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こんにちは私です。お久しぶりです。昨年に引き続き今週末にモントリオールを再訪します。こうして大好きな街に戻ってこられるなんて本当に幸せなことだなあと改めて思います。思えば留学後の6年間、いろいろありました。社会に目を向ければ、帰国直後の2007年iPhone新発売。我らがホリエモンは刑務所行きになってしまいあるひとつの時代の終焉を感じさせましたね。2008年リーマンショックで金融市場は崩壊。同年には初の黒人大統領オバマ大統領が当選しましたね。2009年には日本も政権交代・民主党政権発足。2010年事業仕分けが話題になりましたね。そして2011年大震災が東日本を襲いましたね。私も留学後、就職活動し、東京で就職しこれでいいのかともがきながら必死に生きる毎日でした。震災を機に思うところあり、今はボストンに住んでいます。人生とは数奇なものですね。かの青春の地モントリオールから車で6時間です。留学は、ゴールじゃない。言い古された言葉ですが何事も、すべてがゴールでありスタートです。留学していたときは生意気で純粋で毎日わくわくしながら生きていました。そして留学できたことに心から感謝していました。留学も人生と言う壮大な物語のひとつの章に過ぎません。留学記なら本でもブログでもありますが、留学したあと実際どのような道があるのかに関してはあまりないのかなと思います。既に同じ体験をされている方と感性を共有しまたこれから留学を考える方のご参考にいただけるように「そのあと、それで、どうなったん」を細々とですが更新していこうかと思いたった次第です。実際まさかの放置っぷりでエロサイトのコメントがつきまくるし運営企業から死ぬほどメール漬けにされるし何度ブログを閉じてやろうかと思ったものでしたが、今だからこそ書ける事もあるということでこうして再開できるわけですから、放置万歳、ものぐさ万歳というよりほかはありません。今後もよろしくお付き合いいただけますと幸いです。
Aug 29, 2012
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もうすぐ卒業です。
Mar 3, 2008
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ほんとびっくりしましたね。モントリオールの銃乱射事件。私にとっては重大事件でしたが邦人死傷者はなくモントリオールなんてほとんど日本での知名度がないのでそこまでニュースになりませんでしたがやはりお世話になった身として気になるのでネット上の英字ニュースを読み漁った結果を速報します。犯人は25歳のモントリオール在住の男性。事件現場となったドーソン大学の生徒ではなかったし出願した経緯もない。当日は黒のトレンチコートにブーツ。踏み込んだ警察が射殺したように当初は報道されたが実際は踏み込んだ警察に撃たれたときに自分に発砲して自害したそうだ。犯行声明は出ていないし遺書もないので動機は不明だが犯人が生前に書いてたブログからガンマニア、アーミーマニアであることが判明。乱射に使った銃は3丁だがすべて合法的に入手し本人もトレーニングをうけてライセンスを取得した、いわば合法的な銃だった。ブログには犯人が銃と一緒にとった写真が載せられている。被害者で死者はいまのところ19歳の女性ひとりのみ。なんとも恐ろしい事件で、私の行ってた大学のすぐ横(歩いて10分)にあったんだから、もしこの犯人が単にどこでもいいから銃をぶっぱなしたかったというなら、私の行ってた大学で起こってもなんら不思議のない事件。私のモントリオールにいる友達はMontreal is not safe anymore.I will leave here as soon as I graduate next year.と言ってました。でも危険てどこにでもひそんでいるんだ。本当に怖い。被害者の方のご冥福をこころからお祈りするとともに心の傷や身体的な傷をおった方々の救済をお祈りします。・・・とこんなところで日本語で言ってもしゃーないが。
Sep 14, 2006
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チェーンメールの類が大キライです。小学校のあのアナログの時代から大嫌いで、一度も回したことがないです。回されたことで友情にヒビが入ることは基本ないですがこんなの回すなんて一体全体なに考えてるんだ?と感じます。別にいいけどね。こういうのって大抵遊びだし。さて留学して英語圏にたくさん友人ができると英語のチェーンメールまで回ってきます。よく観察すると最近の動向・トレンドがつかめて興味深いですが不快であることに変わりはないです。この前はエイズの血の着いた針が映画館のいすにさしてあってインドで実際女の子がその針で怪我をしてエイズにかかった、最近こういう集団が世界中でこのエイズテロを計画しているから警戒するように。このメールを友達に回して、みんなを救おう。みたいなのがきてました。ばからしい。考え付いた奴はこうやって人をパニックに陥れようとしているのか?ひまなのか?エイズの菌は空気中はもちろん水中でも生存することができません。よって血液同士が触れるか精液・膣分泌液が触れるかしないと感染しようがないのです。空気や水に触れたら菌が死滅するんだから。よってこんなことはありえないのです。ちょっと考えれば分かるのにこんなのが平気で出回るとは、正直萎えマシタ。さて、前置き長くなりましたが9月11日に世界貿易センタービルのテロ事件から5年ということでしょうか、こんなメールが出回ってるようです。(以下引用)My mommy worked on the 20th floor in the World Trade Tower .On Sept. 11 2001 my daddy drove my mom to work.She was running late, so she left her purse in the car.My daddy seen it so he parked the car and went to give her the purse.That day after school my daddy didn't come to pick me up.Instead a police man came and took me to foster care .Finally I found out why my daddy never came...I really loved him....and they never even found his body.My mom is in the the Hospital since then..She is losing lots of blood..She needs to go through surgery..But since my daddy is gone and no one is working...We have no money...And her surgery costs lots of money...So the Red Cross said that...for every time this email is forwarded we will get 10 cent for my mom's surgery.So please have a heart and forward this to everyone who you know...I really miss my daddy...and now I don't want to lose my mommy too.Please foward this e-mail to as many ppl you know, each person you send it to, the red cross will donate 10 cents for mom's operation!!!!!!! (引用終了)話は哀しいですしありえますが、なんというかこのメールを転送することで10セントの寄付ってどうやって誰が確認するのか。不可能でしょう。それだけでももううそっぱちとわかります。で、なんでこんなもんを友達に送りつけてくるのか、わかりません。何よりも腹が立つのがこういうなんの生産性のない遊びにどこかで本当に起きているような他人の不幸を利用するなよということです。そしてこんなもんを信じてるのか信じてないのか分からないけどいい歳して送りつけてくるなと声を大にしていいたい。物事は批判的に捉えて自分の頭で考えて検証するという態度をいつも持ちたいものです。
Sep 8, 2006
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留学から帰るとほっとすると同時にあまりにも自分が変わってしまっていて周囲との違和感を感じたりすることってないですか?これを逆カルチャーショックと言ってunfamiliar homeということでよくおこる心理のようです。わたしは家族とも友達ともそれなりにいい関係を築いていましたが帰ってみると当然のことながら1年のブランクは相当なもので浦島太郎のような気分になったのも一度は二度ではありません。帰ってきて1ヶ月間ゆっくり過ごしていましたがなんだかそろそろ始動すべきなのかなという気がしています。先日大学の後輩で面識ないけど私と同じように交換留学でアメリカに行きたいという後輩にある教授から紹介していただいていろいろ話してたんですよ。なんだか去年か一昨年のちょうど今頃を思い出して懐かしかったです。「モレアルさんは留学して何か大きく変わったことはありましたか?」とのご質問に答えさせていただいているうちに頭がなんだか整理されいいことに気がついたので今日はそれを書こうかなと思います。ちなみに留学終わったんだからこのブログも本来は閉じるべきなのでしょうがまだまだかきたいことはあるのでちょくちょく更新するつもりです。お付き合いいただけると幸いです。まず第一に、ここのブログでずっと書いていましたがこの一年間は波乱万丈でした。特に家関係では最初は詐欺に限りなく近い寮もどきに入ってしまいそこを出るための努力やその後のアパートでは鬱のルームメイトと毎日顔を合わせて挙句の果てにはケンカして家出というプロセスをたどりました。その一方ではおとなしくしてればいいのにひまを見つけてはニューヨーク、サンフランシスコ、ボストン、トロント、オタワ、ナイアガラ、ケベックシティ、トロワ・ピストルズバンクーバー、バンフ・・・というようにアメリカ大陸を旅しました。さらには遊びほうけていたわけではなく最初にレポートで悪い評価を受けてからは週日はほとんど勉強し教授の研究室を訪ねるといった努力を重ね、結果的に授業もほとんどいい成績でとることができました。また友人を大切にしてどのような場にも積極的に出かけていきました。その結果「フランス人たち+日本人ひとり(モレアル)」「アルジェリア人たち+日本人ひとり(モレアル)」「関東人たち+関西人ひとり(モレアル)」など謎の組み合わせになりつつグループの多様性の維持に貢献しました。(違うかw)おかげでいまでは世界中に友人がいます。ニコ(^v^)また、縁あってカナダのベンチャーでインターンシップもできました。インターナショナリゼーションということで、イギリスのソフトウェアを日本に売り出すプロジェクトに関わりました。そこで海外の仕事の進め方や仕事場の雰囲気など経験できました。で、階段に閉じ込められたりもしましたが全部含めていい経験になりました(笑)とまあ、前置き長くなりましたが結果的に何がどう変わったか具体的に言うと1.視野が広くなった。いままでよりも広い文脈で物事を考えられるようになった。2.「自分で動かなきゃ何も変わらない」から積極的に動く癖がついた。3.もちろん英語力ついたしフランス語力もついた。 それも特に英語に関してはアカデミックなレベルで。4.本当の孤独とは何かを知った。その分やさしくなった気がする。5.偽善と現実は相容れないし日本的な価値が必ずしも普遍的ではないと気づいた。の、5点ですね。その割には日本で1ヶ月も動けていないのがちょっと鬱です(笑)まあ、たまには落ち着いて息抜きね(言い訳)将来は国際的なビジネスに関わってキャリアを積みたいなと前から考えていましたがその考えがもっと具体的で強くなっています。また今まで何の興味もなかったのに米国公認会計士の資格のお勉強をしようかな~なんて思い始めました。まだ悩んでますが。でもマーケティングのほうが会計より自分のやりたいことに近いように感じるのです・・・。遠足はおうちに帰るまでが遠足ですが留学は留学の経験を次につなげるまでが留学だと個人的には思います。
Sep 7, 2006
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いきなり引越しを決意してから10日、あわただしく毎日は過ぎて。最後だからどかんとレストランでも行こうと言って男の子をさそってキレイなかっこうしておきながら結局前行ったことのあるそのレストランが分からず時間切れ。ファストフードのサンドイッチをその子のうちで食べる。くだらなさとばかばかしさと気まずさとくやしさの中にその子が「but I think it is better than going to a restaurent, since we can have the last dinner together」と言ってくれてホロリときたり。ジャズフェスティバル最終日に押しかけたらなぜかバルカンの伝統音楽でノリが悪く乗り切れなかったり。その後バーに行ったらなぜかプールがあったり。そこでへろへろに酔ったり。その後ほかにもさらに友達が合流してなぜかゲーセンでダンレボ(初めてなんですけど)「日本人だから上手だろ!」とか言われて有無を言わさず連れて行かれw。しかも「I will take you to my secret garden!」というわけでなぜかダウンタウンの大学の近くに火事で焼け落ちた廃屋の教会に真夜中忍び込んだり・・死ぬほどコワかった。なんでこの期に及んで肝試ししなきゃなんないの??wまあお察しのとおり徹夜してカフェで茶など飲みながら朝4時解散。そこからパッキングを済ませて朝6時に空港。そこまで見送りに来てくれた友達に別れを告げ搭乗。ありがとう、そしてさようならモントリオール。はなれていく景色を見ながら今までの出来事を思い出し感慨にふけって・・たらよかったんだけど離陸前に寝てしまったので(カス)目を覚ますとそこはバンクーバー。さっさと帰国すりゃいーのに、バンクーバーに寄り道むしろ飛行機待ってるときから眠すぎて知らない人の肩に頭のっけてねてましたwモレアルの旅は続きます。
Jul 10, 2006
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I had the last diner with french friends including Claire.It was a nice diner, but sad. I cried.. but why is it so sad? I found the reason when I talked to a friendwho has already left Montreal on MSN.Because I know everybody including me will just go home and go back to the reality... then friends here will be beautiful memories.I can not do anything for it.I had a wonderful moment in Montreal,which is going to the end soon.The time I passed and the people I had in Montrealwill just be frozen like the ice that I saw in the winter..
Jul 6, 2006
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モントリオールの夏の目玉ジャズフェスティバルに行ってきました。ジャズってなんだかオシャレ!オサレじゃないですか!いい雰囲気の会場・・最初は音楽にのってビール飲んでノリノリのごきげんだったが・・・土砂降り!!どしゃぶりだよ アンタああ!!雷までなる大惨事!でもビールで酔ってるのでなぜかずぶぬれになってもおどりまくる観衆!なりやまぬ声援と歓声!もちろん私と友達もその一部!マジびしょぬれ!木の下やトラックのしたなどに隠れながらしのいでいたもののあきらめて帰途につけばバンドも楽器をかばって退散 とくればさっきまで騒いでいた群衆もついに解散混みあう地下鉄でクラスメートに2人も偶然遭遇しお別れをいいながらおうちに帰る。最高だモントリオール!モントリオール発つ日まで、あと、1週間!
Jul 3, 2006
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ルームメイトとケンカして今までのつもりに積もったものに耐えられなくなり家出を決意したモレアル、今日がこのアパートの最終日です。こんなドタバタのままここを離れるのは正直さみしいです。ルームメイトのことさえなければいいところだったな。もう猫にも会えないな。こうやってクレールちゃんともお別れだ。 まあどうせまたつるむけど、もう日常的に会うことはなくなるんだな。さみしいな。バスにももう乗らないかもしれないし大学ももう行かないだろうな。あのおいしそうなレストラン、まだ行ってなくってクレールと行こうねって言ってたけどあと10日以内にいけるのかな?スーパーのパンもおいしかったな。ここで焼いてるっぽかったな~・・。 引越し引越しといってたけどこれはまさに家出に近い感じ。なんだか話飛ぶけど半年住んだところをはなれるだけでもこれだけ悲しいのに、パレスチナとかさ、故郷を追われてしかもいつまでたっても帰れないとあったら経済的な問題だけじゃなくてやっぱり心理的な苦しみも大きいだろうねって当たり前のことが実感できたよ。 うん、でも、もう決めたことだし明日からまたがんばって遊ばなきゃ! 半年間どうもありがとうNDG(Notre Dame de Glaceという地名の略)
Jun 28, 2006
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ついにルームメイト(鬱のおねいさん)とケンカです。ねたじゃないです。本当です。プロフィールにあるとおり、誕生日6月9日にモレアルはお友達を呼んでパーティを開きました。1週間前からちゃんとルームメイト二人にはなし、ちゃっかり手巻き寿司なんて用意して楽しくやってたのですが、12時くらいに帰ってきた彼女、明日は土曜で仕事もないのに「一体いつ終わるつもりなの?」とお怒り。でも事前に許可取ったし、この前平日に友達突然呼んだのはどちら様でしたっけ?と釈然としないが帰る友達にはかえってもらい、近所の友達の家に移動。でも誕生日だよ?たった一日もガマンできないようなことなのか?いままでこっちが散々耐えてきたのは一体なんだと考えているんだ?友達事前連絡なしに呼んでも「まあ元気になってきたみたいだし、いっか」と多めにみてきたのは当然だと思ってるんだろうか?友達のうちについたとたん、なんだか涙が出ちゃったよ。誕生日なのに・・・せっかく友達も来てくれて楽しくやってたのにな。なんだか悔しくて。そしたらクレールとその友達が「まだプレゼントがあるよ!」とプレゼントくれて元気付けてくれましたwいい人たちや~ともっと泣くモレアル。結局そのこのうちでもたらふく飲んで帰って寝たのですwそして朝、目が覚めるとキッチンにWe need to talkとメモが!!腹が立っていたので、特にこちらから話しかけることもなくわたしが夕方からは出かけるのでそもそも時間が合わずこの後、お互いにほとんど話さない日が続きます・・・ 続く
Jun 15, 2006
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久しぶりにくだらないことですがルームメイトともめかけました。先述のようにわたしは冬に鬱になってしまったモントリオール出身の年上のお姉さんとルームシェアをしているのですが、彼女は猫を二匹飼っています。いつも彼女は裏口のドアをあけっぱなしにして猫が外に出て行けるようにするのですが猫たちは甘えん坊なのですぐに家に帰ってきます。彼女は働いているのであさドアをあけたまま出勤しドアを閉めるのは結果的にいつも最後に家を出る私になります。さらに彼女は私より先に寝てしまうのでドアを閉めるのは結果的にいつも最後に床につく私になります。なんでもいいけどバルコニーはほかのアパートとつながってるししかも階下にも階段でつながっていてどこからもアクセスできるので無防備この上ないですよ、私が寝てるのに朝ドアが開けっ放しというのは。朝起きたら外界に通じるドアが全開ですよ! ちょっとあたまにきつつ猫のことなんて気にせずそのドアを当然のように施錠していたところ台所のテーブルに置手紙が。「ドアを閉める前に猫が家の中にいるか確認してね(スマイルマークつき)」ちょっと待てよと。寝る前、出かける前、ドアを閉めようとして猫がいなかったらどないすればいいねんと。私がさがさなあかんのかいと。私の猫ちゃうやろと彼女はいつも閉める前に猫の名前を呼んでから閉めるのですが私が呼んだって猫たちは来ませんよ。あなたの猫、飼い主のゆうことしかききませんよ。 夜は眠いんだよ。猫なんか探してるひまないしかもこの前ちゃんと閉めたのにあなた、夜遅く帰ってきてあけっぱなしにしたでしょ。私が閉めたのよ、それ。そこでその下に(面と向かって言わないw)「じゃあ寝る前にご自分でドアを閉めていただけないかしら?(スマイルマーク返し)」と書きました。そうすると彼女、今日「メモの意味が分からないんだけど!」と面と向かってガチで対決!!!というと大げさですがw、 面と向かって意味分からんといわれました。こっちも意味が分からんです、ということで猫は呼んでも来ない、夜寝る前に猫様が帰ってくるのなんて待てないことを説明すると彼女の口からは意外な一言が!!「夜は別にドアを閉めなくてもいいから。」へ?もしや食い違いはそこ?! 彼女が言うには外出時はそりゃ閉めてほしいけど寝てるときは別に閉めなくてもいいという認識らしい。 「なんだか鍵を閉めると自分が閉じ込められたような気がするのよね」「ここらの近所でも半数は夜扉をあけて寝てると思うわよ」「これってアメリカとちがってカナディアン気質なのよ」みなさん、何を思い出しますか?わたしはコレです↓ ボウリング・フォー・コロンバイン!!いわずと知れたマイケルムーアがコロンバイン高校(米)の銃乱射事件に焦点を当て銃社会のアメリカの状況を深く洞察したドキュメンタリー映画です。この中に「アメリカと比べてカナダは安全だ」ということを言うためにマイケルムーアがカナダの普通の民家のドアを突撃(アポなし)で開けようとするとどこの家も鍵がかかってない!!という映像が出てきました。はっきり言って「マイケルムーア、誇張しすぎでしょ!?」と思ってました。ごめんなさい。本当にカナダ人は家に鍵をかけたくないしむしろ裏道につづくドアすら開けて寝るそうです。本当だったんだ・・・ 衝撃。レイプ事件とか一家惨殺事件とかないんでしょうか?この町は・・ モントリオールに住み着いてはや10ヶ月。カルチャーショックの回数に限度はない模様です
Jun 8, 2006
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なんだか急に暑くなった今日この頃、正体不明のふわふわした白いものが空中をものすごい量ただよっているモントリオールからお届けします。インターン終わりました。なんかがんばったのかがんばってないのかよく分からないような不完全燃焼な経験になってしまったと言えなくもないですが(汗)インターンで得られた知見についてちょっと書いてみましょうか。☆まずフランス人カナダ人ポルトガル人ドイツ人といったまさに国際色に富んだ職場で円滑に人間関係が築けたこと。わたしやはりコミュニケーション能力高いです。と若干調子のってみたり・・・むかしAIESECという学生団体で活動おりそのころから海外インターンに夢を抱いていましたが はっきり言ってAIESECから行くよりいい経験になりましたね。AIESECから北米のビジネスの領域でインターンは基本無理だからね。カカカカ!! はい、調子のっててすみません 笑☆ISOの内容。企業がどのように規格を遵守して資格をとるか。またそれに関してどのようなビジネスがなりたっているのか。☆起業家がビジネスチャンスを見つけてそこから人を巻き込んでビジネスを大きくしていく経緯。特に学生をインターンの名の下でタダで使ったれという根性はもし将来起業でもすることになればぜひとも見習おうと思います(笑) さてインターンも終わり昨日なんて晴れてるしぼんやりとモンロワイヤル公園(丘)に登ってみました。これは行き詰ったり方向が分からないときによくやる技であり何を隠そう受験直前、今は亡き恩師に「今日は勉強禁止。何か別のことをしなさい」と言われいてもたってもいられない状況で私が選んだのは「山登り」でした。ゆっても甲山(西宮市)に登っただけ、もう少し正確に言うと登ろうとして場所も分からず阪急夙川から北上し結局たどり着けなかった(チーン)というオチつきですが(^_^;)まあ甲山には着かなかったけど坂道と山道を登った末に地蔵のあるナントカ山の頂上について目の前に山が広がっている様子は焦燥感・不安・孤独感・緊張・その他を癒してくれ結果として心に平安が訪れたのでした。 別にエベレストなんか登りたくない(怠け者なので)けど、わたしにとって山登りってなんだか神聖な行為なんですよね。 というわけでモントリオール市民の憩いの場中心にデデンと居座る小高い丘、モンロワイヤルにわざわざ炎天下の中登ってまいりました。やっぱりすっきりしました。頂上でのアイスはおいしかったです。そして帰りは来た道を引き返すのがキライな性格のためよせばいいのに行きとは違う道を選んでまあお決まりというかなんというか迷いました。結果迷っていたフランス人観光客(たぶん年は30前後)と共に道なき道を突き進みロッククライミングのような格好になりながら下山したのでした。さて今回の冒険の中でモレアルは木漏れ日を目を細めてまぶしそうに見上げながら汗をかきつつ山を登るうちにあるすばらしいアイディアを思いついたのです。 モントリオールっていいな・・・帰りたいけど帰りたくないな・・・できれば何かでまた来たい、旅行じゃなくって・・・ ここは北米フェスティバルの中心地・・・先日も自転車フェスがあって市内交通規制かけて市民が自転車で走りまくっていた・・・その前は日本文化フェスティバルがあった・・・とにかく夏はイベントが目白押し・・・だから私はここにしぶとく居残っているんだ・・・そういえば昨日友達の紹介でであったフランスからインターンに来てる子、ここでフェスティバルの運営をしている会社でインターンしているんだったな・・・そうか、フェスティバル組むのにも会社が運営するよな・・・祭りっていったら行政の仕事だと思ってたけど・・・別に民間でやってもいいよな・・・・・・フェスティバル一つ成功させるのにどれくらいのお金が動くんだろう・・・?京都でももっといろんな祭りができたらおもしろいかもな・・・ イベント屋か・・・ ここでの経験がもしかしたらすっごく生きるかもしれない。英語とかフランス語とか語学だけではなくて。インターンもそういう会社でやれたらおもしろいかもな。 そんなことにきづいてちょっとうれしく地下鉄にのりこんだモレアルでした。
Jun 7, 2006
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友達のアンローちゃんがフランスに帰るのでその友達と踊りに出かけた。彼女の友達のケベクワたちは男がなぜかみんなロンゲだった。音楽をやってるらしい。そして・・・・。 その中の一人が・・・・。 モナ・リザにそっくりだった。(男なのに) タイムリーやな。
May 28, 2006
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豆カレーって言うのはどこが発祥だか分かりませんがベジタリアン(菜食主義者)の食べ物です。つまり肉の代わりにカレーに豆が入っているのです。結構コチラで見かけますが、ベジタリアンと侮るなかれ、意外においしいのです!!でも日本のカレールーに豆を入れてもおいしくなかったですドゥ~ン一体どういうレシピなんだろう・・・? そこで思い出したのは懐かしい日本でのこと。同志社大学のベンチャートレインという起業家応援団サークルがベンチャーコンテストを同志社でやってたので見に行ったんですよね。そこで最終プレゼンまで残ったグループの中に「豆カレーのレストランを出したい」 というグループがいました。名前とか全部忘れちゃったけどかなり印象に残っています。 なぜならそのグループはほかのチームと違ってビジネスプランとかほとんど持ってなかったけど豆カレーに対する情熱がただならぬ雰囲気でコチラに伝わってきたからです。普通ベンチャービジネスでビジネスプランコンテストに出るときは今後どのように展開していくかとか収益はどのくらいでるかとかをプレゼンテーションするのですが そのグループは確かどれだけ豆カレーがおいしいかについて熱く語っていました。そのあとの質問タイムのときも投資してくれるかもしれない審査員の起業家の「今後はチェーン展開などを考えているのですか」とのビジネス的質問にも「いえ、それよりも豆カレーのおいしさを日本に伝えたいのです!!」とビジネスプランを無視した回答で熱く語っていました笑 そのときは「この人よっぽど豆カレーが大好きなんやナァ・・」というだけで流していましたが。どうしてビジネスプランコンテストでビジネスプランじゃなくて商品への情熱しかないグループが勝ちあがってくるんだろうとも疑問に思いましたが。いまやその謎は完全に解けました!!それは、単純に、豆カレーがおいしいからです!!笑笑!!きっと最終選考までは実際にそのカレーを審査員の方々に出してたそうですから彼らも豆カレーのおいしさについ負けてそのグループを勝たせてしまったのでしょう!そしてそのグループにそこまでさせてしまう豆カレー。侮れないおいしさであることは言うまでもありません・・・。それにしてもあのひとら結局起業して豆カレーのおいしさを伝えているのかなァ・・? どこかで見かける機会があったらぜひどうぞ、豆カレー。
May 22, 2006
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ついに帰り道の航空券を購入いたしました一安心です。こっち来るのに両方片道で来ましたが総額16万くらいかかったのかな~。高かったな。ちなみにこっちで買う場合はインターネットよりまちに旅行代理店がたくさんあるからそこから買うのが便利だししかもネット上より安いみたいです。ほかの国は知らんけど。で、本題はいると、その最安値を提供してくれた旅行会社の担当者があまりにもひどかったという話です。結局そこの会社では買いませんでした。バンクーバーの日本人向けの会社ですが、ネットでみつけてコンタクトとってました。たしかに値段は安い。しかし値段の安さだけで顧客を獲得できると思うなといいたい。まず、「今日中に買わないとエアカナダの料金が値上がりするのでいまお伝えしている値段ではご購入いただけなくなります」という差し迫った状況で絡を行き来させているあいだにサーバーが落ち、 連絡が取れなくなる。メールがいかないので電話が来たが、そこで買うかといわれてもなにか口頭だけでは間違いがありそうなので値上がりを見過ごすことにする。そもそもこのようにタダでさえややこしく差し迫った状況なのにモントリオールから バンクーバーでストップオーバーして日本に帰る料金、ときいているのにメールで掲示された料金がちょっと今までと比べると安すぎるな、と思ってたらその担当者の間違いでバンクーバーから日本の料金だけだったとかだし。その後カメの勝利で喜んでましたがエアカナダの料金が改定され今度は値下がりした旨を連絡して来てくれたときはビジネスとはいえ有用な情報に感謝しかけたが、その料金改定日すら5月6日なのを「16日」と間違えているし挙句の果てには、今回またエアカナダの料金改定で値上がりしたことを伝えるのに、18日に発表されて送ってきたメールでは 「明日5月17日バンクーバー時間午後4時までの入金まで にお支払いいただくとお客様に提示した料金で 発券できますので、ご連絡をお待ちしております。」 と、また日付を間違えている。明日は19日だろうが!!それも同じメールの中で2回も間違えている。 いいかげんにしてくれ、といいたい。8万ちかくのお金を預かる仕事に対する責任感がなさ過ぎる。 そんなやつにクレジットカード番号なんか教えられるか! しかもうちに電話がかかってきたとき、あなた、英語で私につなぐよう言ったときの英語の発音が下手すぎ!!信じられない。よくあんなんでバンクーバーで働けるな・・ワーホリか?あやまり方もなってないし。 というわけで少しばかりそれより高くなりましたが「信頼を買う」ということでモントリオールで実際訪ねたこともある旅行代理店で買いました。エアカナダの料金改定は本当だし。 それにしても、ここまで適当な仕事ぶりの人、はじめてみたかもな。外国で働くならもっとしゃっきり働かんかい!!間違いすぎだっつーの。
May 19, 2006
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今日スパゲッティを作っていたら間違えて熱い電熱線の上にプラスチック製のざるを放置してしまい見事に溶けてしまいました・・・ これ系の失敗はこれまでにも数多くかましているので自分が嫌になります。そもそもこのアパートに越してきた初日からお茶を作ろうとしてナベを真っ黒に焦がしました・・・その次はクスクス(北アフリカの料理)を作っていてまた焦がしましたし。またおねえさんに怒られちゃう てかいつまでもアホな失敗ばっかりしてあきれられてるだろうなあ・・日本の実家にいたときからタッパー間違えて焼いたりしてたしな~反省。
May 18, 2006
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フランス人は基本的にHの発音ができない。っていうかフランス語にハ行は存在しないようだ。そしてRの発音が異常である。ある意味Gに近い。ラ行がガ行みたいになるのだ。この読み方でいくと広島はイロシマ、あるいはイゴシマとなる。平和主義者の彼らは、あら、日本からきたの、イゴシマ知ってるわよ、と唯一の原爆被爆国出身者に対して親愛に満ちたあいさつをしてくれるが、残念なことにイゴシマなんて私は知らない。けんたろうはケンタゴひでふみはイデウミ日本語の名前ってなんてむずかしいんでしょう!!Oh La La!例にもれずモレアルの本名はHもRも入っています。スペル見て私の名前をフランス式に発音してくれた私のフランス語の教授は"Quelle belle nom!”(なんて美しい名前!)と大絶賛でしたが悲しいことにそれは私の名前ではないんですよね・・・でもうれしかった。私にはその美しさが感じられなかったとしても。
May 17, 2006
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ついに、鬱のお姉さんが回復しました何をもって回復とするかは人それぞれですが。 そして今までにも何回も「和解だ」とか「元気になってきた」とか他人様の現状報告を欠かさず行ってきたモレアルですが、(笑)今回は確実です!なぜなら、ついにお仕事をお探し始めになられもうしあげたからでございます!長かった・・そう、始まりははここに越してきた1月だったな・・ 仕事もやめて一日中テレビの前にいた彼女にたまにヤツ当たりされてたっけ・・ コミュニケーションもなく毎日びくびく暮らしていたこともあったな・・・ お姉さん、政府から補助金をもらって生活してたみたいだけど今月で打ち切りだから働かないと真剣にやばいらしいです。そしてどうやら自分にぴったりのやりたい仕事を見事射止めなさったそうで。本当によかったです。春ってやっぱりいい季節。お姉さん、おめでとう。
May 12, 2006
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そう、インターンのことを書くのをすっかり延期していました。なんでも生死に関わる(と自分では思っている)体験と一緒に起こったのでそれを書いたら大満足。あとはインターンの実際の仕事に忙殺・・って状態でした(笑)就職した友達のブログなどを見ていると4月5月あたりから急に更新がなくなります(笑)が、それも納得ですね。感じることは多いのですが書く気力がなくなるのです。インターンの会社はベンチャーでインターナショナリゼーションをやっています。例えばカナダのものを日本に持ってくるとか逆に日本のものを海外に売り出すとか、そういった際に仲介したりコンサルしたりすることをインターナショナリゼーションというそうです。文字通り「国際化」ですね。上司は起業家精神にあふれているし職場はフランス人イタリア人ドイツ人カナダ人・・と多様性にあふれているしいうことなしですね。これで給料でればますますいいんだけどね!!わたしはもともと無償で働くなんてダイッキライなのですが(普通そうか)落ち着いて考えてみると海外インターンってわざわざ仲介機関に払ってまでしたりするものだし会社の業務内容も将来やりたいことのひとつに近いし 大学で「デキル」やつから起業していくという北米起業ガッツが見たいというのもあるしやって損はないと思うのです。そろそろ日本に帰るわけだし帰ったら楽しい楽しい就職活動が私を待っているわけだし微妙にここにいて焦燥感のようなものを感じてしまいますが。そして過去に「タダ働きベンチャーインターン」は体験済みなので深入りしすぎないよう気をつけますが・・・wで昔読んだ本で英語を勉強していくのに感銘を受けた本を紹介するよ。なんだかこの本に書いてあったこととこの会社のやろうとしていることが近い気がする。ちょっと題名からして煽り系だし怪しいけど(笑)、そしてモレアル・・どれだけ守銭奴やねんという声が聞こえてきそうですが、まあきいてくださいよ。この本おもしろいですよ。簡単にさくっと読めるし。 道具としての英語で自分の人生にどう生かしていくかということを真剣に考えたくなります。そして「英語を勉強するため」と言って英語の勉強が目的化してしまい多額の投資をしすぎるのも防げます。英語はツールですよ、ツ・ゥ・ル!この本を2年前に読んで、私も海外と日本の橋渡しとして語学力を駆使して世界中をかけめぐりたいなあと思ったものでした。今回のインターンはその第一歩です!タダ働きでオフィスワークで自分のパソコン持込ですが学べるだけ学びたいと思いますよ!
May 11, 2006
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例えば、英語で言ったら「現在完了」や「仮定法」。フランス語で言ったら「条件法」や「接続法」。 日本語にはない概念で習うとき苦労しますよね。 高校生のときやっと現在完了の概念が分かって大学生で会話中で使えるようになったとき、本当にうれしかったものです。そういう時って相手がたとえネイティブでもなんだか喜びを分かち合いたくなったりしません?日本人には難しくって「やっと言えたな!」という内容もちゃんと通じれば通じるほど相手とうれしさの共有ができなくなります。「英語は5年間勉強しています」「今宿題が終わったの!」よく考えれば、それが言えたくらいで感動されてもそれを日常的に使ってる人からしたら「なにがそんなにうれしいの?」となるわけです。フランス語にしてもわけわからん動詞の活用があって言ってる内容は「明日いけるといいなと思う。(接続法)」なのに私としては「言えた!言えたぞ!!(涙)」という努力が裏にあったりするのです。そういえば日本語勉強してる友達で「とうもろこし」という単語がどうしてもいえなくて(なぜcornにこんな長い名前をつけるのか!と怒ってましたw)やっと会話中でいえたときに大変喜んで「とうもろこし!」(とびきりのスマイル)って言ってた子がいたなぁ。それとか「こんにゃく」と「婚約」の言い分けもむずかしいらしい。言語ってほんと奥が深いよね。
May 10, 2006
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突然ですがカナダのイメージって「自然」とか「極寒」じゃないですか。私も来る前はメープルシロップとホッケーと極寒のことしか頭にアリマセンでした。そして今回はそんなカナダの自然をクローズアップ!!例えば公園に普通にリスがいます。電線の上をちょこちょこ走っていたりします。冬は冬眠していらっしゃるようですが夏は毎日のように目の前をうろうろしています。そして、ごみを出して放置しておくと・・カラスではなくスカンク(野生)が出ます。本当です。ネタじゃないですよ。何回も見ました。
May 9, 2006
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さて最愛の友ニコルちゃんはケベックの北に旅立ってしまったのですが彼女とのおもしろかった思い出を思い出したので書き留めておきます。 彼女と共通の友達がホームパーティをするということでふたりでデパナー(こっちのコンビニの呼び名)でビールを買って行こうということになりました。そこでその辺にあったデパナーに入ったのですがまわりがトルコ人の住んでる地区だったらしく普段あまり見かけないものがたくさんあってニコルとわたしはきょろきょろしながら目新しいものを見つけあって喜んでいました。モレアル「見て見て!ここの雑誌棚、トルコ語の雑誌がいっぱい!」ニコル「どれどれ?」モレアル「ホラ!」といって適当に取り出してニコルちゃんに表紙を向けてたらなんだか変な反応二コル 「Oh, well...」よく見たら、エロ本でしたトルコ語のw モレアル「・・・」(きまずく本棚に返すww)後ろにいた店員は笑ってるw店を出て、 「Oh~No~!!」とふたりで爆笑でした。
May 8, 2006
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春ですね。モントリオールもすっかり春です。今週末は紅葉で名高いモントランブランに一泊二日で行ってまいりました。紅葉で名高いですが冬はスキー春から夏はキャンプも楽しめる、つまりはモントリオール近場のリゾートです。ちなみに秋はもちろん紅葉を見に行ったし冬はスキーに行ったし今回はキャンプだしシーズン毎に訪れている私はモントランブランマニアかもしれませんがそんなつもりは全然ないです。友人にさそわれて参加したもののその子以外知らないという状況下、新しく友人もできて楽しいキャンプになりました。ただBBQをするというから楽しみにしたらウインナーを焼いてパンにはさんでホットドッグにするかハンバーグを焼いてハンバーガーを作るというもので文化差を激しく感じました。笑ベジタリアンに走りたくなる気持ちもなんだかわかる気がします おええ。ろくなもの食べてないし最近。この人たちと付き合ってたら胃がもたない笑 池の近くのコテージで30人くらいでワイワイぐだぐだして土曜は雨でコテージにこもってなぜか熊のドキュメンタリー映画を見たり クラスメートだった子も偶然参加してて再会して世界は狭いなあと思ったり 酔っ払った女の子がバスケットボールを投げたら大事な指輪も一緒に飛んで行ってみんなで必死に探したけど見つからなかったりもう5月なのに夜寒くて車に霜が降りていたりなぜか女の子と男の子と部屋を分けてくれなかったので(こっちでは普通)悲しく思っていたけどよく考えたら眠くなった人から雑魚寝なので何の問題もなかったりかと思えば寝てるのに電気つけられて切れようと思ったけど眠すぎて声が出なかったり星が本当にキレイで感動したり 湖のほとりで友達とのんびり話をしたりと思ったら一緒に来た友人がある男の子といい感じになったりほんとうにおもしろかったです。 ある子がスウェーデンに交換留学していたときに10年来の親友に彼女をとられたはなしをすればレバノン出身の子がおじいさんがレバノンで戦争があったときに亡命して国に戻れなくなっておいてきた唯一の資産である店をやはり大親友の幼馴染にたくして売却をたのんだらお金もってトンズラされた・・というように湖のほとりで話は広がります。1000万円だってさ。なんか悲しいよね。こういうのって、お金と彼女とかだけじゃなくって同時に親友と人間に対する信頼もなくなっちゃうんだ。 実にuglyですね。 とにかく自然のなかでのコテージキャンプは素敵でした。カナダいいね!今度はアルゴンキン公園とかにもう一回行ってカヌーとかしたいなこっち来てからカナダの人々の自然を慈しむ態度に若干影響を受けている気がします。意味なく屋外で太陽を浴びてご飯を食べたりするので(ピクニック♪とか言ってw)もともとやけやすいのにますます黒くなりました。日本人にしては黒いねと最近言われました。うるさいよ!!wwまあいっか。
May 6, 2006
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うちの家には猫が二匹居ます。一匹ははしゃぎまくりの若いオスでもう一匹はおちつきはらった年取ったメスです。鬱のお姉さんの飼っている猫たちですが大変かわいらしいです。このまえはお風呂場にオスのほうがまた糞をしていました。 1月にここへ着たばかりのときは何がなんだか分からずうろたえましたが3回目なのでもうこれしきのことでうろたえたりなんかしません。かわいい猫たちです。あ、ちなみにこれは母の送ってくれたラーメンです。 においに猫がびびってましたw さてそんなお姉さんに「あなたはペット飼ってたりしないの?」と聞かれた際「むかしカメ飼ってましたよ!」 とうれしそうに答え「カ・・カメ 」とまたもや変人ぶりを発揮してしまったモレアルです。どうもこっちではあまりカメって人気ないみたいですね。「さわってもフワフワしてない生き物をなぜ飼うのか分からない」そうですww さてモレアルは7月に帰国の予定なのですがいまだに航空券を買っていません。2週間前にテストが終わってこけた日からさんざん走り回って旅行会社で値段を聞きまくり予約をしたにもかかわらず、です。(注:予約にはおかねがかかりません) なぜならもともとここからフランスに行きたいという野望があったりここにずっといたいと思ったりほかにも行きたいところがあると思ったりでもいいかげんうちに帰りたいと思ったりこの際さっさと帰ろうかと思ったりいやいや、モントリオールの夏のジャズフェスティバルが見たいと思ったり勉強終わったら何かビジネス系か社会貢献系のことをして違う角度からカナダを知りたいと思ったり友達との約束を果たしてスペインで再会したいと思ったりでもアパートかりっぱなしは無駄かもなと思ったり日本に会いたい人がいるとか思ったりぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだぐだ考えてて今後の予定が決まらなかったので放置していたのです。 ・・・・。 そうこうしているうちに旅行会社から電話旅「モレアルさん、ご予約いただいている航空券の件ですが 4月25日でエアカナダの料金が改定されて40ドルほど引き上げられます。 買うなら今ですよ!!」モ「はぁ、いつまでに払えばいいんですか?」旅「今日の5時までです!!」モ「おいおい、なんだそれは。しかもサーバー落ちてるじゃんあなたの会社。」旅「申し訳ございません!」バンクーバーの会社で相手日本人なのですがこの会社、回った中で(ここは電話だケドw)一番安い。しかし、この担当者、おっちょこちょいなのか、なんなのか値段を間違えて教えてくるし会社のサーバーは落ちてて問題の航空券の詳細は分からんしひらあやまりでメール送ってくるしなんだか不安・・一応安いから予約して、その次の日に値上げだけどもう少し検討することにした。一回払っちゃったらキャンセル高いしね。その時点でバンクーバーストップオーバーで日本行き片道が$830そしてその後なんとかしなきゃな~と思いつつつい放置してたのです。そしたら今日メールが。なんかまた料金上がるらしい。それも明日。このまま買い時を見ながらぐだぐだと価格上昇していくのだろうか~とかてかなんでいつもぎりで連絡して来るんだよこの担当者は!と思いやっと学校の近くの旅行会社にまた行ってもう予約してきたんですね。また別の航空券を。しかし値段は$1144・・若干高いのです。 と思っていたら2時間後にまたメール着てる。「5月16日にまた料金が改定されて今度は安くなるそうです。 今のところ$791になる模様です。 そのころにまたご連絡差し上げますね。」とのこと!!一番最初よりも安いじゃん。やった(^o^)/ 待ってました!! ぐだぐだ勝利!たまにはぐだぐだも可! しかも一番最初、バンクーバー経由じゃなくてデトロイト(米)経由で直接帰ることにしててそれがそのとき一番安かったんだけど、それよりも安い!!!ぐだぐだ勝利!つまりカメの勝利です。
May 5, 2006
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日本では3月が別れの季節ですがこっちでは今頃授業が終わって別れの季節です。ゴールデンウィークで五月病になってる場合じゃないですよ、日本のみなさん!! わたしが7月までここにいるというのに 大親友のニコルちゃんは今日うれしそうにケベックの北のほうの町へフランス語の勉強に旅立ってしまいました。一緒に来てた同じ大学の友人もひとりはさっさと帰りもうひとりも来週帰ります。ほかの子たちもぞくぞくと旅行に出るか帰るかしてお別れ会ラッシュです。知らないうちにさっさと帰ってる子とかもいましたw今日人づてに判明しましたw でもこっちでのお別れはあっさりですね。日本みたいにもう一生会えないくらいでワンワン泣いたりしないようです。私はあまり泣くほうでもないのでたしか高校卒業のときあまりにもみんながワンワン泣くから 肩身の狭い思いをしました。笑 でもあれは異常だよね。こっちではさすがに別れたらもう会うこともなかろうし泣いちゃうかもなと淡い期待(?)をしていたのですが泣く雰囲気にすらならない。 酒飲んで踊って抱き合って「バイバ~イ♪」 というのが一般的なようです。しみじみと「ずっと忘れないでね」とか言い合う感じでもないです。本当です。 お別れの涙というのも日本(あるいはアジア)特有なんだとしみじみと感じました。あるいは前から思ってましたが北米の友情は基本的にドライですね。最初からフレンドリーな分、比較的こちらからすると軽いと感じられるような友情なのかもしれません。 これで謎が解けました。日本にいたときにたくさんいた留学生の友達が結構別れにこだわらずにあっさりと去っていくので大変不思議に思っていたのですがきっとこれがこっちで標準的な別れ方なのでしょう。もしかしたらもう二度と会えないかもと考えると悲しいからそもそも考えないのだろうか? ニコル、6月には帰るつもりだとか言ってるけど、あなたフランス語研修のあとインターンそっちでしたいんでしょう? そしたら帰ってくるの7月中旬だからもう会えないじゃん。わたしは7月頭には帰るのよ?だから可能性で言ったら今日会えるのが最後だよ? そんなにあっさり「ケッベクシティで6月にでも会おう」ってそんなんでもしどっちか行けなくなったらどうするの?「バイバ~イ♪」って・・・ こっちにはたぶん茶道とかないから一期一会とかいう言葉もないんだろうな。ちなみに一期一会っていう言葉は正確には「一生に一度しか会わないような出会い」のことを指すけど今はなんとなくもう少し拡大解釈して「みんなでこの時間をもう一回共有することはできない。一瞬一瞬はあっというまに過ぎ去る。だから今こうしてあっている時間を大切にしよう」みたいな感じに使われているよね。 誤用だという人もいるけど、言葉は変わっていくものだし、概念的に感情に一致するから私は後者の用法の方が好きです。とにかくここにはどっちの意味に解釈するにせよ一期一会の概念はなさそうです。 まあとりあえずニコルちゃんは「3つのピストル」とかいう名前のケベックの田舎町でフランス語の勉強に旅立っちゃいましたよ。こんなお別れの仕方でいいのかな・・とちょっと悲しくなりながら夜ひとり地下鉄に乗り地下鉄の中のテレビにフランス語の詩が流れていたのでぼんやりと読んでみたら"Je suis l'heure qui passe" (私は流れゆく時間である)という一節が目に留まり心に共鳴しました。ほかにも美しいことを言っていましたが心にしみわたってかわいてしまったようです。誰の詩なんだろうか?いままで気に留めたこともなかったけどあのテレビって広告だけじゃなくて詩も流すんだ・・。 なんだかよく分からないけど心のもやもやがとれた感じだな。ここを去るのが悲しく感じていたけど元気出してかえれそうだ"Je suis l'heure qui passe.."
May 4, 2006
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そういえばこの前本棚を整理していたら大学入学ときに書いた、というか大学に書かされた「大学入学に際しての抱負」の紙が出てきましてね、そんなもん2回生になって大学からわざとらしく返してもらったからって思惑通り感動したりなんかしなくてもいいのにやっぱり感動してわざわざ留学にまで持ってくるところが私らしくていいねなんて自分で思ってるだけですが。照解答をここに公開します---------------------------------------------------------------------------------------1.あなたは大学で何を求めどんなことに取り組みたいですか?→日本固有の文化や思想を踏まえて現代日本を考え国際的視野からこれからの日本のあり方を考えていきたい。自分の限界が見えるところまで勉強したいと思う。 2.全学共通教育のガイダンスを受けてあなたは教養教育としてどんなことを学びたいと思いますか?→言語に力を入れたい。第二外国語も会話できる程度には最低なりたい。あわよくば3ヶ国語くらい話せるようになりたいと思う。文科系の学問がおもしろそうだとおもった。---------------------------------------------------------------------------------------- ・・・。「あわよくば」とか控えめなくせに欲張りなこといってますね。そして英語と第二外国語のフランス語ができれば母語で日本語話してるんだから3ヶ国語じゃん・・w重複ですね。しかも最後の文は小学生のようです。などなど突っ込みどころも満載ですがここはモレアルお得意のはったりとナルシズムで乗り切りましょういかにもやる気に満ち溢れた新入生という感じで初々しいですね。そしてなんだかうれしかったのは昔の自分の理想になんだかんだいって近いところまで行っているということが実感できたことです。それこそ死ぬほど勉強できたしね、今回は。信じられないくらい世界観が変わったし。そしてフランス語会話できるようになぜかなったし。とにかく、やりきったよ、私は。 こうして改めて自分の成長を実感できるのは、素直にうれしいと思います。昔の自分の期待にすら応えられないようじゃ誰の期待にも応える意味がないしね。(↑ 期待と昔の自分は私の中で永遠のテーマです) ナルシストな日記で失礼いたしました 成績がほとんど出たので調子にのってます許してください。
May 3, 2006
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今日久しぶりにピンチでした。実はモントリオールに居残ってインターンしちゃおうという計画で現在動いているのですが今日友達づてでめでたく会社を発見し説明ききがてら見学に行ってきたんですよ。順調じゃないですか。この際どんなことやってる会社かとかは後出しにしますよw久しぶりに着なくてもいいといわれたのにスーツとか引っ張り出してめかしこんで参上し談笑してボスにも会って次に来る日も決めて問題は帰り道ですよ。なんか結局帰りが6時半ごろになったんですけど間違えてきたほうと違う出口で出ちゃったんですよ。階段です。ここは3階なので当然下におります・・すると道に出るためのドアが開かない!!鍵がかかっていて押しても引いてもつまみを回しても開かない。ガンガンやっていると扉の向こうからなにやらフランス語でもごもご・・なに言ってるか分からん。まあとにかく開かない。おいおい、やっちゃったよ~はっはっは~と別の出口から出るべく階段を上って3階に行き廊下に出るための扉を開けようとすると・・開かない。ホテルのオートロックのように出た人を自動的に排除する仕組みになっている。ええっ・・ちょっと待て。鍵なんかもちろんないぞ・・ノックしてすみませ~んと叫ぶ6時半じゃオフィスは空しかも通じてるのはだれもいない廊下さっきまで居たオフィスは廊下のそのまた向こう・・いや、大丈夫だ。2階の扉がある。2階に降りる開かないでも音楽が聞こえて誰か居る気配ドアをたたく何度もたたく反応はない音楽が大きすぎてきこえないのか?たたくたたく反応ナシあきらめるたぶん扉の向こうは喫茶店かなんかで扉の前に冷蔵庫があったりするのかもいや・・ちょっとやばいね閉じ込められちゃった?1階の扉:開かない2階の扉:人が居れども反応ナシ3階の扉:ひとがそもそもいない建物は3階建て・・どうする?モレアル・・ほかの扉を発見し開けてみるトイレだ・・外国のトイレ階段に閉じ込められるあわれモレアル。「え?まじやばいよね。」待て待て。携帯があるじゃないか。いや、オフィスの電話番号知らんし。おお、3階のドアのノブにこのビルのセキュリティの電話番号があるぞやりいかけようプルル・・「あ・・カスタマーサービスだ・・・」自動音声に必死に従いながらなんとかオペレーターにつながった!「とじこめられました。助けてください」オペレーター「申し訳ないんだけどこれは外出先からモニターする番号なのよ」「いや、でもかくかくしかじかで本当に閉じ込められてて困ってます。助けてください。」オペレーター「どこの住所のどこのビル?」「実はわかんないんです。会社名しか分かりません。」オペレーター「じゃあ無理ね」「待ってください!助けて~」オペレーター「オフィスに電話して開けてもらえばいいじゃないの」「電話番号がわかんないんです~」オペレーター「本当にごめんなさい。でもここからじゃどうにもできないわ」「そうですか・・」プツ・・待てよ?今日ここを紹介してくれた友達がまだオフィスにいるはず。かけよう。プルル男声「アロ?」おいおい家電だよ!!これルームメイトじゃんかああ!「マチャリン(そのともだち)に連絡したいんだけどケータイの番号知ってる?」男声「マチャリンはケータイもってないよ」「あああああ!そうだった~!!」「バイ!」あああ~!電話が切れて気づいたが充電してなかったから電池が切れそうだ!!しかもよく考えたらプリペイドケータイでまたしてもチャージしてないからもう1ドルしか残ってない!!まさにダブルチャージミス!!!!!!!つぎの電話がおそらく最後だ・・この状況で一体誰にかけるのが一番最適か?混乱する頭で考える。「そうだ!いちかばちかリサちゃんにかけよう! 彼女なら助けに来てくれるに違いない たいていひまってゆってたし」プルル・・「リサです。今電話に出られません。メッセージをどうぞ☆」うああああああ!留守でんだぁぁ!留守電メッセージを残す気力もなく電話を切る。ああ、もうだめだ・・今晩は帰れない今晩だけならまだしも・・今日は金曜だ最悪週末はここに閉じ込められたまま?思考はますます恐ろしい方向へ何年か前に見たTV番組でヨーロッパのどっかで拘置所がいっぱいだったから古倉庫に仮に入れられた酔っ払いの若者が恐ろしいことに警察に忘れ去られ2週間のまず食わずで奇跡的に生きたまま発見されギネスブックの「飲まず食わず」の記録を意図せず更新したという・・え、私もギネス更新??むしろそれでもまだましだ。生きて出られるのか??いやだ!!助けて!また1階へ行くどうにか出口をあけようとするあかないたたく必死にたたくフランス語が聞こえるおじさんの声だ「どうやってこの扉を開けるかご存知?」フランス語でたずねるが返事がない。「閉じ込められたからたすけて!!」まるっきり無視してだれかにフランス語で話しかけているまるでカフカの世界だ。何がなにやら分からない。2階で扉をたたく音楽だけが聞こえる人の話し声も。でもいくら叫んでも私の声は階段にこだまするばかりもしこれが砂漠か雪山にひとりきりでどうしようもないのならまだいいこの扉の向こうには人がすぐ近くにいて音楽を聴いたり話したりしながら日常を生きているのにそれこそさっきのオフィスにはまだマチャリンもみんな残っていて私の味わっている絶望など知る由もないのだ絶望・・そうか、これが絶望かマッチ売りの少女も北極に一人だったら寂しさを感じはすれどそこまで辛くはないだろう彼女が辛かったのは幸せそうな家族が窓の向こうで暖かな食事を食べているのが見えるのに自分は寒い雪空のなかマッチを売っているという現実であり大勢のひとが道を行き交っているのに誰一人として彼女を気にも留めないという事実であった。そんな彼女の悲しさをしみじみと実感しながらさすがの私もちょっと泣きそうになった。しかし泣いている場合ではない。あきらめてはだめだ。がんばれ。あきらめたら本当にここから出られないぞ。一番見込みのありそうな2階へ戻る。ドアをたたく。狂ったように必死に。時計の留め具でたたいてできるだけ大きい音を出す。たたくたたく手が痛くなったがあきらめないしぶとくたたくたたくすると・・おお神よ!!ドアが開いた・・!!そこは、明るい美容院だった!!音楽がかかりシャンプー台ではシャンプーなんかしている「ありがとう!じつは上のオフィスに見学に来てて出口を間違えたの!閉じ込められてもう帰れないと思った!本当にありがとう!」興奮していたからだろうか自分でもビックリするぐらい流暢で多弁にお礼を述べた。美容師「ああ、5時以降はロックがかかるんだよね」と天使のようなほほえみ。ああここは天国か・・「ほんとうにありがとう!命の恩人です!!」と意味分からない感謝の言葉に失笑を買いながらわたしは美容院をあとにした。オフィスを離れてから30分近く経過していた長い、30分だった外からあのカフカの出口を確認してみるフランス語の主は物乞いの乞食だった・・マダム!とかムッシュウ!とかグダグダいってあのひらかなかった1階の扉のまん前に座って通行人に小銭をせびってる。扉には外から見ても鍵穴がたくさん。これはあくはずないと一目で分かる。こうして私は人ごみにまぎれて無事帰途につくことができた。久しぶりにここまでの恐怖とパニックを味わった。本気でもうだめかと思った。生還があまりにもうれしかったため帰りのバスの中でも電車の中でも緊張が緩んで終始ニヤケ顔だった・・・・・人生バンザイ\(-o-)/ちなみに帰ってまっさきにルームメイトに興奮しながらこの話をしたら「大丈夫。明日になっても帰ってこなかったら 私が探しに行ってあげるから。心配しなくていいよ。」といわれてさっきがまんした涙がこぼれそうになりました。泣かなかったけどね。
Apr 28, 2006
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みなさま、お待たせいたしました。これがうわさの「ケベック音楽ききながらケベック料理おメープルシロップを食べまくる」Cabane a Sucre(カバナスクル)実況中継ですギターです。ヴァイオリンです。陽気なケベクワです。
Apr 17, 2006
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また行ってきちゃいましたよ~トロントとナイアガラの滝! 今回はフランスからのルームメイトでモントリオールでインターンシップをしているクレールちゃんとその友達総勢11人という大所帯での旅です全員フランス人でわたしだけアジア人というヘンテコリンな状態。もちろんフランス語で通しましたよ。そもそも英語しゃべる気とかみんなないし(笑) 本当にいい人たちでこんな変人のアジア人も疎外感を感じることなく楽しく4日間旅行してきました。ナイアガラには行けたし、トロント見学はできたしフランス語は向上したし言うことなしです そんな今回の旅行記をまとめました 【金曜日】午前2時に出発 レンタカーを借りてみんなで運転交代しながらトロントまで7時間。あ、わたしは運転してませんよ。危険ですからね「私の運転なんて危険すぎる!」と言ったら勘弁してくれました(笑) というわけで私爆睡、同じ車のほかの3人が順番に運転、という状況でトロントに朝到着。あれですね、みんな女の子なのにこうやって外国でレンタカー借りて徹夜で運転なんてすごいですね、フランス人は!(ちょっと男女差別的発言w)わたしは考え付きもしなかったよ!本当に尊敬した!終始寝てたけど!<にゃ寝顔写真撮られたし!(お決まりw) ともあれ、トロント着です。AGO(Art Gallery of Ontario)という美術館に行きましたわたしの提案です☆なんか建設中だったのでタダで入れました。The group of sevenという7人のカナダ人画家が有名だそうでその人たちの芸術に対する貢献と作品が数多く収められています。大変よかったです。 なぜかチャイナタウンに行ってひるごはん友達のうちの一人が中華料理を食べたことないからという理由で中華料理食べたくないとかぬかすので私めがアジア人代表として飲茶メニューからおいしいのを選んであげた。「おいしい!」と喜んでいた当たり前です!!ってなんで中華料理ほめられてわたしがよろこばなあかんねんこういう感覚も麻痺してきた~・・そのあとカサロマというトロントの北のほうにあるお城のようなお屋敷へ。なんかナイアガラの滝の電力発電でおおもうけしてお屋敷建てたけど数年後の1923年に破産しちゃったらしいよ。かわいそうだねでも本当に美しいおやしきだった。でもなかに入らないで外の写真だけ撮って帰ったそれはなぜか?なぜなら、生粋のフランスっ子たちである友人たちが全部見るのに15分程度しかかからないのに$14ドル(やく1400円)という入場料を「高い」と言って払いたがらなかったから!!(笑)いや、たしかにちょっと高いけどね・・「外で待ってるから入ってきてもいいよ」って言われてもねえ(笑)ちょっとしたカルチャーショックでした。一見わたしがとってもがっかりしたように思えますがこのエピソードから実は学ぶことが多いと思います。 彼らは旅行だからって、むやみに羽目をはずすことなくケチるところはケチるということができるのです。すばらしいではないですか。どこかのアジアの島国の国民みたいに旅に出たら見境なく金を使いまくってなんでも買ってなんでも払うのとは大違いです。わたしも気をつけているつもりでしたがこうしたケチ根性を見せつけられ 「ここまできて中に入らず帰るのか・・」感はぬぐいきれませんでしたがどうにかこうにか上記のように納得しカサロマを去ったのでした(笑)そしてそのちかくのスパダイナ博物館という白亜のお屋敷にいこうとしたらしまってましたよく考えたらこの週末、イースターで観光局もしまってたのよね(笑) そのあとトロント大学(カナダの東大。最高学府)をぞろぞろと見て、バータくつ博物館(←世界的にも珍しい靴の博物館)に行ったらまた閉まってたなん~やねん!まあしかたない。まあ外観みれたからいいかってことで今日はおしまい。トロントに住んでるかれらの友人のアパートに今日は一泊です。 新築高層ビルでオートロックで駐車場付、管理人までいて家具つきでトロントの内部にあるのに月$600(約6万)だそうです(!!!)ありえない! カナダ、本当に天国やな!まあなんせあれだけの土地に日本以下の人口しかないんだからね・・なんてうらやましい。【土曜日】早起きしてナイアガラの滝へ!よく晴れたいい日でした!実は2月に一回ナイアガラに来てるんですが寒すぎてこおりはキレイだったけど長時間いられなかったんですよね。滝壺に船でつっこむ 霧の乙女号(Maid of the Mist) も乗れなかったし! Journey Behind the Fallsは行ってみたけど寒すぎだったし!(そればっか) しかし今度こそは!霧の乙女号でナイアガラの滝につっこむぞ!!とやる気マンマンだったのですが・・ 「え?乗りたいの??」と彼女たちの「旅行だからって羽目をはずさない」態度は秀逸ですw なぜなんだ~といいながら今回はこっちも負けられないので結局 ひとりでのりました!!まあこんなこともあるのさ。わたしはオープンマインドで気まぐれなアジア人だからかわいそうなんかじゃないのさ文章にするとなんだかアレですが実際こんなノリは意外とおもしろいのでそんなに悲しくなかったです。とにかく、青いレインコートを乗客全員がすっぽりとかぶって船にワラワラいるのは圧巻です! すごいおもしろかった!滝がまじかで見れたし!水しぶきモロにあたってるし!自己完結ですが乗ってよかったです! その後、次の目的地を目指してまたドライブ!公園公園、っていうからなんでわざわざ公園なんかに行きたいんだ?と思ってましたがついたところはアルゴンキン州立公園!!おいおい、有名なカナダのおっきな森林地帯じゃないか、私。やるな、フランス人。てか、のこのこ目的地もはっきりわからずついてくなんて、やるな、わたし・・。とにかくもう遅いのでユースホステルに泊まる。はじめて泊まったけどいいもんですね、ユースホステルってやすいし清潔だししっかりしてるちょっと食わず嫌いでした。すばらしい!そんなこんなでみんなで就寝!(続く)
Apr 15, 2006
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授業も終わったことですし景気づけに髪を切りました。いつもその辺をふらふらしてヘアカットいくら?とかききながら美容院を決めるのですがそしてそのせいか分かりませんが結構おもしろい目にあってきているのですが(笑)参照 外国で髪を切るときの注意 髪を切ったよ今回はよかったです!! コンコルディア大のちかくでなんとなく看板に韓国語と中国語と日本語が書いてあったので入ってみたらなぜかマンションの建物の中でオートロックで部屋番号を押さないと入れない(笑)のでびびりましたがはいってみるとオサレな髪のおばさんがひとりお客さんの髪を切りつつ韓国語で話してる。見た感じ怪しくなさそうだったし汚くなさそうだったしヘアカット$25ドルだしすいていたのでそこで切ってもらうことにしました。おいてある雑誌類のちかくにバインダがあったので見てみるとどうもおばさんはロンドンまでいって修行しさらに韓国の美容師免許もお持ちのよう。「(マンションの建物の中なのに) よく来てくれたわねありがとう」といいながらシャンプー台へ。シャンプーは服にとんでこなかったし(笑)、「これはよさそうだ」と思っていたら彼女の技術もたいしたものでした。はさみを開けてザザッとかカットするので最初はびびりましたびびった私を見て、「わたしはプロフェッショナルだから」と訳の分からないノリで諭されましたがプロフェッショナルぽかったです(笑)最後の仕上げもはさみをたてに梳かすように上下するので一歩間違ったら頭部流血だと思って固まりましたが、それ以外は何事もなく道具も日本製を愛用してらっしゃるそうですいい心がけですね なんかこっちで普通のところ(白人系)はなんだか高いし値段を下げると床屋になるしだからって中国系の美容院は床屋の延長だしデリカシーないし若干困ってましたが、今回の韓国人の美容院は今までで最高でしたいろいろ体当たりで探したかいもあるってものです。 ただやはりマンション内にあるのでなかなか入りづらいこともあって結構必死に友達つれてきてね!!と広報されましたよ。個人的にそのおばさんが素敵な感じで気に入ったので、広報の片棒を担ぎます(笑)住所:2055 St-Mathieu #102 メトロGUY-CONCORDIAのすぐ近くです。インターホンで0102と押して入りましょう(笑) って、せっかく見つけたけどもう帰るんだよね・・ドゥン・・
Apr 12, 2006
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みなさんこんにちは。ことしは桜を見逃しそうなモレアルです!ついにレポートもプレゼンもすべて終了し授業も終了!!春です!春が来ました!!5月あたりに終わるものだとばっかり思ってましたがそれはテスト期間でした!そしてとったクラスにひとつもテストがなかったので全部終了ですわ~い今日の最後の授業はフェミニズムだったのですが晴れてたので学校のちかくのオープンバー(屋外)でビール飲みました(すでに授業じゃない)わたしは今日のレポート提出のため昨日夜遅くまでやったと言うのに、教授はできてない人に一週間締め切り延期してました。なんてこったい!まあべつにいいんだけど。 そして、別にうれしすぎたわけではないのですが今日ひさしぶりに派手に転びました。バスを追いかけて走ったのがいけなかったのですあまりにもひさしぶりだったので受身がとれず、ほんとうに痛いすりむき方をしました。ジーンズもひざがやぶけたほどです(どんなこけ方してんねん笑) おかげさまでバスは乗れましたがひざから血がダラダラ しかし家に帰ってもマキロンはおろか絆創膏すらなく ちかくの薬局に足を引きずりつつ絆創膏を買いに行ったわけです。しかし転んでもタダでは起きないモレアル。人生は七転び八起きです。この前(数年前)NHKの「ためしてガッテン」で 「傷は乾かすのではなく密閉して 湿らせておくと治りが早いという研究が発表され 欧米ではすでに従来のタイプの絆創膏だけではなく傷口を密閉するタイプの絆創膏が 発売されている。」 と言っていたのを思い出し、その新しい研究の成果である絆創膏を探してみると・・ありました!!Fast Healing "Elastoplast"!!!8枚入りで$7というなかなかの強敵でしたがずっと海外に行ったらその究極の絆創膏を購入しようと目論んでいたので迷わず購入・・早速貼ってみたのですが、あれですね。たしかためしてガッテンでは傷口から血のほかにでてくる黄色い液が自然治癒に大きく貢献するとのことですが、実際密閉してゴムのようなものを貼ると止まりませんね、黄色い液が。いやはや、これが高速治癒(+傷跡なし)につながるのですがなんとも絆創膏からこぼれて来てしまうのですが・・そして本来ならば2日以上つけておいてはじめて効果が発揮されるのですがあまりにも黄色い液が出すぎて絆創膏の下のほうがはがれてきたので「しかたないな。貼りなおすか。」とはがしたところ・・・ ・・・・・。 絆創膏の下は自分の体とは思えないほど気持ちの悪い状況になっていましたなんていうか、ぐちょぐちょのねばねば?(言うなって)まさに形容しがたい状況。細菌感染でもしたのか・・?という感じ しかしここであきらめるわけにはいかないので仕方なく新しいのを貼って うえからテープで固定して二度とはがれないように処置しましたが こんなことなら少々時間がかかろうが傷跡が少々残ろうが普通に乾かしてかさぶたにしたほうがましなんじゃないのかと思いましたエヘまあまだ2日目ですのですばらしい効力が発揮されたらまたのせますのでこうご期待(笑)
Apr 11, 2006
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こんにちは。はるかと思ったら突然4月なのに雪が降ったりする(4日の話だけど)モントリオールです。エイプリルフールかと思いました。その割にはエイプリルフールは図書館にこもってひとり勉強しだれともうそって言うか会話すらしなかった病人モレアルです。 だって忙しいんだもん。 11日の火曜日までにレポート3本です。それぞれ10ページです。なんで私が英語でレポートそんなに書いてんねん 先週はプレゼンラッシュだったし・・あ、でもそういえば何回か経験つむうちにうまく英語でプレゼンできるようになったよ授業終わってからクラスメートに「おもしろかったよ」とほめられたし かげながら応援してくれたみなさんどうもありがとうございました。これからも調子にのってがんばります笑で、最近自分の中でアツイ話題はアジエンスのCMです。この前もたしか書いたけど。もうこのトピックで何度もプレゼンして最終レポートも さまざまな角度からこのCMについて書いてます。プレゼントかでフラッシュの映像を見せるとクラスで笑いがこぼれます。本当におもしろいCMですよ。今日からレポートがてら何がどうおもしろいのかを連載します。思い付きです。どうぞお楽しみに。
Apr 8, 2006
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もうすぐ学期もおわって夏休み。日本へ帰らなければならない日がやってきます。その前に日本から家族がやってきます友達もやってきますわたしはせっかくアメリカの東海岸にいるので日本帰る前にヨーロッパに行きますですその前にも授業終わってからモントリオールで居残りして好き放題します。 4月にはここでサルサフェスティバルです 5月にはオタワでチューリップフェスティバルです 7月はここで国際モントリオールフェスティバルです 調子のりすぎ?いいじゃないですか、人生は一度きり。そして人生はバラ色~
Apr 7, 2006
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My week was full of school works! Soooo busy! but it is my fault that I regestered 5 courses! I will have a presentation tomorrow again.
Apr 3, 2006
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最近本当にろくなことがないです。まだここにそう書けるだけましですが。以前も秋ごろに同じように苦しんだ時期がありましたがそれを乗り越えひとまわりもふたまわりも成長したので今回はここに堂々と書ける自分を誇りに思います。その秋のはなしもいつかはまとめて書こうと思います。留学はやっぱり、簡単には行きませんよ。こんなにがんばってるのに。レポートもずいぶん前から準備して、プレゼンも緊張しながら何度も何度も練習して、授業に臨んでるわけですよ。なのに、そんなレポートでひどい点を取る。プレゼンで何日にするかとかサインアップして、しかも先週わざわざ確認してるのに、当日なぜか教授に忘れられて飛ばされる。それも2回も違う教授に。あきらかに相手が悪いのに自分が伝え切れなかったことが情けなくて一生懸命あんなに準備したのはなんだったんだとくやしくて泣きたいのをおさえてプレゼンをしてたら窓の外でなぜかデモが起こったりする。地下鉄でもう扉が閉まりそうなのになぜか扉のちかくで自分が入ったらもういいと思うのかそこで立ち止まる人がほとんどで「いれてくれ~」と無理やり入ったら「押すのをやめろ。ほかに入るところがあるだろう!」と面と向かって文句を言われた。思いっきりにらみつけてやったが、とっさのことなので何も言い返せない。欧米では満員状態で日本のようにぎゅうぎゅう押さないっていう事実は知ってるよ!でも後ろにひとがたくさんいるのにドア入ったところでで立ち止まるほうがはっきり言って迷惑だしデリカシーないし失礼だろうが!!!気づけよ!地下鉄で定期を買おうとしたら10ドル札と5ドル札を間違えて出してて何度も「定期をください」といってるのに売ってくれなかった。札間違えて出してたらそう言えよ!!「カードの値段を確認しろ」じゃないだろ!後ろ順番待ってる人がたくさんいるからってぞんざいに扱うなよ!こっちはいつも前がぐだぐだしてるので長蛇の列になっても黙って耐えてんのに!外人だと思ってバカにしおって!でもちゃんとそこまでフランス語で言い切れずすごすご引き下がるしかない。悔しくて、涙が出る。というわけで今日は久しぶりに泣きました。泣くのもたまにはいいと思います。留学なんてな、楽しいことばっかじゃないんです。なめるな!そして来るならぜひとも覚悟して日本を出て来い!ばかやろ~!
Mar 30, 2006
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大学構内でブックセールしていたのでおもしろがって冷やかしに寄ってみました。日本語練習帳みたいなのに「音姫」のことがのってて英語で「日本はとっても礼儀の重んじられる国なので排泄中もほかの人に音が聞かれないようにこの機械を使って音を消すのです。」と書いてあり、少々ウケました。あれって、私女子校だったから全トイレに完備されてたけどそして使ってたけど電力無駄だよね。しかも発明の理由が節水のためでしょう?あれができる前は水を流してたっていう女子高生にも驚きだがそんなはずかしさよりももっと大事なことがあるだろうと今となっては昔の自分に言いたい。世界中できれいな水が飲めなくて死んでいくひとが絶えないというのに。平和ぼけっていうか、なんていうか恵まれてるってこわいね。 しかも音姫の普及によって「音姫がないのなら水を流せばいい」みたいな逆にその風潮を助長しちゃってるんじゃないかとも思うんですよ。 いいんだけどね、別に。 で、そのブックセールである辞書を発見。Thesaurusというカテゴリに入るこの辞書は、英単語の同義語をいっきにひける優れもの!そんなのがあるなんて知らなかった!もっとはやく気づいていれば!!たとえばレポート書くのでも「~と思う。~と考える」ばっかじゃ単純で深みがないしときたま「あ~これなんて言うんだっけ~admireに近いんだけどちょっと違う~」とか「Consider と Think aboutの使い分け~」とか細かい悩みが出てくるじゃないですか。そこで役立つのがこれ!Thesaurus!!単語を引いたら同義語がズラリとでてくる!スバラシ!しかも応用編としてはそれなりにボキャビュラリーあったらなんかわかんない単語が出てきたらこれをひけばいい。語彙も数珠つなぎに増えるやん! というわけでおすすめです。楽天で探したらこんなのしかなかった↓おそらく外国でたら買うべきって感じかな?
Mar 29, 2006
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ついにモントリオールに春到来(普通に日中でも5度だけど暖かく感じるのは何故?)そういえば屋外スケート場もアイスバー(全部氷でできてるバー)も行きそびれた・・もう氷とけちゃったよ・・でも寒すぎてあまり屋外に出る気がしなかったしな・・と自分に言い訳しつつ冬が過ぎ去ったことが意外とショックなモレアルです。我ながらドンくさい。でもだれかが4月まで冬って言ってた気がするけど、そっか、あれってカナディアンジョークなんだねさて、この前ラテンアメリカの人と話していました。どこだっけ・・そう、ブラジル出身の子だ!そしてフランス人も加わりました。言語の話になってブラジル人が言います。「フランス語では恋人のことを'petit ami'と呼ぶじゃない。 あれって遠まわしだよね。直訳すると'小さい友達'だよ? フランス語って遠まわしな言語なんだと気づいた。 僕の国ではちゃんと'恋人'とか'愛'とか もっと直接的な言葉で呼ぶよ」フランス人返します「そうだね。でも英語でもboyfriendとかgirlfriendって 直接的じゃないよね。遠まわしだ。 言語は文化をうつすね。」日本人モレアル参上です「おもしろいね。 でもさ、実は恋人のこと日本では'彼'とか'彼女'つまり 'He'とか'She' って呼ぶんだよね。すごい遠まわしでしょ」フランス人もブラジル人も「(゜o゜)Hah!?」「どうして?そんなんじゃだれかわからないじゃん?!」「いや、実は日本語ではほとんど主語を言わないし そもそも彼とか彼女という言葉で人を指さないんだよ普通。 だから彼とか彼女、と言ったらその特別な相手というわけ」とか説明しながら自分でも納得。日本語って本当に遠まわしな言語ですね(笑)そして言語は文化を映すので概念自体がある言語にはあったりなかったり。そこが言語を学ぶことの醍醐味でもあるんだと思います。日本語だけじゃ表現できないこと、いろいろあるからね。もちろん英語になくてフランス語にしか存在しない概念もあるし。言語を学ぶってことは、自分の概念世界を広げることなんだ、と最近つくづく実感しています。我々の対象に対する概念は言語化することではじめて存在するので、言語の種類が増えるほど世界をうまく切り取って説明することができるのです。例えば肩こりという言葉は英語にないので、彼らには肩が凝ったという感覚がないのです。「なんだか背中が痛いなあ」とか「疲れた」と感じていて、それが肩にのってるようには感じないのです。そんな彼らが日本語の肩こりという単語を習うと突然その疲れが肩からきているかのように感じ、ここに肩こりの概念が生じるわけです。おもしろいでしょ?でも気をつけないと、全部がこんがらかって意味不明な日本語、英語の概念で話す日本語になってしまうので注意が必要です。
Mar 28, 2006
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画像はいつまでもビデオとってる私にあきれて はしを渡って行ってしまう友人たちですw
Mar 27, 2006
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フランス人の習慣に、会った時、別れる時のあいさつとしてほっぺたとほっぺたをくっつけて「Chu」っとするっていうのがあります。きょうオンタリオ出身カナダ人(ケベック以外ではその習慣はない)の友人と「でもフランス人ってtoo hairy(ヒゲが濃い)から痛いのよね~」とか真剣に朝から電話でしゃべってたモレアルですその他「かっこいいフランス人見つけた~」とか30分も話してました。ばかじゃないのかワタシタチ・・。でもそんなさりげない留学の日常がダイスキでもこのあいさつ、慣れてない最初は大変おどろきました。初めてされたときはびっくりしてカバンを床に落としてしまったほどです(笑)わたしに会いに来てくれた母上もされてびっくりしていました。フランス人たちとつるんでいると10人とかで集まってどっか行くって時に必ずいちいちひとりずつこのほっぺにチュをひとが来るたびにやってのけるのでほほえましいというか圧巻というかなんともいえないです。いつかかならずビデオに収めようと思います。でもフランス人の女の子ってどうしてひげ濃い男の子にほっぺたくっつけられても平然としているんだろうw慣れてるのかしらね??
Mar 26, 2006
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最近、アジア人はおろか黒人白人ヒスパニックの区別なく「あ、○○ちゃん(日本の友達)に似てる~そっくりだ~」なんて思ってしまう自分におどろいてるモレアルです。すでに何人も友人似の人を見つけました(*^_^*)・・・もう日本に帰れないかもしれません(笑)もし日本で「日本人ばっかりだ~!」と圧倒されて困っていたら助けてあげてくださいさて表題のとおり本日は学校のactivityでメープルシロップを作っているところに行って製造工程を見学し最後にケベックの伝統料理にメープルシロップをガンガンかけて大量に食べるという活動を行ってまいりました(^_-)-☆メープルの木に指してあるバケツには蜜がたまってましたが透明で最初は雨水かと思いました。この透明な液体をろ過して煮詰めてあのべっこう色のシロップができるんですね。カナダ豆知識が増えました☆建物も凝っていて、まるでフランス人が最初に入植した当時のようです。粗野で素朴な感じです。なんか寒い中必死に生きてるような感じ。そんなことまでいつのまにかわかるようになってるんですね、私は。びっくりですよ。来る前はカナダのことなんか何一つ知らなかったのにカナダのこととかケベックのこととかモントリオールのこととかいろいろ書きたいことがあるのですがまあそれは別の機会に置いておきます。お楽しみに・・笑こんな家具とかがあっさり置いてありますそして!!!お食事はこんな感じですね、粗野・・いや、素朴でしょ (笑)?マメとマッシュポテト、ベーコン、ソーセージ、ミートパイ、ミートボール、卵蒸し、ピクルス・・パンケーキにシュガーパイまさに伝統的ケベック料理。たしかにおいしいかもしれないがそしてたらふく食べたが「肉があればそれでいいのか」感がぬぐえないwでもケベックの景気のよい陽気な伝統音楽をヴァイオリンとギターとボーカルで演奏してくれてとっても楽しいランチでした!!最後はやっぱりみんなで古きよきヨーロッパの踊りみたいなん踊ってるしw もちろん参加ですよ♪こっちの人はほんとよく踊りますね。さて大満足で帰宅。新しく友達もできたし、おなかはいっぱいだし、なんか課題とかいっぱいあるけど、そして実際一日かけて食べてただけと言っても過言ではないけど(笑)、楽しかったな
Mar 24, 2006
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北米で祝われるセント・パトリックス・デイはアイルランド系移民のお祭りだそうで、キーワードは☆グリーン☆アイリッシュ☆ビール☆酔っ払い☆クローバーというとんでもない祭りです。要はまっぴるまからグリーンの服など着てビール飲んで酔っ払ってるだけの話ですアイルランド系移民のステレオタイプが「なんかいつも酔ってさわいでる」からきてるそうですがなんというかこのどうしようもなさとバカ騒ぎ様と元ネタは移民というマルチカルチャリズムが北米大陸っぽい笑アイリッシュパブはまだ金曜の昼だというのに長蛇の列。人の横にある大きな氷はこの日のためのとっておき氷像です☆♪そして人々はミドリの服を着るこのひとはすごかった。そして、この寒いのに(マイナス3度)屋外パレードと、あきれながらもやはり見に行ってる私(笑)寒いがどうした!!交換留学生をなめるんじゃない!!笑クローバーですね。グリーンでしょ?と思ったら突然黒服・・たぶん「アイルランド紳士?」w感じつかんでいただけました?日本にいたときアメリカ人の友人に「セントパトリックって何をする日?」ときいたら「とにかくアイルランド。ミドリの服をその日に着ていなかったら 小学生のときいじめられた。毎年その日を忘れてみんなにいじめられた」と暗い話ばかり教えてくれる人でしたが(笑)、実際体験してみるとまあまあ楽しめました。日本帰っても覚えてたらやろうと思いますいや、たぶん忘れるかな(^_^;)
Mar 16, 2006
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もう3月だからそろそろあったかくなってきました。とおもいこんでるから暖かく感じているだけなのかもしれませんが最近肌で感じられるほど寒さがやさしくなりつつあります。気温を測ればやはりマイナス、あるいはマイナスちょっと上、5度以下というところでしょうが、この際そんなことどうでもいいですよ。体感温度なんて相対的なものですよ。久しぶりに晴れたモントリオール、しぶとく残る雪と昨日の雨と雪解け水のまざった泥水溜り、そしてそれをおもいきり飛び散らして走る公共バスを尻目に、もともとまじめな学生でありここへきてさらに勉学に目覚めたモレアルは図書館で勉強です。バスの中ではTシャツの人までいましたよ!わたしも秋の時点では考えもつきませんでしたが「ああ、あったかいなあ(*^_^*)」と言いながら重いジャケットを脱いで軽めのジャケットを着ています。もう日本の冬なんか余裕ですよ。あっはっはさて昨日は友人とともにこっちで初めて日本食レストランにいってまいりました。てんぷらと刺身を食べました。やっぱりいいものですね!この際みそ汁が濃すぎても、なぜかみそ汁にれんげが入って出てきても、フランス人がうどんをうまく食べられなくて四苦八苦しているのはパスタを食べる概念から脱却しきれていないからだと思っても、細かいことはいいっこなしですよ☆自分では気がついていませんでしたが、結構意外と日本食を恋しく思ってたようです。わざわざ自分から日本食食べに行こうと思わないので誘ってくれた友達に感謝です。何故自分から行こうと思わないかって?こっちの日本食なんかに何も期待していないし、(オイオイ)そんなことに限られた資産である時間と金銭を使うより、所詮一年程度しか滞在していないんだから、こっちのおいしいもの、日本で食べられないものに資産投入したほうがよっぽどいいだろうと生意気なことを真剣に考えているからです。そんな「効率最優先」みたいな考え方で「ホームシックなんかかかってないよ~ん」みたいな美学でサムライコスモポリタンかつハードな留学生モレアルですが、(意味不明)◎日本食レストランへの誘い◎日本の母親から心温まる贈り物と日本食◎日本の心の友から激励の手紙と最近日本パンチを3発もくらいましてw、ちょっと素直に「日本が恋しいよう」なんてたまには言ってみてもいいんじゃないかとも思うのです。
Mar 11, 2006
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「ブヨン!」「シュポ!」「タバルナック!」「あらら~!」「チンチン!」・・・・・。これ、全部フランス語です。ケベックで話されているフランス語を「ケベクワ」と読んで本家フランス語から区別するのですが、フランス語だという固定観念抜きに聞いてみるとなんともおかしな響きの言語です。実に。そういえば日本にいたときケベック出身の友人がすでにいましたが、彼は英語を「フランス語なまりだ」と英国人におもしろがられフランス語を「ケベックなまりだ」とフランス人におもしろがられ「どっちにしろアクセントが強くてききとりにくい」とわたしに何度も聞き返されるというマイノリティの憂き目にあっていました。笑私も精進いたしましたのでいまなら彼の言ってることもわかるかもしれませんが。ちなみに冒頭の言葉の意味は順番に「なんだよこれは!」「わからん!」「ばかやろう!」「あらら~」「乾杯!」です。フランス語のイメージ崩れますね(笑)。シュポってなんだよ!汽車ポッポかよ!(笑)明日から早速使ってみましょう☆でも一部ケベクワなのでフランスでは通じませんよ(^_-)-☆
Mar 10, 2006
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ついに明日プレゼンテーションです。ひさしぶりにびびってますこっちでプレゼンするのはじめてだよう。英語だよう。しかもトピックが「グローバリゼーション」とかだよう。なんかわかんないけどこわいようニャン大抵のことははったりかましてすませてきましたがほんとひさしぶりに緊張してまいりました。準備はできてる。ポワーポイント・・じゃなくてパワーポイントも気合いれて用意したし・・わーん、でもこわいようしかしここが留学の正念場です!わたしは本番強いのだ!日本語でのプレゼンテーションは京都商工会議所でビジネスマンにほめられる程度までできるようになったじゃないか!いままでも効果的なプレゼンのしかたの習得に努めたではないか!がんばるのだ!言語が変わっただけじゃ!というわけだから、明日のこっち時間12時(お昼)わたくしはこっちではじめてのプレゼンに望みます!これさえうまくすませば「英語でプレゼン」というかねてからの目標に一歩近づくことができるのじゃ!がんばれ!
Mar 6, 2006
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きょう、としょかんで、たくさんべんきょうして、かえろうとおもったら、バスがきませんでした。10ぷんまったけどこないので、つぎのバスていまであるきました。それでもこないので、もうひとつ、あるきました。やっぱりこないので、またあるきました。とうとう、うちのちかくのバスていにつきました。そしたら、バスがきました。とけいをみたら、40ぷんたっていました。・・・さむかったです。
Mar 3, 2006
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It was really cold this week. I did a lot of things as usual, going to Toronto, Hamilton, and Niagara Falls. It was so fun, and I made a good friend :) The other day, I received a mail from a friend in the UK. She is a funny girl, we shared too much funny experience in NY to describe in this small space. Anyway, it is the first mail which I received after moving to this apartment.. I am so happy :) Time flies so fast, it is already the end of February.. I would like to stay here as long as I can, but I am not sure if I can stay here until June or July. I sometimes feel so strange that I will leave here soon.
Feb 27, 2006
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今日髪を切ってきました。今回で3回目ですが皆さんにぜひお伝えしたいことがあります。今までにも髪を切った話は書いてきましたがまあ思ったよりはいい経験だったのであまり悪口を書いてきませんでしたがどう考えても日本の美容院のほうがすぐれていることがあります。外国で髪を切るときの注意それは、、「美容院にあまりカワイイ服を着ていくな」なんか日本の雑誌で自分のいつもの服装とか好きな服装でいったらイメージを美容師さんに伝えられるよとか書いてあった気がするのですがこっちでそんなことをしたらバカを見るということが3回の経験からわかってまいりました彼らにデリカシーを求めてはいけません(回想)1回目ワシャワシャっとシャンプーされ耳に「プチプチ」と泡の音が残るまま散髪台へ。しぐさから明らかにゲイとわかるオサレなお兄さんがカット。髪型はいい感じに仕上がったがちゃんと払ってくれなかったので服は細かい髪の毛だらけ2回目ベトナムからの移民2世のオサレなお姉さんがカット。すそをそろえないで段を入れてくれとあれだけ言ってるのにさんざんすいてから最後に結局すそをそろえるお姉さんに対し「そろえないと気がすまない性質なんだ・・」と降参。まあ友人間で評判がよかったので髪形はまあそれでもいいんだけどやっぱり服は髪の毛だらけしかも毛先がなぜか痛んで(一体どんな切り方をしてくれたんだ)からまるという謎の現象を起こす。ショックのあまり直後に手袋を失くした(笑)3回目そして今日友達(カナダ人)のおすすめの美容院にいったところ・・シャンプー中泡が服にとんでくる。さらにお湯を服にかけられる。お姉さん苦笑い。私も苦笑い。最終的にドライヤーで乾かしてくれたけど(笑)しかもカット中に着せてくれる服にわきがないので服にもろに髪が乗っかる。カット後は髪の毛だらけしかも背中はぬれてる。髪形は気に入ったしさっぱりしたが・・二度といくまい。わかっていただけたでしょうか?そりゃカットだけで$75とかの Mod's Hair なんて行ったらそんなことないでしょうけど(笑笑)美容院ってなんかくつろぐために行くところだと思ってたんだけど違うんだってコトがわかってまいりました。日本では「美容院いってからデート☆」なんて姫のようなことをしていましたがこっちでは「髪切ったら家直行☆」というスタンスで行かないとひどい目に会います♪やっぱり日本のサービス業は高水準だね♪さてさて次はどこの美容院にいこうかしら・・?♪
Feb 23, 2006
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ついに、やってまいりました。氷に穴を開けて糸をたらして魚を釣るというその名も「アイスフィッシング」。漫画、アニメなどで目にしながらもなかなかできない(むしろ寒そうなのであまりやる気も出ないw)貴重な経験を極寒カナダ・モントリオールから車で3時間の川でしてまいりました!でも川も凍るような気温の中、外で数時間も魚を待ってたらこごえちゃうじゃないですか。でも大丈夫!小さい小屋の中で暖房をきかせながら糸をたらして魚を待つというなんとも近代的かつ現代的な「楽して楽しむ」というコンセプトの商売がこの小さな町にもはびこっているのですwビールと音楽装置を持ち込み、準備万端で大騒ぎしながら魚を待つ各国の学生・・しかし!魚は一匹もかからず!w去年も来た人の話では「去年は100匹以上釣れたのに」。なんてアンラッキーな我々・・・。3時間もすると飽きてきたので音楽に合わせて踊りだす友人。こういうとき「ああ、私は海外にいる」と実感いたしますw何で真昼間から魚釣るコテージで踊る気になるんだ?本当におもしろい人たち☆その後一向に魚のかかる雰囲気がないので外に出て雪合戦始める彼ら。おいおい、だからマイナスだってば、気温が!寒そうだ~!関わりたくないので黙って傍観決め込んでいたら引きずり出されて頭から雪まみれに・・・仲間に入れてくれてありがとう。貴重な体験をありがとう。おかげで人間の限界に挑戦することができました。その後小屋に戻るも結局本日の収穫はなし。。残念、今晩はたくさん魚を食べようと思っていたのに・・ドゥーン
Feb 12, 2006
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むにゃむにゃ
Feb 10, 2006
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今日は大雪←いつものことじゃんモレアルです。雪にもすっかり慣れましたが朝起きて銀世界を見るとあまりにも美しくてため息をつきながら二度寝しそうになります。こっちの雪はふわふわの粉雪で屋根の上から風に舞ってヒカリをはねかえすのを見ながらバスに乗っているとき、ふと「ああ、ここに来てよかったなぁ」なんて思いました。さて先日私はフェミニズムの授業中に頭がまるでからくり人形のようにカラカラすごい勢いで回転してとっても重要なことに気づいたのです。最近かなり勉強に身が入っていて絶好調なんですよ。留学万歳。モントリオール万歳。で、その気づいたことですが、フェミニズムってなんだか女から男に対する挑戦っていうかなんだか男に対して攻撃的なイメージあるじゃないですか。不平等に扱われる女性から男性に対する反撃であるかのような。こっちでもwomen's studies勉強してるよって言ったら男友達に「へ~」って、「強い女になりたいんだね~」って言われる。わたしも、別に男の子がキライなわけではないので(笑)、フェミニズムなんかに長いあいだ興味がほとんどなかった。たしかにそういう一面もあるだろうけどそれは一面にしかすぎない。本当はフェミニズムっていうのは男も女も社会の構成員全員が関係し保持している「社会構造」それ自体に挑戦するものなのではないかと。要するに敵は男ではなくて社会構造、またフーコーの呼ぶところの「権力」なのです。そう考えると社会には構成員全体が関わっているのだから私の中にも常識という名の権力があって社会構造保持の方向にコントロールしているのです。つまり自分の中にあるものに対しても反抗しなければならないということです。さらにそれを打ち破るのがフェミニズムの目的だとすればそれは性別役割分担だけでなく人種差別、セクシュアリティ、などあらゆる種類の「差別」「ステレオタイプ」に基づいた「不平等」「誤解」に挑戦するうちの一端を担うことになります。つまり、ということは、フェミニズムは女性だけの学問ではなくて人類全体で考えていくべき問題のひとつでありさらにはその同じ構造があらゆる不平等と不正義の中に見てとれるのです。「女にはできない」「片親の子は不幸だ」「アジア人はセコイ」「同性を好きになるなんて」 ・・・。こういったステレオタイプや差別がなぜ起こるのかつまりどういった仕組みでそれが保持されるのかそれを読み解いていくのがフェミニズムとかクイア論なんだということがキーンと頭で理解できたのです。まさに高校のときに数学の先生がおっしゃっていたところの「鋭い発見の喜び」でありました。ちなみにそんなこと考えながらcultural studiesの授業にいったらここでもいかにヨーロッパ中心的な人類学から脱却しようかという議論になって、学問って結構ねっこでつながってるんだと思いました。こんな鋭い発見のよろこびは1回生の時にトマスクーンの「パラダイム転回」を理解したとき以来です。結局、「まずは自分が常識だと思っていることを疑え」っていうのが人文科学の根幹概念なのかもしれません。イキナリクイズ「モントリオールの旗はどれでしょう?ひとつだけクリックしてください」 出口ExitSortie
Feb 6, 2006
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