人の行く 裏に道あり 花の山
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いや~、法規範と社会の関係性って、なかなか多くの人には理解されない面もあるよね。ある社会において明文の根拠を持たないが、誰も破らない規範というものは、例えば「そんなの常識だよ。」といった具合に社会の構成員によって認識されているので、そもそも法律を必要としない。要するに、法律は(広い意味では条例や規則など法規範全体を含む)そのような常識を破る者が出てきて、社会を混乱させる場合に必要となる訳だ。もちろん、常識破りが「有害」なら混乱するだけだが、逆に「有益」なら「救世主だ!」となることもありうるね。そして、常識破りが「有害」なのか「有益」なのかについては、やっぱり価値判断の問題となるわな。したがって、例えば「国の規制が邪魔なだけ。経営の天才の俺にとっては。」と考えている場合、常識破りでどんどん規制を増やしていく者は救世主なはずもなく、決してパトロンになってはいけない相手という事もちょっと考えればわかるはずだ。さて、そんな中、報道によると、タレントのデヴィ夫人が7月の参院選に向け新党「12(ワンニャン)平和党」を設立し、代表に就任したようだ。「動物愛護を第一の使命」として、「一丁目一番地の政策は、犬猫食の禁止法成立です。日本は先進国であるにもかかわらず、犬食禁止が法令化されていない。私自らが、立ち上がればと決意を固めた次第です」と会見で話したそうだ。うん~、冒頭に述べた通り、日本で犬食禁止が法令化されていないのは先進国か否かの問題ではなく、東アジアの隣国と異なり、犬が食べ物ではないのが日本の常識だからだが、それでも、自由立憲党に政治を任せていたら、近い将来、日本がそんな常識の通用しない国になる可能性は十分あるね(ここ大事)。冷やかされたり馬鹿にされたりしても、あるいは何度も打ち負かされたりしても、また立ち上がり、街頭演説などをして、日本の現状に抗議活動を展開してもいいと思いますよ、デヴィ夫人。まずは一議席を目指して頑張って(ではまた)。今日の1曲:Chumbawambaの"Tubthumping"MVを見て、「政治的な抗議活動をすること」のイメージが彼らにとってLGBTQなのかよと解釈するのは早とちりだろう。今と少し時代も違うし。そんな事より「パンクロッカーが売れ線でメジャーデビューしやがって」などと非難されかねない中で、よく頑張ったんだと思うよ。
2025/02/16
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