地中にうごめくだけの影の内閣に甘んじてきた民社党。
政界に地殻変動が起きて、パックリと裂け目が出来た。
地中からから這い出すセミのように、羽化・変態をする千載一遇のチャンスがやって来た。
果たして、完全変態は成し遂げられて、降り続く雨の中に羽ばたいて行くことができるのだろうか。
★
雨が上がった夕方、近くの市役所に有る何本かの欅にセミの様子を見に行ってきました。
今年は、長雨でまともに羽化が出来ないセミがたくさん見られます。地中から這い出して木に登る途中で力尽き、脱皮できないまま死んでしまっているのです。
また、どういう訳か木の周りには夥しいセミの抜け殻が散乱しています。
普通は木にとまった形で抜けがらが残っているのに、下に落ちてしまっているんです。
時間的には(6時半)少し早かったので、這い出てきた幼虫は少なく2匹しか見つかりませんでした。
捕まえてきて部屋で羽化させる事にしました。子供が小さい頃によくやったことです。
6時40分、カーテンにとまらせました。
直に一番上まで上ってしまい、また下へ移動させて、7時ごろにやっと場所が決まったのか動かなくなりました。
30分して背中が割れ始めた。
8時には上体が抜けて逆さになり、その10分後に全身が抜けた。
8時半には羽根がほぼ平らになり、10分後には本来のハの字となった。
その後1時間ほどして羽根に色が付いてきた。どうやらアブラゼミのようです。
暗黒の地中生活を7年、地上へ出て命を賭した大変身。そして、灼熱の太陽のもとでの渾身の7日ほどの命。
こんな両極端な生き方をするセミの最期は、桜の花にも似た”儚さ”があります。
日本人の心情には、麻生内閣のようないつまでもグズグズした生き物を潔しとしません。
そのイライラからやっと解放されて、次の新しい内閣の完全変態を見届けるときが近づいています。
一か月後を楽しみに待つことにしましょう。
やっと長い冬が終わり、桜が咲くのをじっと待つ心境で・・・・・・・
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