全2件 (2件中 1-2件目)
1

お う か くさばせんざん 櫻 花 草場 船山 せいど ぼたん いたづら みずか ほこ し とうかい めいは あ 西𡈽の 牡丹 徒 に 自 ら 誇る 知らず東海に 名葩 有るを じょせいとうじつ せん もと ところ み しょううん な こ こ はな 徐生 当日 仙を求めし処 看て祥雲 と 做せるは是れ此の花 詩文説明 西𡈽(中国)では牡丹を国花とし、この花こそ真の天下の花の王者として自慢しているけれども、東海の日本に、よりすぐれた名花が有ることを知らないからである。徐福が秦の始皇帝の命を受けて仙人のすみかを尋ね歩いた当時、山に瑞雲のたなびくと見たのは、実はこの花(桜花)であった。「日本漢詩・明治書院」 1、西安に華麗に咲いている牡丹の花(中国ではあらゆる花の中で一番美しいとされている花2、佐賀県の徐福の里「徐福長寿館」の館内に掲げてある漢詩。3、徐福長寿館内にも大きな徐福像がありますが、裏の薬草園の近くに立っている徐福像(和歌山やあちこちに徐福が上陸したという伝説があり像がありますが園内の徐福は青森県の徐福像) 筑後川の河口にも像が立っています。1、佐賀県の「徐福物語」右上は3000人(1000人ともいう)の童男童女をつれて不老長寿を求めて蓬莱山へ向かったという絵画、中央が徐福(徐市)。1、日本で一番美しい花桜花 2、富士山を背景にした桜 3、京都の桜1、始皇帝(左)の命により、蓬莱山に仙人が住むという(三神山)あり、それを探り1000歳といわれる仙人(安期正)を伴って帰還する為の出資を求め東国へ旅立つ。(中国琅邪台)。日本にたどり着き二度と帰還しなかった。2、徐福上陸の地(佐賀県諸富町)。3、上陸後井戸を掘ってその水で手を洗った「御手洗井戸」(佐賀県諸富町)。4、佐賀県の徐福の里「徐福長寿館」作者 草場船山(1821~1889)名は廉(やすし)字は立大、通称立太郎、船山は号。草場佩川の子。現在の佐賀県多久市に生まれた。江戸・京阪を巡り、古賀侗庵・篠崎小竹・梁川星巌に師事した。歳19勉学から帰国し、郷黌仁教え、頗る名声有り、のち京都に出て諸有司と国事を談じ、ついで巌原藩の聘に応じてその学政を司り、明治の初め、三度上洛して学徒に授けた。明治22年病没、享年69。
2017年01月28日
コメント(0)

はつゆめ 初 夢 作者不詳 なみ しず かめ あそ えほう うみ しちにん の あ ほうらい さお 波 静かに亀 遊ぶ恵方の海 七人 乗り合い 蓬莱に 掉さす べんてん おんぎょく かみがみ ま いちや しゅんぷう ゆめ い きた 弁天の 音曲 神々 舞う 一夜 春風 夢に入って来る 詩文説明 海は青畳を敷きつめたように波は平らかである。恵方の方角から宝船がやってきた。乗り込んでいる七福神は、皆にこにこ顔で、弁天の美しい音色に合わせて、楽しそうに踊っている。 ・恵方=吉方。 ※ 七福=律儀・有福・威光・愛嬌・大量・人望・寿命 ・七福神=大黒天・恵比須・毘沙門天・弁財天・福禄寿・寿老人・布袋。 ・蓬莱=中国の神仙思想の三神仙の一つ。不老不死の仙人が住むと伝えられる。 ・作者不詳(一部に本宮三香作とするのもある) 1、名も静かで亀遊ぶ(酉年にて鶴・鶏も配す。 2、七福神がやってきた(後ろの島は福岡県宗像の沖ノ島・神の島)3、弁財天が演奏する音色に合わせ神々が踊る(巫女さん)
2017年01月01日
コメント(1)
全2件 (2件中 1-2件目)
1


