島に移り住んで第二の人生を送る夫婦が言う。「静かな音を聴く」毎日が楽しいと。
何もない事の豊かさは、何もない処へ身を置いてみないと分からない。
余分なものをそぎ落としたシンプルでストレートな生活。
熊谷守一「鬼百合と揚羽蝶」
様々なものが溢れて、なんでも有るのが当たり前の今の生活。
そんな中では便利が身に染み付いていて、少しでも不便な事があると不平が出てくる。
欲望は自ずから欲望を生み、際限なく膨らんでいきます。知らないうちに人の心に増殖して、ガン細胞のように蝕ばんでいく。
新聞もTVも携帯電話もない生活を想像してみるといい。
果たしてその環境に耐えられるか・・・・・。
無人島で生活しなければならないとしましょう。
たった一つだけ好きなものを持って行けるとしたら、貴方は何を持って行きますか?
私だったら「百科事典」ですね。
パソコンと言いたいところですが、電気も何もないところでは使えない。
「百科事典」さえあれば、あらゆる事を知ることができて退屈はしないでしょう。
生活に必要な情報は網羅されているし、森羅万象を体で感じつつ知らない事と対峙しながら、一つづつ調べていくという毎日は楽しいでしょう。
自分という生命体と動植物とが一体となって、同じレベルで生きていくという生活。
生きているという実感を毎日、感じていられるのではないでしょうか?
発見と感謝の毎日であることは想像に難くない。
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