穏やかな初夏の夕暮れ、春紫苑(はるじおん)の白い花が何のてらいも無く楚々として咲いている。この光景は平凡なものであるにせよ、掛け替えの無いとても意味のある風景に思えるてくる最近の私です。
多様な生物がその存在を当たり前の様に示す事が、今、どれだけ困難になりつつあるかを考えるとその存在の重要性が分かります。
それ等当り前の存在が如何に貴重で尊いものであるか、この年にならないと分からない事なのかもしれない。若い時は何の興味もなかったし、存在そのものを無意味なものとして否定すらしていた。
近所の緑地帯に生えているギシギシやハルジオン、シロツメグサや名も知らぬ草々が混然一体となって繁っている。
間もなく夏を迎えるまえの公園整備で、きれいに刈られてしまう。
ベニシジミ モンキチョウ
「春紫苑」 蕾の時に下を向いている。ピンクがかったものもある。
こちらは「姫女苑(ひめじょおん)」 6月以降の盛夏に咲く
自然界はあまりに豊かです。ありふれた風景の中に物凄いメカニズムが働いていたりします。ミクロからマクロまでの中に人知を越えた不思議が、昼となく夜となく蠢いて生成と再生を繰り返しています。
人間はそれらのほんの一種類の存在にしかすぎないし、それ等がなければ人として、人間らしく生きていくことすらできない。
自然の一部として、自然の一員としての存在を自覚しなくてはならない。
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
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