PR
Freepage List
Calendar
Comments
Keyword Search
先日テレビで「食彩の王国」を見ていたら高級珍味カラスミのあれこれをやっていました。
起源は地中海だそうで、中国からシルクロードを通って長崎に伝来。
元々サワラの卵がカラスミだったものを日本に伝来後、
高野勇助がボラの卵を使ったのが日本のカラスミの始まりだそうです。
この カラスミの親がボラ
です。
現在の熊谷市、旧妻沼町に昭和4年に生まれた父は今も尚現役。
子供の頃は大人たちが「丸太釣りに行くぞ」と言っては
一緒にすぐそばの利根川に出掛けたそうです。
丸太
」とはボラのことだそうで丸太と言う位ですから子供では釣り上がらないほどの大きさ。
最大で80cm( 成魚トド
)にまでなるボラですから丸太はそれに近かったんでしょう。
群れて遡上するボラを大人たちはエサも付けずに竿に糸と針だけで
引っ掛け釣りをしていたと言う話を聞きました。
私は利根川のあんなに上ったところまで鮭のようにボラが遡上することを初めて知り驚きました。
今は残念ながら1968年に利根大堰が出来て以降遡上する魚はいなくなってしまったそうです。
画像はボラ(ぼうずコンニャク市場魚貝類図鑑より)

お知らせ! 2012年06月02日
トラウトって知ってます? 2012年02月06日
日本海は海じゃなかった。。 2010年08月03日