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昨日「致知」4月号が届きました。[特集]稲盛和夫に学ぶ人間学 という嬉しいテーマです。というのは私は稲盛さんの生き方に共鳴しているからです。私はこれまでに稲盛さんの著書を数多く読んでまいりました。稲盛さんの教え「利他」に関し、私は常に意識して行動しているつもりですが「言うは易し、行うは難し」です。今も時折、人生において迷いが生じた時に稲盛さんの著書を読み返しています。稲盛さんについては、少数ですがアンチが存在します。あくまで私が稲盛さんについて話を持ち掛けた方限定ですが。つい先日もJALに勤務する社員(若手)に訊きましたところ「(稲盛さんに対する現在の社内評価について)賛否は半々です」とのこと。まあ稲盛さんがJALの再建に携わってからもう10年以上経過しますから、余程深く関わった方以外、その記憶もうすれるのでしょうから仕方ないのかもしれません。稲盛さんが鹿児島県出身であることは有名です。もちろん郷土の英雄・西郷南洲(隆盛)先生を敬愛しておられます。私が稲盛さんに関心をもったきっかけは、その点が大です。「致知」4月号は稲盛イズムがふんだんに掲載されているでしょう。(実はまだ読んでおりません)これからこのブログでも、私の拙い感想を披露できればと考えております。その前に、出版社に許可を取ります。私はこれまで残念ながら、稲盛さんにお目に掛かった機会に恵まれたことはありません。ただ3度だけ「お見かけ」したことはあります。1度目は鹿児島市西郷南洲顕彰館にて。稲盛さんが西郷南洲顕彰会の顧問に就任された年に、顕彰館を訪問されました。その際、私も館内におりましたので、遠目に稲盛さんのお姿をお見かけしました。2度目は鹿児島市宝山ホールで催された稲盛さんの講演会会場で。確か大河ドラマ「篤姫」放映で鹿児島に観光客が押し寄せていた頃と記憶しています。3度目は城山観光ホテル内で。本ホテルに宿泊された方はご存知と思われますが、館内にお風呂(温泉?)があります。ここの露天風呂に漬かりながら眺める朝の霞がかかった桜島を眺めるひと時は、まさに至福の瞬間です。明治10年9月24日早朝、すぐ近くに位置する城山ふもとで最期を迎えた南洲先生たちに思いを馳せると、時の経過を忘れてしまいそうになります。その年も早朝から露天風呂に浸かっていました。すると一人の大柄な老人が湯に足を踏み入れました。私はその時眼鏡を外していたので、その老人の顔を見ることなく、ただぼんやりと映る桜島を眺めていました。その後、浴室を出てタオルで身体を拭いていると、先ほど露天風呂をご一緒した老人が脱衣所に戻ってきました。その時点で私は眼鏡を掛けていました。「さっきの大きなおじいさんか」と遠慮がちに顔を向けると、何と稲盛和夫さんでした。さすがに場所が場所だけに話しかけることもできず、脱衣所を後にしましたが、TVや書籍などで稲盛さんをお見かけする度に当時の」ことを思い出しております。私が北海道南洲会を設立する数年前のことですので、今から10数年前のお話です。
2021.03.07
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