inti-solのブログ

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2009.11.08
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カテゴリ: 音楽
小学生の頃は、私は音楽が大の苦手でした。何しろ楽譜が読めない(実は今も読めませんが)、指が小さくてリコーダーの指穴が押さえられない(今も、男としてはかなり指の細い方です)、とにかく音楽の授業は苦痛でした。


そんなわが家の楽器群の一端をご紹介・・・・・・・・

ケーナ
まずはケーナです。わが家には30本以上のケーナが転がっていますが、実際に演奏で使ったのはごくわずかです。まずは現在もっともメインに使っているケーナ(白っぽい方)と、先代のメイン・ケーナ(色の濃い方)です。先代は16年ほど使い、去年新しいケーナに替えました。いずれもボリビア製ですが、現在のケーナは製作者不明、先代はアハユ製です。もう傷だらけ、汚れ放題、割れ入りでしたが。

ケーナ1
歴代使ってきたケーナです。
初めて手にしたのは、一番下のケーナ、アルゼンチンのアルノルド・ピントス製です。その次は、日本製(打木進太郎さん製作)、自作のケーナ2本、ボリビアのアハユ製、現在のケーナ(メーカー不明)。ここまでは最低音ソの普通サイズのケーナで、一番上は最低音レの低音用ケーナ(ケナーチョ)です。

ケーナ2
その他いろいろなケーナを並べてみました。実はほとんど吹いていない笛が大半を占めていたりしますが・・・・・・・・

ケーナ2
ケーナと言ってもボリビアとアルゼンチンでは運指が違い、更にアルゼンチンでも古いものと新しいもので若干違います。下から3番目の指穴の位置と大きさがそれぞれ少し違うのが分かるでしょうか。
この写真は一番上がボリビア製、真ん中はアルゼンチンのラウル・オラルテ、一番下はアルゼンチンのアルノルド・ピントス。3本とも運指も少しずつ違います。私は最初はアルゼンチン式の運指でケーナを覚え、途中からボリビア式に乗り換えました。

ケーナ3


ケーナ4
ケーナは通常竹製ですが、それ以外の材料の笛を集めてみました。一番上は黒檀製、真ん中も木製(樹種不明)、一番下は牛骨製。竹は笛にはもってこいの素材ですが、1本1本形状が違うので厳密に調律することは不可能です。一方、木のケーナは1本1本まったく同じサイズ、内径にすることが出来ます。そのため、調律も竹のケーナよりは正確に出来ます。耐久性も竹より木の方が上。その代わり、樹種と奏者の体質によって、かぶれる場合がある、高音がキンキンと金属音になりがち、音色があまりケーナらしくないという弱点があります。
私は木のケーナよりは竹のケーナの方が好きです。
骨のケーナはあまり一般的ではありませんが、耐久性は抜群です。かぶれることもないので、木のケーナの吹き口部分だけ牛骨を使っている場合もあります。

サンポーニャ
次はサンポーニャ。実は今参加している「キラ・ウィルカ」というグループでは、私はケーナよりむしろこのサンポーニャを中心に吹いています。(私より上手いケーナ奏者がいますので)
左から、音程別にマルタ2組、サンカ2組、トヨと1オクターブずつ低くなります。マルタがもっとも一般的に使われる音域です。マルタだけ半音も出せる3段式になっています。サンカとトヨは半音の出せない2段式です。でも、半音管は邪魔なので、マルタでも半音を使わない曲では3段目を取り外していますけど。
もう一つ、マルタより1オクターブ上のチュリという小さなサンポーニャもあるのですが、バラバラに分解してしまったので現存していません。一番上で横向きに写っているのは、塩ビ管製のマルタ。実は結構いい音が出る上に、割れにくい。普通のサンポーニャは、カーニャと呼ばれる葦に似た(もう少し硬いけど)素材で、よく割れます。

サンポーニャ2
マルタ・サイズのサンポーニャを吹いているところです。


ロンダドール
サンポーニャに似たパンフルートの一種ですが、管は音階順に並んでいません。なので、酔っぱらったような音がします。エクアドルのロンダドールという笛です。

タルカ
ボリビアのアウトクトナと呼ばれる先住民の音楽に使われる笛、タルカです。見た目も音もとても野性的、原始的ですが、構造はリコーダーと同じで、どうも起源をたどるとヨーロッパの笛から始まっているようです。

フルート
フルートです。上がヤマハYFL-31(中古)、下はムラマツEX(オフセットリング)です。ムラマツフルートは、私の持っている全ての楽器の中で、群を抜いて圧倒的に高価だったりします。

リコーダー
アルトリコーダーとソプラノリコーダー。ドイツ製の木製ですが、銘柄とかは全然知りません。両親がドイツに行ったときお土産にもらいました。練習用でそんなに高価なものではない(数千円くらい)と聞きましたが・・・・・・・

ティン・ホイッスル


Shakuhachi2.JPG
塩ビ管製の尺八。相棒の知人から頂いたものです。かろうじて音は出ます。

クリスタルフルート1
クリスタルフルート、ガラス製のフルートです。時々吹いていますが、私にはケーナよりフルートより難しいです。

いろいろな笛
その他雑多な笛類です。上の方は昔両親が買ったらしい。長い3本はケーナタイプの縦笛、篠笛タイプの横笛が混ざっていますが漢字が書いてあるので中国の笛、その下はどうもインドの笛らしいです。その下はティン・ホイッスルと、一番下は中学の時の教材として買ったファイフという横笛です。

で、次は弦楽器
ギター
これをご存じない方はいませんね。クラシックギターです。下はメキシコ製(アグスティン・エンリケス)、上は日本の松岡ギターです。今はほとんどメキシコのギターを弾いています。

チャランゴとロンロコ


マンドリン
マンドリン(フラットマンドリン)です。ふつうのマンドリンは4コース8弦ですが、ペルーのマンドリンは4コース10弦(低音は2本ずつ、高音は3本ずつ張る)、ボリビアは4コース12弦(全コース3弦ずつ)です。実は、フォルクローレでも結構マンドリンは使われます。

バラライカ
バラライカ、ロシアの弦楽器です。私のものではなく、相棒の楽器ですが・・・・・。私は弾けません。

バイオリン
バイオリン、あるとき急に弾いてみたくなって、相棒も弾いてみたいというので買ってしまったのです。本体、弓、肩当て、松脂、ケース全部合わせて6万数千円くらいのセットでしたが、何回も弾いていません。すっかり押入の肥やし。音程外し気味ながら、音階と簡単な童謡くらいは弾けます。

最後に打楽器
ボンボ
ボンボという太鼓です。毛が生えたままの皮が張ってあるのが特徴です。これは、さすがに家で叩いたことはありません。

しかし、いつの間にか楽器って増殖するものですねえ・・・・・・・・。





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最終更新日  2009.11.08 14:04:42
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