歌 と こころ と 心 の さんぽ

歌 と こころ と 心 の さんぽ

2009.06.24
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テーマ: 短歌(1719)
カテゴリ: 心 想い




 島に移り住んで第二の人生を送る夫婦が言う。「静かな音を聴く」毎日が楽しいと。

 何もない事の豊かさは、何もない処へ身を置いてみないと分からない。
 余分なものをそぎ落としたシンプルでストレートな生活。


熊谷守一「鬼百合と揚羽蝶」

 様々なものが溢れて、なんでも有るのが当たり前の今の生活。
 そんな中では便利が身に染み付いていて、少しでも不便な事があると不平が出てくる。

 欲望は自ずから欲望を生み、際限なく膨らんでいきます。知らないうちに人の心に増殖して、ガン細胞のように蝕ばんでいく。

 新聞もTVも携帯電話もない生活を想像してみるといい。
 果たしてその環境に耐えられるか・・・・・。

 無人島で生活しなければならないとしましょう。
 たった一つだけ好きなものを持って行けるとしたら、貴方は何を持って行きますか?

 私だったら「百科事典」ですね。
 パソコンと言いたいところですが、電気も何もないところでは使えない。
 「百科事典」さえあれば、あらゆる事を知ることができて退屈はしないでしょう。
 生活に必要な情報は網羅されているし、森羅万象を体で感じつつ知らない事と対峙しながら、一つづつ調べていくという毎日は楽しいでしょう。

 自分という生命体と動植物とが一体となって、同じレベルで生きていくという生活。
生きているという実感を毎日、感じていられるのではないでしょうか?
 発見と感謝の毎日であることは想像に難くない。





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最終更新日  2020.04.24 17:07:16
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
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