先日16日の東京・代々木公園「さよなら原発10万人集会」には全国から17万人が集まった。
ノーベル賞作家の大江健三郎氏は「原発事故がなお続く中で、大飯原発を再稼働させた政府に私らは今、侮辱されていると感じる。政府のもくろみを打ち倒さなければならない」と怒りをあらわにした。
作家の落合恵子氏も「コンクリートから人へと言った人たちも、命より原発を選んだ」と訴え、ルポライターの鎌田慧氏、経済評論家の内橋克人氏に加え、作家の瀬戸内寂聴氏、澤地久枝氏らも参加。
作曲家の坂本龍一氏は「たかが電気のために、なんで命を危険にさらさないといけないのか」と怒りの思いをのメッセージに込めた。
坂本らは「原発ゼロ」を求める 1000万人署名運動 (呼びかけ人は、内橋克人さん、大江健三郎さん、落合恵子さん、鎌田慧さん、坂本龍一さん、澤地久枝さん、瀬戸内寂聴さん、辻井喬さん、鶴見俊輔さんの九人)に取り組んでおり、7月20日現在で約785万8千人分が集まっている。
一部はすでに先月15日、藤村修官房長官に提出したが、野田首相が大飯原発再稼働を決めたのはその翌日のこと。
毎週金曜日の夜には、首相官邸前で10万人規模の抗議活動が続けられており、20日も18:00からの首相官邸前および永田町・霞が関一帯での集会を呼び掛け、多くの人々が参加した模様。
主催者の首都圏反原発連合は、今年の3月29日より毎週、原発再稼動反対の首相
官邸前抗議の呼びかけを行ってきた。当初300人程度だった参加者は、1000人→2700人→4000人→12000人→45000人→200000人と増加し、その後も雨天や厳重な警備の強化にも関わらず、2週続けて15万人規模の市民が集まっている。
この運動は、札幌、名古屋、大阪、九州でも行われており、全国へと広がりを見せている。
日本政府は現在、将来の自然エネルギーや原子力発電の割合について、国民から公式に意見を募集し、意見をインターネット/FAX/郵送で送る「 パブリックコメント 」を、現在受け付け中だ。
例のやらせ騒動のあれです。 我々も参加することが出来るのです。
NGOの環境保全団体WWFも、市民の意見を反映させるべく、 広く参加を 呼び掛けています。 インターネット からの応募はこちらから。
「パブリックコメント」とは、国が何かの法律を作る際、国民に広く意見を求める手続きです。国民にとっては、意思と希望を政府に伝える重要な手段になります。
パブリックコメントを通じて伝えられた意見は、すべてが反映されるとは限りません。しかし、多くのコメントが集まれば、国民の関心の高さを政府に対して示すことになります。
ぜひ、今回のパブリックコメントに参加し、どのシナリオを選ぶべきか、その理由や、問題点などを書いて伝えてください。たくさんの声が、日本の未来を決めます!と。
「エネルギー・環境に関する選択肢」は、次の3つ。
〆切は 8月12日午後6時まで
WWFは「脱原発と温暖化防止は両立出来る」と、シミュレーションに基づき「自然エネルギー100%」の実現可能性を詳しく示した独自 シナリオ を制作・発表しています。
辻立ちで鍛えた「 独り言 」を、国会答弁や記者団の前でも発揮している野田総理。市民の声が騒音にしか聞こえず、財界の声しか耳に入らない難聴の大嘘つき。
ボタンを押せば同じことを繰り返すばかりの、木偶の棒で出来た「おしゃべり人形」だ。国民を馬鹿にする彼等に、鉄槌を喰らわせてやらねばならない。
市民が本当に怒っていることを心底分からせるため、無党派層の我々は今、行動を起こす時だ。無駄な行為と思われてきた反政府運動が今や、大きな力を持ちその声を無視できないところまで来つつある。
デモに参加できない者は、政府が体裁を整えるだけのつもりで始めた「パブリックコメント」に参加して、是非、その本来の目的を成立させ、実効性のあるものにしようではありませんか。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
◆ ジョーク、冗談、ユーモアは生活の調味… 2014.10.22
◆ 消えていってこそ虹 2014.10.21 コメント(2)
◆ 映画っていいね。色々あるから良さも… 2014.10.20
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