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金と女と欲望が渦巻く街「福富町」。大岡川を挟んで野毛の対面にある街は外国人の働くスナックが、所狭しと並んでいる地域。
如何にも日本人率低いだろ~的なこの街に来るの客は、呑んだり食べたり、人のコミュニケーションを楽しもうという客ではなく、とにかく女が目的!その客を取り込もうとする客引きも多い。
そんな街にも深夜営業の居酒屋が数軒あります。こちらは福富町西通りに8/31にオープンした「ハイサイダイニング」。
このお店の前には、日本語ペラペラの中国人が経営していた「 天楽 」という海鮮居酒屋があったのですが、界隈は一般人がフラッと歩く場所では無いし場所的に厳しかったのか、閉店してしまいました。
新しく出来た沖縄料理のお店はどうなのでしょう。さっそく入店!
カウンターの上にずらっと泡盛が並べられている店内は、カウンター6席とその後ろに4人掛テーブルが2席。奥にはお座敷席が2席あります。
厨房にはいかにも沖縄人っぽい濃い顔のご主人とその奥さんの二人で切り盛りしているお店。西表島出身のご主人の西表さん(珍)は横浜に住んで20年と言うベテランの浜っ子!恐らく、飲食業で勤めていて、今回が初めて独立したという感じでしょうかね。
フードのメニュー
んんっ!福富町の立地としては、かなり安い価格となっているメニュー。お通し代は取るけど、それがなんと100円だって!一見で入った客なのに、店主も腰が低くて最初から好印象!
酒のメニュー
泡盛はほとんどがワンコイン以下という価格。サワー類はちょい高目か?おっ?オリオンの中瓶!?
横浜でオリオンというと、缶がでてくることが多いが、ここは珍しい瓶のオリオン(480円)が置いてある!缶で呑むのは味気ないし、価格も良心的!
100円のお通しは「スクガラス豆腐」。豆腐の上にいるのがスクガラス。沖縄の方言でアイゴの稚魚のことを「スク」といい、塩漬けを「カラス」と言うのでスクガラス。
塩分が強めなので、お酒にピッタリのアテかも!
「沖縄焼そばケチャップ味(480円)」
モチモチっとした平打ちの沖縄そばをケチャップで炒めた一品は麺がモチモチでコシがあり、普通のナポリタンとはかなり掛け外れている料理。沖縄の麺を食べた事が無い方は、一度試して欲しい!
沖縄の定番プレート「ポーク玉子(430円)」をツマミで注文。
缶詰のポークランチョンミートと呼ばれている厚いいハムを玉子で閉じたシンプル料理。味は見た目通り(笑)でも、酒のアテとしては、なかなか良いよ!
奥の座敷には、沖縄好きな人達が集まって宴会をしていた。
場所的に一見で足を踏み入れるのは、躊躇するけど、人の良さそうな経営者のご夫婦は、沖縄に何回も言っていると言う話をすると、色々と話しかけてきてくれた。
沖縄料理屋も、こちらにくるとかなり高いな~というお店が多いのですが、ここは沖縄とほとんど変わらない価格設定。年内は年中無休で深夜2時まで営業しているので、一人で呑むのも良いし、大目の人数で来ても良いでしょう。次回は沖縄そばを頂いてみましょうね!
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