れそうに痛い!」と悲痛な叫びを上げる。
調べてみると、なんとリンジーの脳内に爆弾の時限装置チップが埋め込まれていたのだった。

本作はアクション映画と言いつつも、人と人とのドラマを強調した内容になっていると感じた。
それは例えば、イーサンと教え子リンジーとの兄妹のような絆であり、イーサンとIMFチームとの和であり、イーサンとその恋人との愛である。
そういう一つ一つのドラマチックなストーリーが重なり合い、アクションシーンが絡み合うことで最高の作品になったと考えられる。
やはり、アクション映画にはこの作品からも分かるように、無条件に前のめりになって楽しめるドキドキ感が必須なのだ。



2006年公開
【監督】J・J・エイブラムス
【出演】トム・クルーズ、フィリップ・シーモア・ホフマン

~掲載紹介~

20120216bMission:Impossibleは コチラ

20120216c コチラ

また見つかった、何が、映画が、誰かと分かち合う感動が。
See you next time !(^^)





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最終更新日  2012.02.16 09:28:02
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