全14件 (14件中 1-14件目)
1

ご心配かけてます。色んな方にご心配いただき、またこれからもご迷惑をかけたりする可能性がありますので元気のない理由を少しだけお話しましょう。それは、僕にとってとても大切なある方が病気で入院しているからです。その人は遠く離れた所に居ます。でも心の支えになってくれている方です。今はそれだけしか話せません。ま、ともかく。人を元気にしたいと望んでいる僕がめそめそとイジケて落ち込んでたって誰も幸せにはなりません。だから・・・だから僕は歌うんだよ、精いっぱいでかい声で。世界中に定められた どんな記念日なんかよりあなたが生きている今日は どんなにすばらしいだろう世界中に建てられてる どんな記念碑なんかよりあなたが生きている今日は どんなに意味があるだろう train train by the blue hearts ♪朝日。先日梅原さんの一声によって様子を見に来てくださった砂浜美術館の畦地さん・・・・の美人奥様が卵を予約購入してくださっていた。その卵と引き換えにブンタンをたくさんくれた。土佐と言えば文旦。果肉がぷりぷりしてグレープフルーツの酸味をまろやかにしたような土佐のブンタンは最高にうまい。他にもハウス栽培で作る高価な水晶ブンタンを何個もくれる、まるで伊達直人のような優しいお兄様も。ね、か・・・つ・・・T・・・さん?昨日たまたま用事があってお隣黒潮町の入野海岸まで行ったのでついでに砂浜を覗いてみた。砂浜に隣接してラッキョウ畑と有名な松林がある。梅原さんがリゾート開発から守った景色。ステキでしょ?高知は既に桜が満開です。暖かいです。四万十の桜とうちで昨年植えたちっさい桜の写真を、どうぞ。春色の汽車にのって。そっとお見舞いに行けたら・・・・↓↓クリックして応援
2012.03.29
コメント(12)

ちょっと元気ないけど、生きてますよ。さて。NHK大河ドラマの「平清盛」見てますか?残念ながら僕は見てないです。平家と源氏の争いなんていう、血なまぐさい戦争ものが僕は好きじゃない。反目する境遇でも同じ人間、「シェイクハンドぜよ」なんていう坂本龍馬が大好き♪でも、先日NHK高知放送局の番組を見てたら平清盛とゆかりのある人物としてドラマで登場する崇徳天皇が紹介されていた。崇徳天皇と言えば以前私のお遍路ブログでも紹介したことがあるので、覚えている人は覚えている。覚えてない人は覚えていない。見たことない人は見た記憶がない。ま、そんな感じじゃないかと思う。(どんな感じやねん)ともかく、だ。崇徳天皇はその出生に秘密があるようで父親の鳥羽上皇から嫌われていたらしい。実は鳥羽上皇の奥さん、璋子と鳥羽上皇の父、白河法皇の子供が崇徳天皇らしいのだ。つまり、本来三上博史と檀れいの子供であるべき崇徳天皇(井浦新)なのだが、伊東四朗と檀れいの禁断の不倫でできた子供であったという訳だ。だから鳥羽上皇と妻の璋子の子供である後白河天皇からも嫌われることとなり、保元の乱で島流しにされ、讃岐の地で生涯を終える。保元の乱というのは皇位継承における、不倫による子どもと実子との戦いと言えるのかな。ともかく、流刑にあったその讃岐の地で崇徳天皇の怨霊伝説が残されることになる。崇徳天皇は讃岐で恐らく寂しさから仏教に深く傾倒し、空海の影響を強く受けた四国の西行法師に感化され五部大乗経の写本を作り、朝廷に献上。だが、当の宿敵後白河天皇によりこれが却下され送り返されてきた。そこで崇徳天皇の怒りが爆発。舌を噛み切り送り返された写本に血染めで自ら魔道に帰依し呪い尽くす文字を書き、爪を伸ばし、髪を振り乱して天狗になった。とされる。出生にいわくがあるだけで親族から忌み嫌われ呪いの生涯を閉じた崇徳天皇に同情するし、さもありなん。人間だものと思ってしまうのだが、本当にそうだったんだろうか?上記の怨霊伝説は天皇家に伝わる一説であり、讃岐の国では四国の守り神であったという説や、実に寂しげで恨みの念など感じさせない数々の歌を残していることから、天狗に化身したなんていうのは実態と大きくかけ離れていたと僕は信じる。今朝。ここ数日朝晩は寒いけど日中はポカポカ。春らしい日が続いている。そんな暖かい日差しを浴びてうちの桜もようやくピンク色に色づいてきた。先日植えたソメイヨシノはまだつぼみがカッチカチや。ふと気づくと運動場の片隅でプラムの花が満開になってた。60センチくらいの幼木なんだけどね。頑張ってるなぁ。日差しが強くなってきたので四万十川の夕景も色濃く・・・・・夜にはお皿型した三日月が西の空にポッカリ浮かんでる。先の崇徳天皇が残した歌に有名な歌がある。それは、小倉百人一首の一句。瀬を早み岩にせかるる滝川の われても末にあはむとぞ思ふ訳:滝の水は岩にぶつかると二つに割れるが、すぐにまた一つになることから、現世では障害があって結ばれなかった恋人たちも、来世では結ばれるでしょう。なんと切ない。崇徳天皇は仏教に傾倒したことから輪廻転生も運命論も信じていた。だから恨みつらみはない。自らの運命を受け入れ、ただ・・・・静かに・・・・来世を信じて・・・・・↓↓クリックして応援
2012.03.27
コメント(6)

またすっかり空けちゃった。大した報告はないのでここ数日をテキトーにレポート。新しく入った鶏さん達が産卵箱に登り、ポチポチ産み始めている。来月分のお米をウェインさんが持ってきてくれた。この時期は田んぼが忙しいらしくていつもの立ち話もなく速攻で去って行った。ツマンネーの。地元のオッチャンがおっきくなり過ぎた白菜を軽トラいっぱい持ってきてくれた。この季節はウッカリすると野菜が大きくなりすぎる。ま、ボクにとっては、いや鶏さん達にとっては有り難いことだが。空ちゃんはうちのネコだか、ノラの彼女のネコだか分らぬくらい帰って来なくなった。お腹すいた時だけ。ハクジョーものめ。例のアレを更に30センチほど深く埋め直した。コレが浅いとその上に載せるアレがお立ち台のようになてしまうからだ。あーしんど。そしてそのアレの取り扱い書を見てみた。う~ん。専門用語多くてサッパリわかんね。テキトーにやろーっと。ヘーンだ。先日今年から開始される農水省の新規就農支援金、青年就農給付金制度の説明会が市役所であったので参加してきた。昨年の収入が250万以下なら条件クリア。年間150万ほど支援金が給付される。詳しい条件はリンク先を参照のこと。これでもしかするとアパートが借りられるかも知れぬ。正直言うと補助金なんかに頼りたくないけど、これは国の施策であり僕には受給する権利がある。昨年アレだけ困窮したのだもの。最近放送後の影響でものすごく儲かってるように地元の人は思っているらしいが、実際は昨年余りに売れてなかったので今、ようやく半年先の経営の目途が立った程度である。だから相変わらず住むところはない。150万って言ったら現状の生活費で言うと50ケ月分くらいに当る。ボク、もらってもいいよね?市役所の農業課の担当者さん、あんなことはもう忘れて公平にお願いしますね・・・・・今日は土砂降り。朝から晩まで雨。おかげで田んぼに水が均等に入ったみたい。昨年のこの時期は乾燥していたので水利権の問題で新参者のコメ農家であるタケちゃんが水を田んぼに引けずに困ってた。今年のこの暖かい雨は新規就農者にとって優しい雨になるね。↓↓クリックして応援
2012.03.23
コメント(11)

今朝の空ちゃん。朝ご飯を必死にかきこんでおります。すんごい勢いで食べ終えたら早速お出かけ~♪お外に出てなんとも恋しい声で「にゃあ」アッチかな?「恋をとめないで~♪」っと、彼氏の元へと去って行きましたとさ。実は空ちゃんの彼氏。僕にとってあんまり好ましくない。度々飼料庫に入りこんでは土佐清水産ソウダガツオの魚粉をあさってたりしたのだ。だから、内心は「チェッ」という感じだ。でも悪いヤツほど・・・・・ま、でも空ちゃんがいいって言うんだから仕方ないよな。好きにしな。トホホ・・・スリムドカンで有名な銀座まるかんの創業者、斎藤一人さんは著書「心が千分の一だけ軽くなる話」の中でこう言う。「結婚とは修行である」ご存じの人も多いだろうが、ひとりさんは魂の話を面白おかしく話す変わった実業家である。以下、前述の著書内のひとりさんによるお話。女性の場合、最高に相性の悪い男性が現れると。脳から特殊なホルモン、ヘナモン(斉藤一人氏命名)が分泌される。このヘナモンが分泌されると脳が錯乱してトンでもない相手が最高に素晴らしい人に見えてしまう。そして親の反対を押し切って結婚。だが残念なことに結婚するとこのヘナモンの分泌がストップしてしまう。脳内錯乱状態が沈静化し、結果として親が反対したように相手がトンデモナイ人に見えてくる。そこから人生最大の修行が始まる、と。だからどうせするならこの人と修行したい、という相手と結婚したいものですよね。と、いう素晴らしいお話だ。そうか、空ちゃんはヘナモン出っ放しか。いい修行になるといいね。っていうか、うちの農場は♀ばっかじゃねーか。オマエらって、毎日みんな錯乱してんの? おいおいさ、昨日は久しぶりに晴れたので地面が乾かぬ内に例のアレをほじくり回すとするか。1/3くらいしか終わってない。出荷や鶏さんのエサの配合の合間に時間を見つけてひたすら掘りまくる。地下1mほどは石だらけ。それでも掘り進む。無心で掘り進む。確定申告のことなんて忘れて掘り進む・・・・・あ!忘れとったやないか。ま、いいか。そろそろ地底人が怒り出しそうなくらい深く掘ったところで、こんなもんだろ。モスラを埋めてみた。うん。いー感じ。しかし、いー感じじゃないこともあったのだ。久々に土木作業をした僕のひ弱なオテテにぷっくりと・・・・おまけに肩もカッチカチ。仕方ねぇ。今日は脱藩せずにスーパー銭湯行ってセルフ肩もみだ、こりゃ。ココだけ見るとちょっと都会っぽいでしょ?しかし、ちょっと穴掘っただけでこの有様とは。オレってば情けない農家。↓↓クリックして応援
2012.03.20
コメント(3)

今朝も雨。朝から降ったり止んだりが続いてちょっと憂鬱な感じ。珍しく気分が少し滅入ってた。だが、午後遅くに雨が上がり西の空から少しずつ明るくなり、同時に気分も晴れてきた。ふ~、明日は晴れるな。と、確定申告のためにレシートやら領収書やらを整理しながら思ってたら外でおばちゃんの声が。例によって近くのユリ農家、新田さんちのおばちゃんと二人の子供たちが遊びに来たのだ。残念ながらおばちゃんの大好きな空ちゃんは最近日中はほとんど居ない。朝飯喰らうと速攻で近所のノラの彼の所へと足早に去っていくのだ。ウラヤマシイ、ねぇ。そんな訳で忙しいから、と言うと前の農道で3人でキャッチボール始めた。・・・・・・って、じぶんちでやらんかい!ったく、子供好きの僕は外ではしゃいでる声だけで気が散って仕方なかった。一緒に遊びてぇ~雨上がりの丘の上。子供たちが帰って静かだ。湿気を含んだ風が吹き抜けモクレンの花が一段とカレンに見えた。ああ。僕は・・・・新田さんのおばちゃんがお店の手作りパンを差し入れに置いてってくれた。おお、久しぶり。おいしそっそういや、先日のブログのコメントに「上空からタカに襲われないのですか?」的な質問があった。うっかり返事を逃してしまったのでココに書いておこう。ニワトリノニワは丘の上にあるためタカやらワシやらトンビやらが渡りの季節である春秋にはたくさん舞っている。だから襲われる危険性は大いにある。でもうちの運動場の面積は現時点でおよそ2000平方メートルもあるのだ。とてもネットでは覆いきれないし、覆うつもりもない。そのために運動場に昼間はねはんを放してある。犬が居ると猛禽類も手が出せない。それに僕も近くに居るので雄鶏の放つ警戒音ですぐに飛び出して行く。そんな訳で恐らく猛禽類に襲われたことは一度もない。それよりも、だ。もっと怖い猛禽類が居る。ソイツは青い目をしていて軽トラで現れ二本足で歩く。そして来るたびに元気に走り回るココの鶏さんたちを見て、「オイシソーネェ」などと呟き舌なめずりをしているのだ。そう、その猛禽類はニュージーランド出身で今はお隣黒潮町でコメを作っている。彼は鶏をさばくのは得意だといつも自慢している。わかった、わかった。近い内に廃鶏にする鶏さんでチキンパーティでもやろう。春の謝肉祭だ。↓↓クリックして応援
2012.03.18
コメント(8)

いかんゾ。トンでもないことを忘れておった。いや、正確に言うと忘れてはいなかったのだけど暇がなかったのだ。それは、「確定申告」今年から青色申告を申請していたので税金の面で優遇されるのだが、色々バタバタしてる間に一年間経ってしまい、然るべき書類が作成されていないということなのだ。確定申告を忘れると延滞税というオッカナイものを余分にぶんどられるのでみなさんは気をつけなはれや。ま、ボクの場合昨年12月までは赤字経営だから多分関係ないけど。もちろん遅れても申告はするけどね。あ、赤字と言っても単月の経費においては実は一度も赤字を出してはいない。赤字になるのは投資の部分。初年度なので鶏舎を建てたり鶏を購入したりで先行投資した分の回収までは行かなかったということだ。それに、本来であれば生活費があるので普通に暮らしていれば間違いなく単月赤字にもなるところだ。だが、ボクはこれまで仙人のような生活により一日2-300円の食費によって生活費全体でも月5万円ほどしかつかって来なかったので辛うじて単月赤字も回避。そしてもちろん、周りの心配してくださる地元の方々からのもらい物によって何とか生きて来れた。改めてみなさん有り難うございます。えーと、今後も宜しくお願いします。って言ったら図々しいのか。テヘさ、今日のレポートだ。今朝は雨。昨日から雨。昨日の雨は冷たい雨だったが今日は朝から気温が夕方まで上昇して行った。昼頃から徐々に晴れてきた。でもこの時期の草が乏しい運動場は雨が降るとグチャグチャ。グチャグチャのニチャニチャで、ドロドロのデローンデローンだ。ああ、気持ち悪ぃ~今日の最高気温。鶏舎内はプラス6℃。この最高気温は夕方17時の時点のものだ。上がりっぱなし。ひゃぁーしまんとがわの夕暮れの光景がなんだかやわらかい。さて。キッチンをお借りしている恩人寺尾さんの離れの家に毎日夕方戻ると、流しの上に色んなものが置いてある。まるでお供えもののように。例の放送を見て同情してくれた寺尾さんの妹さんが夕食の分け前を置いてくれているのだ。今日はコレ。お彼岸のボタモチ。ホントお供えものだ。有り難く頂いた。うまかった。なんだか仙人を超えて仏様になったような気がした。ホォ~ 法華経って。春だな。↓↓クリックして応援
2012.03.17
コメント(2)

今日も行進しますよ♪今朝もエエ天気や。寒かった。最低気温マイナス2℃。氷結した。だが日が昇るとみるみる気温は上昇し、昼過ぎにはなんと60℃まで!いや、華氏の話だよ。摂氏じゃなくて。どーよ。メンドくせーだろ、オレってば。最近ねはんは性格的に落ち着いてきたので昼間は運動場で鶏さんたちと放し飼い。うん。見事に馴染んでいるな。さて。本来であれば時間があれば例の穴をほじくり回すべきところではあるが、あまりにも天気が良すぎた。このためちょっと時間ができた昼過ぎに近くの海までお散歩だーい。そこに美しい海があるのにお金を稼ぐために散歩もできないような生活はボクは好かん。人生は金儲けのためにあるのじゃない。美しいものを見たり美味しいものを栽培して食べたりして幸せになるためにあるのだ。どちらにしたって自分で動けば金なんてそんな必要じゃない。散歩や農作業で身体を動かせば健康的に腹が減って尚更幸福度が増す、というものだ。と、そんな屁理屈を頭の中でこねくり回し、自分を言いきかせていざ、海へ。おお、幸せの三角形。実に美しい。千鳥が千鳥足で歩いてた。お前は酔っ払いのオッサンか!そんななんでもない美しい景色を10分見てるだけで幸せになった。人間て、なんて単純なんだろ。都会人はお金がないと幸せになれないと思っている。それ、本当ですか?昨日の「個」とはなんぞやという記事は多分あんまりわかんなかったと思う。ま、それでいいのだ。ただ、言いたいことは単純だ。花がそこに咲いている。その花を僕が近づいて見て美しいと思う。そのことが「存在」というものにプラス「個性」を与えることになる。ということだ。もし花が、花だけがココに咲いており、誰も見る人が居ないとすれば、花の個性は無いのと同じだ。個性、というものは相対するモノが居なければ発揮されない。あなたがあなたであるためには他に誰かの存在が必要なのだ。で、あるとすれば。隣に居る人を、自分が自分であるためにかけがえのないものとして大切にしたいものですよね。↓↓クリックして応援
2012.03.14
コメント(8)

さすがに今日は更新しないっしょ?てな負の期待を裏切るように今日も更新。宇宙人と交信。憎いゼ、オレ。まぁ、僕は見てわかる通り人生のほとんどをクダラナイことを考えて無駄に生きている。生き生きと生きている。でも極マレに本当にマジメなことを考えたりすることもあるのだ。その比率は大体80000:2 0.0025% つまり通常誤差の範囲と呼ばれるミクロな確率。だが、本日。どうやらその誤差のような脳内誤作動が起こったようなのだ。ま、聞いてくれ。17世紀フランスの哲学者デカルトは、「我思う、故に我あり」と言った。しかしこれは自己の存在を確かめただけであり、「個」の証明とはなり得ない。我々に個があることを証明するにはどうしたら良いだろうか・・・・・朝日を浴び、一人歩きながら考えていた。「個」と言うものは我々は常識的に捉えているが実はそんなに簡単なものじゃない。ユングの言う集合的無意識(=アカシックレコード)なるものが存在するのであれば、私は私であると同時に他の誰とも、いや全てのモノとも意識で繋がっていると考えられる。では、私がここに個として存在していることはどうしたら証明できるだろうか。朝日を背負い自分の影を見た時、ふと分かった気がした。太陽が私を照らしている。そして私の影を作る。そうか。私が私という個であることを証明できるのは、他の誰かにより映された己の影を見るしかないのでは。人間は一人では個性がわからない。己が個であり、自分の形・色・匂い、つまり個性的であることを証明するのは他の誰かに造影してもらう必要があるのだ。そうしてはじめて私が私という個であり、あなたがあなたらしい個性を持ち、オンリーワンの存在として光り輝く。人間とはそういう相対する関係性の中で生きているのだと思う。と、クソまじめに考えていたのは朝の数分間だけのこと。日が高くなる頃おもむろに一台のトラックが農園の前に止まり、荷台がぱっかーんと開いて中のものが下された。トラックが立ち去った後に残されたものは・・・・・グレーのモスラが。いや、ベンツ仕様の機関車トーマスと言った方がピッタリか。ともかく巨大なイモムシ様物体がごろーんと、野口ゴローんとそこに横たわっていた。うん。ま、コレが何かはみんなわかっているだろうよ。でもココはスルーして先を急ごう。その巨大な物体を埋めるためにカチカチの土を掘り返そうとした時に、思いついた。「そうだ、水かけよう」うん。これはお利口さんな判断だ。作業がはかどり始めたと思った時、寺尾さんがやってきた。実は今年。実験的に上の1ヘクタールの飼料用作物生産農地で寺尾さんと万次郎という名のカボチャを生産しようという計画を立てている。その万次郎カボチャを植える土地の土壌分析をするためサンプル採収に来たのだ。今年の夏は去年より面白くなりそう・・・・↓↓クリックして応援
2012.03.13
コメント(6)

とか言ってマメに更新してみる。今日は朝からスコーンと晴れた。気持ちいい。でもちょっと、寒い。最低2℃、最高8℃までしか上がんなかった。なぁ寒いな、空ちゃん。一時、空ちゃんとかくれんぼ。実は最近あるプロジェクトが進行している。それは、ココに・・・・こんな感じで・・・・「あるモノを作っちゃおうイン・ニワトリノニワ」ま、今日から始めたんだが。そのため、昼から鶏さんのエサを混ぜた後夕方までにスコップでせっせと穴を掘り続けた。でも、人力では思ったようにははかどらん。だって。堅いんだもの、ここの土。近所の畑ではパワーショベルが。夕方2時間ほど、オッチャンがこれにまたがり悠々と溝を掘り、涼しい顔で帰って行った。オレは機械なんぞには頼らん。しっかし、今日は天気が良過ぎた。例の植えたばかりのモクレンさんが可憐な白い光を放って輝いていた。ああ。神々しい。今日のチキンさん。寒いのに水場でお戯れになっておられた。雨が降って乾いたから運動場の土が、カッチカチやで。最近、日がのびたので18時頃でもまだ日が高い。お蔭で夕方遅くまで仕事をしてしまい、それが夜にズレることになってしまう。お蔭でちょっと、寝不足な感じ。そういや、あの放送後。よく通っているスーパー銭湯で常連のオッチャンが声をかけてきた。「あんたNHK出とったやろ。池田クンやな。」もちろんお互いフル○ン。親子共々上と下でご挨拶。って言うか、フル○ンで名前呼ばれるのは結構恥ずかしいかも・・・・・↓↓クリックして応援
2012.03.12
コメント(6)

ご無沙汰してます。実はブログよりプライオリティの高い事項ができてしまったので疎かになっておりました。それは・・・・・さ、おとといから。雨の朝。運動場はドロドロ。クローバーがいつの間にか青々としている。この時期の温かい雨は植物を元気にする。先日植えたばかりのモクレンが純白の花を開き始めていた。梅原さんの友達でお隣黒潮町は砂浜美術館の畦地さんが先日様子を見に来てくれた。その時に出荷できない巨大卵をいくつかプレゼントしたら、この日手作りのものを持ってきてくれた。こんなにたくさん。全て手作り。これぞブツブツコーカンの醍醐味。自家製のお味噌ってばウマそう。昨日は朝から晴れた。チキンども、元気そうじゃねーか。数日前、地元の先輩農家である谷崎さんから連絡が。くず米とトウがたった野菜がたくさんあるから持ってけ、と。で、晴れた昨日取りに行ってきた。じや~ん。お野菜満載。もちろん無農薬栽培だ。さっそくチキンさんへ。草の少ないこの時期は貴重な緑。もちろんお礼に出荷できない卵を。うん。相変わらずうちはブツブツ交換で成り立っとるな。ニヤリ今朝。新しく入った若造チキンどもが羽ばたきの練習を始めた。ケージ飼いなら一生使うことができなかった翼。思う存分羽ばたいていいのだぞ。ここ数週間のこと。私にも生まれて初めて使う翼があることに気づき始めていた。近年自己否定を止め、無邪気に生きてきたら知らぬ間に新しい翼が生えていたのだ。その翼で若い鶏さんと同じようにパタパタとやってみる。新しい感覚。とても不思議な感じ。その翼でフワフワと飛んでいるのだろうか、それとも落ちているのだろうか。時々不安になることもある。だが、例え落ちたとしてもそこはウサギの掘ったほら穴。何かきっと魅力的な冒険が待っているに違いない。そう。今日もまた、ワクワクしながら、未知のほら穴の中へ・・・・・↓↓クリックして応援
2012.03.11
コメント(4)

その日がやってきた。今朝はうす曇り。朝10時。おもむろに一台のトラックがバックで入ってくる。そして、停まった。トラックに積まれていたのは・・・・新しい鶏さん。30分ほどで下し終えた。新しい鶏さんの特徴は若いのでトサカの色も大きさも違うこと。手前がお局さま。さらに、育雛場では狭いケージで飼育されていたのでストレスで体液が酸性に偏っている。そのため、フンが臭い。これぞ養鶏場の匂いという臭さ。うちの鶏さんはストレスがないので乾燥していれば鶏舎内はほとんど無臭だ。更に、狭く暗い環境下に置かれていたので人間などの動きに過敏に反応する。チキン・ハートだ。まだお外は広くて明るくて怖いので狭い鶏舎内の角にかたまっている。ま、君たちの仲間はほぼ全て薄暗くてエサとフンを運ぶベルトコンベアーのカチャカチャとした金属音が昼も夜もなく続く工場へと連れて行かれた。君たちは、幸か不幸か。冬の夜は寒々と凍るような夜空に凍え、真夏の昼は南国の厳しい太陽が照らしつけ呼吸さえ苦しくなるような大自然の中に放たれた。上空を舞うタカの影に怯え、深夜にタヌキやイタチの奇襲に命を落とすものも中には居るかも知れない。そんなクーラーも暖房もないニワトリノニワの庭だけど。毎日ボクより美味しいごはん食べさせてあげるから。楽しく笑いながら精いっぱい命を謳歌しような。約束だよ。↓↓クリックして応援
2012.03.07
コメント(10)

今朝は数日ぶりに晴れていた。晴れの朝。新しい読者さんはまだニワトリノニワのロケーションについて知らない人も多いだろうから、ちょっと写真で説明してみる。まず、鶏さんの運動場から西方面には四万十川がどんぶらこ~と流れている。ここは四万十川の河口付近。土佐湾が近い。四万十の橋、ズーム。東方面は土佐湾。双海ビーチがある。今日の双海ビーチ。少し前まで閑散としていたビーチには既にサーファーがチラホラ浮かんでいた。黒潮の海。一年を通して温暖な海流が流れ、11月中旬までサーファーでにぎわう。そして今日の四万十の最高気温。25℃。昼間はTシャツ一枚で過ごした。最後に今晩の月。明後日8日が満月か。既に大きく満ちている。四万十の月夜は明るく静か。塵の少ない空に満天の星。目の良くない僕でも無数の星がきらめく天の川がはっきりわかる。しまんとは自然が溢れている。ここの自然は、生命力が濃い。僕らも生命。生きている。迷子になったら、しまんとに。にほんブログ村
2012.03.06
コメント(2)

今日は一日中雨が降っていた。ま、今日のことはともかく晴れてた昨日のレポートにしよっと。朝から晴れ。徐々に暖かくなって行く日差しを鶏さん達がねはんの小屋に集まって避けている。確かに春らしい。ポカポカとやわらかい日差しが余りにも暖か過ぎて花盛りの頃を予感させた。と、言うことで早速苗木を買ってきた。お品書きは、じゃ、まず花が咲いちゃってるしだれ梅から植えちゃうぞ。その後運動場や事務所の周りなどに4本植樹してたら運動場の外に草が繁茂していたので手で引っこ抜いては鶏さんたちに投げてやった。鶏さん達は久々の青々とした草に大喜び。桜が咲く頃には、なんか・・・・・・↓↓クリックして応援
2012.03.04
コメント(2)

曇りと雨が続いている。お蔭でとても暖かい。春の雨。そういや、そろそろヤツラが出てくる啓蟄だな。今年は3/5。出てコイや、インセクツ!今日のあさ。上の大地にも草が萌え~だ。空ちゃんも受付嬢で萌え~だ。進め、No1受付嬢の道を!うん。ちょっとクール過ぎだな、空ちゃんは。でもそのツンケンしてあたかもヒールで踏んづけそうな雰囲気がオジサマにモテる秘訣らしいぞ。頑張りなはれや~先日。黒潮町のコメ農家でニュージーランド出身のオッサン。あ、オッサンは余計か。ともかくウェインさんが3月分の飼料米を持ってきてくれた。旨い米喰っていい卵産めゼヨ、チキンども。ところで、ウェインさんと立ち話をしているとおもむろに、「アイテル」とつぶやいた。ん・・・・!も、もしやこのガイジンさん僕の第三の目があいてることを見抜いておったのか。見抜いちゃったと言うのか!タダもんじゃねーな、コヤツ。(そんなもん開いてません)と、パチクリしながらウェインさんを見つめていると視線を下におろして行き・・・・・「シャカイーノマドね」ダっ!ポッカリとあいていた。そのウィンドウが。しかし外人さんに社会の窓を指摘される恥ずかしさ。カタカナだけに余計恥ずかしい。さ、昨日のこと。さっそく放送を見て卵を購入してくださったたぶん年配方から贈り物とメッセージが。中にはタッパーに入ったカレーやら塩辛やら色んなものが入ってた。こうなりゃお客さんだか親なんだか、まったくわからん。早速牛カレーとやらを温めて食べてみた。ビーフカレーと違うのかしら?うん。全く違った。ビーフカレーなんかと違ってゴロっとした牛の塊が二つも入ってた。コレは、「牛」間違いない。今日も放送を見てくれた地元のおばちゃんが差し入れを持ってきてくれた。これで二度目。また来るって。そうか。社会の窓が開いてるってのはこういうことなのか。両親へ突然サラリーマン辞めて農業やると言ったかと思えば四国に歩き遍路に出かけ、挙句に誰も身寄りの居ない高知県に就農したりして。養鶏始めてからのこの一年も卵があんまり売れず、色々応援してくれた。心配ばかりかけて本当に済まない。でも、今こうして地元ばかりでなく全国に、親切にしてくれ応援してくれる親代わりの人がたくさんできた。もう心配いらない、とは言えない。でも、僕には自信がある。どうやったって何とか生きていける。それもこの一年のビンボー生活をそこそこ楽しめたのだから、今日以上に明日は楽しい、きっと・・・・・だって、春だもの。心の窓を開いて、そっと春風を。↓↓クリックして応援
2012.03.02
コメント(4)
全14件 (14件中 1-14件目)
1
![]()

