今年は名古屋にとって盆と正月が一緒に来たような年だった。
野球では日本一を逃したものの「中日ドラゴンズ」がセ・リーグ優勝を果たした。「点を与えなければ負けない。投手力で勝つ」という落合流「守りの野球」は、今の日本を象徴しているような見事な采配だった。
Jリーグでは「名古屋グランパス」が18年目にして悲願の初優勝。ピクシー監督3年目の快挙だ。またとないW優勝の快挙に、名古屋は大いに沸き、デパート、量販店などでバーゲンセールの花が咲いた。
また、女子フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦のアメリカ大会では、今季からシニアに転向した名古屋出身の村上佳菜子(16)が初優勝。
シリーズ第5戦、モスクワ大会では、安藤美姫が第3戦の中国大会に続いて優勝。12月のGPファイナルの出場権を獲得。名古屋のスケートレベルの高さと層の厚さを証明して見せた。
名古屋で行われた、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)では、「名古屋議定書」の内容と2010年以降の多様性保全目標「愛知ターゲット」の内容に合意にこぎつけた。
遺伝資源の利益配分ルールを定めた新たな国際協定で、難航の末にかろうじて合意に持ち込んだ。
環境保護に取り組む俳優のハリソン・フォードも参加して、「生物多様性は地球上のすべての生命の基盤。難しい交渉だが世界が力を合わせてほしい」と訴えた。世界193カ国・地域が加盟する生物多様性条約を米国が批准していないことに触れ、「参加すべきときにきている」と強い口調で述べた。
46万人余りの市議会リコール署名が、じわじわと議員を追い詰めている名古屋市議会。川村たかし市長の主張する10%恒久減税と議員報酬半減は実現するのかも大いに興味のあるところ。
今年も残り40日。もう一つぐらい何か「大きなハッピー」があるような気がしてりるのは、私だけではないでしょう。
「年末ジャンボ宝くじ」はもう買うっきゃないね。
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