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街の灯一つ消えました 今日、私のなじみの居酒屋さんが一軒25年間営業の幕を閉じました。 お店というのはどんな業種であれ地域の文化の花です。 25年です。楽しいお酒の夜のエピソードはあれこれあります。 四半世紀ですからよく頑張ってくれましたと熱烈拍手です。 もともと家の外でお酒を飲む機会は一年間で4~6回程度の私です。 ですからなじみの居酒屋さんも2~3軒です。 「今夜飲もうか」というときの選択肢の最有力のお店を失ったのは寂しいです。 こちらのお店の店主の奥さんは『陰徳陽報』を絵にかいたような性格で、 その働く姿から学びや気づきを沢山いただきました。 奥さんは私にとって人として自分の人生を生きていく上で貴重なお手本です。 今後は同じ町に暮らしているご近所さんとして新しい何かを始められるでしょう。
2019.01.29
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第25回朗読会ばぶの会(1/26)無事開催できました (報告) 100回開催を目して始めた朗読会も今回第25回(四分の一)という アニバーサリーな例会を無事開催できました。 しかも今回は会場を満席にしての開催でした。嬉しいです。 リピーターも着実に増え、満足をいただけたという感想をいただきました。 数少ないお客さんですが、さらに次回のご来場のご予約までいただいています。 実にありがたいことです。何しろお客さんあっての朗読会です。 主催者の自分が言うのもなんですが切磋琢磨で 今回の朗読作品は4作とも完成度の高いものでした。実にありがたいです。 今後の開催日程 第26回朗読会ばぶの会 3/23 第27回朗読会ばぶの会 5/18 第28回朗読会ばぶの会 7/20 朗読参加の方の応募をお待ち申し上げます。ご一報ください。
2019.01.27
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ゴリちゃんとリラちゃんの『ちょっとだけ』 (第3稿) ゴリちゃんとリラちゃんはとっても仲良しです。たまにちょっとだけ喧嘩することもありますが、すぐに元の仲良しに戻ってあそびます。だってひとりであそぶのより、二人であそぶ方がだんぜん楽しいことを知っているからです。 ゴリちゃんは リラちゃんよりもちょっとだけ体重が重いです。リラちゃんは ゴリちゃんよりもちょっとだけ背が高いです。 ゴリちゃんは リラちゃんよりもちょっとだけ手のひらが大きいです。リラちゃんの足の親指は ゴリちゃんの足の親指よりもちょっとだけ大きいです。 ゴリちゃんは リラちゃんよりもちょっとだけおしゃれです。リラちゃんは ゴリちゃんよりもちょっとだけおしゃべりです。 ゴリちゃんは リラちゃんよりもちょっとだけこわがりです。リラちゃんは ゴリちゃんよりもちょっとだけあわてんぼです。 ゴリちゃんは リラちゃんよりもちょっとだけでたらめうたが得意です。高い声も低い声も大きな声もうんとちっちゃなちっちゃな声も出せるからです。リラちゃんは ゴリちゃんよりもちょっとだけこわい顔が上手です。 眉毛を上げたり下げたり目をまん丸にしたり三角にしたりするのが上手だからです。 ゴリちゃんもリラちゃんもおんなじくらいまつ毛が長いです。ゴリちゃんもリラちゃんもおんなじくらいウインクが上手です。ウインクってあの片目だけつぶるあれです。みぎ、ひだり、みぎ、ひだり、ひだりひだり、みぎひだり、みぎみぎ。こんなの簡単にできちゃうんですよ。 ある日リラちゃんがウインク体操というのを作りました。すると、ゴリちゃんたらそれを見ながらあっというまにウインク体操の歌とメロディを作りました。♪ ウインクたいそう ウインクたいそう いちにっさん にっさんにっさん いちにっさん みぎみぎひだり ひだりみぎ みぎみぎひだり みぎひだり ひだりっひだりっ み~ぎみ~ぎ み~ぎ・ひだりっ ひだりっひだりっ みぎみぎ みぎみぎ ひだり~・みぎっ めだまをぐるぐる みぎま~わり めだまをぐるぐる ひだりま~わりっ (ちゃんちゃん)♪ 「はぁ、ちょっとくたびれたね」「はっはっはっはっはっはっはっは」と二人して大笑いしました。その時誰かの笑い声も聞こえてきました。ゴリちゃんとリラちゃんが周りを見回して気が付くとすずめもからすもダンゴムシもはっぱのかげでデンデンムシもみんなして一緒にゴリちゃんリラちゃんのまねっこしてウインク体操していたんです。「はっはっはっはっはっはっはっは」「はっはっはっはっはっはっはっは」愉快な愉快な笑い声でした。その笑い声に重なって「アンコール アンコール」手拍子も加わって「アンコール アンコール」「ウインク体操 アンコール」「アンコール アンコール」ふりかえるとゴリちゃんのパパもママもリラちゃんのパパもママもいました。おじいちゃんもおばあちゃんもおまわりさんもいました。ゴリちゃんとリラちゃんはとびっきりの元気声で言いました。「ウインクたいそうはじめるよー よういはいいですかぁ」「いいですよー」 ~お・し・まい~
2019.01.26
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ゴリちゃんリラちゃんのサイクリング (第2稿) ごんごり川の土手の道が、 今月新しく「サイクリング専用の道」に整備されました。 ゴリちゃんとリラちゃんはさっそくサイクリングに出かけました。 ごんごり川の土手の道 チリリン チリリンとベルを鳴らし 元気よくペダルを漕いでいくゴリちゃんとリラちゃんです。 チリリン チリリン チリチリチン チリチリリンリン チリチリリン リンチリ リンチリ リン チリチリチン 風がとっても気持ちいいです。 すると、その風に交じってとってもいいにおいがします。 甘いバニラエッセンスのような香りです。 ゴリちゃんはペダルをこぐのを止めて大きく息を吸いました。 「リラちゃん、なんかとてもいいにおいがするよ。」 「ほんとうだ、どこからにおいがくるんでしょう」 「しらべてみよう」 二人は自転車から降りました。 「あっ、この木からいいにおいがしてくる」 その木には名札がついていました。 「なんてかいてある?」 「えーとね、『カラクニオガタマの木』だって」 「へえ~『カラクニ・オガタマ』かあ」 ゴリちゃんはもう一度、思いっきり花のにおいをかぎました。 「ほんとうに、いいにおいだね」 アイボリーホワイトの小さな花びらがばらばらになって、 木の根元に沢山降り積もっていました。 「このはなびら おみやげにしよっか」 「うん、ママきっとよろこぶわ」 二人は花びらを手のひらいっぱいに拾うとポケットに詰めました。 「それじゃあ、また、しゅっぱつだぁ」 「どこまでもどんどんいこうぜぇ」 チリリン チリリン チリチリチン チリチリリンリン チリチリリン リンチリ リンチリ リン チリチリチン ゴリちゃんとリラちゃんはロクジ大橋までやってきました。 「ちょっときゅうけいしよう」 南側の土手に寝転んで、思いっきりぐぅ~んと手足を伸ばしました。 「はああ~あ~」 「いいてんきだね」 二人が真っ青な空を見上げていると空が二人に言いました。 お話を一つしましょうか。 「うん、ききたい、ききたい」 ゴリちゃんとリラちゃんはぱちぱち拍手しました。 でははじまりはじまり。 白い雲が そらに ぽっかり とありました。 「あるある、あのくものことだ」 風が ぷふぅっ と吹いてきました。 「あっ、ふいてきた、ふいてきた。」 白い雲は ふわぁっ と押されて 驚いて うひょっ と言いました。 「うんうん」 白い雲が 空に ふわぁ っとありました。 風が ぴゅ―ぁあ と吹いてきました。 白い雲は びよぉおお っと押されて 嬉しそうに わ~~い と言いました。 「うんうん、それから?」 白い雲が 空に びよぉおお っとありました。 風が だばぁああ と吹いてきました。 白い雲は どひゃぁあ っと押されて あれ~~ と言いました。 「うんうん、それから それから?」 白い雲が 空に どひゃぁあ っとありました。 白い雲のおなかに ぽっかり と穴ぼこがあいてしまいました。 風が ぴろぴろぴろぴろぉお と吹いてきて とんねるくぐってもいいですか と雲に訊きました。 「うんうん、それで それで?」 白い雲は ちょっとだけならいいですよ。・・・ひゃぁあ~、くすぐった~い といって体をねじりました。 風は でられなくなっちゃったよぉお って言いました。 白い雲と風は わっはっはっは って笑いました。 お・し・ま・い ゴリちゃんとリラちゃんは空に向かってパチパチパチパチ大拍手。 『はっはっは』と大笑いしました。 「そらさん、ありがとう。おもしろかったよ」 「じゃあ、またね」 ゴリちゃんとリラちゃんはまた自転車に乗って 土手の道をチリリン チリリンと走っていきました。 ~お・し・まい~
2019.01.25
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クッキーリラちゃん 昨日ゴリラのリラちゃんがクッキーをたくさん作りました。 薄力粉・砂糖・溶かしたバター・卵・牛乳・塩少々 さくさくかき混ぜモミモミこねて伸ばして丸めてくるりとねじって・・・。 リラちゃんのクッキー作りも今度で3回目です。 1回目はパパの誕生日のプレゼントに…とママと一緒に作りました。 2回目はママの誕生日のプレゼントに…とママと一緒に作りました。 クッキーを食べたくなったので 3回目は誕生日ではないけれど自分のために作りました。 もうすっかりクッキー作り名人ですから今度は一人で作りました。 とってもはりきって作ったのでずいぶん沢山できてしまいました。 食べても食べても食べきれません。 「そうだ、ゴリちゃんにもあたしのクッキー プレゼント しちゃおう。」 リラちゃんは素敵な絵が描いてあるお弁当箱をママから貸してもらうと いろいろな形のクッキーをお弁当箱の中にきれいに並べて入れました。 クッキーたちはちょっとおすましをしてよそいきの顔をしています。 まあるいクッキー しかいくいクッキー さんかくのくっきー ハートのクッキー リボンのクッキー ゆびわのクッキー おほしさまのクッキー チューリップのクッキー めがねの形のクッキー ドーナツみたいな形のクッキー お弁当箱の中はなんだかとっても楽しくなりました。 リラちゃんは一番お気に入りのハンカチでお弁当箱を包みました。 この間から練習していたちょうちょう結びも不思議なことに 今日はたったの一回でとってもかわいい蝶々の形に結べました。 ♪ランララーラ ラン ランララーラ ラン ♪ リラちゃんはスキップで歌いながら、ゴリちゃんのとこに行きました。 ところが途中で石ころに躓いて「あっ!」っと、転んでしましました。 ちょうちょう結びで包んだお弁当箱は リラちゃんの手をすり抜けてカラカラコロコロロン。 その時ちょうど自転車に乗ったゴリちゃんがチリリンと通りかかって 急ブレーキでキキーィ。自転車からぴょいっと飛び降りると 「りらちゃん。だいじょうぶかい?」とたすけ起こしてくれました。 「はい、リラちゃんのおべんとうばこ。」 「ありがとうゴリちゃん。これゴリちゃんにプレゼント。 あたしのつくったクッキーよ。おいしいわよぉお。」 「じゃあ、あそこでいっしょに食べようよ」 リラちゃんはちょうちょう結びを解くと お弁当箱を開けクッキーを見ました。二人は同時にさけびました。 「あっ!」「わーい」 「あっ! あたしのつくったクッキーの形が・・・」 「わーい。こんなにたくさんいろんなかたちのクッキーだ。 うれしいなぁ。たのしいなぁ。 これはなんだろう? ヨットにでんしゃに、こっちはヘリコプターかな。 『バキューン』って てっぽうのクッキーもあるぞ。 これはなにかな…じどうしゃに、ひこうき。 あっ、ふたごのかいじゅうだ。おばけもいるぞ。 リラちゃんこれぜんぶぼくにくれるの? ボクの大好きなものばかりよくこんなにたくさんしっていたね。 リラちゃんってほんとうにすごいなぁ。」 ゴリちゃんがとっても喜んでくれたのでリラちゃんも嬉しくなりました。
2019.01.24
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ごりらパパさんの自転車教室 物置小屋をがさごそがさごそ ごりらパパさんは朝早くから大掃除 「どこやっちゃったかなぁ・・・。確かここに・・・」 あっちの荷物をこっちにやって、こっちの荷物をあっちに動かして いったい何を探し物しているのでしょう。 「おや、このカバーをかけてあるものは何だったかな?」 パパさんはそれをずるずると物置小屋の外に引っ張り出しました。 埃をぷっぷっぷーのパタパタパタとやってカバーをはずしました。 「おんやまぁ、こりゃ懐かしい。」 肝心の自分の探し物をやめて、あちこち撫でまわしました。 「パパなにやってんの?」 「うん、パパが子どもの時に乗っていた自転車だ。」 「ちょっと、おんぼろっぽくない?」 「大丈夫だ。どこも壊れていない。ちょっとあちこち色が剥げているが 錆を落として油をさして ペンキを塗りなおせば・・・OK!」 次の日の朝早くから大張り切りのごりらパパさん。 「じゃ~~ん。かんせ~い。大成功。よくガンバリました。」 パパさんは自分で自分を褒めました。 「ぱぱぁ。ママがおひるごはんだってさ。・・・なにやってんの?」 「やあ、ごりちゃん。見てごらん。昨日の自転車。」 「わー。ぴかぴか」 「そうさ、ぴかぴかのしんぴんのぴんだ。名付けて『ピカシンⅡ世号』だ。パパからごりちゃんへのプレゼントだ。」 「・・・」 「おやぁ、なんだかあんまり嬉しそうじゃないね。」 「だって、ぼく、じてんしゃきらいだもん・・・」 「どうして嫌い?」 「だってぼく、じてんしゃうんてんできないんだもん」 「大丈夫さ、パパが上手に運転できるように教えてあげるさ。 上手に乗れるようになったら楽しいぞ。なんてったて 自分の好きなところに何処へだって行けちゃうんだぞ。」 お昼ご飯を食べ終わるとごりらパパさんはごりちゃんを肩車して 鼻歌を歌いながらピカシンⅡ世号のところに来ました。 自転車はぴかぴかのしんぴんのぴんでごりちゃんを待っていました。 「さあ、練習れんしゅう・・・おや、どうしたんだい?」 「だって、ぼく、じてんしゃこわいんだもん・・・」 「どうしてこわい?」 「だってぼく、ころぶといたいからこわいんだもん・・・」 「大丈夫さ、だれでも最初は転ぶことだってあるさ。 転びながら上手になるんだ。」 「でもいたいから、やだ」 「大丈夫、上手に転べばいいのさ。」 「じょうずにころぶとどうなるの?」 「上手に転ぶとちょっとだけ痛い。」 「じょうずでなくころぶとどうなるの?」 「上手でなく転ぶと『へたっぴー』になる。」 「じゃあ、『もっとへたっぴー』にころぶとどうなるの?」 「そうすると『へたっぴーのぴぃー』になる。」 「じゃあさぁ『もっとへたっぴーのぴぃ―』にころぶとどうなる?」 「そうだなぁ『へたへたぴっぴのぴっぴりぴっぴぴー』になるな。」 「・・・じゃあさ『もっともぉーっともぉーっと…』なったら・・・」 「牧場の牛がみんなして『も~~~ぉ』と啼いて へたへたぴっぴのぴっぴりぴっぴぴーがカミナリさんと二人で 空から落っこちてきて 『おおいててて』ってお尻をさすって、 お山のカラスが『カー』っと鳴いて お池で蛙が『ケロケロ』って騒いで、 もう、町中がシッチャカメッチャカになるだろうな」 ごりちゃんは顔をしかめてお尻をさする真似をしながら 「あはははは」って笑いました。 「さあ、練習れんしゅう」 だいじょうぶっかなぁ」 「ブレーキに手をかけてハンドルを軽~く持って、 ペダルを…おっとそうか。やり方替えよう。 ごりちゃんこっちの道の少しだけ下り坂で練習だ。 ペダルはまだ漕がなくて大丈夫。」 よろよろもたもた、よろよろおっとっと。 ちょっとスピードが出てくるとごりちゃんはブレーキを ききーっと握りました。 ごりらパパさんは坂道が終わると、 もう一度スタート地点まで自転車と ごりちゃんを押して戻りました。 ごりちゃんはどんどん上手になってきました。 そして10回目の運転の時には何とごりちゃん得意のでたらめ歌で ♬よーろよろ もーたもた、よろよろおっとっと よーろよろ もーたもた、よろよろおっとっと じーてんしゃ じーてんしゃ よろよろおっとっと あっちいって こっちいって よろよろおっとっと ♪ と鼻歌を歌いながら自転車を運転しました。 「ごりちゃん。楽しいかい?」 「うん。たのしーい。ぼく、じてんしゃ、だいすきだ。」 「あっとっと。」 すってーん。 「おっ。ごりちゃん、今の転び方、ぴんぽ~ん。大成功。」 「ちっともいたくなかった。」 よろよろもたもた、よろよろおっとっと すって~ん。 「よっ、転び名人!また明日も練習しよう。」 「パパァ、いまのいたかったぁ」 「そうかぁ。痛かったら泣いてもいいぞ。 『痛いの痛いの、夕焼雲までとんでけぇ~』っと」 「とんでけ~」 ~お・し・まい~
2019.01.22
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てんんかすとあげだま ② 今から35年くらい前JRの飯田橋駅前の立ち食い蕎麦屋さんに入った時のこと、 店内にはほかにお客さんが一人だけ、きっとお客さんのピークを ちょっとすぎたタイミングだったのだと思います。 発券機などない時代ですから 「いらっしゃい、ご注文は?」 「たぬきをお蕎麦で」 と返事しつつ何気なく厨房の中を見ると 乳幼児がプールや砂場遊びで使うプラスティック製のジョロに 水で溶いたしゃぶしゃぶのうどんこ液をひしゃくで注ぎ入れ、 あつあつの油の鍋全体にシャワーしています。 あっという間に大量のてんかす(揚げ玉)が大量に出来上がりました。 びっくりしました。 昨年暮れにスーパーの惣菜売り場でパック詰めされてる天かす(揚げ玉)を 「あれ、妙に粒が均等で色合いも一色だなあ」と思いつつ買いました。 35年前のあの時の記憶がよみがえってきました。 料理に使って食べてみて感じたことは何か物足りないものを感じました。 天かす独特の雑味がなかったからでしょう。
2019.01.22
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てんかすとあげだま 「たぬきうどん」なんかに乗っかるあれですよ。 私の故郷で聴きなれていた「天かす(てんかす)」という言葉は 東京暮らしをして45年、たまたまなのでしょうが、 まわりに「天かす」と呼ぶ人がいませんでした。 皆一様に「揚げ玉(あげだま)」というので 自分の中でいつの間にか「てんかす」のいい方を封印していました。 職業訓練校の昼休み、弁当を食べたり寛いだりしていてこの話題が出ました。 面白いことに学友の殆どがそれぞれに「てんかす」と表現するので 妙に嬉しくなりました。
2019.01.21
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認知症サポーター養成講座 私が通っている職業訓練校(正式には『職業能力開発センター』) の傍に 文化センターがあり、ここを会場に『認知症サポーター養成講座』があり 昨日(1/19)受講してきました。 学校で「生活支援サービス」という講座を受講している仲間も4人来てました。 2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になると予測されています。 超高齢化社会の現在の日本です。2025年は私が71歳になる年です。 老々介護も近未来のわが身に思いを馳せれば決して他人ごとではないです。 認知症は私自身を含め誰でもなる可能性があります。 今のうちに勉強できることは進めておこうと思っています。 認知症を理解し、認知症の人や家族を見守るサポーターを一人でも多く増やし 安心して暮らせる街づくりを目標に『認知症サポーターキャラバン』が 全国展開されています。 自分の暮らす町にも同様の講座がありますからまた参加してみようと思います。
2019.01.20
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入眠確認タイマー? 脳卒中を体験していますので水分補給には気を使っています。 特に今は冬場ですから脳内出血の再発症の憂き目を見ないように心がけています。 ふだん就寝から起床までの間に最低2回はトイレに起きます。 とても冷え込んだ夜などに7回もトイレに行ったことがあり自分でも驚きました。 尿となって水分を放出するのですから、同量くらいの水分は補給しています。 水を飲んでいるのですが、昨年11月くらいからは白湯か湯冷ましに変えました。 ポットにためるということはせず、夜中のトイレに行った際、 薬缶に残っている冷えたお湯を飲みます。 白湯か湯冷ましですから特段暖かくなくてもいいんです。要は水分の補給です。 この時だいたい飲んだ分だけの量の水を薬缶に継ぎ足しておきます。 IHのコンロに薬缶を乗せて600㏄くらい沸かします。600㏄に根拠はありません。 ピッ ピッ ピッピッピッピ とスイッチを操作します。 ピッ(電源スイッチを押す音) ピッ(温度設定スイッチを最高位から1ランク下げた音) ピッピッピッピ(加熱時間を4分に設定している音) これでセット完了です。 そしたら電気敷毛布の温度設定を再度確認しロフトの布団にもずり込んで寝ます。 殆どおまじないみたいなものでしょうがお湯の沸騰した薬缶は多少の熱源となって 冷えた部屋の空気を温めているだろうと思い込んでいます。 トイレに起きた時間は覚えてられますが再入眠した時間はわかりません。 稀にIH加熱が4分たっても寝付けない(再入眠)ときもありますが、 たいていは3分以内に寝入っているようです。 それが証拠にスイッチの切れた音が記憶にありません。 自分の体調の把握の一つのメソッドとして最近定着しています。
2019.01.18
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0.2秒の即暖力 暖房器具の遠赤外線電気ストーブがついに壊れ、 熊のように冬眠するわけにもいかず これなしではさすがに耐えきれませんので新品に買い換えました。 首振り機能やタイマーのついていないもっとも単純な様式を選びました。 便利な機能が沢山ついていればその分だけ故障する率が高くなるからです。 初代のストーブは10年間活躍してくれましたから費用対効果という点では 十分元は取れたと思います。 10年前に購入した時よりも今回のもののほうが安かったのはありがたかったです。 この10年間でこの手の電化製品は目覚ましい進歩をしているようで、 2代目の遠赤外線電気ストーブはスイッチを入れて何と0.2秒で温まります。 スイッチを入れると同時に温かいです。実にありがたいです。 スポット暖房ですからストーブの傍だけ暖かいです。部屋全体は温まりません。 周りは寒いですが、今は冬なのですからそれで充分です。 頭の中では「寒冷地仕様」「寒冷地仕様」とお題目のように唱えています。 不思議と凌いでいけます。
2019.01.17
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第25回朗読会ばぶの会 ~訂正版告知~ 会場/和光大学ポプリホール鶴川 リハーサル室 アクセス 小田急線鶴川駅下車 北口改札出て左徒歩2分日時 2019/1/26(土) 13:30開場14:00開演~16:15終演 参加費500円 ~~朗読作品~~・「ともがき」 (久留島武彦・作) 10分 朗読 楠麻美子・「ゆきわたり」 (宮沢賢治・作) 40分 朗読 木村博子 ~休憩~・「魔術」 (芥川龍之介・作) 25分 朗読 村松美里・「木を植えた男」(ジャン・ジオノ・作) 32分 朗読 ばぶ(曵田宏) ※ 朗読会は年6回の奇数月開催です。
2019.01.16
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入学して第二番目の一週間に入りました 先週の学校(職業訓練校)のことをまとめて綴るのをどことなく躊躇していました。 時期尚早と思えたからです。生活リズムを作り安定させることを優先と考えました。 3連休を挟んで心構えが少し整理できました。 「人生たえず『今日』が一番若い」のですが65歳という現在の座標を加味すると 学習へのイメージも少し変わっていきそうです。 ともかく記憶力はかつてのような力になりません。ですから「記憶する」という姿勢を捨てて 別の「学び」のイメージを新たに創るほうがいいようです。 夜の睡眠も熟睡はままならないですから「熟睡」にこだわるのは捨てます。 体を横たえて目をつむり身体を休めることだけでも得られるものはあります。 「昼寝」以外にも「朝寝」「夕寝」は通学途上でも得られますから 深い眠りは私の特技の15分仮眠で補えます。 自己否定でもなく後ろ向きの考えでもなく「右肩下がり」の学習のイメージ、 それなりに作れそうな予感がしています。 自分が何をやりたくて生きてきたのか、生きていくのかそれを求めつつ やがて来る人生の最後の時に向けて心穏やかにソフトランディングです。
2019.01.15
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8年後の明けの明星のこと 気持がふさぎそうなとき、へこみそうなとき自分を励ます方法を考えてきました。 そして今朝一つ新しい方法を見つけました。 それは金星(明けの明星)の輝きです。 朝5時まだまだ外はマックラケで東の空にひときわ美しく輝いている金星です。 朝6時20分東のほうが朝焼けの兆し。 朝6時30分NHKラジオ第1で「ラジオ体操」が放送開始です。 金星(明けの明星)を見上げながらラジオ体操をします。 朝6時40分ラジオ体操の放送終了です。 このころはだいぶ空も明るんで、金星の輝きはごくひっそりとして 朝の空の明るさの中に溶け込みます。 最近ちょっと気に停まっていましたので、金星のことを調べてみました。 『金星と地球の会合周期は584日、その5倍は地球の公転周期(約365.25日)の ほぼ8倍。その8年の間に、明けの明星の時期と宵の明星の時期とは それぞれ5度づつ見られるのです。』 「金星の軌道の特性ゆえに地球上での見え方は、8年ごとに殆ど同じ位置で再現される」 成程、ということは今朝見ている金星(明けの明星)は8年後の同じ時間帯に だいたい同じような見え方をしているのだな。 夕べは冷え込んだから夜間のトイレも6回くらい通いました。 そんな至近距離の現実の中に自分を置くと気持ちが小さくなって思わずへこみそうになります。 私はもっと遠くまで行きたいのだから思いを8年後の自分とつなぎ金星と契ります。 すると、へこみかけていた自分の中に力が湧いてきます。不思議です。 自分の8年後をイメージしてみます。 73歳になっている自分はどこで何をしていることでしょうね。
2019.01.10
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オリエンテーションやガイダンスの3日間の中で 入校式の初日を含めて今日までの3日間です。 授業を受ける際の心構えや大切にして欲しい事などの諸注意が紹介されています。 今までいい加減にやってきたことや知らずに来たこと、意識の曖昧だったことなど 頭の中の大掃除のような日々でした。 基本的な抑えのポイントでとても新鮮に感じた四字熟語の言葉が一つありました。 「語先後礼」(ごせんごれい)と読みます。 例えば「起立・おはようございます・礼・着席」の一連の流れ。 礼と頭を下げながら『おはようございます』といったのではわかりにくいから 『おはようございます』の言葉を先に言いきって、そしてあとから礼をする。 私にとっては全く初めての言葉でした。 挨拶の仕方であり挨拶の型なのだという説明でした。 単なるうわべだけの薄っぺらなものではなくて 型を磨き上げてきた精神が脈打っていることが読み取れました。 挨拶が「相手に伝わりやすく」「わかりやすい表現」となる所作だそうです。 解りやすい表現伝わりやすい動作とはどのようなものだろうかと 以前から心砕いて暮らしてきましたからなるほどと合点がいきました。 ですから「語先後礼」は「生活の知恵」であるとも思いました。 長い歴史の流れの中でいつの頃からか、誰かが、発見し気づいた知恵の一つに 出会えたという感動を覚えました。 明日からは本格的に授業が始まります。ちょっとワクワクしています。
2019.01.09
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今日から通学、始まった新たな日常 朝の風景 夜間は2回トイレに起きいつものような浅めの眠りで熟睡はできませんでした。 けれども信じられないくらい朝の目覚めが爽やかでした。 セットしていたアラームは縁起を担いで5:55。 「ゴーゴーゴー」と気合が入ります。とてもいい気分です。 起きぬけにもう一度排尿をして、血圧計で測定をし、定番の朝食もスムーズ。 ラジオ体操の放送時間にゆとりを作れました。 放送前 ♪あたーらしいあさがきたきぼーうのあさーだ・・・♪ 思わずテーマ曲を口ずさんでしまいました。こんな気分は初めてです。 東の空には明けの明星が輝いています。 メガネをかけて明けの明星を見ながら6:30からのラジオ体操、身体の動きは快調。 ラジオ体操するとき眼鏡をかけるのには理由があります。 なるべく遠くの一点と気を結びつつ体操すると大きな心持ちで動かせるからです。 この点で明けの明星は最高のスカイマークです。 午前の風景 今日は職業能力開発センターの入校式とガイダンスでした。 学生も教師も新しいことを始めることへの期待感や意欲が滲んでいました。 学生のほうには若干の戸惑いや緊張を秘めつつ学び取りたいという熱、 教師のほうにはこれからいろいろ伝授していきたいという熱がありました。 学生も教師も年齢が近いというか、教師よりも年かさの生徒もちらほら。 どんな学生生活になるのでしょう。 ハローワーク経由で入学した人のほうが多かったです。 明日は第2日目。教科書の販売とか教室の見学などがあります。
2019.01.07
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お正月休み 自問自答してみます。 いわゆるお正月休みらしいお正月休みをしたことが19歳の年から65歳までの間に 一体何回できただろうか? 6回? 9回? 今年は自分なりにお正月休みらしい休み方ができた貴重な年でした。 やはり生まれて初めての失業生活だったからでしょうか? それなりにエンジョイできました。 いろいろ考えさせられたお正月休みでした。 感じた事、考えた事が多々ありますがこれを整理するには時間がかかりそうです。 少しずつ綴っていこうともいます。 明日(1/7)からは学生生活が始まります。通学生活は何と41年ぶりでしょうか。 だから今夜はもう早々寝ます。熟睡できるといいんですけどね。おやすみ。
2019.01.06
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新年初落ち葉焚き 昨夕(1/3)大家さんがトタン板をかぶせて焚火してありました。 今朝7時そのトタン板をどけると熾火の真ん中からうっすら煙が昇っています。 年末に敷地のあちらこちらに小さな山に積み上げていた落ち葉を、 チリトリの大親分のような箕に掻きよせ、焚火の熾火の上に積み上げました。落ち葉をもっこりとてんこ盛りです。 一度にうずたかく積み上げては危険ですから1m30㎝位の高さで積み止めます。 そしてそのそばに第2第3の枯葉の山を作って待機します。 ブスブスと燻って暫くは着火まで暇がかかりますが、着火発火点に達すると、 それまでの我慢も限界というかの如くボッと燃え出しました。 火の勢いがピークを越して弱まったのを見計らって枯葉をつぎ足します。 見上げると年末には枯葉が枝いっぱいにしがみついていたコナラの大木は3分の2位落葉していました。新参者の落ち葉も履きよせ掻き集め箕にてんこ盛りです。 箕にいっぱい掻き集めた枯葉を焚火に追加しくべること80杯ほど。 1時間半ほどボランティアでした。
2019.01.04
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正月三が日 おついたち初日の出を一目見ようと相模川の河口や海岸に足早に集っていく人々 二日、箱根駅伝往路の選手に声援を送ろうと国道134号線の平塚沿道に集っていく人々 三日、箱根駅伝復路の選手に声援を送ろうと国道134号線の平塚沿道に集っていく人々 どれもみな期待感にあふれたワクワク感のオーラが全身から出ています。 実にいいです。皆希望にあふれている眼差しです。 良い一年でありますようにと祈ります。
2019.01.03
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タヌキを見ました たまたまですがお正月の2日、昼前の11時過ぎのこと。 夜行性の野生動物のはずのタヌキを2匹見ました。 1匹目は工房の進入路の坂下で。 わたしと目が合うなり俊敏に草むらの中に姿を隠しました。 その坂を上がり切ると坂上の奥のほうで2匹目を見ました。 今度のは目が合って一呼吸くらい間があって土手のほうへと消えました。 1匹目は若者でした、毛並みもよくコロンとした体形。 2匹目のはその親でしょうか、少々痩せ細っていました。 その30分後くらいに3度目の目撃。これは2匹目の狸と同じタヌキです。 腰のあたりで体毛はだいぶん抜けていて尻尾にかけてはもっとちょろちょろでした。 栄養が足りないと体内に虫も湧いて毛が抜けるのだそうです。 昨年の暮れにタヌキの世間話を工房の大家さんとしていました。 「ばぶさん、このごろタヌキ見かけたかい?」 「最近見かけませんね、絶えちゃったんでしょうかね」と立ち話したばかりです。 生息の確認は実害のない私たちにすれば朗報でしょうか。
2019.01.02
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大みそかから元旦顛末 毎年のことですが大みそかに移動して、お正月は実家のある平塚で過ごします。 自分でも不思議なくらいカウントダウン番組に興味がそそられずお風呂に入って 22時頃就寝しました。 年が明けての夜中1:40頃でしたでしょうか、 布団の中で「あれっ」と嫌な予感です。 「これはいかん、こむら返りが起こりそう」と布団から起きだすと、 予感はみごとに的中。 「痛ぇててて」痛みはどんどん連なっていき、 両の土踏まずからふくらはぎ、太ももの内側から足の付け根まで、 しかも何と右足左足の両方に『こむら返り』です。 ここまで派手な痛み方をするのは初体験。 とても「こむら返り」などという言葉では表現しきれません。 「こむら返り」ではなく見事な『おおむら返り』です。 就寝前お風呂で温まって布団に入りましたから 明け方まで熟睡できるか…と侮りましたが、その果てのざまです。 拍子の悪いことに頼みの綱の漢方薬(ツ〇ラの芍薬甘草湯)は持参忘れです。 何はともあれ宇宙遊泳のようにトイレに行って夜間排尿。 トンプク無しで痛みのさなかにパジャマのズボンを脱いで 股引(タイツ)を履きハイソックスを履き、 再びパジャマを重ね履きし…ここまでの所要時間なんと9分間。 痛い痛いといいつつ布団に入りました。 新年早々のこの体験は何かの啓示でしょうか。 次の目覚めは6:11のアラーム音(1/7からの学生生活に向けての生活習慣づくり)。 恒例の初日の出を見に出かける支度にとりかかりました。 ここ30年以上初日の出を見に平塚の海岸に行ってます。 今年は場所を変えて相模川の河口の堤防の上で見ました。 実家から海岸もしくは河口まではだいたい徒歩15分くらいの距離。 今年の初日の出は雲の隙間からのご来光でした。 振り向けば富士山。 天気の良い年は裾野まで雄姿を眺められるのですが、 今年は厚い雲に遮られてその雄姿は見られませんでした。
2019.01.01
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