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工房を始めたのが1991年の1月。最初の数年は特に勢いに任せて次々作品を生み出したもののその作品を取り巻く全体像のコンセプトをまとめきれず、ひとまず『お蔵入り』となっていったものがいくつかあります。 今回ご紹介の『変幻303』は実に25年近い年月を費やしてやっと日の目を見るに至れました。全世界を「新型コロナウイルス」の脅威が覆い、ステイホームを余儀なくされたことで全体像のコンセプトを一気にまとめられました。とかく気の滅入るようなニュースが連日報道され続けていますが、そんな中でも返って結果的に功を奏した事例も生まれるのです。要は心持ちの置き加減だと思います。YouTubeにアップしました。https://www.youtube.com/watch?v=rEQ4XVL-Alk2分39秒のスライドショーですがお時間のある方はちょっとお立ち寄りください。
2020.08.23
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アンテナ数本立てて 5月に入りました。世間では、新型コロナウイルスの感染増加に対応する緊急事態宣言の期限を5月6日よりも延長することが検討されているこの頃です。 一日でも早く感染蔓延の事態が収束に向かって欲しいと念じています。 とかく気重になる日々ですが、その一方でこうした中にも心温まるようなニュースや、みんなの知恵を出し合ってこんな協力体制が新たにできつつあるというような類のニュースも流れてきます。アンテナ数本立てて暮らしてまいりたいと思います。東日本大地震や豪雨災害など体験している中で日本人まだまだ捨てたもんじゃありません。気持ちを明るく保っていきましょう。
2020.05.01
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5/24第33回朗読会ばぶの会の開催中止のお知らせ 会場の「和光大学ポプリホール鶴川」の都合(『新型コロナウイルスの感染拡大防止のため施設が5月いっぱい閉館します』という連絡が先週入り)により朗読会の開催中止が決定しました。 できるだけ早くコロナウイルス蔓延が収束することを祈るばかりです。
2020.04.27
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朗読会を開催できぬ日々に朗報 新型コロナウイルスの蔓延で自前の朗読会の開催ができず足踏み状態です。 7年前に100回開催を目指して17年計画を立てました。今年の1月に第31回目の朗読会を開いて以降中止&延期で足踏み状態になっています。7年前に年6回ペースで朗読会を開催した当時、このような状況になろうとは全く思いも及びませんでした。おのずと朗読に対してのテンションも下がり気味でした。 私はYouTubeに朗読作品を33作アップ中ですが、昨夜『セロ弾きのゴーシュ(宮沢賢治・作)』の再生回数が60,000回に達していたことに気が付きました。 有難いことです。 この朗読は宝塚市で朗読会を開いている竹崎さんの朗読会にゲスト出演させていただいたライブ録音です。 裏話を申し上げますと、朗読を収録した3日前に声が殆ど出なくなるというアクシデントに見舞われていました。それでも、当日、なんとか声を出せるまでに快復し朗読できました。語り切れてとても嬉しかったのを今でも覚えています。 ですから朗読の読み初めは不本意な情けない位の「がしゃがしゃ声」でした。が、それでも、朗読会を聴きに来てくださった皆様のパワーを得て、読み進めるうちにどんどん上がり調子になっての朗読でした。 https://www.youtube.com/watch?v=GuXv5c8pY-E
2020.04.12
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契約期間満了のため本日(3/31)介護の仕事を離職しました デイサービスの介護の仕事の思い出を一つ綴ります。 チームで仕事をしていますので日々様々の役割を分担し「挨拶の担当」も順番で回ってきます。担当して特に嬉しかった思い出深い出来事が一つあります。 ある時「いろはにほへと」の話題を皆さんに紹介したことがありました。 その翌週。7~9日経ったときご利用者様のお一人が「このあいだ『いろはにほへと』のおはなしを(挨拶の時に)なさったでしょう。もうひとつ別の詩があるのよ」とメモを一枚下さいました。そこには「鳥啼く歌」の全文がひらがなで鉛筆書きされていました。私はこの歌を初めて知りました。ちょっとご紹介します。 鳥啼歌 (とりなくうた) とりなくこえす ゆめさませ みよあけわたる ひんかしを そらいろはえて おきつへに ほふねむれいぬ もやのうち 鳥啼く声す 夢覚ませ 見よ明け渡る 東を 空色映えて 沖つ辺に 帆船群れゐぬ 靄の中 歌の意味するところは・・・ 【鳥の鳴く声がします 夢の世界から目覚めなさい ごらんなさい 日の出の東の明るい空を 暁の空の色に染まる 水平線のかなた 朝もやの中、帆船が集まっています】・・・ 朝の訪れを告げる鳥の鳴き声、朝ぼらけの海の美しさ、眠りから覚めて活動をはじめる人々、そうした早朝の風景を見事に表現しています。 便宜上「いろはにほへと」を「古いろは歌」とすれば、 「新いろは歌」にあたる歌が「鳥啼歌(とりなくうた)」です。 ちなみにこの歌の作者は坂本百次郎という方で、当時埼玉県児玉郡青柳村で、数学を専門とする教員をされておりました。 ついでながら 『いろは歌 』もご紹介しておきましょう。 いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそ つねならむ うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし えひもせす 色はにほへど 散りぬるを 我が世たれぞ 常ならむ 有為の奥山 今日越えて 浅き夢見じ 酔ひもせず 七五調の今様形式で、全47文字からなるお馴染みのいろは歌。 普通、「美しい花も散ってしまう。世の中は無常だ。 だから現世を超えて、つまらない夢もみまい、酔いもしまい。」といった、無常観を歌ったものとして解釈されています。 話を戻しましょう。 「どなたに教わったのですか?」 「子供の頃あたくしの父からいろいろなことを教わったんですよ。」 「お父様は明治何年のお生まれですか?」 「さあ、もうすっかり忘れてしまいました…ほほほ」 帰宅してからインターネットで調べに調べまくりました。 明治36年(1903)に「萬朝報(よろずちょうほう)」という新聞社を立ち上げる時にその新聞社の企画で「新・いろはにほへと」の創作を全国に公募しました。 そのコンクールで一等に選び出された歌が「鳥啼く歌」でした。 ここからは私の推察するところです。お父様は明治8年生まれとありました。公募の当時28歳です。すでに教職に就いて現場に立たれておられます。 もしかしたらお父様も応募なさったのでは…と思いを勝手に巡らせてみます。 お父様はどのような思いをもって子育てなさったことでしょう。 娘さんとしてはでどのような印象を持ってお父様の存在を感じていたことでしょう。子育ての日々の中で「鳥啼く歌」は父から娘へ伝承されました。 私としては「挨拶担当」の内容を「できるものならご利用者様と職員の『双方向』のものでありたい」と願っていましたので思わぬ反響にいたく感動しました。
2020.03.31
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この冬を無事に乗り越えられた安堵と喜び 世の中は新型コロナウイルスの瀰漫と世界的な蔓延のニュースが連日報道されています。けれども私個人としては「この冬を無事に乗り越えられた」安堵と喜びの日々です。 私は3年前の10月に脳卒中(左被殻出血)を体験しています。 毎日朝晩に血圧を測り、夜間の排尿後にはその都度白湯を飲むことを怠らずに暮らしています。「一病息災」です。 『脳卒中は再発しやすい病気で、5人に1人が再発する…』と言われています。『特に冬場は夏場の2倍の頻度がある』といわれているものですから、とにもかくにもこの冬を無事乗り越えられた安堵と喜びは格別です。 高血圧の既往があった私は動脈硬化から左被殻で出血をし、その為に事実として極々僅かですが右片麻痺と失語症と右口角下垂があります。その自覚を深めた今年度でした。 幸い然したる後遺症もない…という自己暗示に頼って暮らしてきていましたが、『脳の中で出血をして脳がダメージを受けている』のは事実です。事実は事実としてこれを認め受け入れ安易な思い込みを続けないように2年半かかって心がけを改められた今年度でもありました。 たまたまの結果オーライですがアドラー心理学と般若心経に出会え『考え方の整理』の知恵のヒントを得ました。 「加齢」は失うものと同時に得るものの両方があるんだよなぁと自覚できました。 SAS外来の担当医の勧めで昨日一昨日と両日掛けて脳波とMRIの検査を受け良い結果を得られました。「大丈夫」の見える化にはお金がかかりますがこれもまた失うもの(医療費の出費)と得られるもの(大丈夫という安心)の両方があります。
2020.03.28
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朗読会中止のお知らせですかねてよりご案内の「第32回朗読会ばぶの会・3/22開催」は新型コロナウイルスの流行にかんがみ開催を中止することにいたしました。
2020.03.03
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ささやかながら 生き延びる努力 3年前の10月に脳卒中(左被殻出血)をやっています。脳卒中は再発しやすい病気で、5人に一人が再発するといわれています。 だから冬場は特に用心して「ささやかながら生き延びる努力」を積み上げています。もう少し生き延びたいからです。自分の人生の残りの時間に自分が何をやりたいのか自問自答をしつつ「ささやかながら生き延びる努力」を積み上げています。 連日スパに行って身体を温めて寝ること(ここの居住空間に風呂はありません)。入眠中のこむら返りはほとんどなくなりました。 CPAP療法をしつつ入眠をするようになって夜中のトイレ排尿は一回だけに減りました。外付けの厠ですから用足しをして戻ってきたら夜中の三時であろうが明け方であろうが白湯を沸かして200CCくらい飲み、そして再入眠します。 寒い冬を無事乗り越えて春を迎えたいです。 デイサービスでバイトしていると御長命の後期高齢者のお方が語る言葉の一つに私の心は立ち止まります。「私こんなに長生きすると思わなかった」その一言が複雑な意味を何重にも含みつつ私の胸に響いてきます。 私は「ささやかながら生き延びる努力」を続けます。 河島英五さんの「生きてりゃいいのさ」は私の応援歌の一つです。 https://www.youtube.com/watch?v=lt2NOMXJyAc
2020.02.12
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墓参 父の祥月命日 今日2月9日は、30年前父が66歳で永眠した日です。 私と3歳違いの妹と二人で墓参してきました。 祥月命日が今年は日曜日でしたので二人揃っての墓参が叶いました。 そして今日、墓参をしている私自身が父と同じ66歳ですから、 ちょっと不思議な心持でした。 父の葬儀の時、漠然とですが「父と同じ年まで生きられるかな…」と 思っていましたからとりあえず目標は達成しました。 合掌し「もう少し生かさせてください」と念じました。 父は大正12年の8月31日(関東大震災の前日)東京の下町で生まれました。 母子共々に生きながらえたのは間違いなく周囲の方々に守られ支えられ 励まされて命をつないでこれた証でしょう。 この世に産まれ来て生きてそして死んでいく命の不思議です。
2020.02.10
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第31回朗読会ばぶの会 (報告) 今日(1/26)第31回朗読会ばぶの会無事開催できました。 冒頭「あけましておめでとうございます。朗読会も6年目に入りました。 今年もよろしくお願いします」の挨拶で今年最初の朗読会は始まりました。 6年目に入ったことで朗読会への抱負や展望を紹介させていただきました。 「…この朗読会は朗読に興味を持たれている方や、これから朗読を始めたい…という方々に『朗読用テキスト』の製本・提供などの応援活動もしていきます。」 今日は15作品のテキストの現物を関心のある参加者に閲覧していただきました。 今回は別の朗読会への出演と日程が接近している為に参加のできない方も 数名いらっしゃいましたので参加者は少なめでした。 今日の朗読作品紹介 ①「二人の紳士(別役実・作)」 ②「口紅――エッセイ集『でもいいの』(佐野洋子・作)」 ③「十三年(山川方夫・作)」 ④「朱塗りの三段重(江國香織・作)」 ~休憩約15分~ ⑤「牛をつないだ椿の木(新美南吉・作)」 ⑥「猫の事務所(宮沢賢治・作)」 今後の予定 第32回朗読会 3/22 岬あずさ・作「プレゼント(18分)」 朗読 上田みつ子 藤沢周平・作「飛鳥山(20分)」 朗読 庄野博子 宮沢賢治・作「黄色のトマト(35分)」 朗読 木村博子 ~休憩~ 山口タオ・作「バッハの時間、雨の日のお客様(9分)」 朗読 望月あつこ 井伏鱒二・作「山椒魚(20分)」 朗読 村松美里 宮沢賢治・作「水仙月の四日(23分)」 朗読 曵田宏 第33回 5/24 第34回朗読会 7/19 佐野洋子・作「これはペテンか(19分)」 安房直子・作「さんしょっ子(35分)」 宮沢賢治・作「北守将軍と三人兄弟の医者(40分)」 他 第34回朗読会 7/19 小泉八雲・作 曵田原宏・脚色「耳なし芳一」 他
2020.01.26
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間尺(都合) 皆それぞれに間尺を持っている それぞれの間尺を持ち寄り 付け合せ 摺り合わせてみる 間尺が合うときもあれば 合わないときもある それが人生 間尺が合わない時に 不断の努力をそれなりに試みても 良き結果へと結びつくとは限らない 無理矢理合わせようとしても ほころびが拡がるだけ たまたま合わなかったからと言って ジタバタせず心静かに 暮らしている
2020.01.23
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3回目のSAS外来(1/7)の時にDr.に尋ねたこと 「2020年になりました。現在私は66歳です。これからの10年を思い描いてみた時、2030年になった時私は76歳ということになります。 10年の間に確実に加齢による老化は現在よりも色濃くなっています。 自分の残りの人生、上手に歳を取りたいと思います。 そのためには上手な睡眠ができるようになっていることが一つの指標になると思うんです。 睡眠はだいたい一日何時間位とれるのが理想でしょうか?」 この質問に対しDr.の返事は 「4時間だと少ないでしょう。6時間位とるのが目安でしょう」でした。 なんとなく8時間位とれることが理想なのかなと漠然と思い込んでいた私にとってDr.の返答はちょっと気持ちを楽にしてくれました。
2020.01.14
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1月26日(日曜日) 会場:和光大学ポプリホール鶴川エクササイズルーム ●2020/1/12告知● ※会場の都合により今回のみエクササイズルームで開催です。 第31回朗読会ばぶの会 参加費 ¥500※要予約 1月26日(日曜日)午後1時半開場 2時開演~4時頃今回の朗読作品 紹介 「二人の紳士」 (別役実・作 15分) 朗読・村松美里 「口紅(でもいいのより)」(さのようこ・作10分)朗読・楠麻美子 「朱塗りの三段重」(江國香織・作9分)朗読・庄野博子 「牛をつないだ椿の木」 (新見南吉・作33分) 朗読・木村博子 「猫の事務所」(宮沢賢治・作24分) 朗読・曵田宏 ~朗読会ばぶの会のご案内~ 奇数月(1月3月5月7月9月11月)の後半の日曜の午後約2時間、年6回開催しています。会場は和光大学ポプリホール鶴川です。小田急線鶴川駅下車徒歩2分、各駅電車のみが留まる駅です。 朗読会ばぶの会は私(曵田宏・通称ばぶさん)が主催する朗読会です。100回開催を目して17年計画を立てました。現在6年目に入りました。 朗読好きが集まります。朗読をするのが好きな人と、朗読を聴くのが好きな人たちの交流の場です。 参加ご希望の方は事前にご予約願います。 連絡先 08050525354(ひきだ)
2020.01.12
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目覚めのメリハリ… 自分サイズのCPAP療法 CPAP療法を自分に施していると「眠り」や「睡眠の有り様」などに就いていろいろ思いが巡ります。 バイトに行く日の朝を紹介します。メリハリのメリでひとまずAとします。 「目覚める」ではなく、「自分の身体を目覚めさす」 ちょっと変な日本語になりますが、あたかも『カチッとスイッチが入るよう』に「目覚めさす」のです。これはひとつの自己暗示です。 「起きるべき時間」の15分前に『予鈴のようなアラーム』をセットして入眠します。そして肝心の朝ですが予鈴のアラームが鳴ったら『15分後のスヌーズアラーム』にセットをしなおします。で本チャンで起きなくちゃの時刻にあたかも 『身体がスイッチオンと目覚められる』ような生活習慣が身に就くようにするための鍛錬です。鍛錬を初めて4カ月がたちました。 一方バイトが休みの日の朝です。メリハリのハリでひとますBとします。 「寝たいだけ寝る」モードにします。けれども…。 アラームをセットしていなくても実際には身体のほうは勝手に起きますので一旦は起きてトイレに行き、そして「寝たいだけ寝るぞ」とニンマリ自己暗示をかけて再入眠。なんともいえぬ快感です。身体が目覚めるまで眠ります。 面白いもので程々の処で目覚めてくれます。 AとBを合わせて「メリハリ」のある目覚めの日々を創り出そうと試み中です。 私は週4日デイサービスセンターでバイトしていますので、明日はバイトという日と明日はバイトが休みという日とでは眠りに対しての心持ちが違います。 「起きなくちゃ」という緊張感を抱いて眠る日と、緊張感から解放された日とあるわけです。 緊張感無く眠っていい日を面白がっていましたところ、 「はっ」とビビってしまう事実に気が付きました。 「緊張感無く眠っていい」というのは「永眠」することにつながらないだろうか? やりたいことがまだ沢山ある自分の人生です。 今ここで「永眠」するわけにはいきません。 「眠り」が目的ではなくて「眠った後起きて自分のやりたいことをやる」ことの中にこそ目的があるのです。 自分サイズのCPAP療法を見つけつつある暮らしです。 やっぱ程々に緊張感をもって眠りそして起きる暮らしに幸せを感じています。
2020.01.12
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点鼻薬 SAS外来定期検診 一昨日はSAS外来の今月の定期検診日でした。 この一か月間のデータをDr.から解説してもらえる日です。 SAS治療の効果がどのように出ているか否かはAHIの数値で読み取れるそうです。HIとは 低呼吸指数の事で低呼吸指数とは、1時間内の呼吸が50%以下に低下してしまう回数を指数で表したものです。低呼吸とは、無呼吸まではなってないけど弱い呼吸で、もう少しで呼吸がとまりそうな状態の事です。 AI(無呼吸指数)とHI(低呼吸指数)が1時間あたりに起きた合計の回数をAHIで表します。AHI=AI+HI 10月平均AHI 3.9 11月平均AHI 3.4 12月平均AHI 2.6 治療はかなり良好であるとのことでした。 私はこの一カ月(12月)の様子からめぼしい体験を報告しました。 「毎晩ではないのですが、稀に鼻づまり(特に右の鼻腔のみ)の夜が何回かありまして、そんな夜は呼気が吐き切れなくて口が空き『息漏れ』をしていました…。」 「対処療法として点鼻薬を使ってみようかと思っている」ことをDr.に相談し処方していただきました。 その夜から点鼻していますがいい感じで眠れています。
2020.01.09
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恩師が語った「ぼけないための3K 」 1月4日(土) 高校生時代の仲間の新年会を兼ねた懇親会に参加しました。 これまでも毎年開いているのですが都合が合わず出られずにいました。 事前の案内で、母校が統廃合されることになり高名が変わるという情報や 恩師のお一人も参加されるという情報などもあり 今回は参加せねばと思いました。 当時の部活の武勇伝やら、社会人になってからの紆余曲折やら話は様々に 盛り上がりました。 恩師のW先生は御年82歳ということでしたが、大変お元気でした。 私は介護の仕事に関わっているのでいろいろな82歳の方に接しています。 そんなことも手伝ってW先生の『ぼけない秘訣』をお伺いしてみました。 すると大変興味深いユニークなお話をきけました。 「私はきょういくときょうようと好奇心を大事にしている」といわれました。 「教育と教養と好奇心」という意味なのかなと聞き耳を立てて訊き出しましたらそうじゃないんだといわれました。 『きょういく』…というのは「今日行くところがある」という意味。 家にこもっていてはダメ、どんどん外に出掛けなくてはいけない。 『きょうよう』…というのは「今日用事がある」という意味。 地域や社会とつながって自分が役に立っているという実感を持っていること。 不断に好奇心のアンテナを張って自分を活性化することを怠らない暮らし。 「Kyouiku,Kyouyou,Koukishin・・・『3K』を大切にしているのだそうです。 成程、W先生がぼけない秘訣極意はこれなんだなと妙に納得してしまいました。
2020.01.05
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暖かくして眠る工夫 睡眠時無呼吸症候群とCPAP療法と 今年の10月10日よりCPAP療法を始めました。 以来、就寝してから朝までの夜間、途中で排尿に起きることなく眠り続けられるようになりたい・・・というのはささやかな憧れでした。 CPAP療法を取り込む以前は毎晩3~4回トイレしてました。眠りは浅かった。 毎晩思い通りうまく眠れている程の段階にまでは至ってませんが、 それでも安眠への憧れを手に入れかけています。見通しは明るいです。 暖かくして寝る方法で思いついたことは試験的になんでも試みています。 ・ほぼ毎日スパに行ってじっくり体を温めること。(温泉治療と考えてます) ・寝る前と夜中にトイレに行って戻ってきたらたっぷり目に白湯を飲んで体を温めること。180㏄だった量を250㏄位にしたこと。(←白湯増量の根拠はありません) 体内の畜尿能力を鍛えられるのではないかと試みています。 ・寝具を改善したこと。(パジャマを止めて防寒衣類の上下を着用…『歩く寝袋』もどきのいでたち、16年愛用してきた電気敷毛布を止めて敷布団を分厚くしたこと) 自分の身体自体の発熱能力が鈍らないようにと考えています。 程よくサバイバルな環境を取り込んで鍛錬です。(夏は暑く冬は寒い暮らしを大事に) ただし精神主義に走らず、例えば室温計の数値などで客観判断に添えています。 脳卒中体験者ですから緊張感をもって今年の冬も無事に乗り切りたいです。
2019.12.28
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禁酒 断酒 睡眠時無呼吸症候群とCPAP療法と 懐かしい友からの久々の電話です。 今回の彼の電話の用向きを聴きとり、話題はお互いの近況へと移り暫く語り合います。 「私お酒を辞めたんだ。」 「どうしたの?身体でも壊したの?」 「いいや、そうじゃあなくて・・・」 私はこの間の経緯をかいつまんで説明します。 SAS外来を受診し、睡眠時無呼吸症候群の診断が下ったこと、CPAP療法を開始したこと、 この療法は自分にとって相性が良いとみえて、毎日面白がって治療をしていること、 それで飲酒をやめたことというか酒を飲みたいと思わなくなったこと、 「へぇ~えあんなにお酒好きだったのにねぇ」 「うん、そうしたらね・・・」 そうしたら新たな変化が出たこと…脳卒中をやって以来 降圧剤を飲み続けているのだけれども飲酒を辞めたら 朝晩の血圧測定の数値が冬場は150近かったものが120代の数値に下がったこと・・・ 等々を伝えます。 その間の会話のやり取りに 「酒を辞めたといっても、『禁酒』というのでなく『いつでも飲めるけど今は休憩中』という感じのやり方でね」 「ふぅ~ん。『断酒』したんだ」 自分の思考の中に『断酒』という言葉を持ち合わせていなかったので、そうか断酒か…。 彼のリアクションは新鮮です。なるほど断酒ねと内心頷きました。
2019.12.24
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牛飼いシャペルの日曜日 (第5稿)曵田原 宏・作 敬愛する宮沢賢治さんの童話「オツベルと象」の続編話を創作してみました。 題して『牛飼いシャペルの日曜日 (第5稿)』 ―― 1 ―― 俺の名はシャペル。 ここじゃあみんなして俺を「牛飼いシャペル」だとか 「おしゃべりシャペル」だとかって、そう呼ぶよ。 俺の主人のケッペルなんか酷いもんだぜ。 『ウッシャァ』とか『シャペ』 だとか酷く切り詰めてそう呼ぶんだ。 俺にだって本当の名前位あるんだぜ、 本当の名前はな…えーとっと、でへぇ、ど忘れしちまった。 まだボケたかねえのに嫌だねぇ、待てよぉ 今思い出すぞ。出した出した。 ミヒャエル・シャペル・ガストナーってんだ。 俺を本当の名前で呼んでくれくれたのは、この広いインドの国で 後にも先にも先代の大旦那のオツベルさん位なもんだ。 ところがオツベル大旦那が俺の本当の名前を呼ぶときは、 大抵俺がでっかいしくじりをしたときに限ってのことだったがね。 「おい、ミヒャエル・シャペル・ガストナー! 今朝、言いつけておいた仕事はまだ片付かないのか! いったい今何時だ?明日の朝までやるつもりか。 晩飯抜きでもいいのかぁ…おっと そうだった、そうだった。 お前確かダイエット中だったよな。 ついでに明日の朝飯もなしにしておくか?」 ってな具合だ。 とにかく酷いもんだった。 あー酷かった。 一度に二つも三つも用事を言いつけておいて、 なんかかんか言っちゃあ『飯抜きだぁ!』 んでもって朝から晩までこき使うんだ。 こちとら人間様だぞ、てやんでぃ。 まるっきり家畜同様の扱いじゃねえか。 いや、時には牛より酷い扱いだったね。 その大旦那のオツベルが5匹の象の下敷きになってオッ死ンじまったのが 指折り数えて…13年前。あれから13年 かぁ、早いもんだぜ。 あれれ? 今日はオツベルさんの祥月命日じゃねえか。 帰りにラッパ水仙でも持って行って墓参りしてやろう。 ―― 2 ―― 俺の仕事は牛飼いだ。 もうこの仕事に就いて47年だ。 何しろ9歳の時に先代のオツベル大旦那に拾われてドイツの ハノーバーの港から、ここインドのハウラーの街へとやってきた。 世界に名だたるガンジス川のほとりまで小一時間ほどの処にある、 ポカロンジャロの牧場にたったの一人で連れて来られたんだ。 あの当時 まともに学校に行けてりゃ、 小学校の3年生だったんだがね、 移民列車の旅の途中で両親にはぐれちまって 何とストリート・チルドレンよ。 ていのいい人買いにゴミくずみてぇに拾われて、 あっという間に売り飛ばされたっ…てな訳よ。そのまた人買いの親分が 『どうです旦那、いいでものがありますよ。 なんてったってこの子は正直で素直。 誰よりも働きもんだ』 ってんでオツベルさんに売りつけた。 何しろ学校にも行かせてもらえず牧場の下働きをさせられたんだ。 それからあっという間の20年、人使いの荒いオツベルさんのもとで、 俺は黙々と働いたよ。20年間…文句ひとつ言わずにね。 そんな訳でだんだんと旦那の信頼を得て 29歳の春に 『牛飼い頭』 にしてもらった。 当時ポカロンジャロの牧場には下働きの牛飼いだけでも18人だ、 その中で『牛飼い頭』に大抜擢よ。一番年若かったこの俺がさ。 あの頃は絶好調だったねぇ。、来る日も来る日もノリノリで働いたね。 おんなじ牛飼いとはいってもよ、牛飼い頭だけには特別の仕事があったんだぜ。 毎週日曜日になると沢山の牛を連れてガンジス川の支流のダポン川の川岸で 水を飲ましたり汚れの酷い牛を洗ってやったりする特別の仕事さ。 何しろ俺は働き者だった。 手早くそいつを全て済ましてしまうのさ。 それからあとは帰り支度をしなくっちゃなんね夕暮れ前まで、 のんびり気ままに寛げる唯一の自由時間。 ああ、なんと美しい響き『自由時間』 しかも俺だけの自由時間なんだぜ。 誰からも怒鳴られも、急かされもしない完全無欠の『自由時間』 この俺が、丸ごとのこの俺が、俺の人生の主役として君臨できる 自由な時間なんだぜ。どうだい、あんた『自由時間』持っているかい? --― 3 ―— オツベルときたら大したもんだ…。 この話どこかで聴いたことがあるだろう。 実際、大したもんだったぜ、あの旦那って人はよ。肝が据わっていてね、 ああいう人のことを言うんだろうな『太っ腹のご仁』ってのはな。 それに比べりゃ一人息子のケッペルときたら大違いよ。 奴ぁ正真正銘のビビりだし、けちん坊だし、 第一考えていることが小さくっていけねえや。 経営のスリム化だとかでよ、 「いっそこの際、牧場を全部閉めて ゴムの木のプランテーションだけにするかな」 なんて規模縮小化計画とかを考えているんだぜ。 とんでもねえこった。万一そんなことをされてみろ、 若くして牛飼い頭に抜擢されたこの俺の、 27年間とっぷり味わい続けてきた 黄金の『自由時間』が無くなっちまうじゃねぇか。 規模縮小だなんて考え方、俺は絶対反対だね。 おーい、牛ども。聴いていねぇのかこの俺の話をよ。 エッヘン、オツベルときたら大したもんだ。 稲こき器械の六台も据え付けて…。 こら、うし!ばか牛! そこの右から三番目と四番目、 くちゃくちゃ くっちゃべってんじゃぁない! ちゃんと人の話を聴け。 性のねえ奴らだ、だからお前たちは いつまでたっても牛にしか生まれ変わってこられないんだっつーの。 はあ~ぁ・・・、まっいいか、今日は天気もいいし、気分もいいから、 昔、話しそびれたところをたぁっぷり聴かせてやろう。 あの有名な『オツベルと象』の物語をよ。 俺があの話をしたころの牛達はな、 お前たちよりもはるかにお利口さんでな、 耳を傍立てて俺の話を聴いていたもんだ。 それはつまり俺の語り口の名調子に聴き惚れていたってことなんだな。 んん?何だい? 『オツベルと象』の話ならよく知っていますぅ、 おじいさんから聴きました …だぁ?なになに? ひとつ質問があるんです… ってか?ふう~ん。 お前賢そうな顔してんな。歳はいくつだ? なに、いっ歳。そうか一歳か。 よし、お前中心に話してやっからよく聴けよ。 お前の質問ていうのはこうだろう。 「あの第1日曜と第2日曜の話の続きが何で第3第4と 2週間も飛びぬけて第5日曜になったのか…」ってんだろう。 え? 「何で判ったんですか」 ってか、 ハハハお前の顔にちゃんとそう書いてあら。 実はその理由はな・・・。 え? お釈迦さんの誕生日の花祭りがあったから その準備に追われていたんでしょう ってか、 ひえええお前なんで判ったんだ? 何?俺の顔にそうかいてある・・・ってか。 お前つくづく 頭のいい仔牛だなぁ。 名前何てんだ? 私の名前はミヒャエルって言います。 何、ミヒャエル? えっへっへっへぇ 賢そうな名前じゃないか。 ―― 4 ―― オツベル旦那は子煩悩な人だったよ。 まあ、世に言う親ばかチャンリンを絵に描いたような人だったね。 過保護に育てられた一人息子のケッペルが19歳になったばかりの春だった。 祭りの晩に広場で見かけた村長の末娘に一目惚れよ。 『あの子をどうしてもお嫁さんに欲しい』といい出して聞かなかった。 それならばってんで、相手の親子の気持ちも確かめないうちに さっそく新居をおっ建てちまおうって事になった。 全く頭のいいオツベル旦那のやることは手回しがいいや。 何でもな、新月の晩に伐った樹には精霊が宿るから 縁起がいいんだとかでよ。 晦日から新月にかけての3日間というもの俺たち牧童は 森に樹を伐り出しに行かされたのよ。 稲扱き小屋の奥隣りに、突貫工事で土台をこさえ、 柱をおっ建てて屋根周りを仕上げると たちまち東屋みたいなもんが出来上がった。 これで俺たちもほっと一息つけるかと糠喜びした昼下がりだった。 あの白象(はくぞう)がやってきたのよ。 つぶらな瞳の白い象の子供だったぜ。 オツベル旦那は度胸を据えてこう言った 「ずうっとこっちにいたらどうだい」 白象はけろりと「いてもいいよ」と二つ返事だ。 交渉成立。白象はもうオツベル旦那の財産だわな。 という訳で、息子のケッペルの新居は急遽「象小屋」へと設計変更よ。 おかげで俺達の3時のお茶は はしょられた。 まあ俺達にしてみりゃ 息子の新居だろうが象小屋だろうが同じこった。 さっさと済ませて晩飯かっくらってベッドに入りたかったぜ。 睡眠不足ももう限界だった。 それでも俺たちゃまだましだったのさ。 かわいそうだったのは鍛冶屋のハンスとガンスとドンスの三人兄弟さ。 あいつらその晩も徹夜だぜ。 何しろ緊急命令 『明日の昼までに100キロの鎖と400キロの分銅を作り上げろ』 一体何の為にそんな化け物みたいな鎖と分銅を作らされるのか 解ったもんじゃないが、 オツベル旦那の指図だもの誰も嫌だとは言えないのさ。 その晩オツベル旦那も自分の部屋で何やら作り物をおっぱじめたぜ。 『ブリキ板と貼り子紙と赤いペンキを今すぐもってこい』 だってよ。 一体何を作っていたのかは… 次の日の午後、象小屋で種明かしされたのさ。 全くオツベルときたら大したもんさ。 ―― 5 ―― 次の日の昼過ぎだった。 鍛冶屋のハンスとガンスとドンスは 100キロの鎖と400キロの分銅を作り上げ 青息吐息で目を白黒させながら 荷車を押してオツベル旦那の部屋の外に来た。 オツベルも徹夜で作った力作の ブリキの時計と貼り子紙の靴を荷車に載せると象小屋に向かった。 オツベルは琥珀のパイプに新しい刻みタバコの葉を詰めて、 火をつけるとプカーッとうまそうに一服し、 「おい、おまえは時計はいらないか・・・」 と顔をしかめて白象にこう聞いた。 ブリキの時計と張り子の靴に その飾りと称する鎖と分銅を 首尾よく取り付けたオツベルと鍛冶屋の三人兄弟は 遅い昼飯も食べずにそのまんま自分のベッドにもぐずり込んだ。 ふと見上げると天上より少し西に傾いたあたりの空には 新月から2日目の月がぼんやりととぼけた明りを眠そうに放っていた。 象小屋の中では白象が嬉しくてたまらないという風に ぐるぐる歩き廻っていた。 そのまた次の日だ。 オツベルとしては珍しく朝寝坊して 眼が覚めたのは昼過ぎだった。 たったの一晩であの大きなブリキの時計とやくざな張り子の靴を 一組仕上げたのだものよっぽど疲れていたんだろう。 ところがさすがオツベルだ。 ベッドの中から『復活!』と気合もろとも跳ね起きた時には もうすっかりいつものオツベル100%だった。 「すまないが税金も高いから、 今日はすこうし、川から水を汲んでくれ」 象は目を細くして喜んで、その昼過ぎに五十だけ、 川から水を汲んできて菜っ葉の畑に掛けた。 その象の働きぶりに 「こりゃ思った以上に稼げるぞ」とオツベルは満足そうにほくそ笑んだ。 三日月が昇ったその晩は藁を十把食べさせた。 その次の晩は八把の藁束を、そのまた次の晩は七把の藁束で、 六日七日八日の3晩はたった五把の藁束で、 上弦の月が昇った9日目の夜なんかは ただの四把だぜ。 いくらなんでも酷すぎら。 しっかり食わせなきゃ働く元気は出やしない。 仕方がだんだん酷くなったから、象がなかなか笑わなくなった。 時には赤い竜の目をして じっとこんなにオツベルを見下ろすようになってきた。 それは理不尽に憤り、 恨み辛みや憎しみに燃え上がる炎のまなざしだった。 その赤い竜の眼の視線に耐えかねて そそくさと背中を向けたとしても、 尚も突き刺して来るような冷たいまなざしだった。 オツベルだってそれを充分感じとっていたはずさ。 白象も時には人を恨む心や怒りの心がめらめらと 自分の中に燃え上がるってことを知ってしまった悲しみに、 打ちのめされていたに違げえね。 沢山の仲間が助けに来てくれてようやく囚われの身を解くことができた時 白象が淋しく笑ったのはそのせいだと俺は思うね。 おや、また川に入っちまった。 こら、自力であがいてでも出て来い。 生き延びろ‼
2019.12.22
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リサイクルガーデニング (故・友さんのハンマーの活躍) 7~8年前、大家さんの親戚筋の友さん(故人)からハンマーを一本お借りしました。 ハンマーが5~6本あり、面白いもので手にしてみるとそれぞれ微妙に違いがありました。 「どれでも(自分の)使いやすいのを使っていいよ」と承諾され、 一本一本手に持って振ってみて「重さ」と「柄の太さと長さ」が 私の身体に一番しっくりなじんだハンマーを選びました。 使い勝手の良い道具が手に入ると作業効率がはかどるばかりか、 作業を続けていても疲れにくいという経験をこの時得ました。 暫く使わずにいましたのですっかり忘れていて、お借りしたままで返しそびれていたのです。 昨年、友さんの祥月命日(6月)に墓参りをして借りっぱなしだったことを思い出しました。 大家さんの敷地内に打ち捨てられていた耐火ボードの屋根材の山を ハンマーで全部細かく砕いて片づけた実績があります。 細かく砕いたガラは大家さんが適宜敷地のあちこちに撒きました。 お盆前後の作業でしたから友さんの供養の思いを込めてハンマーを振りました。 そして今年の話。 大家さんにお借りしている工房の周辺に5か所の花壇を作っています。 第二花壇のすぐわきに、大家さんの敷地のどこかから出てきたものか コンクリートガラが捨てられてありました。 既に2年近くの月日が流れていましたから 『何となしの風景の一部』のようになっていました。 正直、花壇のすぐそばにこれじゃあ興ざめだよ…と思っていました。 一方、雨が降るとぬかるむ浅い溝が15メートル位あり 車を置かしてもらうときにちょっと厄介でした。 11月のある日このガラを砕いて溝に撒いてみようと閃きました。昨年実績済みです。 再び友さんのハンマーの登場です。道具は使われてこそ力を発揮します。 12月に入ってから休みの日の早朝に始めて昼過ぎまで土方作業をしました。 砕いたガラを溝に撒くとちょうど分量が足りて、ガラ捨て場はきれいに更地になり、 溝は埋めて平らになり『一石二鳥』『一挙両得』のリサイクルガーデニングでした。
2019.12.20
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祥月命日 墓参 今日(12/19)は私より2歳年上の実兄の祥月命日でした。 墓参りしてきました。彼は21年前の今日永眠しました。47歳7か月の生涯でした。 その兄よりも私は19年長生きしています。 私の小学校の5、6年生の時の担任だったM先生は私たちの担任になる前の2年間 私の兄の学年の担任でした。 詰まり私たち兄弟は4年間続けてM先生にみてもらっていた訳です。 そのM先生は2003/12/09に永眠されています。 今日から10日前がM先生の祥月命日でした。 そこで兄の墓参の後車で移動してM先生の墓参をしました。 M先生のお墓があるお寺までは車で15分くらいの距離です。 M先生の墓碑を改めてよく見ましたら行年68歳とありました。 私自身、今66歳ですから先生は早く亡くなられたのだなぁって改めて思いました。 永眠されたのは先生が68歳の誕生日を迎えられた9日後の事でした。 自分の年齢に引き寄せてあれこれと思いは馳せます。 私は今、デイサービスセンターで後期高齢者の方々の介護の仕事をしています。 世の中には長寿の方もあればそうでない方もあります。 早く亡くなられた方たちの分まで一生懸命生きようという思いを新たにしました。 それが何よりの供養ですものね。
2019.12.19
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考・さるかに合戦②~昔話 昔話です。お話のなかに善人・善玉と悪人・悪玉が出てきます。 そのほうが話の展開にコントラストがはっきりついて解り易いです。 命あるものは皆本来「性善説」という考え方のほうが私は好きです。 それがいろいろな関わり合いの綾の中で結果的に「善」になったり「悪」になったりします。 最初っから悪いやつとか根っからの悪い奴という設定は好みではありません。 たとえ悪いことをしても「改心」の余白があるほうがお話に救いがあります。 勧善懲悪でハッピーエンドのほうが、お話を聴き終えた後の心持がスッキリします。 今回登場のサルは決して悪い奴じゃないのです。 が、脳天気で「お人よし」というか「おサルよし」、閃き力は高いが思慮が浅い。 思考癖は少し短絡で衝動的。 元来自制心は弱い方なので目先の欲望にいともたやすく負けてしまう・・・。 サルのキャラをこんな風に考えてみました。
2019.12.18
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考・さるかに合戦…柿の実…そして干し柿 デイサービスセンターで週に一度、「朗読タイム」を担当しています。 お年寄り為の朗読ということで、最近は日本の昔話をもっぱら選んで語っています。 『聴き手の側』にすると、あんまり長いお話よりも短めで解り易いお話が好まれます。 そのためどうしてもかいつまんだあらすじのようなお話の朗読になります。 それでもある程度の満足にまでは達していただけるのでひとまずは良しとしています。 一方、『読み手の側』には、どうしても物足りなさが残ります。 きっとこの辺に双方の欲求の境目の「閾値」があるのでしょうね。 無理矢理に帳尻合わせをして事を収めようとせず活動を輻輳させていこうと思っています。 振れ幅が広いので両方のお話の発芽をそれぞれ大事に育てていこうと思います。 耳なじんできたであろう昔ばなしの中から「さるかに合戦」を読みました。 デイサービスでは「あらすじバージョン」でした。大変面白いお話です。 ですから「あらすじバージョン」から離れて「ばぶさん童話流さるかに合戦」を創作中です。 カニが丹精して育てた柿の木にたわわに実った柿の実です。 採ろうと木登りを試みるカニです。うまく登れません。 木に登れず難儀しているところにサルがやってきます。 悪戦苦闘のカニを見て 「おいらが代わりにとってやるよ」 きっと最初は親切心で一肌脱ごうとしたのだろうと思い描きます。 けれどもサルは『柿の実の食通』だったのでしょうか。 それとも・・・実っていた柿がやたらと食べごろでサルを魅惑したのでしょうか。 柿の実はサルをいざないます。一口食べたらもう病みつきです。 「カニの為に柿の実を取ってやる」というそもそもの事の発端などすっかり記憶の彼方です。忘れてしまいます。 サルは、実にうまそうに次から次から食べまくります。 どんな心持ちで柿の実を食べていたのでしょうか。 サルの心持を感じ取りたくて行きつけのスーパーで柿を買いました。 元来私は柿を積極的に買い求め食するような食習慣はありませんでした。 そこで1個売りのバラのケースから選び取ります。 そっと触って重さや熟し加減(?)を思い描きます。 何日か買い求めているうちに「種なし柿」「種有柿」とあることに気が付きました。 産地ごとの味の違いだとか堪能する前に今年の旬の時期を逸しました。 来年に向けての楽しみな宿題をゲットしました。 そして3週間ほどたったころ福島の友人から「干し柿は好き?」とメールです。 さらに1週間ほどたって届きました。「あんぽ柿」という品名でした。 干し柿なんて食べたのは何年ぶりのことでしょう。 ところがどっこい食べてみて驚きました。旨いです。美味です。 すっかり「あんぽ柿」のファンになりました。また楽しみが一つ増えました。 農家さんが一つ一つ包丁で皮をむき、天日で干して熟成した天然の恵みです。 かかった手間の全てがうまさに凝縮されているように思いました。 カニに分けてやらずに一人で食べまくったサルの気持ち…。 お話の後半で懲らしめられたサルですが私サルに半分同情します。
2019.12.16
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ばぶさん童話流 さるかに合戦 (第6稿) むかしむかし、柿の種(たね)をひろったサルが、 おいしそうなおにぎりを持ったカニに、ばったりと出会いました。 サルはカニのおにぎりが欲しくなり、カニにこんな事を言いました。 「おにぎりなんて食べてしまえばそれっきり。 あとには何にも残らない。 ところがどっこいこの柿の種。 蒔いてごらんよ。びっくりだ。 毎年おいしい柿の実が食べきれない程どっさり実るよ。 このかきのたね、おにぎりと交換してあげてもいいけど どうだい?」 「わ~、柿の実がどっさりみのるの?嬉しいな ありがとう」 カニは大喜びで家に帰り、さっそく柿の種を蒔きました。 そして、せっせと水をやりながら、 ♪早く芽を出せ、柿のたね 早く芽を出せ、柿のたね 出さねばはさみで、ほじくるぞ♪ すると、どうでしょう。 種はほじくられてはこりゃ大変… 慌てて芽を出しました。 その芽はぐんぐん伸びてたちまち大きな柿の木になりました。 ♪早く実がなれ、柿の木よ、早く実がなれ、柿の木よ ならねばはさみで、ちょん切るぞ♪ 柿の木はちょん切られては大変だ…と、たくさんの柿の実をどっさりつけました。 「わ~い、これで柿の実が食べられるぞ」 と、カニは柿の実を取ろうと柿の木に登りました。 よいしょ、よいしょ、よいとコラショ…とっとっと ドタ。 うんしょ、うんしょ、うんと こら しょっ・・・しょっしょっしょぉお バタ。 ゼハ、ゼハ、ゼハ・・・。どうしても柿の実がなっている所まで登れません。 「だめだぁ。どうしよう?」 困り果てているところに、サルがやって来ました。 「ありゃりゃんりゃん。 もう柿が実ったのかぁ? こりゃおどろいた。 よしよし、おいらにまかしとき。代わりにとってやろう。」 サルはスルスルと木に登ると・・・、 「これはどうかな?ちょっと味みっと・・・、ふんふん。 悪くはないが今いちかな、こっちはどうだろう?味み、あじみ、まあまあかな」 自分だけ赤い柿の実をなんともうまそうに食べ始めました。 「サルさん、わたしにも柿をとって。とって。とっとくれぇ!」 「とってとってとうるさいな。これでもくいな!」 サルはまだ青くて固い柿の実をカニに、ぶっつけました。 「あいたたた。ひどいぞ。痛いじゃないかサルさん、うそつき、ずるいぞ。」 大けがをしたカニは、泣きながら家に帰りました。 そしてお見舞いに来た友だちの臼と蜂と栗に、その事を話しました。 話しを聞いたみんなは、憤慨のふんふん。ぷんぷんカンカンで猛烈に怒りました。 「ようし、みんなであのサルをこらしめてやろう」 みんなはさっそくサルの家に行き、こっそりかくれてサルの帰りを待ちました。 その日は朝から寒い風がぴゅーぴゅーと吹いていました。 「おお、さむさむ、さむい」 震えながら帰ってきたサルが囲炉裏にあたろうと背中を向けるとそのとたん、 パチーン。 囲炉裏の灰の中にかくれていた栗がはじけて サルのお尻にぶつかりました。 「あちあち あっちぃ、水だ、水」 お尻を冷やそうと水瓶のところへ 来ると、 水瓶のふちにかくれていた蜂が チクリ。 と刺しました。 「あいたたたっ、たすけてぇー!」 たまらず外へ 逃げ出すと、屋根の上から大きな臼が ドスーン ! と落ちてきました。 「わぁー、ごめんなさーい、もう悪いことはしません。 どうかゆるしてくださーい!」 それから改心したサルは、みんなに柿の実をとってあげました。 おしまい
2019.12.15
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第31回朗読会ばぶの会を開催します (告知) 2020年1月26日(日曜日) 14:00開演~15:45 ●2019/12/11告知● 会場:和光大学ポプリホール鶴川エクササイズルーム 第31回朗読会ばぶの会 参加費 ¥500※要予約 二人の紳士 作・別役実 (15分) 村松美里 朱塗りの三段重 作・江國香織(9分) 庄野博子 口紅(『でもいいの』より) 作・佐野洋子(10分) 楠麻美子 牛をつないだ椿の木 作・新美南吉(33分) 木村博子 猫の事務所 作・宮沢賢治(25分) 曵田宏 ほか ●ポプリホールのばぶさんポエム 『あしおとほがらか』 今朝 かかとが いいました。 あれ?僕の足の裏って こんなに 大きかったんだ。 つま先で、5本指の兄妹が返事します。 そうだや、よろしくね。 この会話の真ん中でつちふまずが声をおさえて く く く くっ て笑いました。 下駄箱の上でスニーカーが 今日は心もいい天気 さあ、朗読会に出かけよう って誘いました。 ☆次回第32回朗読会ばぶの会2020/3/22(日曜日) リハーサル室 ☆☆次次回第33回朗読会ばぶの会2020・5月24(日曜日) リハーサル室 連絡先 080 5052 5354(ひきだ)
2019.12.11
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『忍者くまで』の威力 今年のガーデニングの締めくくりのメモ 竹製でできている「熊手」はどなたもご存知でしょう。 それでは農機具売り場に並んでいる品物のうちの一つ『忍者くまで』をご存知の方は少ないのではないでしょうか? 柄の長さ140㎜強 柄の太さ直径24㎜鉄製の爪が5本さながら動物の熊の爪のようでその長さは100㎜くらいです。 11月~12月にかけて来年の花壇づくりに向けてのレイアウトで大胆に手を入れたいスペースがありまして、地下茎の頑固な根っこを除去したくて『忍者くまで』を購入してみました。 値段は何と税別198円でしたが使ってみるとものすごい威力です。 これで198円はかなりお値打ちものの優等生です。 以前から形は目には入っていましたがそれまで商品の名前さえ知らなかったのですが購入してみてその威力にはただただ圧倒されています。 「根こそぎ」とか「根絶やし」という言葉がありますがまさにそれを実現できる道具です。 あらかた生えてきて欲しくない草木の類の根っこを総ざらいできました。 春先に咲く水仙の仲間やスカシユリの球根など大胆に植え込みました。 花の種から蒔いたゴデチアや、紫花大根やマツヨイグサの株も整然と移植しました。 友人から分けていただいたアガパンサスも22株順調に育ち一部を植え替えました。 これまで雑草ぼうぼうの西陽のよく当たるスペースも第5花壇として生まれ変われそうです。 すべては『忍者くまで』による根こそぎ除去で花壇としての下ごしらえの成果です。 来春が楽しみです。
2019.12.08
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SAS外来受診 昨日(12/3)SAS外来の定期検診を受診してきました。 月一回ペースの受診も今回が2回目です。 前回から今回までの日々の睡眠データがCPAP療法で逐一、病院に送信集約されていて、Dr.から総括していろいろアドバイスをいただけるのですからなんとも心強いです。 治療の経過は極めて良好です。 特筆すべきこの間の暮らしの変化といえば「飲酒」の休憩が持続していることです。 禁酒しようとか、酒やめようとか、決意し実行したのではなくて、「飲みたいと思わない暮らし」に変わったことです。いつでも飲めるけれども今はとりあえず飲酒は休憩状態…という心持です。飲むよりCPAP療法でいずれ『快眠』を得られるような暮らしにしたい…という欲求のほうが勝っている日々です。 降圧剤の効果もある事ですが、むしろ、飲酒をやめて朝晩の血圧の測定値がはっきり下がったことが嬉しいです。一昨年脳卒中をした経過がありますのでこの冬を順調に乗り越えたいと若干の緊張感を持っている日々で、血圧の測定値が下がったのは何よりの励みです。 睡眠がこの励みの下支えになっているという実感があります。
2019.12.04
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第30回朗読会ばぶの会 ~報告~ 11/24、第30回朗読会ばぶの会無事開催できました。 毎年のことですが、11月の会は全体を二部構成にしての開催です。 ◆第1部◆ 子供のための朗読会 13:30開場 13:45~14:45開演 ・のはらうたより (作・工藤直子) 森田さつき 9分 ・だってだってのおばあさん(作・佐野洋子) 楠麻美子11分 ・ソメコとオニ(作・斎藤隆介) 村松美里 10分 ・ばぶさん童話より(作・曵田原 宏) 曵田宏12分 ~~☆~全席入れ替え~☆~~ ◆◆第2部◆◆ 大人のための朗読会 15:00~16:45 ・きつねのでんわボックス(作・戸田和代) 庄野博子11分 ・陰翳礼讃(いんえいらいさん)より、漆器(作・谷崎潤一郎) 木村博子16分 ・啖呵売(作・沢村貞子) 小脇貞子9分 ・転生(作・志賀直哉) 望月アツコ14分 ・なめとこ山の熊(作・宮沢賢治) 曵田宏34分 朗読会を終えての感想を少々。 第30回目を開催でき安堵しています。 曲がりなりにも丸5年やり続け、来年1月の会からは6年目に突入です。来年を含めて後12年間続けます。その時私は78歳になっています。 30回続けて来るといろいろなことが見えてきました。 会を続けるにあたって枝葉末節のあれこれは生じても肝心要の幹の部分で 「自分は何を大事にしたいのか」や「何はさておきここだけは譲れない」といった要諦がくっきりとしてきたことは何よりの収穫です。 継続は力なりという言葉は至言だと思います。
2019.11.26
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デイサービスセンターでの「朗読タイム」 7月中旬を皮切りにだいたい週一回ペースで「朗読タイム」をさせてもらっています。 後期高齢者の方々にどのようなお話が適しているのか1回1回手探りでやってきました。 「民話」「童話」「おとぎ話」「昔話」と思いついたものは何でも試みています。 「下ネタがらみ」の題材なら反応が良いという予測はありましたが その手のものは敢えて取り上げてきませんでした。 お話の世界の楽しさを感じ取っていただいて「朗読ファン」を増やしたいと思ったからです。 今週で、回を重ねること11回目となりました。 創作話や新作物よりは「知っている話」「昔聴いたことがあった話」などのほうが良いようです。 長い話よりは短い話のほうが良いようです。 短い話の場合あらすじ仕立てのようなものとなります。 あらすじもどきのお話でもあらかたの高齢者にとってはそこそこ満足を得られているようです。 一方お話をたっぷり聞きたいという欲求を持った方もおられます。 回を重ねるごとにお話を聞きとる耳が肥えてきている方も増えつつあります。 どこらあたりが程よいお話なのかだいたい方向性が見えつつあります。 今後の展開がどうなっていくのか楽しみでワクワクしています。
2019.11.19
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睡眠そして目覚め こういうのがスッキリ感っていうのでしょうかね 人生いいことばかりじゃあない、さりとて悪いことばかりでもない。 CPAP療法をはじめて33日目の朝。なんと今朝は快挙です。 あんまりうれしくて記録しておこうと思います。 昨夜日付変更線が跨がない前に就寝して、 そのまま夜中に一回もトイレに起きずに朝を迎えられました。 若いころは何とも思わなかった「当たり前」の一見こんなことが現在の私にとっては 実に稀な快挙なのです。十何年ぶりくらいの出来事です。 人生いいことばかりじゃあない。 CPAP療法に取り組んでうまくいかない夜も何度もありました。 殊に4日前の晩などは最悪のコンディションで一時間おきに目が覚め トイレに立ったのが都合5回でした。「ダメかな、こりゃ」と内心へこみかけました。 なぜって、この晩は冷え込むだろうという予測も成り立っていましたから 安眠できるようにと新たなアプローチを2種類施して意気込んでいましたのに よい結果は得られず迎えた朝でした。 ですから落胆は決して小さなものではありませんでした。 3日前の晩は「力まない、焦らない」と呪文のように自分に言い聞かせて眠り、 夜明け前までにトイレに2回行きました。 2日前の夜は「気にしない気にしない」と就寝しました。 昨夜は何にも考えずにただただ眠りにつきました。 そして途中一回も目覚めず迎えた今朝です。 私はいつも5時55分には起きだし行動開始を理想にしているのですが、 昨晩はアラームさえセットし忘れて、今朝(11/13)、しかも自然に目覚めたのが5時54分でしたからじわじわとニヤニヤしながら身支度等しました。 人生いいことばかりは続きませんから、今夜はどのような睡眠になるでしょう。楽しみです。
2019.11.13
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このごろ何故かピーマン&ぴーまん 最近はほぼ連日のようにぴーまんを調理したものを含めた食事にはまっています。 調理に使えば使うほどぴーまんへの恋心(?)が深まりつつあります。 ぴーまんは一つ一つの形が個性的です。造形的にも楽しくて『美』を感じます。 先ずはぴーまんを取り込んだばぶさん童話から『わるぐちけんか』のご紹介です。 この童話を書いたころの私は食材としてのぴーまんをことさら好きではありませんでした。 『わるぐちけんか』 (第2稿) もうじき夏です。どうぶつ村のこども園では みんなが一人一本ずつ畑にきゅうりの苗を植えました。 毎日せっせと世話をしたので、苗はぐんぐん大きくなりました。 やがて黄色の花が咲き小さなちいさなきゅうりができはじめました。 「ぼくのほうがりっぱだぞ」 とリス君が得意になって言いました。 「あたしのほうがおおきいわ」 と猫ちゃんが負けずに言い返しました。 「なんだぃ、ねこちゃんのきゅうりなんて へぼきゅうりじゃないか」 とリス君は自分のきゅうりを撫で撫でしながら言いました。 「へぼきゅうり? よくもいったわね、なによ へぼへぼきゅうり」 とねこちゃんはシッポをくねくね言いました。 「へぼへぼきゅうりだってぇ。なんだい、あばばのばぁ の ばあーたれぷう」 リス君はあっかんべぇをしながら言いました。 「なによ、びびびのびぃ の い~だらり」 と猫ちゃんは両方の人差し指で口を横に大きくひろげていいました。 「しっぽくねくねへびしっぽ」 と言ってリス君は 猫ちゃんのシッポみたいに体をくねくねくねらせながらいいました。 「へびしっぽだってぇ、うええええん」 とうとう猫ちゃんは泣きだしました。 その泣声を聴いてへび君が穴の中から出てきました。 「だれだ、ぼくはねこのしっぽなんかとちがうんだぞ。 ぼくのからだはあたまのてっぺんからしっぽのさきっぽまで ぜんぶぜんぶ、ぜ~~ぶへびなんだぞ。 ねこちゃんリス君に言ってやれ『ぼさぼさシッポのけむししっぽ』って」 へび君に励まされて猫ちゃんは元気を取り戻してリス君に言いました。 「あんたなんてなにさ、ぼさぼさシッポのけむししっぽ」 「 ぼさぼさシッポのけむししっぽ だってぇ、 うえーえ えん えん うえーえ えん えん」 リス君のその泣声を聴いて 木の高い処の葉っぱの先から ぴゅ~~~と糸を伸ばして 空中ブランコみたいに けむし君が降りてきました。 「はなしはすっかりきいてたぞ。りす君まけるな。 ねこちゃんとへび君にいってやれ。 『おたんこなすのあんぽんたん』っていってやれ」 リス君は大きく息を吸い込んで 「よぉおおし、おたんこなすのあん・ぽん・たーん」といいました。 「おたんこなすの あんぽんたん だってぇぇぇ」 猫ちゃんとへび君は二人揃って大きな声で泣きました。 猫ちゃんとへび君の悲しい鳴き声を聴いて 猫ちゃんと大の仲良しのウサギちゃんが ぴょんぴょんのぴょ~んと駆けつけました。 「ねこちゃん へび君、あたしが来たからもう大丈夫よ。 あのふたりにいってやりなさい。 『とんちんかんのどてかぼちゃ』ってさあ、はやく言って」 ウサギちゃんの応援で猫ちゃんとへび君は元気百倍いいました。 「とんちんかんの どて・かー・ぼちゃ」 「とんちんかんのどてかぼちゃぁだってぇぇ。うえーん えん えん」 リス君とけむし君は大きな声で泣きました。 その時高い木の枝から枝へ幹から幹へぱ、ぱ、ぱ、ぱ、ぱっと まるで忍者のようにサル君がやって来て決めポーズでいいました。 「そこまでだ。 ここはおれにまかせろ。 リス君けむし君あの三人にいってやれ。 『へっぽこあたまのじゃがいもあたま』って」 「よおおし、そっちのチームなんかぁ・・・ 『へっぽこあたまのじゃがいもあたま』 どうだぁ、まいったかぁ」 「なにさ、そっちのチームこそ 『なかみ・からっぽ・ぴーまんあったま』 ぱふっ ぱふっ ぱふっ」 「おまえのかあーちゃんでーべーそっ」 「おまえのとうちゃんげろげろぽん」 「みみくそはなくそ ぷ ぷ ぷぅー」 もうみんなめちゃくちゃのぐちゃぐちゃになって わるぐちをいいあいました。 そのとき 近くの学校の鐘が 「きーん。こーん。かーん。こーん。 きーん・こーん・かーん・こーん。」 となりました。すると誰かのおなかが ぐぅーっ となりました。 「おなかがすくからかーえろ。 けんかやーめんっぴ、 いーち ぬけた。」 「かえるがなくからかーえろ。 にー ぬけた。」
2019.11.08
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眠りの目安に ろくしとはっさん ろくし、はっさん。6×4・8×3・・・ともに九九をそらんじてみればどちらも『24』になりますね。 一日24時間ですから、 6時間眠れれば一日の四分の一。 8時間眠れれば一日の3分の一。 11月1日のSAS外来でDr.から見せていただいたデータによると、夜間の睡眠時間は 平均5時間59分26秒ということでした。意外でした。思っていたよりも短い時間でした。 習い性の生活リズムの延長上で振り返ればだいたいこんな感じだったんですね。 そこで眠りの目安に新たに思い至った標語は『ろくしとはっさん』です。 眠りの生活改善に向けて色々試みています。 昨夜は珍しく22時前に就寝できました。私にしては快挙です。2~3年ぶりのことです。 けれども残念なことに、昨晩は冷え込んだ夜でもあったのでしょうか 夜間トイレが3回目覚めました。ここ数日はずうぅッと2回だったのに残念。 それでも普段の5時代6時代には眠れていたようで今朝の目覚めは珍しく7時代でしたから名目「はっさん」には届いたかもです。 いずれにしても楽しい心持で面白がって眠りと向かい合っています。 今日はバイトがオフの日で、丸々自分時間の日です。さあ、よい仕事をしましょう。
2019.11.07
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憧れの眠りを求めて 幼いころは年中「あおっぱなを垂らしていた」子供でした。 小学校に上がると休み時間のたびに洟をかんでいましたから「鼻紙(チリガミ)太郎」の如き 愛称があったことを覚えています。 鼻腔は二つあるのですがその片方の鼻腔はあらかた詰まり気味で、 ふたつの鼻腔が100%とおっている日というのが年に何日あったでしょうか。 鼻の息の通り(息の通り)をよくしたくって年中フンガフンガやっていました。 そんなことも関係ていしたのかもしれませんが「深呼吸」が下手でした。 一生懸命呼吸しても周りの他の人たちよりも息が浅いというか短いという自覚はありました。 腹式呼吸も下手で朗々と歌い上げられる人にひそかな憧れを抱いていました。 「いびきをかく」こと「眠りが浅い」というのは変えようのない産まれ持っての体質なんだと ずうぅと思って暮らしてきました。 こうした背景をもつわたしがSAS(睡眠時無呼吸症候群)外来に通いCPAP療法と出会いました。 これを機に眠りの生活改善を目指している日々です。 脳天気なのでしょうか「いびきをかく」こと「眠りが浅い」ということはことさらに悩みの種では ありませんでしたし、これらのことによって自分の人生を損してきたとは思っていません。 けれども、今は改善に向けてのきっかけを得て心持ちが変わり明るい希望を得ました。 眠りの質が変わればきっと丸ごとの生活が変わっていくことだろうと思っています。 寝つきそのものはかなり良い方なのでCPAPを装着して毎回ワクワクと就寝しています。
2019.11.06
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SAS(睡眠時無呼吸症候群)外来の定期検診を受診してきました 1か月のインターバルで、本日のSAS外来受診です。 この間のCPAPを使ってのデータが私の枕元の機器から病院のほうに 自動的に丸ごと送信されています。数値はさまざまにデータ処理されています。 さて受診です。私にしてみればこのひと月の機器使用体験を嬉々として テンション高く報告するものですから担当のDr.もナースも 一風変わった患者の報告に若干面食らっているようでした。 Drの所見の概要・・・睡眠時無呼吸が前回入院しての計測では 30.9だったものが今回の計測結果では3.9。 10分の1 (これは9割減ということ) 非常に優秀な使用状況(効果絶大)といえそうです、このまま続けてください。 たまたまCPAPのメーカーの担当者も居合わせておられましたので、幸運にも 機器の使い勝手やセッティングの塩梅等をチェックしてもらうこともできました。
2019.11.01
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今日で10月が終わります 明日から11月、今年も余すところあと2カ月となりました。 ちょっと早いですが私にとっての今年を振り返ってみます。 2019年という年は、私にとって様々な意味で「はじめの一歩」の年でした。 ・「介護」の仕事の非常勤職員になりました。始めの一歩です。 ・CPAP療法をうけはじめました。始めの一歩です。 ・「高齢者」の仲間入り2年目、自身の身体の変化への戸惑いと対応法の工夫のスタートです。 教育の最終目標が自己教育にあるのですから、ならば介護の最終目標は「自己介護(?)」、 治療の最終目標は「自己治療」にあるのではないか?と予感がしている2019年です。 ひとつ一つを味わい掘り下げていきたいと思います。
2019.10.31
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眠れる森のばぶ物語(・・・途中経過のレポート・・・) 眠れる森の美女・・・ならぬ「眠れる森のばぶ」です。 ※この物語の最終章は間違いなく「穏やかに眠れる(永眠する)森のばぶ」となりたいのですが、物語はまだ始まったばかりの途中です。 「眠れる森のばぶ」は、その前に、『眠れぬ森のばぶ』でっす。 眠れぬ…は睡眠時無呼吸症候群状態のばぶがあったのであり その「眠り」の改善のための治療に 10/10に報告した途中経過とその後の様子をレポートしていきます。 (以下10/10のブログより抜粋) ◆睡眠ポリグラフィーの計測結果・・・私の66歳の誕生日(9/11)に 一泊入院して検査を受けた睡眠ポリグラフィーです。そのデータの解析が10/8に出ました。 無呼吸回数40回。低呼吸の回数193。睡眠中1時間当たりの無呼吸回数は30.9。 最長無呼吸時間33秒、等々…寄って『睡眠時無呼吸症候群』と診断。 私の場合、平常の血圧が高めで、これに睡眠時無呼吸が加味されると、 『脳卒中や心筋梗塞を発症(再発)する確率が高い』という懸念がある。 この可能性を少しでも低くするための対処療法として本日(10/10)よりCPAP療法の 開始となり、専用の器具を装着して、を始めています。 ※関心ある方は『陽圧呼吸療法、CPAP療法』で検索してみると詳しい紹介ページにつながれます。 陽圧呼吸療法(経鼻的持続陽圧呼吸療法)、次回睡眠外来(SAS)を受診する日は11/1です。 ※SASとは英語でSleep Apnea Syndromeの意味であり、日本語に翻訳すると睡眠時無呼吸症候群です。無呼吸症候群の症状はうるさいいびき、寝てる時に呼吸が止まる、息が苦しくて目が覚める、日中の眠気、めまい、ストレスです。睡眠障害によって睡眠の質を下げるからです。無呼吸症候群の原因では日本人の特徴があり、下顎が小さい・短い(小顎症)のは肥満症と共に重要です。ばぶの場合は肥満ではありません。日本国内での無呼吸症候群患者数は500万人以上と推定されています。 ~あまり関心のない人はここ(※)を読み飛ばして結構です。 次に行きましょう。物語はまだ始まったばかりです。~ 毎晩というか毎回CPAPの器具をつけ眠りますが、『この器具をつける煩わしさ』よりも『この器具をつける楽しさ』のほうが勝っているばぶですから、現状ワクワクと面白がって眠っています。 さて言葉あそびで一息入れます。 スヤスヤ眠る・・・ この言葉から連想する情景は赤ちゃんの眠り、 もしくは、後期高齢者の穏やかな眠りでしょう。 またスヤスヤは「やすやす(眠る)」でもあります。 寝つきの良いばぶは「やすやす眠って」います。 これまでの眠りは浅いのでCPAP療法で改善を試み始めたところです。(2019/10/26) 今朝(10/27)の目覚め感は…と自問自答を試みてはたと考えました。 とりあえず「まずまず(?)の目覚め」「中の上(?)の目覚め」かな…と思いましたが、 『比較する基準らしきものを持ち合わせていない』ことに気が付きました。 そこで、「今朝のこの感じ」を新たに真ん中に置いて、よく覚えておこうと思います。 今後は「今朝のこの感じ」と比較して自己評価していこうと決めました。睡眠改善の新たな出発です。 いずれにしてもいえることは、脳の奥のほうがややすっきりとしている・・・。 これは明らかにCPAPの効果だと実感しています。 CPAP療法開始して18日目の今朝です。効果が出始めているという実感です。 薬物もサプリメントも服用せずに出ている変化です。ありがたいですよ。 現在、朝一回のみですが6種類8錠の服薬生活のばぶの現状ですから これ以上は薬を増やしたくないと思って暮らしている日々です。
2019.10.27
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遠赤外線電気ヒーターを出しました そういえば2~4日前のこと富士山の初冠雪でか(?)山頂に白い帽子がくっきりと見えましたね。 今朝方冷え込んだのでしょうか午前5時室温が20度を下回っていました。 そこで『遠赤外線ヒーター』をケースから出して半年ぶりに組み立てました。 この先半年またお世話になる暖房器具です。今回は実にスムーズに組み上げられました。 この器具は2代目で今年1月17日に買い換えたものです。4月中頃まで使いましたでしょうか。 1代目は1年前壊れかけ、だましだまし使っていましたが今年(2019)早春に見事に壊れました。 最後までよく働いてくれました。 40年前の電熱線(ニクロム線?)のコイルヒーターの時代を思い出しますと、 この手の分野のとりわけ「遠赤外線電気ストーブ」の進化改良は目覚ましい進歩です。 今回の2代目君はなかなかの優れものでスイッチを入れると0.2秒で『即』温めてくれます。 もっとも据え置きタイプですから器具のすぐ目の前の空気をピンポイントで温めてくれるものです。 部屋全体を温めたいというような欲求はありませんからこれで過不足はありません。 工房内では人間が一人ですから、その一人の居住区域に併せて ピンポイントの暖房機器をつれまわしています。 夏場は扇風機の使いまわし方がこれ同様でした。
2019.10.25
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色づく林檎の実 店頭に並ぶ期間が割と短い梨の実と比べ、林檎はかなり長い期間並びます。 よく見ると品種名もいろいろあるのですね。 サンつがる、サンフジ等だけではなく初めて目にするような名前の林檎もあります。 目新しく感じた品種に出会うとお試しで一個買おうかなと手を伸ばします。 ある時、もう名前は忘れてしまいましたが、まっかっかではない林檎、薄赤い林檎です。 手にとってみるとヘタのほうはうっすら赤く色づいているのにお尻(?)のほうは 黄緑というか青い林檎。 箱の中に並んでいる林檎を端から手にとって裏返して見ましたが どれ一つ赤みのかかったものがありません。 ちょっと興醒めして、買うのを躊躇しかかりましたが、せっかく出会ったのだから買いました。 家に帰り、さて食べる段になって赤くない部分が食欲を削ぎます。 何とはなしにヘタのほうを上にして、売られていた時と反対側にひっくり返して 放置してほったらかしていました。 そのことさえも忘れた数日後、うっすら赤みを帯びてきている林檎が目に入りました。 「へぇ~、色づくんだなぁ」と感心しつつも、食べようという気持ちにまでは至らず、放置。 それから2~3日後、赤みはさらに増していて「きれいだなぁ」って感じました。 さらに4~5日放っておくと、少しずつ赤みを増してくる林檎です。 毎日観ているとこの林檎の色づき方が家族の一員のようにさえ感じてきて生活の一部です。 感謝を込めて今朝食べました。 縦に8分割して、蔕と芯の所だけ取って、勿論皮ごと食べました。 この一個のリンゴにずいぶん心癒されていた10日間だったことに気づきました。
2019.10.19
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「花とうつわ展」を観てきました 知り合いの陶芸作家が「花とうつわ展」というグループ展に出展しているので台風一過の昨日(10/13)都内のギャラリーに出かけました。 そこで私は初めて「花留」というものに出会いました。 インターネットで調べたものによるとこのような解説がありました。 『花留とは・・・花配 (はなくばり) ともいう。生け花用語。花器の内部に配置して花材を生けやすく,留めやすく,ぐらつきにくくするために考案された用具。生け花初期にはみられず,初めは簡単な詰め物,藁込 (わらごめ) ,板込,砂留など,次には轡 (くつわ) ,鋏,鎖などの応用,生花期には木密,股木などの花配,受筒 (胴輪) ,薬研配 (やげんくばり) ,観世水,七宝,亀甲など,近代になって剣山の類が考案された。』 実際の花器と生け花のコラボで展示されていたので新鮮に楽しめました。野の草花や野草などが30~40種類持ち込まれ生けてあり眼を楽しませてくれました。花屋さんなどで売られている切り花とは全く違う世界を表現してくれていました。 嶮山やオアシスに生ける表現世界と花留に生ける表現世界の両方を見て自分なりに感じたことは 「剣山やオアシス」の類に生けるのはデジタルな表現世界で、 一方「花留」に生けるのは微細な余白がある分だけアナログな表現世界なんだろうなあって感じました。
2019.10.14
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睡眠ポリグラフィーの計測結果 私の66歳の誕生日(9/11)に一泊入院して検査を受けた睡眠ポリグラフィー。 そのデーターの解析が10/8に出ました。 無呼吸回数40回。低呼吸の回数193。 睡眠中1時間当たりの無呼吸回数は30.9。 最長無呼吸時間33秒、等々…寄って『睡眠時無呼吸症候群』と診断されました。 平常の血圧が高く、これに睡眠時無呼吸が加味されると、 脳卒中や心筋梗塞を発症(再発)する確率が高くなる懸念がある。 この可能性を少しでも低くするための対処療法として本日よりCPAP療法が開始となりました。 専用の器具を装着して陽圧呼吸療法を始めます。
2019.10.10
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加齢と眠り…身の丈をかんがえる 健康診断で身長を測るとわずかに縮んでいる自分の身体です。 高校生だった頃がマックスだったとして、その頃の数値を起点に考えてみますと 約2cm近くまで縮んでいる66歳の現在の私です。『身の丈に応じた暮らし』ということばがあります。良い言葉だと思います。 少しずつ変わりつつある自分の身体と上手に付き合っていけるよう発想もアプローチも変えるように心がけています。 例えば眠りが浅くなっています。夜間トイレに行きます。平均2回から多い時で4回行きます。 そのことを悩みの対象にせず「眠りが浅くなっている」という自分の身体の変化と向き合います。 それなりの眠り方の工夫を思いつく限り試みます。 起床時間にアラームが鳴ります。 朝行動を開始しなくてはならないリミットの時刻から前倒しして、60~90分くらい前から鳴らします。 眠りが足りているわけではありませんからスッとは起きれません。 スマホのアラームは便利です。 スッと起きれないときには「スヌーズ」機能を使って再セットです。 もう15分追加で眠ります。 この時間のことを最近は『積極的なまどろみタイム』と呼んでいます。 まどろみの中で「眠りは足りたかい?」と対話します。 次のアラームで起きれるときもあれば再セットをもう1~2回することもあります。 夜間たっぷり深くは眠れないのですから暮らしの別の場面、例えば食事のあとだとか、バイトの勤務明けの帰宅の車を走らせる直前だとか、ピンポイントで15分仮眠をしています。 スマホのアラームは便利です。セットして仮眠します。 15分経たないで目覚めることが増えてきました。 目覚めたら「眠りは足りたかい?」と自分の身体と対話します。
2019.10.06
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朗読劇を鑑賞してきました 朗読劇かわせみ座の第6回定期公演が和光大学ポプリホール鶴川でありました。 他の劇団の「朗読劇」というものをこれまで数回見てきました。 これまでの体験の中ではかなり良い方の上演でした。 演目は3本。 志賀直哉・作「転生」アガサ・クリスティー・作「不満な夫の事件」アガサ・クリスティー・作「中年夫人の事件」 構成演出もすっきりとしていて効果的だったと思います。 思いのほか楽しめ「朗読劇」というスタイルの表現の可能性を感じました。
2019.10.03
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扇風機をしまう いつしまうかいつしまうかとタイミングを見計らって今日分解収納しました。 今年の夏もエアコンを導入設置せず、代わりに大活躍してくれた扇風機です。 感謝を込めて今年は特に丁寧に分解して掃除しました。 また来年5月の連休明け頃に組み立てます。 季節は巡り、じきに今度は遠赤外線ストーブの登場ですね。
2019.10.02
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長寿と心の準備 4月半ばから務めているデイサービスセンターでの仕事です。 実にさまざまの後期高齢者が居られます。 介護の仕事に就いていて、4月から9月までの半年間の中で ご利用者様のどなたかがある日何気に発した言葉があります。 その言葉が不思議なくらい一番心に残っています。 それはその方お一人のつぶやきだったのか、 それとも臨席するどなたかとの会話(世間話)だったのかは 思い出せません。 その一言とは 「(自分が)こんなに長生きするとは思っていなかった」…です。 悲喜こもごもの思いが溢れている一言だったでしょうから、 この一言を自分自身に当てはめてじっくりと味わってみたいと思います。 昭和28年(1953年)に生まれ今年66歳になった私です。 私の寿命が何歳までなのかは判りませんが、 もしかしたら私も長寿の人生を送れるかもしれません。 もしそうだとしたら、ありがたいことに今からでも心の準備をする猶予が 与えられている世代の一人なのでしょう。 日々の暮らしは当たり前ですが 「『毎日』は誰かの誕生日でありそして誰かの祥月命日」です。 今日という日に満100歳のお誕生日を迎えた方が 日本全国だけでも十数人はおられることでしょう。 地球全体でみればさらに一桁か二桁多い数かもしれませんね。
2019.10.01
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9月のおしまい 今日は9月30日、私の大好きな9月も今日でおしまいです。 一年12カ月の四分の三が終わります。 明日からは10月。 一年の経つのは早いなんては思いませんが今年も余すところ3カ月。 自分の人生で自分が一番やりたいと望んでいる分野が 今どこまでできているのだろうかと点検します。 いそがしいという字を漢字で書くと、『心(こころ)』を『亡くす(なくす)』と書いて 『忙しい』と書き表します。程よく忙しいのが一番幸せと思っていますが、 ついつい『忙し過ぎる』日々となりがちです。 若いころのように焦りはしませんが、 日々のせわしなさの中で「心」も「志」も見失わないようにしたいと思っています。 私にしてみれば今年の9月30日はいつになく心静かな夜です。 この心情は昨日(9/29)母の納骨を済ましたことも影響していると思います。
2019.09.30
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母の納骨 母が永眠して昨日(9/28)で49日。そして今日(9/29)納骨してきました。 霊園の職員立会いのもと、墓石屋さんがふたを開け、墓石の下に収める6番目の骨壺。 納骨してこれで気持の節目のひとくぐりです。 合掌し御霊の安らかなることを祈り「これからはみんなを見守ってください」と 念じました。
2019.09.29
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トマト 7番目の調味料 トマトが好きです。 9月の中旬あたりから葉境期に入るのでしょうか。 店頭に並ぶ産地ごとの種類も頻度も圧倒的に少なくなります。 トマト好きの愛好者にとってはちょっぴり寂しい頃合いです。 トマトは追熟しますから好みの熟し加減まで常温で調整します。 勿論枝からもぎたての完熟トマトの比ではありませんが、 私は完熟もどきのトマトが好きです。 「夏野菜の重ね焼き」のてっぺんに載せます。毎回飽きずにいただけます。 トマトは単品でも美味しいです。 お好みのドレッシングやオリーブオイルもおいしいです。 トマトには塩でも、醤油でも、味噌でも、ソースでも、マヨネーズでも、 顆粒状かつおだしでも美味しく似合います。 最近発見した7番目の調味料は「減塩タイプの梅干南高梅はちみつ漬け」です。 これもなかなか合うんです。 勿論何もつけずにトマト本来のそのものの味を賞味するのがなんてったって極みです。
2019.09.28
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骨壺の前で小さな朗読会 来週末には49日法要、翌日の日曜日には納骨をします。 お骨がまだ実家にあるうちに是非実行したいことがありました。 妹夫婦は20年近くも母の面倒を見続けてくれました。 その間なんだかんだという時に助けていただいた心強い地域のお友達が 何人かおりまして、その方たちを招いて母の骨壺を安置している部屋で 追善供養の意味合いも込めて昨日(9/21)小さな朗読会をしました。 多少なりとも後付けの理由となりますが、「王様の新しい服」の 朗読台本の脚色が仕上がった経緯話の不思議を紹介して、 まさに母に背中を押されて仕上がったこの作品を朗読しました。 私のわがままにお付き合いを願って聴いていただけたことへの 感謝も申し上げました。
2019.09.22
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どこに向かってどのように進むのか 私は9/11で66歳になりました。母は先月8/11に92歳1か月で永眠しました。 着実に「高齢者」のゾーンから「後期高齢者」のゾーンへとスライドしつつある私です。 さてそこで、自分の立ち位置について思いを馳せてみます。 「長寿と健康の国づくり」を頑張って目指した私たちの国ニッポンです。 「長寿」は見事に短時間のペースで達成できて「超高齢化社会」は達成できました。 一方「高齢者の健康の維持」という意味では多くの問題点が露出してしまいました。 現在は自分がこんなに長生きするとは思ってもみなかった…という世代を多く含みます。 デイサービスセンターの介護のスタッフとして就職し、めでたく半年が過ぎ7カ月目に入ろうとしています。なかなか覚えがスムーズでない高齢者の職員の私を受け入れた為、 受け入れてくれた職場の先輩方や同僚の方々には多大な御苦労を強いています。有難いことです。それにつけても皆様方の「忍耐強さ」には敬服の限りを表します。いずれこのご恩は私に続く高齢者の職員が就職してきた時に恩返ししていきたいと思っています。 さて超高齢化社会の日本です。自分自身の10年後20年後に思いを馳せてみます。 とりあえず自分もその時まで生き続けているであろうと想定します。 現役の後期高齢者のご利用者様の介護を仕事としてかかわっていますと、実にいろいろなタイプの「後期高齢者」の皆様が居られます。 その意味では、こんな風な後期高齢者になりたいと憧れを抱くような見事な生き方の方もあれば、あんなふうな後期高齢者にはできればなりたくはないもんだと反面教師的な言動をなさる高齢者もあります。 さて自分はどうでしょう。 高齢者や壮年や青年や少年たちが『お年寄りってかっこいい』『あんなふうなおじいさんに自分もなりたい』というような憧れの対象になれるような齢の重ね方をしていきたい…と思うようになりました。それは自分たちの未来に対しての一つの希望です。 老化は『劣化』であり『喪失体験』でありますが、その一方で「人としての『熟成』」という獲得体験のゾーンなのです。これを私も実証をしていきたいと思うようになりました。 そのことが若い世代にとって「老化」を否定的な一面としてのみ捉えたり忌み嫌ったりする対象にせず、むしろ『老化は憧れ』の対象としてイメージできたなら、未来に対して多少なりとも明るい希望を抱ける日々となるのでは…と思います。 だって「明日(あした)」は「あかるいひ」とかくのですから、その明るい日に対して多少なりとも自分なりの責任を創造していこうと思います。
2019.09.15
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「土神とキツネ」考 その1 ~嘘をつく心持ち~ 恋する人に自分を伝え、認めてもらいたいという欲求は誰にだって多かれ少なかれあるものです。相手の関心を自分のほうに引き寄せたいと望むが故に「エーカッコウシイ」の嘘をつきます。 生来の性格というのはまわりの他者とのかかわりの中で「良い面」と、あるいは「良くない面」として反映されます。土神にしてもきつねにしても、それぞれ良いキャラクターを持っているのに、その良さをうまく発揮できないばかりか、発揮しようとすると自分の発する言葉の嘘によって現実は微妙に歪んでいきます。 二人に共通して言えるのは『自分自身をとことん信じきれない』という点です。 信じきれない面を自覚あるいは予見するが故に、そこを埋め合わせしようとして結果的に「嘘」をついてしまいます。嘘には無理がありますから露見すると倍になって矛盾点が爆発します。 皆それぞれによい面を持っているのですからその一方の自分の弱さや不足している面をそのままに認めてしまえば全く異なる新たなるストーリーの展開があるのですが、認めきれなかったところから「土神とキツネ」のお話が展開されていきます。
2019.09.15
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