inti-solのブログ

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2011.02.02
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テーマ: 私のPC生活(7518)
カテゴリ: PC・通信・IT関係
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110201_424059.html


米Intelは1月31日(現地時間)、Intel 6シリーズ(コードネーム:Cougar Point)のチップセットに不具合があるとし、リコールを行なうと発表した。

 この不具合はSATAに関連するもので、時間の経過と共にHDDやDVDドライブの性能が低下するという。この問題を修正するためにはシリコンレベルでの修正が必要になる。影響を受けるのは4つの3Gbps SATAポートのみで、2つある6GbpsのSATAポートは影響を受けないとしている。
すでにIntelは問題があるチップセットの出荷を停止しており、問題を修正した新バージョンの生産を始めている。2月下旬にも新バージョンを顧客へ提供し、4月にフルボリューム提供への回復を目指す。また、OEMパートナーと協力し、問題がある製品の修正や交換をサポートしていく。
1月9日以降にシステムを購入したユーザーは、購入した店舗またはPC製造業者に問い合わせるよう呼びかけている。また、Intel Customer Supportで特設ページを用意し、ライブチャットで質問を受け付ける。
同社では問題があるチップセットの搭載製品が出荷されたのは1月9日以降のため、比較的少数のユーザーのみがこの影響を受けるとしている。交換や修理のために必要なコストは7億ドルとしており、2011年第1四半期で3億ドルの減益を見込んでいる。
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この1月にインテルが新しいCPUシリーズ「Sandy Bridge」を発表したので、ちょうど昨日あたりに発売になったパソコン雑誌は、みんなこのCPUシリーズの特集を組んでいるのです。ところが、それらのパソコン雑誌が店頭に並んだときには、肝心のCPUが使えなくなっていた、という、悪夢のような展開です。厳密に言うと、CPUそのものには不具合はないそうですが、CPUだけあってもマザーボードがなければパソコンは動きません。「Sandy Bridge」シリーズのCPUに対応するチップセットがインテル6シリーズしかない以上、不具合がなくても使えない。その状態でもCPUの販売は継続しているそうですが、いったい誰が買うんでしょうか。

「Sandy Bridge」シリーズは、発表以来インテルの最大主力CPUなので、各パソコンパーツショップでは、インテル6シリーズのマザーボードを販売中止にしたら、インテルCPU向けマザーボードはほとんど売るものがない状況に追い込まれてるようです。

空っぽの平台


メーカー製のパソコンは、まだこのCPUを搭載したモデルは販売が始まっていないようですが。

ちなみに、私も自作機を使っています(自分用と相棒用の2台とも自作)が、どちらもAMD製のCPUを使っているので、インテル製品の不具合には、あまり影響を受けません。

で、問題は、6つあるシリアルATAポート(古い規格で転送速度がやや遅いポートが4つと、最新規格で高速のポートが2つ)のうち、やや遅い4つのポートが、使っているうちに接続機器の性能が下がっていく、という現象だそうです。
ふーーーん、じゃあ、2つの高速ポートだけ使えばいいじゃん。なーんて思ってしまうんですけどね。世のパソコンユーザーの9割は、多分ハードディスクとDVDドライブ各1台ずつしかパソコンにつないでいないと思われます。私のパソコンは、SSDとハードディスク、DVDドライブと3つのストレージを接続していますが、DVDはウルトラATA接続なので、やっぱりシリアルATAは2つしか使っていません。

ま、出たばかりの最新のマザーボードに飛びつくのは、基本的にパソコンヘビーユーザーでしょうから、そういう人にはシリアルATAポートが2つしか使えませんというのは、ちょっと厳しいかもしれませんね。





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最終更新日  2016.11.19 10:08:22
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