2013/02/20
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テーマ: 社交ダンス(9412)
カテゴリ: アニメのはなし
作用・反作用の法則というのがあります。

ナルトは強力な技を会得しましたが、それを使うことで自分も同じくらい大きなダメージを受けてしまったんですね。ニュートンの言う通りってとこでしょうか。

それが忍者生命を脅かしかねないということで、火影から使用禁止命令が出されました。

落ち込むナルトですが、師匠の自来也(じらいや)からヒントを得て、ガマとのコラボ忍術を編み出します。




ガマが繰り出す水鉄砲をナルトの風に乗せ、かなりの破壊力を持った飛び道具になりました。

これは NARUTO 疾風伝 飛段・角都編 から続く疾風伝89話 - 112話(総和数309-332)までのお話です。



今回のメインキャラは三尾(さんび)。

尾獣(びじゅう)についてここでちょっと詳しくご説明しときますと、基本的には怪獣です。



村を丸ごと破壊するほどの強大な力を持っているので、人の身体に封印して制御するしかなく、体内に封じられた人のことを人柱力と呼んでいます。

木の葉の郷に九尾が出現した時、生まれたばかりのナルトの身体に封印して郷は救われました。

しかし封印された子供は村人に怖れられ疎まれて悲しい子供時代を過ごしています。

そこで気持ちをポジティブに切り替えられるといいんですが、みんながナルトや我愛羅(があら)のようないい人になるとは限らないようです。



ナルトやサクラが必死に奪還を目指しているサスケは、大蛇丸(おろちまる)のもとで修行中。

サスケには木の葉に戻る気は全くないようでした。

しかし自来也の言葉、

『思ってくれる人がいる場所が、その人の帰る場所になる。』

というのに勇気を得て、いつも自分に言い聞かせていたんです。



そこへユウキ丸という子供が現れます。

紅蓮(グレン)という女忍者に連れられて、大蛇丸のもとへ移送する途上でした。



偶然出会ったナルトは自分が勇気づけられた自来也の言葉を教えます。

実はユウキ丸には三尾をコントロールする力が備わっていました。

大蛇丸の企みを知った木の葉の忍者たちは、それを阻止するために湖に住む三尾封印に乗り出します。



さらに尾獣をつけねらう暁のメンバー、デイダラとトビも登場。

三つ巴の決戦かと思われましたが、もっと複雑な人情ものに発展して行きました。



これ、しつこいくらい出て来るんですけど、なかなかいい言葉ですね。



三尾はガメラみたいな怪獣でした。幻覚を見させる霧を出したり、強烈な2連水鉄砲繰り出したり。お腹の中にもすざまじい数のちっちゃいガメラ飼ってましたね。

そういえばこの尾獣には人柱力はいませんでした。

乾いた砂漠でのたった1杯の水、乾いた心へのほんの一握りの思いやりが、大きな恩として心に残り、将来ピンチを救う鍵となったりするようです。

大蛇丸の目論みは失敗に終わり、木の葉の忍者による封印も失敗。結局三尾は漁父の利のような形で暁の手に渡ってしまいました。

それでもユウキ丸は帰るべき場所を見つけられたようでしたし、木の葉のメンバーも致命的なダメージを受けなかったので一応ハッピーエンドってとこでしょうか。






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Last updated  2019/02/17 09:05:59 PM
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