いよいよ参議院議員の投票日がやってきました。
選挙用のお題目は立派だけれど、蔭では国民から金をむしり取ることで自分たちの懐を豊かにしようとする魂胆が見え見えだ。
衆院が解散された先月16日、 議員歳費を2割削減する 法律が成立した。なのに、それは「定数削減が来年の通常国会で実現するまでの間」という 期間限定のもの でしかない。こんなのサギみたいなものじゃないか。
その一方で、国会の常任・特別委員長の 日当廃止法案 がが参院で 廃案 になった。 1日6,000円の手当 が二重取りのように 懐に入る 仕組みを、国民に我慢を押しつけておいて、自分らの分は図々しく確保している。
政党交付金、年間約320億円 を大幅削減するという案は、「企業・団体献金の禁止」が前提になっているはずが、一向に進まないまま。実際はそんなことする気がないのが見え見えで、ここでも自分の懐ばかり考えて国民の生活を無視している。
共産党と一部の新党は受け取りを拒否しているが、その 拒否によって浮いた金は他の政党に割り振られて支払われている という。こんなバカな制度がまかり通っているのが日本の政治機構だ。
私鉄やバスの「無料パス」は廃止されたが、 JRや飛行機に無料で乗れる特権 は残っていて、 衆参両院が毎年約13億円を支出 しているという。小さい特権だけ廃止して大きい利益は確保するという、これまた「俺は先生と呼ばれる偉い人なんだ」という傲慢さが表れている。
その上、国会議員には交通費や郵便代として 一人に月100万円の「文書通信交通滞在費」 なるものが支給されている。年間12,000,000円だ。一体これは何なんだ。
年金は支払額を年々増やされ、反対に支給額は目減りし支給の時期まで遅らせる算段だ。消費税は上げられ、高齢者の医療費は抑えられ、その負担ばかりが増えて行く。
若者は仕事にあぶれ、不正規雇用の泥沼に喘いでいる。結婚したくても出来ないし、そんな甘い夢さえ見させてもらえない者がたくさんいる。それが現状なのだ。
子爵や伯爵が国会議員を務めていた時代とは違うのだ。高度経済成長時と同じことを未だに続けているのが政治家の特権意識と既得権の乱用だ。
立法府というのはは外部からはどうしようも出来ない聖域だ。自分たちのことは自分たちに都合のいいように法律を作ることができるのだから始末が悪い。
♪ 歯がゆくてまた悩ましき。落選を願う候補をターゲットとす
今日の選挙は、如何に人物を見定めるかに懸かっている。情報が限定されて、見定めたくても見定めようがないのが悲しい。
ムードに流されること無く、しかと見定めて投票したいものですから。
一票に値する人が見当たらなければ、 「白紙」 で投票するのがベターでしょう。これは最強の意思表示になるはずです。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」と
タイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
◆ ジョーク、冗談、ユーモアは生活の調味… 2014.10.22
◆ 消えていってこそ虹 2014.10.21 コメント(2)
◆ 映画っていいね。色々あるから良さも… 2014.10.20
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