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2007年01月15日
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カテゴリ: ベジフル
健康増進法
その時は、「 受動喫煙 」という言葉や「 嫌煙権 」などという言葉も大いに飛び交いましたね。
そして、公共の場所での喫煙が禁止されだしました。
「健康増進法により、この場所での喫煙はご遠慮ください」などと言う掲示も多く見られるようになりましたので、「喫煙者」の方々には、この健康増進法というのは耳が痛い言葉になってしまったのではないでしょうか?

では、この法律は喫煙に関してだけの法律なのでしょうか?
答えはNOです。
第1条の目的には、以下のように示されています。


「この法律は、我が国における急速な高齢化の進展及び疾病構造の変化に伴い、国民の健康の増進の重要性が著しく増大していることにかんがみ、国民の健康の増進の総合的な推進に関し基本的な事項を定めるとともに、国民の栄養の改善その他の国民の健康の増進を図るための措置を講じ、もって国民保健の向上を図ることを目的とする。」
(条文掲載 ここまで)

そして、第2条の国民の責務としては、以下のように示されています。

(以下、条文をそのまま掲載)
「国民は、健康な生活習慣の重要性に対する関心と理解を深め、生涯にわたって、
自らの健康状態を自覚するとともに、健康の増進に努めなければならない。」
(条文掲載 ここまで)

要するに、「自分の健康は自分で守りましょう」ということですね。
第3条以下には、国や地方自治体、保険組合などの健康増進事業実施者の責務が示されています。
細かな内容は、専門のサイトが存在するのでそちらをご覧頂ければよいでしょう。


では、なぜ今になって「自分の健康は自分で守りましょう」と言う当たり前と思える事柄が法律化されたのでしょうか?

確かに、法の目的には具体的に示されていないですが、その声も理由の大きな一つだと思います。
その事は多くのジャーナリストが追いかけている事柄なのでそちらに任せるとして、ここでは目的に示されていることを素直に受け止め(笑)「疾病構造の変化」について見ていこうと思います。

※医療に関係する内容の事なので、専門的な事柄については医師などの指導を受ける事を強くお勧めします。

さてさて、「医療保険」などのCMの通り、昔は「 成人病 」という言葉がありましたが、今では「 生活習慣病 」という言葉に変化しております。


この「生活習慣病」を予防医学という考え方でとらえますと・・・
1次予防 -健康的な生活習慣を確立することで、病気の発症そのものを予防する。
2次予防 -病気を早期に発見し、早期に治療すること。
    (定期健康診断など)
3次予防 -病気にかかったあとの対応として治療・機能維持のこと。
    (リハビリや再発防止の食事療法など)
成人病と呼ばれていた時期は、この2次予防に重点を置かれた政策がとられてきました。
そして「生活習慣病」と呼ばれるようになり、1次予防に重点を置いた「健康増進法」時代に入ったワケです。

喫煙(たばこ)に関しては、もともと「日本専売公社」(その前は大蔵省専売局)と言う、国の商売でした。
「さんざん、「たばこ」で儲けてきて、今更、健康は個人の責任ですはないだろ!」とも思うのですが、お国や時代変化というものは、そんなモンです。
お酒は「百薬の長」とも言われるとおり、摂りすぎに注意ですが、良い効果もあります。
っで、毎日の事で大切なのが食生活です。
やっと、出てきましたねぇ~。
コレが言いたいが為に、こんなに長い前置きになってしまいました。
(オイオイ、今までのは前置きかよ!って声は聞こえないフリ・・・)

アチコチで話題になっている通り、2007年は野菜の年になりそうです。
エネルギーの補給にはそれほど役に立たない野菜ですが、栄養素は豊富です。
更に ファイトケミカル(植物化学物質) の効果も期待されています。
リコピン・カテキン・アントシアニン・ポリフェノール・フラボノイドとか最近、よく耳にしますよね。
これらが「 ファイトケミカル 」です。

野菜という食物は・・・
とりすぎのエネルギー・脂質・塩分を抑え、カリウム(血圧降下作用など)・食物繊維・抗酸化ビタミン・ファイトケミカルなどをより良く摂取できるものなのです!
っというワケで、生活習慣病の予防や改善にに最適な食べ物なんです。
(なんだか八百屋の回し者みたい・・だけど良いものは良いので。。)

あっ、そうそう、ここ数日「納豆」が話題になっています。
場所によっては、品薄状態ですね。
続けざまにTVで放映されたダイエット企画の影響らしいのですが、気をつけなければいけないのが、情報の偏りですよ。
いくら話題の「大豆イソフラボン」も過剰摂取はいけません。
納豆がダメなので、サプリメントで・・・とお考えの女性の方は注意してください。
食品安全委員会がまとめた「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方」では、1日当たりの大豆イソフラボンの摂取目安量の上限値を70~75mgとし、そのうち、サプリメントや特定保健食品などで摂取する量は1日当たり30mgまでが望ましいとしています。
上限値が設定された背景には、サプリメントなどにより大豆イソフラボンのみを過剰に摂取すると、女性ホルモンのバランスが崩れる可能性があり、月経周期の遅れや子宮内膜増殖症などのリスクが高まることも報告されていることがあります。

やはり何事もほどほどに・・・なのですかね。

いくら野菜が健康に良いからといっても、野菜だけ食べていて良いワケではありません。
お肉やお魚も大切な栄養&エネルギー源です。
以前に書いた「 PFCバランス 」を考えて健康的な食生活をお過ごしください。





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最終更新日  2007年01月15日 12時47分20秒
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