鯨を食べよう!

鯨を食べよう!

Dec 16, 2007
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え、こんにちは。福田へたれです。

さすがに12月ですね。晴れていても風が強くて寒いです。

こんな日の夜には、鍋をつつきながら酒でも呑みたいと思うわけです。

もちろん、ここでいう鍋とは ハリハリ鍋なんですが、 残念なことに僕は未だにハリハリ鍋を食べた事が無いんですね。

で、年末の休みにでも思い切って食べてみようかと思っています。もう今から楽しみです。

今日は……、取り合えず酒だけにしておきます……。



さて、今回は「なんで『鯨を食べちゃいけない!』っていわれるのか?」について考えてみたいと思います。

最近では、確かに鯨のお肉を食べる機会はとても少なくなってきました。



でも、だからって「鯨を食べてはいけない」といわれてしまうのも、正直どーなのかと思います。

で、なんでそういわれてしまうのかをちょっと考えたい次第です。



まず、一番最初にいわれそうなことは「数が少ないから」だとおもいます。

でも、本当に鯨の頭数は「食べちゃいけない」といわれるほど、少ないのでしょうか?

ネットの中をいろいろのぞいてみたのですが、少なくとも「食べちゃダメ」といわれるほど少ないわけではないと思いました。

例えば、捕鯨問題に詳しい 捕鯨ライブラリー ミンク鯨の資源量 のページには、こんな事が書かれていました。以下一部引用です。


この調査によって、ミンククジラの数が極めて豊富な事が判明し、商業捕鯨モラトリアムが採択された1982年にもIWCの科学委員会はミンククジラは捕獲を続けてもなんら問題ない豊富な種であるとして、資源状態に関わらずにすべての対象鯨種の捕獲を禁ずる包括的モラトリアムの必要性はない、と結論していた。当時の推定資源量は30万頭程度であるから、シドニー・ホルトの推定量がいかに荒唐無稽なものだったかがわかる。

〈中略〉

IWCの科学委員会の1971年におけるミンククジラ推定資源量は15万頭から20万頭であり、その後の研究でも本格的捕獲開始前の資源量はこのレベルらしいから、シロナガスなどの大型種が減った事によって豊富なエサを得たミンククジラが、その短い妊娠周期も手伝って飛躍的に増加したという仮説がある。実際、1940年代以降、ミンククジラの成長曲線の変化は体長が大型化している事を示していて餌の摂取状態が良くなったことが伺え、また、性成熟年齢が下がったこともこれと整合している。〈後略〉
現在、日本が捕鯨対象の中心に考えているミンク鯨に限っていえば、捕鯨モラトリアム以前から豊富に存在していたようです。

日本捕鯨協会のQ&Aでも、 南半球のミンク鯨はかなり豊富(76万頭→現在再評価中)であることが記されています。

現在、再評価をしている最中だそうですが、それでもかなりの頭数がいると考えても間違いでは無いでしょう。





では、どうして「鯨は数が少ない」と語られているのでしょうか?

それは多分、「そういうことにしてほしい」人たちがいるっていうことなんでしょうね(この話もまたいつか……)。






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最終更新日  Dec 16, 2007 04:43:17 PM


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