線路を挟んだ道路の向うにある駐車場は、砂利が敷いてある。
まだ暗いうちに出勤する人があり、車のタイヤが砂利を踏んむ音が聞こえてくる。静寂の中、結構大きな音がするものだから随分気を使っている様子が伝わってくる。
ゆっくりゆっくりと出ていく。
変な時間に目覚めた朝は、起きる時間までの間そのタイヤの出すジャヮジャヮジャヮという砂利音を聞いている。
この音はけっして嫌いな音ではない。
今では砂利を敷いた駐車場なんて珍しくて滅多には聞けない。こういう得も言われぬ音って好きですね。
郷愁を誘う音だなぁと思って聞いている。
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