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2012.05.27
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カテゴリ: 映画/SF
20120527


「お前だってそうだ! 生きなきゃダメだ! いいな? シェリースと結婚するんだろ?! 彼女に泣きつけ。俺は慰めてやらねぇからな!」

最初にお断りしておきたいのは、この作品を観るにあたり、DVDソフトに原因があったのかプレイヤーに原因があったのか、後半部に難があり、ベストな状態で鑑賞できなかったということだ。
なのでいつものように最後までモチベーションを維持して観られたわけではなく、作品本来のおもしろさが半減してしまったかもしれない。
だがその点は大目に見て、吟遊映人の感想にさせて頂こうと思う。
作品はお約束の勧善懲悪モノで、視聴者のカタルシスを追求した娯楽映画に仕上げられている。
宇宙から降って来たワケの分からないエイリアンを相手に、アメリカ海兵隊のツワモノたちが立ち向かう姿は勇ましいが、敵の急所を調べるためにエイリアンをよってたかって解剖していくあたりは、強さを超えてちょっと残酷なぐらいだ。
ややもするとワザとらしくなりがちなSF作品だが、その点も撮影のリアリズムを追求して、手持ちカメラを用いているようだった。
おかげでとても視覚効果にあふれていた。


2011年、宇宙から大量の流星群が地球上に降り注いだ。
だがそれらは沖合いから海岸に上陸し、世界中の大都市を一斉に攻撃し始めた。
例外でなく西海岸のロサンゼルスも、宇宙からの侵略者たちによって容赦なく攻撃を受ける。
アメリカ海兵隊の隊員であるナンツ二等軍曹を始めとするチームは、前線であるサンタモニカの警察署に取り残された民間人の救出に出向くのだった。

主役のナンツ二等軍曹に扮したアーロン・エッカートだが、これはベストキャスティングだと思った。
人相が地味なだけに、この作品ではその素朴さがとても生かされていた。
また、女兵士役のミシェル・ロドリゲスだが、ウィキペディアによると、シーシェパードを支持しているそうな。
しかも札付きのワルとか。
こういう粗暴なキャラを自然体で(?)演じることが出来るのも、ある種の才能だろう。

戦禍をくぐり抜けて来た、したたかな女兵士に相応しい演技だった。
全体として、ゲーム感覚で楽しめるSF映画という印象を受けた作品だ。



また見つかった、何が、映画が、誰かと分かち合う感動が。
See you next time !(^^)





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最終更新日  2012.05.27 06:44:19
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