inti-solのブログ

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2011.05.14
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ゴールデンウィークに行った徳本峠(「とくごうとうげ」と読む)の写真がやっとできました。

上高地から穂高連峰1
5月3日、6時半頃河童橋付近から穂高連峰を撮りました。有名なアングルですね。私自身、この位置から何枚写真を撮ったことか・・・・・・

上高地から焼岳
反対側には焼岳。今日も噴煙が上がっています。
上高地から明神までは1時間かからないくらいの行程です。登山者の大半は、ここから更に徳沢→横尾→涸沢へと向かうのですが、私は梓川沿いの道を外れて徳本峠へ。明神の標高は、上高地とほぼ変わらない1500m程度、徳本峠は2100mほどなので、標高差600m。比較的楽な行程です。

徳本峠への登りから1
徳本峠への登りの途中で撮った1枚。左のギザギザの峰々が西穂高岳、それより高い中央部が奥穂高岳、右端の、一番高い(ように見える)鋭鋒が明神岳です。
実際には、明神岳が一番手前なので一番高いように見えるだけですが。実際の標高は、西穂高岳2908m、明神岳2931m、奥穂高岳3190mですから、中央の奥穂高岳が一番高い。
ところで、2月に登った西穂高独標(頂上直前で引き返しましたが)が、この写真に写っています。どこにあるか分かるでしょうか。左端の小さなピークです。

徳本峠への登りから2
同じ場所から、明神岳のアップです。

徳本峠から1
徳本峠に着きました。テントを張って、まず1枚。西穂高独標が豆粒のようだ。

徳本峠から3

同じ写真を拡大してみました。

西穂高岳アップ
右端が西穂高岳本峰の山頂。左端が独標です。小さい、実に小さい。私が引き返した地点は、雪の稜線がピークの手前で気持ちへこんでいるところです。文字どおり山頂直前。とは言え、西穂本峰から見れば、遙か手前ですけど。
あ、もちろん無雪期なら西穂独標は簡単です。もちろん私も登ったことがある、というか独標を超えて一つ先のピークまで行きました。

参考 2月に撮った西穂独標の写真
西穂高岳独標
近くで見ればこんなに大きく見えても、西穂高本峰と比べれば、こんなに小さいわけです。

初日は徳本峠に着く頃までは良い天気だったのですが、そのあとだんだん天気が悪化し、3時過ぎには吹雪になってしまいました。(積雪量はせいぜい数センチでしたけど)もちろん視界もなし。そのあと夕方に天気が回復して、雲が多いながらも穂高連峰が遠望できました。この分なら明日の朝は期待できるかなと思ったら、穂高連峰方面は天気が良いのですが、肝心の大鵬の方向に雲が厚く、モルゲンロード(朝焼け)は見られませんでした。
徳本峠から2

初日に霞沢だけ方面に途中まで登って引き返したので、2日目は大滝山方面に向かってみました。しかし、1時間ほど歩いたところでトレースが消えており、それ以上進むことは断念しました。ずっと樹林帯で視界はない。トレースが消えた地点は小ピークになっていましたが、針葉樹の高木に囲まれているので、視界はあまりききませんでした。
徳本峠まで戻ってみたら、穂高連峰方面は雲が多くて、奥穂高は雲の中、明神岳も雲から出たり入ったり。ちゃんと見えるのは西穂高岳という状態。しばらく待ったのですが、なかなか雲が取れないので、あきらめて下山にかかりました。

徳本峠から4
下山し始めたら、やっと雲が取れた。もうちょっと粘ればよかったかなあ。

下山中
どんどん晴れてきます。下に梓川が見えてきました。明神まで下って上高地に着いたのが12時頃だったでしょうか。その頃には、このとおり。

上高地から穂高連峰2
快晴になっていました。

上高地まで戻ってきた

ちなみに、今回自宅を出る時点での荷物の重さ(水なし状態)は15.5kgでした。上高地で水を2.8リットル満タンにしたので、トータルの荷物の重さは18kgあまり、というところです。雪山登山としては最小限の荷物の重さですけど、それでも重かった。





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最終更新日  2011.05.14 16:20:56
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