inti-solのブログ

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2009.09.15
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カテゴリ: 政治
http://mainichi.jp/select/today/news/20090916k0000m010130000c.html



16日に発足する鳩山新内閣の閣僚人事で国民新党の亀井静香代表を防衛相に起用する案が14日に浮上し、一夜にして消えた。民主党の鳩山由紀夫代表側から非公式に打診を受けていたとみられるが、亀井氏は15日になって打診自体を否定。「亀井防衛相」案は一時、驚きと懸念を伴って永田町・霞が関を駆け巡った。
(中略)
鳩山氏サイドは14日の時点で防衛相に亀井氏を充てる方向で調整しており、周辺は「国民新党は社民党と違って保守だから受ける」と自信を示していた。社民党とはズレの大きい外交・安全保障政策を巡り、連立政権内の調整役を果たすことを期待したとみられる。
しかし、防衛相は、在日米軍再編問題や海上自衛隊によるインド洋での給油活動など、日米同盟に絡む懸案を抱える重要ポスト。国民新党の下地幹郎政審会長は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画見直しを強く主張しているほか、亀井氏自身も自衛隊の海外派遣には慎重とみられ、亀井氏が防衛相に就任した場合の日米関係悪化を懸念する声も民主党内や外務、防衛省内から出ていた。
そのため、亀井氏の防衛相起用については一転、「再検討が必要」(鳩山氏周辺)な状況になったという。党関係者は「米側から否定的な反応が示されたのではないか」とも指摘している。(以下略)
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国民新党は、党としては好きでも何でもありませんが、亀井静香はバリバリの保守でありながら尊敬する人物がチェ・ゲバラ、死刑廃止論者でもあり、経済的な側面では明らかに反グローバリズム、ある意味では矛盾する政治的傾向を持った人物で(もっとも、たいていの人が多かれ少なかれ政治的主張に矛盾はあるものですが)、こういう人が防衛大臣というのもかなり期待できると思ったのですが・・・・・・・・。

それにしても、あくまでも推測に過ぎないので真偽のほどは定かではありませんが、記事にあるように「米側から否定的な反応が示された」ので亀井防衛大臣を引っ込めたというのがもし事実なら(誰を防衛大臣に当てるかで、真偽のほどはある程度想像が付きそうですが)、防衛大臣の人選すら米国の顔色をうかがうような状況では、いささかがっかりせざるを得ません。






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最終更新日  2009.09.16 00:12:44
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