2割の法則というのは蟻の世界の話。
働きアリの世界では、働いている蟻の2割の蟻は働いた振りをしてふらふらと何もしないで遊んでいるという。
全体の数を減らしても、その状況は変わらずやっぱり2割は遊んでいるんだとか。
とここまで書いて、実際はこの反対なんだと知って驚いてしまった。
つまり、働いているのは2割だけで後の8割が遊んでいるんだということ。
思い違いも甚だしいですが、とても承服できないことです。
人間の社会にも2割の法則が当てはまるのでしょうか。
「2-8の法則」とか「パレートの法則」というものがあって、人間社会も同じような構造を持っているという。
色々書かれているようですが、「2割の実績が8割を支えている」ということに収斂するようです。
まことしやかに経済の法則に当てはめて語られることが多いようで、単純で分かりやすいことから、どんどん拡大解釈されているようです。
その内、富士山の美しさは8合目から上の部分が全体の美しさを決めているなんて誰かが言いだしそうですね。
ともあれ、富と文明を享受しているのは全体の2割で、後の8割は発展途上の後進の国の人々で、その恩恵を知らないままでいるということは確かです。
その2割の人間が限りある貴重な天然資源の8割を消費しているというのも現実のこと。
それらを象徴しているようなコンビニ弁当の廉価販売の問題。
エコを叫びながら利便性ばかりを追い求めているのは、2割の怠け者だけとは言えないですね。
逆の法則で8割の人はこの文明病に罹っていて2割の人が真剣にエコを考えて実行しているというのが現状でしょうか。
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