ハッブル宇宙望遠鏡の赤外線観測データが3月5日に公開された。うお座の方向、約20億光年先にあるという銀河団「エイベル68(Abell 68)」。
画像の中央と左上に散らばる発光は、一連の 銀河の集合体 。各銀河には数千億の恒星が含まれ、その軌道を周回する惑星は膨大な数に及ぶという。
銀河系のような銀河が無数にあり、その銀河の集合体がまた複数あるというとてつもない話。
銀河系には約1000億の恒星が含まれ、地球のような岩石型の惑星が全体で数百億あり、その多くが太陽によく似た恒星の周囲を回っているとする研究が今年の1月に発表された。
アメリカ天文学会(AAS)の年次会合でのもので、2009年に打ち上げられたNASAのケプラー宇宙望遠鏡から送られてきたデータを、新たに分析したもの。
地球の軌道以上に恒星から離れた惑星にまで広げて考えると、太陽型恒星の半分は岩石惑星を持つ可能性があるという。
「星空を見上げるとき、目に入る(ほとんど)すべての星に惑星系が存在するのだ」とマサチューセッツ州ケンブリッジにあるハーバード・スミソニアン天体物理学センター(CfA)の天文学者フランソワ・フレシン氏は話す。
中国大陸から飛んでくる黄砂の粒の数と同じぐらいか、或いはそれ以上の星々が吾々の頭上の遥か彼方に存在するということ。
ガス星雲は宇宙塵(うちゅうじん)で形成されている。
ケイ素(ケイ酸塩)や炭素(グラファイト)が多く、他に鉄やマグネシウムなどの重元素も存在し、主に水素から成る星間ガスとともに、主要な星間物質。
わし星雲(M16, NGC6611)
その密度は極めて低く、実体としては、1立方mの空間に塵の一粒があるかどうかというもの。しかし、宇宙はあまりにも広大なため、これほどの希薄な密度でさえ、何光年、何十光年とわたれば十分な質量を持った天体となる。
それが恒星間空間に広がる暗黒星雲、あるいは散光星雲といわれるもの。粒子の大きさは、0.01μmから10μm程度であり、塵自体は地上からは全く見えないが、電磁波を吸収もしくは散乱、反射するので、極めて大規模な集合は様々な星雲として視認されるのだという。
宇宙塵は地表に毎年100トン程度降り注いでいると考えられており、古いビルの屋上などには、地上から舞い上がった塵と混じり合ってたくさん積っているのだという。
黄砂も星雲も、その正体は同じようなものだということが分かったようで分からない。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」と
タイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
◆ ジョーク、冗談、ユーモアは生活の調味… 2014.10.22
◆ 消えていってこそ虹 2014.10.21 コメント(2)
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