inti-solのブログ

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2011.04.22
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カテゴリ: 環境問題
風力発電で原発40基分の発電可能 環境省試算

同省は震災復興にあたり、風力発電を含めた自然エネルギーの導入を提案していく方針だ。
今回の試算は、理論上可能な最大導入量から、土地利用や技術上の制約を差し引き、さらに事業として採算性を確保できることを条件に加えた。
試算によると、固定価格買い取り制度など震災前に政府が決めていた普及策だけでも、風力なら日本全体で約2400万~1億4千万キロワット分を導入できる。風が吹いているときだけ発電するため、稼働率を24%と仮定。それでも出力100万キロワットで稼働率85%と仮定した場合の原発約7~40基分に相当する。
ただし東北など電力需要を上回る発電量が期待できる地域がある一方で、電力会社間の送電能力には現状では限界がある。試算どおりに導入するのは短期的には難しいとみられている。
家庭以外の公共施設や耕作放棄地などを利用する太陽光発電や、用水路などを活用する小規模の水力発電についても検討したが、多くの導入量は見込めなかった。これらを普及させるには、さらに技術開発を促すなど追加的な政策が必要だという。
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是非導入して欲しいと思います。約2400万~1億4千万キロワット分を稼働率24%で計算すると、年間発電量は約500億~3000億になります。全国の総発電量はざっと1兆キロワットに少し欠ける程度ですから、風力発電のシェアは5~30%まで伸ばせる、ということです。記事では原発の稼働率を85%と仮定していますが、現実にはそんなに高くありませんので、近年の原発による年間総発電量は2500~3000億キロワット程度、つまりこの試算値によれば、風力発電の発電量は原発と肩を並べる可能性がある、ということです。
このほか、水力発電も、現状の稼働率は45%程度と低いので、これを70%程度まで上げるだけでも、発電所を新設しなくても発電量を5割増にすることができます。


太陽光発電は、現状では変換効率が低いので、大幅な拡大はちょっと厳しいようですね。ただし、家庭用の場合、発電単独ではなく、給湯も組み込むことでガスの大幅節約も可能になるようです。ただし、費用もかなり高価ですが。





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最終更新日  2011.04.22 19:22:46
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