選挙戦もやっと終わり、いよいよ投票日となりました。
あの”はらたいら”の漫画に登場する主人公にそっくりな党首の顔も、今日を限りに見なくて済むと思うと心が安らぎます。
本当に珍しいタイプの首相でした。
自己というものを見事に放棄してただただ周りの意見に振り回された揚句、ただただ笑って馬耳東風の体でいられるという特殊技能の持ち主。
口をひん曲げて語る演説は、台本読みさえ覚束ない誤読連発の体たらく。
発言はブレにブレ、孤独を背負っての一人行。
明確に語ったのは重病経済の見通しについて「全治3年」と明言したことぐらい。
そして、自暴自棄・ヤケクソ政策で赤字国を債発行して国民を借金地獄に貶めた。
「全治3年」も根拠はなく、希望的観測にすぎない。来年が本当は一番大変な気がします。
全治と言うには程遠く、熱は下がったとしても落ちてしまった体力を回復するには相当の時間を要します。リハビリだって必要です。
今までと違う政権と、世の価値観の変化が起きている中で、以前のような高度成長を夢見るようなうわ言は、解熱とともに消えるべきものです。
さて、今日は一日選挙三昧。
明日を、未来を、明るく語る我ら市民の晴れ舞台。
峠はいくつもあるでしょう。崖っぷちにも出会うでしょう。越えねばならぬ障壁も一つや二つではないでしょう。
でも、でも、これで少しは希望が持てる。希望が持てない社会には生きてる意味なんて見出せない。
希望があるから活力も生まれるし、経済も社会も発展するというものです。
国民が協力しようと思える政治を、ただただ希望するばかりです。
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