inti-solのブログ

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2011.01.16
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テーマ: ニュース(95873)
カテゴリ: 政治
http://www.asahi.com/politics/update/0116/SEB201101160014.html



住民投票で市長が解職された鹿児島県阿久根市の出直し市長選は16日投開票され、養鶏会社経営の新顔西平良将氏(37)が、3選を目指した前職竹原信一氏(51)=共に無所属=を破って初当選した。「市役所・議会改革」を唱え、議会に諮らずに専決処分を繰り返した竹原氏の行政手法が否定された形だ。当日有権者数は1万9715人、投票率は82.39%(前回は82.59%)だった。(以下略)
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この記事には票数が出ていませんが、別の記事によると西平良将8509票・竹原信一7645票だそうです。僅差ではありますが、リコールの住民投票の票差(400票足らずの差)よりは開いたようです。
しかし、あそこまで無茶苦茶なことをやったにもかかわらず、依然として支持者が多んですね。ということは、専決処分連発という異常な行動に走らなければ、今でも圧倒的な支持だったかも知れません。ただし、あのような異常な行動や発言そのものが、支持を集める手段と化していた側面も、あるのだろうと思います。ある時点までは、竹原信一が発言をエスカレートさせればさせるほど、支持が集まっていた。それで、発言と行動をどんどんエスカレートさせたけれど、ある一線を踏み越えたところで、さすがに住民が退いてしまったのでしょう。

私は、このブログで竹原信一を繰り返し批判してきましたけれど、ただ、注目すべきは82%以上という投票率です。一般的に農村部は大都市より投票率は高い傾向にありますが、それにしても、同じ阿久根市の選挙でも、前回参議院選の投票率61%、一昨年の衆院選の投票率71%、鹿児島県知事選の投票率47%だそうですから(数字は 阿久根市役所のホームページ より)、それらと比べて、市長選の投票率は飛び抜けて高い。それだけ、良くも悪くも注目されていたということでしょう。市政への関心を集めることに成功した、という意味では竹原の功績を認めなくてはならないかも知れません。





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最終更新日  2011.01.16 23:28:15
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