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真夏の夜のジャズ@パルマイタリアの夏は、どこの町や村でも夜の野外シネマや、コンサートなどさまざまな催しが企画されています。パルマも史跡の中での映画や様々なコンサートがあるのですが、毎週金曜日に美しい教会広場で催される、無料ジャズコンサートに友人達とでかけてきました。夏の夜の独特の雰囲気は、大学院のレポートの提出ラッシュで、ストレスフルな心をリラックスさせてくれました。(笑)どこのお店も、夏季休業のチラシが貼られはじめ、いよいよイタリアは、本格的にバカンスシーズン、突入のようです。
2009.07.30
外食が続いたので、こんなシンプルな一皿がいただきたくなりました。『アボガドときゅうりのおかか和え』小さ目のサイの目に切って、おかかとオリーブオイルをかけるだけです。あぁ幸せ。
2009.07.23
夏休みまでファイナル・カウントダウン、、、1日ボローニャの近くのジェラートメーカーを訪ねました。その名も、『ジェラート・ユニヴァーシティ』。6種類ぐらいのジェラートを目の前で作ってくれましたが、出来立てはやはり空気がいっぱい入って、柔らかくてクリーミーで美味しい。皆、何度もお替わりしていました。でもまさか、ジェラートの授業が、ほとんど数学の世界だとは思いませんでした。お砂糖の量(少なすぎると、固まらない)や、フルーツの量の算出が途中あらチンプンカンプン。周りを見ても、絶望的な顔が多かったので、私だけではなかったよう。。。試食だけは、しっかり愉しみました。長い一日でした。
2009.07.22
今世界中の注目を浴びている、イタリア人シェフ「マッシモ・ボットゥーラ」。今年の世界レストランランキングにいきなり13位で初登場、(イタリアでは他に20位内にランキングなし)エルブジのフェラン・アドレアやアラン・デュカスともコラボレーションし、今最も力のあるシェフのひとり。その超多忙なマッシモが、なんと私たちの授業に来てくれました!映画の授業と同じで、心待ちにしていた授業のひとつは、予想以上の面白さでした。ミシェラン二つ星といっても、正直なところ、あまり期待していなかったのですが、パルミジャーノとリコッタのムースに、プロシュットの風味のスプーマ(泡)にまずかなり衝撃を受け、次の二皿目で、すっかり彼の大ファンになりました。トマト(彼のためだけに、海水につけて保存している生産者がいるそう)をコンフィにし、ナスと海苔のキューブに、ナスのグリルした際の芳ばしい部分をパウダー状にし、ハーブとねぎをあしらい、最後にタイで衝撃を受けたとい、トムカーガイソース(ココナッツミルク、チキンの出汁、レモングラス、レモンなど)を最後にかけます。お皿をなめたい、と皆がいうほどに、美味な逸品。トムカーガイな濃厚かつデリケートな一皿に。一言いうとしたら、「恐れ入りました」。9月にクラスメートとモデナまで約1時間、ランチツアーを決行することに。この世界ランク13位のレストランも、11月のエノガストロノミックツアーに盛り込めたら、素敵です。(スケジュールと価格、交渉中・・・・)何かに秀でた人というのは、考える量が違うためでしょうか、人としても大変魅力的かつ博学な人が多いように思います。彼のコンテンポラリーアートと音楽への想いも、彼のお料理の幅を広げているように思いました。プロフェッショナル、万歳!
2009.07.21
パルマ・ヴェローナの食紀行では、オリーブオイル生産者を訪ねる予定ですが、今回は、スローフードオリーブオイルガイドにおいてもTRE OLIVE(最高ランク)、そしてドイツのコンテストでも賞を受賞している生産者「Ca Rainene カ・ライネーネ」を訪ねました。実は友人の紹介。イタリアの食の世界は、想像以上に狭くて驚きます。よいものを作っている仲間は、共感するのでしょうね。味わいは、「ドルチェ(まろやか)」と一般的に評されることの多いガルダでうすが、スーッと透明感ある軽やかな味わいで、でもしかしながらポリフェノールの証「心地よいピリリ感とほのかな苦味」は絶妙に感じ、エキストラヴァージンガイドでの高得点が、納得。今までのガルダのオリーブオイルの中で、一番気に入りました。まず私の大学院のマーケティングレポートの研究対象としてお世話になり、それから皆様に、新オイルの時期にお届けしていきたいと思っています!素晴らしいオリーブオイルに出会えて、幸せです!下は、生産者のボノメッリ氏と。知的で緻密な、新しいタイプの生産者、、、、初めは距離を感じるのですが、ところがどっこい、オリーブオイルの話になると、暑くなって腕まくりを始める始末。そこから、一気に気が合うようになりました。
2009.07.19
週末、パルマから約2時間半、ヴェローナに行ってきました。11月に、「イル・カノヴィアーノ」の植竹シェフとともにパルマとヴェローナを巡る、エノガストロノミック・ツアーを企画させていただくことになったのです。ヴェローナは二度目ですが、エレガントで、ロマンティック、パルマよりも少し都会で、人もお洒落な、素敵な街です。今はアレーナ(円形屋外劇場)でオペラの時期ですから、世界中から、オペラファンが集まっています。20時頃街を歩くと、ドレスアップした人々が多く、こちらまで華やいだ気分をいただきます。ロミオとジュリエットでも有名なヴェローナは、オリーブオイルでしたら、イタリア一価格の張る、「オリオ・ガルダ」、ワインだったら「アマローネ」など、美食の地でもあります。11月のツアーでは、ワイナリーとオリーブオイルファームを訪ねて、収穫まっさかりの様子と、絞りたてのオリオヌオヴォを愉しめそうです。今回は老舗旅行代理店「グローバル・ユース・ビューロー」による、ツアーです。パルマとヴェローナ、普通では味わえない旅になるよう、フルエンジンでコーディネイト中です。
2009.07.18
研修から帰って、まず同居人のミラネーゼ(ミラノ出身)のアレッサンドラと、1ヶ月ほぼ空だった冷蔵庫を、野菜とハーブ、お魚で満たし、たっぷりの野菜のサラダを食べ、二人とも大満足。外食が続く毎日は、どんなに美味しくても、少ししんどいものですよね。2日目にアレッサンドラが突然、ジャガイモと白身魚のサラダが食べたくなった、と作ってくれたもの。どうやら、おばあさんがいつも作ってくれていたもののようです。作り方はいたって簡単。パセリとレモンの香りがたまりません。【ジャガイモとタラの温製サラダ】1、ジャガイモを適切なサイズに切り、茹でる。2、ジャガイモがほぼ火が通ったら、水切りをしておく。3、タラを適切なサイズに切り、火が通り過ぎないよう、茹でる。4、細かく切ったパセり、種抜きオリーブ(ちょっと贅沢ですが断然美味しい)を加え、 お塩に、レモンをたっぷり絞ったら、出来上がり!日本人の私にも、ほっとする味。お魚の入ったサラダ、といったらやはりティトーネを使いたくなります。アレッサンドラも、ティトーネがいい、ということで今日はティトーネ。海の近く、トラパニのオリーブオイルは、今年もたくさんの賞を受賞しました。あるいは、レモンを絞る代わりに、レモンフレーバーのオリーブオイルを使用しても、完璧な組み合わせ。簡単で美味しいので、私の定番レシピのひとつになりそうです。
2009.07.17
ほぼ1ヶ月、イタリアの最東北フリウリ地方と、中央部からローマへ、テヴェレ川に沿って下っていく大学院の研修から戻りました。電話もネットもつながらないような、本当の山奥が多く、途中で牛の群れに遭遇することもあったり、自然と近い場所でかなりの時間をすごしました。6月はほとんど留守にしていたパルマ。久し振りに、自分の家(といっても大学の借り上げた家ですが)にいる幸せ、わが町・パルマにいる幸せを感じます。散歩の途中、ランチタイムになり、パルマ名物「トルテッリ・ディ・ズッカ」、(かぼちゃのペーストを詰めたパスタ)そしてもうひとつのパルマ名物、発泡性白ワイン「マルバジーア」。わが町・パルマの美しさを、久し振りに実感。やっと体調も少しずつ復帰。長くご無沙汰してしまいました。
2009.07.16
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