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ね、眠い・・・・頑張って力が尽きるまで今年を振り返ってみよう。なんて思っていたけど、もう寝ます。振り返ってみたらプライベートでは結構ツライことも多くて、こりゃ振り返らん方がいいなと思った訳で・・・仕事の上では例の2月のプロフェッショナル以来順調で、本当に潰れる寸前だったのをデザイナーの梅原真さんとNHKさんに救ってもらい、そのチャンスを生かし、ただ流れに従って泳いで来ました。テレビの影響は、ディレクターさんも言っておりましたが反響が最終的に負になるケースが多いようで、うちの場合5月まででした。通常一過性の反響で終わることが多く、ヘタに設備投資などすると最終的マイナスの収支に終わることも少なくないのです。5月以降はテレビの反響を辛抱強く待ってくれたそごう・西武デパートの食品部長さん(この方もその丁度一年前に番組内で紹介された)のお蔭で全国6店舗の食品売り場で扱ってもらい、その売り場では梅原さんの真価を発揮して徐々に売り上げを伸ばして行きました。そして夏以降も番組を見た様々な方からの引き合いを頂き、ここ数年は需要がひっ迫するであろう見込みの元に、独立してニワトリノニワの卵を一緒に作ってくれる仲間を募集しました。その募集に応じて夢を持った仲間が12月に加わり、更に新年からは人生のパートナーとなる人を加え。ニワトリノニワは僕が夢見ているモノではなく、心のユトリのある次の社会の実現へ向けて、遠く百年先の目的に向かって一歩ずつ歩き始めている。その歩みは、2008年夏。この四国一周1200kmを汗だくで歩いた私の足・・・いや、本当は人の心を救いたいとその方法を模索しながら1200年前にお四国を歩いた空海さんの足が支えている・・・・そう信じている。良いお年を。↓↓クリックして応援
2012.12.31
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昨日は疲れて寝てもうた。最近久しぶりに大工仕事なんてやってるから疲れがたまってるんだと思う。だから昨日アップする予定だったレポートを、今日。相変わらず断熱施工の続き。オレってば40越えたせいからなのか、シツケーぞ!中年っぽいぞ!(泣)アラフォーだっていいじゃないの、にんげんだもの。・・・・誰から目線だよ。あ、空ちゃんか?はい。断熱施工の続きね。一昨日は雨だった。従って大工仕事はペンディング。前日防湿シートを貼りつけたのでとりあえず雨漏りすることはないと思っていたのだが・・・残念ながら極早い段階でポタポタと、落ちてきた。屋根へ上がって該当箇所を覗いてみると穴が。あー!やっぱ一回はがしたから穴あきまくり。わかっちゃいたんだが、案外ダイジョーブじゃないの~?とか楽観視していたのだ。教訓:穴が空いてりゃ水漏れる。焼肉焼いても家焼くな。そんな感じだな。ハッハッハと、笑ってる場合じゃないよ。なんとかしようゼヨ。な、訳で上から防湿シートをかけてみた。後は強風でぶっ飛ばされないよう祈るだけ。アーメン。雨だけにあーめん・・・・・いかん、2012年最後のダジャレも滑った。ともかく祈りが通じたのか翌朝は快晴~、 マンセ~!さて。防湿関係のシートを全部引っぱがして雨漏りしちゃった箇所の板を外してみる。幸いにも断熱材の一枚の端っこだけ濡れていただけだったのでその部分を切除し、新たに二枚を突っ込んだ。そして無理矢理埋め戻す。もうこれパンパン。いくら断熱施工が趣味と言ってもここまでしたら悪趣味だ。でもお蔭でとてつもない断熱パワーを発揮しているぞ。しかしいい天気だ。いや、急がなくちゃ。翌日(本日)また☂が予報されていた。今日中に完成させねば。で、新品のを買ってきて貼り直した。この青いヤツはルーフィング。通称麦わらだ。あら、専門用語大杉漣かしら。これ、建材屋さんで一枚20m巻で4000円ほど。あ、最近ニワトリノニワの社長が頻繁に建材屋に出没するらしいぞ。え!ニワトリ屋じゃねーのか?さ、これも建材屋さんで仕入れてきたガルバ波板(シルバー)元気よく貼ってみよ~留める傘釘だって今度はちゃんとしたステンレス製でウレタンスポンジが分厚いヤツ。カンセー!これで暫くは屋根に関して不安はなかろう。頂点の三角の所もトントンして、ホントにかんせ~ 案外早く終わったな。と、悦にひたっていると下の方で噴水が上がった。なんじゃ?断熱完成疲労パーティでも始まったか?運動場のフェンスを直してくれてる研修生のMちゃんが埋没されていたホースをスコップで掘り当てたのだった。派手にやってくれるゼ、フフっ。だが、実はこれで二回目の噴水だ。まだ来て一ヶ月も経ってないのに二回も噴水上げるとは・・・・・ヨッ、この噴水ムスメ!いやいや。どこに何が埋まってるか教えてない俺が悪いのだ。Mちゃんは悪いことしたとショゲている。すまんな、俺が悪いんだからメゲルことないぞ。で、部品を買ってきて・・・一瞬で修理完了。大工仕事も水回りも、素人なりに手慣れたもんだ。チョロイゼっ翌日(今日)はまた雨が予報されていた。当初ねはんの里と名付けたこの農場を、土木作業について何の知識も経験もなかった素人がタケちゃんら仲間と建設開始してからもう二年。アレから丸二年が経つ。お蔭で。なんでもやればできるし、ヘタでも自分で一から創りあげる楽しさを僕は知った。それを、これから仲間に伝えて行きたい。明日は激動の一年を振り返ってみようと思う。たぶん・・・・↓↓クリックして応援
2012.12.30
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明日から三日間雨予報。この時期の雨は大歓迎する。何故なら暖かいからだ。今年は四万十の冬にしては雨が多く、助かっている。気温の低下はエネルギー不足になり、どうしても産卵率の低下を引き起こす。じゃ、今日のレポート。今朝は快晴。とてもいい天気。だが、明日は朝から雨。ってことで急がねば。屋根の張るんだ。昨日の続きから。取りあえず断熱材が余るので屋根裏に入るだけ余分に入れた。約1.5倍量の断熱材が天井に入れられたことになる。さすがに過剰だ。だが、この断熱材、5坪分が7500円と格安なのだ。どうして通常の住宅でももっと入れないんだろ?暖房も冷房も効果が倍増し、確実に省エネに繋がるのに。ともかくお次。 これは断熱材ではない。ルーフィングというゴムでできたシート。防湿剤だ。断熱材の上からタッカーで留めたところで知り合いのA建築士に電話した。あ、A建築士とは姓が悟られないためのABCのAであって、姉歯のAなんぞではない。決して違法建築士なんかではないのだ。エッヘンともかく電話して次に板を張るのに木ネジで構わないか?と訊いたところ、ルーフィングの前に板を張るのだ、と指摘された。ああ、間違えた。なんだかゴワゴワして張りにくいと思ったよ。もう日が傾き始めている。泣きそうになりながらタッカーの芯をドライバーで外して行き、はがし終えた。約20分のタイムロスである。朝一で購入してきた野地板、これも知り合いの建材屋さんで格安にゲットしたものを木ネジで手早く止めて行く。ひとまず下だけ完成。残りの空いた部分を埋めるために、当然・・・・・空手チョップでアチョー、アチョー言いながら野地板を割って行く。ウソ。もちろん丸ノコで板を切断して行くのだ。60枚も。泣きそう。切り終えたら既に16時20分を過ぎていた。あと40分で日が暮れる。急げ!だぁ~落ちる。日が落ちる。チルチルミチル。と、なんとか日没ギリギリに張り終えた。いや。このままでは雨漏りしてしまう。最低限、ルーフィングを貼って雨漏りを防げるところまでは終えねば・・・いよいよ日が山陰に入った。だがルーフィングはタッカーでパチンパチンと止めて行けばいい。一瞬で終えた。ギリギリ残照の内に間に合った。さて、この断熱施工の効果だが。さっき夜番のために戻って来たらまだ20℃の室温を保っていた。今日は朝だけしか暖房をつけてなかったのだが昼は温室効果で22℃くらいまで上がり、夜は外気温4℃の中20℃をキープしている。北国なみの断熱だ。何故、僕は思い立ったかのように忙しい今、断熱施工を始めたのか?それはとても寒がりのあの人へのプレゼント。なんにもないけど、せめて暖かい部屋で迎えてあげたい。↓↓クリックして応援
2012.12.27
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数日分のレポートを。23日の朝。いい天気。南側の残りの壁に断熱材を入れちゃおう。完成。残る壁は東側のみ。ここはトイレの壁に近接しているのでどうしようか・・・分かりにくいが上の図の部分が東側の壁の内壁と外壁の隙間。ココに断熱材を板を使って押し込んで行く。外壁の板を貼って完成。これで東西南北の壁に断熱材を入れ終えた。よーし、後は天井を残すのみ・・・夕方。西から分厚い黒い雲がやってきた。明日はクリスマスイブ。四万十に雪が予報されていた。そしてクリスマスイブの朝。カーテンを開けると・・・・夕方みたいだけどコレで朝。雪がうっすら。陽ちゃんも寒そうに、でも食欲満開。元気があっていいのぉ。針葉樹林のティーツリーがクリスマスツリーのような趣へ。そんなクリスマスチックな光景も早朝まで。昼前にはすっかり。空の下の方が真っ白だけど。で、今朝。いい天気。昨日はデスクワークに追われ断熱どころではなかった。だが、けふはいよいよやっちゃうぞ。全面断熱!まずは屋根の波板をひっぺがしちまえ。で、意外とスムーズに行かなくて時間がかかったけど、ツルーン、と。無心に断熱材を打ちつけているとふと、思った。た、楽しい・・・もしかしたら僕は断熱材の施工が三度の飯より好きかも知れぬ。だとすればこれから僕は履歴書の趣味の欄に「断熱材の施工」を加えることができるだろう。シメシメ・・・・でも待てよ?経営者となった今。僕が履歴書を書く機会と言ったら融資を受ける書類に添付する時くらいしかない。僕に融資をしても良いかマジメに検討してる銀行マンたちが僕の履歴書を見て趣味の欄に、「脱藩(水泳)・クダラネーブログ・お寒い日常会話・断熱材の施工」なんて書いてあったらどう思うだろうか?いや、そもそもそういう書類に添付する履歴書に趣味の欄があること自体、あるいは・・・・ともかく無心に断熱施工を行い、終わる頃には、すっかり。日が傾いていた。今日も夕日が綺麗。明日もマイナス2℃予報。↓↓クリックして応援
2012.12.26
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クリスマスの夜に。独りぽっち。誰かに好かれたい、愛されたい。でもそう願うほどに孤独になって行く・・・・・人に好かれる人は幸せを与えてもらう人じゃなくて、誰かを幸せにしようとする人。誰かに好かれたいと願うのではなく、誰かを積極的に好きになれる人。つまり。人から好かれる人は、好かれたいと願う人じゃなくて自分から好きになれる人。人を積極的に好きになろうとする人だよ。GOD BLESS YOU↓↓クリックして応援
2012.12.24
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経年劣化嫌な言葉である。年を経るにつれ、劣化する。青年がオッサンになり、ダジャレを吐き、加齢臭を発する。オネーちゃんがオッサン化し、鼻をほじくり、尻をかく。ああ、せめて内面だけは経年進化であってくれよ、アーメン・・・・さて、ここニワトリノニワも建設からめでたく二年が経った。通常の建築物なら二年の時は劣化と言える変化は起こらないだろう。だが、全然お金もないのに始めた僕の農場はヤスブシンだけにあちこちが既に経年劣化の兆候を示し始めた。特に僕が夜番をしているこの事務所は、寒風が丘を駆け上がると窓も開けてないのにカーテンがユ~ラユラと揺らめき室温が奪い去られるという、まさに、「風と共に去りぬ」状態に。いや、室温が。つまり劣悪環境へと変化していたのだ。確か隙間風は嫌だから壁の外側を農POで覆ったのだったような・・・・だがしかし農POは所詮農作物を囲う資材に過ぎぬ。人間様が住まう住宅に使う建材ではないのだ。つまり、農POは二年の間に劣化したり、ネズミーランドの住人によってかじられたりして隙間だらけになっていたのだ。オーイ!な、訳で前の続き。列記とした建材、中でも断熱材として優れた性能を有するグラスウールをDIY好きな僕が自ら壁に施工している訳だ。世の中に社長はたくさんいるだろうが、自ら事務所の断熱施工を行ったことがある社長さんはそんなに居るモンじゃなかろう。ま、いいや。断熱施工工事二日目。昨日は寒い朝だった。昼過ぎから雨が予報されていたので外壁の施工を急ぐ。の、前に床下の断熱だ。うちの事務所の床下ちゃんはふっとい柱を贅沢に多数張り巡らせてある。お金がないから床板が薄っぺら。だから図太い柱を狭い間隔で並べてやらねばならなかったのだ。もちろん柱は全て廃材である。床下にどーやって断熱材を入れようか・・・・と悩んでいたらパッと思いついた。これだ。物干し竿にテープで断熱材をくっつけて、と。まさか棒の先にガムをくっつけてお賽銭箱の小銭を狙う小学生からヒントを得たとはよもや思うまいよ。ヒヒヒ・・・ともかくうまく行ったゼヨ。反対側にも見事到達。と、喜んでいる暇もなく予定を前倒して午前中から雨がポタポタ落ちてきた。イカン。断熱材を濡らしちゃイカン。取りあえず南側の半分だけ施工した外壁を覆ってしまおう。南壁、ひとまず半分終了。じゃ、雨降ってきたし北側の飼料庫内の壁をやってしまおう。荷物を外に出して壁をあらわにすると、そこにはネズミーな巣が。チキショ、びりびりに破りやがってからに。断熱材を貼りつけるのは簡単。今度はネズミーが入る隙はないゼ。さて、翌朝。本日。南壁の残り半分をやっちまおう。はがして・・・貼りつける。残り半分の床下を終えた所で暗くなった。後は天井と東側か。東側はトイレ作っちゃったから壁はがすわけにイカンな。さてどうするか・・・研修生のMちゃんが鶏さんと戯れてる。いや、明日からクリスマス寒波が来ると言うので寒さ対策として水場のある所に鶏さんが入らないよう囲い、鶏さんを追い出そうとしているのだ。見たところ、かなり徒労に終わっているようだが。ま、頑張れや。しかし。取りあえず四面を断熱したところ、今日なんかは暖房つけずに寒くなくなった。なにしろグラスウールの中でも最も効果の高い厚さ10センチのを使っているのだ。それに、相談してたK建築士によると通常の住宅でも床下の断熱をしないことが多いらしい。クリ寒、のぞむところだ。↓↓クリックして応援
2012.12.22
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お寒いどすな。今朝も寒げな朝日が。ぢめんに視線を落とすとマッシロ。確か昨日も霜降りてたぞ。さみぃ~昨日やっとホットなアイツが届いた。グラスウール。断熱材だ。名前の通りリサイクルガラスとかで作られている。ガラスの綿だ。断熱効果は極めて高い。つーことで早速壁に入れちゃう。ボク入れちゃうもん。袋を破ると、ムクムクムク・・・グラスウール、キター!!スゲーボーチョー率。触ってみるとフワフワ。ダウンジャケットみたい。これは期待できるゾ!まずは北側の外壁をはがして。タッカー(ホッチキスのデカいヤツ)でグラスウールを打ちつける。そして元に戻しておしまいよ。お次は南の壁。またしても、引っぺがす。この向こうに僕がいつも座ってくだらんブログを書いている。この状態では僕とお外を隔てるのは、隙間だらけの板+農POシート、のみ。こりゃ寒いわ。またしてもグラスウールをタッカーで打ち付ける。おお、やっと断熱なオウチになった・・・・あ、気がつけば陽が沈みそうだ。そーだよ、明日は冬至。一年で一番日が短い。と、いうことは、明日から徐々に夏に向かって季節が動いて行くということだ。バンザーイ!てな訳でこのままの状態で今日は終了。明日午後から雨が予報されている。イカンぞ。朝一で外壁つけなくちゃ。↓↓クリックして応援
2012.12.20
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最近全然農園レポート書いてない。ということで先週の続き。5日に初霜が降りてから連続で3日くらい霜が降りた。7日の朝。四万十のお山が真っ白でないか?ズーム。ワンコの水飲み場もカッチカチ。運動場も真っ白。草が一斉に枯れた。なんていう寒さ。最低気温は氷点下3℃くらいまで平気で下がる。おまけにココの事務所は断熱という概念がなく、ただ風を防ぐためにビニールシートと板で囲ってあるだけだ。ん?断熱?そうか、断熱しよう!ってことでまず知り合いの建築士に相談して良さげなグラスウールを選定してもらい、ネットの建材屋さんで安いのを見つけて購入。残念ながらまだ届いてない。普通の家っぽく6面全部断熱材ペタペタ覆っちゃうモンねー。さぞ暖かろうな。チョー楽しみ。それまでに凍らないようにしないとな、アハハ・・・と、笑顔も凍る年の暮れ。↓↓クリックして応援
2012.12.17
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忘年会シーズンである。誰かから聞いたんだが、中村は人口の割に飲み屋の数が全国で一番とかに多いらしい。確かに高知県民は平均所得が東京より100万も少ないのにいつも飲んでるイメージがある。そんな飲み屋の街、中村はこのシーズンは特に活気づく。お蔭でいつも行ってる日帰り湯が先週辺りから夕方というのにガラガラ。サウナや風呂につかりながらいつもの三倍も弛緩したアホヅラさらしてられるので僕としてはラッキーだ。ま、ともかく普段あんまり夜の街には出歩かない僕でもこのシーズンは忘年会のお声がチラホラかかっている訳だ。先週は遊び人で半分税理士で夜の中村の超お得意様な弘田氏の忘年会に参加してきた。二次会には例によってオネーちゃんのお店に行くと言うのでスタコラと闇に紛れて帰還したのだが。そーいや、飲み屋と言えばこの間の夏のこと。とても嫌な気分を味わった。ある飲み会のあと。タケちゃんと二人でニワトリノニワの元パートさん、いや、パート2のIちゃんが働くワインバーへと寄った。実にうちのパート2のIちゃんは昼間は弛緩したアラフォーオヤジの養鶏場で出荷を手伝い、夜はワインバーの経営者として一人でお店を切り盛りしていたのだ。そんなIちゃんがうちを辞めた理由はセクハラ・・・・じゃないですよ!寿退社だったのですな。ともかく、ソムリエの資格を有するIちゃんのそのお店にタケちゃんと二人で入り、カウンターでお薦めの赤ワインを飲み始めた。すると、50くらいのオヤジが後から入ってきてカウンターの端っこに座る。そしてタケちゃんと挨拶を交わした。どこぞのU便局の局長さんらしい。そしてタケちゃんが僕を紹介してくれ、そのオヤジは僕の方を見てボソッと呟いた。「この人ワインの飲み方知らんのじゃないろうか。グラスのボウルんとこ持っちょるで」ぁん?その局長氏を見ると、僕を軽蔑の眼差しで見たかと思うと小粋にちょこんとステム(柄の部分)を持って貴族のごとくお上品にチビチビとお口に運んでいらっしゃる。あろうことか隣を見るとタケちゃんまで同じ飲み方をしている。orz.. 日本ではちょっと間違ったワインのマナーがまかり通っているようだが、ワイン文化の発祥であるヨーロッパでは一般にステムを持つのが厳守されるのはソムリエによるテイスティングの時くらいである。何故ならワインに体温が伝わって風味が変わってしまうとされるから。でもそもそも赤ワインなんて室温で空気に触れさせて暫く酸化させたり、しかも冷えてたら体温で温めた方が香りが良くなるとされるし、白ワインだって飲む時だけボウル部分を持ったって体温が伝わるとは考えにくいと言われている。アチラの映画を観てみろよ。ほとんどがボトルを持ってガブガブ飲んでるぞ。僕は大学の頃からワインが好きだから本も読んでみたし、フランス映画とかでも何飲んでるか少しは注意して観てきたつもりである。おフランスですら田舎のオッサンがステムをお上品につまんでクルクル回しながらおちょぼ口でグラスを傾けてたらコメディアンだと思われるんじゃないのかね。だが。僕は・・・・「なんだそのオカマみたいなグラスの持ち方は?」とは言わず、この屈辱に耐えた。何故ならタケちゃんとそのオッサンは中村のワイン会という嗜好者のサークルに所属しており、そのサークルを主催しているのはその店のアルジ、つまり目の前のIちゃんだからだ。オイオイ。Iちゃんだろ、この間違ったワインの飲み方教えたチョーホンニンは。いや、もしかしてこのイナカモンのオヤジたちを笑いものにするためにあえてそんなこと教えたのだとしたら・・・・ともかく、今週土曜日にワインバーを閉めるそうだから最後におめでとうでも言いにいくかね。中村の夜。人っ子一人歩いてないが、お店は満席が続く・・・・おめでと。でも中村の夜が少し淋しくなるよ。↓↓クリックして応援
2012.12.13
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nullこの単語はバイオ系の研究をしていた僕がIT業界に就職してはじめてプログラマーから耳にした単語であり、僕の概念を一新した。ドイツ語でゼロを意味するらしいのだが、プログラマーに教えてもらった概念では少し違っており、ゼロすらも値があるとして意味がある場合に値がないことを示すのだという。つまり、空っぽ。遅咲きのヒマワリさんは視聴率良くないらしいですね。盛り上がっているのは地元のみ、という虚しい結果なのだろうか?確かに言いたいことがボンヤリしていて深みがない。ような・・・・一方。月9のキムタクドラマも人に勧められて観てるんだけど、アレは言いたいことが明確で芯を突いていて中々面白いね。「PRICELESS」価値がない、のではなくて 「たいへん価値がある」という意味である。歩き遍路に出る時のこと。僕は何を捨てるか、ということを一生懸命考えていた。何を持って行くか、ではない。暑いからタオルをもう一枚持って行った方がいいかも知れない・・・着替えをもう一枚・・・そんな常識的なことを考えながら必要最低限の持ち物をザックに詰めた。はじめは。その、最低限と思った荷物は登山用の大きな30Lのザックには収まり切らなかった。毎日20-30キロも歩くのにザックを大きくしたりプラスαの手荷物を持って行く訳にはいかぬ。それから僕は何を捨てるか何があれば歩いて行けるか、生きて行けるのか、を真剣に考えた。物が溢れる現代に於いてすらも人類は心配性で、もしもに備えて様々な余分なモノを持ちそれを守ろうと束縛されながら重い足取りで歩いている。例えば、夏は草刈りすら逆に面倒に感じてしまう庭付きの一軒家。それ、必要か?幸せなのか?結局。絞りに絞り込んでなんとかザックに収めたつもりの荷物は、歩いている内に重く不要になって二度に渡って徳島から実家に送り返した。最終的に。毎日歩く僕が必要だったのは、補給した時に飲み水と食糧が入るスペース。つまり、空間。からっぽ。人生に必要なのも空きスペース。必要な時に必要なモノを仕舞える心の余裕。色々なモノを持っているとそれが邪魔になって本当に必要なモノを手に入れることができなくなる。不要な物を捨て、心に空きスペースをつくって軽やかに歩き始めよう。あなたの人生のお引越し、プライスレス。↓↓クリックして応援
2012.12.10
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普段はコタツでハナクソでもホジくりながらミカンをつまんでうたた寝コイてるヴォー3すらも走る師走だけあって、中々に忙しい。(まぢじめなおぼーさまスミマセヌ)紹介が遅れたが、12月1日より我らがニワトリノニワには新人くんが加わっている。前から言ってた研修生だ。研修生と言ったってうちにとって初の社員。ただ、研修生と呼んでいるのは最長二年の間に独立就農する就農候補生であるからだ。そして研修生に果たせられた任務は独立経営の養鶏場でニワトリノニワの卵を生産すること。つまり彼らが任務を追行した結果「池田なません」の増産が可能となる、という訳だ。僕は欲張りは嫌いだから一経営千羽まで。それ以上卵を増やして儲けたい人はニワトリノニワの仲間にはなれない約束である。梅原真さんとも昨年そう約束している。放し飼い養鶏千羽で卵の品質を保ち、その鶏糞を使って自給自足的な有機農業を営んだら販売をうちに委託したとしても結構やることは多い。あんまり忙しくて生活を楽しめない人が近くに居るとこちらも楽しくなくなってしまう。だからそこそこの生活で農業して楽しむことができる仲間を増やして行こうと思っているのだ。そして自給的農業で栽培した作物なんかを、ブツブツ言いながら物々交換して楽しむ、なんてのが理想だ。「お金ではなく感謝と感謝が繋ぐおすそ分け文化」の確立へ向けて。さて、その研修生が来て早々に鶏さんの運動場に伸びきった荒れ地の代表、セイタカアワダチソウの草刈りをやってもらい、鷹対策に釣り糸を張り巡らしてもらった。あ、この研修生は大阪出身でココに来る前まで山形で「地域おこし協力隊」というどこかで聞いたような名前の組織の一員として働いていた。まだ正式に許可をもらってないので氏名・年齢などは伏せておくが、ミソジーな♀である。ということは、ニワトリノニワにおいてホモサピエンスの♂は未だ僕一匹ということになる。その内この新人君にもブログにて研修生活を紹介してもらう予定なのでしばしお待ちを。えーと。ともかく研修生が来て農作業を手伝ってくれてとても助かっているのだが、人を雇うに当たって色々な書類を提出したりして結構忙しい。おまけにプリンターのトラブルなんかがあったりして余計な仕事が増えるからブログの更新も遅れがち。と、言い訳しておいてちょっとだけレポートを。12月に入って増々緑が乏しくなってきたので鶏さんが運動場の仕切りを越えてジャングルへ飛行して行くことが重なったので、仕方なく第一鶏舎の反対側の運動場を開放。サラダバー状態だ。何故今まで解放しなかったのかと言うと、鷹対策用の釣り糸を張ってなかったのと余りにジャングルだったので隠れて産卵してしまう鶏さんが多いだろうとの予測から。そこらじゅうに産卵されたら貴重な卵が減ってしまう・・・・と、見回っていたら泥の中に妙な枯れ木があるのに気付いた。あっ、これ!キャッサバだ。昨年春に植えて昨秋収穫できる予定だったのだが枯れ枝として残念な結末を終えたと思ってたら二年目に眠りから覚めていたのだ。ジャングルが良かったのか?ともかく、この発見により未来の自給飼料計画に希望の光が射した。そして5日には今年初の霜が降りた。確か昨年は20日頃だったような・・・・二三回霜が降りれば草は枯れ、ようやく四万十の大地も茶褐色だけの冬眠の季節を迎える。四万十川に落ちる夕日も寒々としてきたな。↓↓クリックして応援
2012.12.07
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その朝日は美しかった。写真は心を映す。といわれ、更に他者は自分の心を映す鏡である。突如として現れたあの人は自分を映す鏡であり、またその美しい朝日は、つまり・・・生きて・・・・生きて舛添要一☆ピカッって、何から話せばいいか分からない。だが色々あった。この二週間ほとんどブログを更新できなかった理由は、そのぅ・・・いわゆるリア充というヤツですね。リアル充実 ⇒ リア充ピカピカ・チュゥチュゥ ⇒ ピカチュゥええ。ピカピカの舛添要一 ⇒ ピカ獣「えっ!?」と、写真でお茶を濁して復帰第一段は終了。またクダラネーブログでもボチボチ書きますよ。ともかく。2012年冬物語。3両編成の小さな特急が北国へと運び去った・・・にほんブログ村
2012.12.04
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