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2022.08.13
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カテゴリ: 発見




〝猛暑日〟という表現は、夏になると日常的に使われていますが、意外にも歴史は新しいみたいです。なんと、平成19年を境に気象庁で使用されるようになったとのこと。(Wikipedia参照)
それまでは〝真夏日〟という表現だったそうです。
日本の夏は30度超えの猛暑日が当たり前になっているため、この分だと40度に届く際の表現も必要になって来るでしょうね。

そんな折、我が家の恒例でもあるお墓参りに出かけて来ました。


私が住んでいるところから両親の眠るお寺のあるところまでかなり距離があるため、お墓参りはお盆と暮れの年に2回きりです。
前日にお花とお線香を用意し、帽子と軍手、それに雑巾を持参してのイベント(?)です。
炎天下での墓石周辺の草取りと、墓石についた鳥のフンを水で洗い流す作業は、なかなか手間のかかることですが、心が洗われます。
心なしか、両親が喜んでくれているような気もします。

そこでやっと「はぁ〜やれやれ」と、一息つくのです。

いつもお墓参りに出かけた際には、せっかくなので、どこかしら足をのばしてウロウロと散策を楽しみます。
三嶋大社にお参りするときもあれば、伊豆高原の美術館めぐりのときもあり、修善寺温泉で足湯に浸かって来るときもあります。
さて、今回はどうしようかと考えたところ、こう暑いととにかく涼みたい一心になるものです。
そこで、柿田川公園を散策することにしました。

ここは富士山の雪解け水が湧き出ることで有名な公園です。豊かな緑に囲まれ、ひとときの涼を堪能することができるのです。
一歩足を踏み入れたとたん驚いたのは、蝉の鳴き声です。この時期どこに行ってもクマゼミの「シャーシャーシャー」という暑苦しい鳴き声がスタンダードなのに、柿田川公園内は、優雅なミンミンゼミが声高らかに鳴いているのです。
ミンミンゼミの鳴き声なんて、テレビドラマの効果音で聴くぐらいだったのに、久しぶりに直に聴いたその声は、古き良き昭和を思い出しました。
園内は遊歩道も整備されているため、てくてくのんびり歩いていると、なんと川の向こう岸で川遊びしている子どもたちが⁈
その光景を目の当たりにしただけで、ノスタルジックな感情を揺さぶられ、たまらなくなりました。
他にちょっとした売店もあり、豆腐アイスや豆腐料理なんかも扱っているようですが、今回は混雑していたのでスルーしてしまいました。



地元の人たちにとっては間違いなく自慢の名勝だと思います。よそ者である私がひょっこり訪れても、癒しと郷愁を誘う素敵なパワースポットでした。
ちなみにこちらの公園を一歩出ると、たくさんの車が行き交う国道1号線が走っています。その通り沿いに、まるで異世界のような空間が広がるのが、この柿田川公園なのです。オススメですよ。

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最終更新日  2022.08.13 08:00:11
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