inti-solのブログ

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2009.11.15
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テーマ: ニュース(95879)
カテゴリ: その他
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091114-00000037-sph-soci


英国籍の英会話講師、リンゼイ・アン・ホーカーさん(当時22歳)の死体遺棄容疑で逮捕された市橋達也容疑者(30)が、逃亡中に住み込み勤務していたと公開写真を見て気付き、警察に通報した大阪府茨木市の建設会社が、取引先から相次いで契約を打ち切られていることが13日、分かった。建設会社関係者によると「社員の身元もきちんと調べない会社とは、取引できない」として契約を解除されることが続いたという。一方、千葉地裁は同日、この日も食事を口にしていない市橋容疑者の拘置を、22日まで認める決定をした。
通報があだになった。 08年8月19日から09年10月11日に姿を消すまで、約1年2か月間、市橋容疑者を雇っていた建設会社。警察へ通報後、市橋容疑者が勤めていたことが知られるようになり、取引先数社から契約を完全に打ち切られた。ほかにも、一時的な取引中止や、新規契約交渉が難航する例もあったという。
ただ、同社社長は「殺人犯(容疑は死体遺棄)を雇っていたということですから。結果論ですからね」と、ひょうひょうと受け止めている。社長は「通報すれば、取引停止の可能性があることは頭にあった。事前に話し合ったが、社会人の義務として通報した」ときっぱり。事業に支障が出るのでは、と社員たちと話し合った結果、決断した。
(以下略)
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世の中には住民登録が消除されてしまった人、あるいは消除はされないまでも住民票上の住所とはかけ離れたところに澄んでいる人が大勢います。そして、そういう人でも雇う会社も、いくらでもあります。そうでなかったら、住民登録があって、その場所にちゃんと住んでいるという「清く正しい生き方」をしている人以外は、仕事に就くことができずにのたれ死にしてしまいます。
だいたい、建設関係の下請けの下請けみたいな会社が、いちいち「社員の身元もきちんと調べ」て人を雇っているわけではない、なんてことを、それらの取引先は今頃になって知ったんでしょうか。そんなわけがありません。けしからんなんて言っている会社自身だって、人を雇うのにどこまで身元調べをやっているんでしょうか。

こんなことでは、犯罪者が働いていたことに気が付いても、通報すると不利益が降りかかってくるなら、知らんぷりで頬被りしている方が得だ、ということになってしまいます。





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最終更新日  2009.11.16 00:09:15
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