inti-solのブログ

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2011.09.11
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カテゴリ: 音楽
今日9月11日は、2001年の9.11から10周年、1973年の9.11(チリの軍事クーデター)から38年、そして3.11(震災)から半年という節目の時です。ただ、3.11の節目というには、まだあまりに早すぎるかな。何も解決していないし。

1973年のチリクーデターのことは、リアルタイムでは私は知りません。当時私は5歳。さすがに地球の反対側で起こった政変に興味を持つ年齢ではありませんでした。
しかし、2001年の9.11の方は、よく覚えています。日本時間では翌12日だったのでしょうか。多分平日だったはずですが、何かの都合で午後から休みを取って、何かの買い物で秋葉原かどこかの電気屋に行ったと記憶しています。店頭でに陳列してあるテレビに、旅客機がWTCビルに突っ込む衝撃のシーンが放送されていたことをよく覚えています。でも、現実のこととはとても思えませんでした。不謹慎ですが、パニック映画の一シーン・・・・・・じゃないんだよね、これ、えーーー、ウソでしょ、何これ??というのが最初の印象でした。
もっとも、今となっては今回の震災の映像の方が遙かに衝撃的と思います。

※訂正です。調べたところ、9.11の発生時間は、日本時間では同日の夜10時過ぎでした。私が翌12日に電気店の店頭のテレビで見た映像は、おそらく翌日の報道だったのでしょう。ということは、翌日くらいまでは飛行機がWTCに突っ込む映像は放送されていた、ということなのだろうと思います。

あの同時多発テロからもう10年も経ってしまったんですね。ついこの間のような気がするのですが。当時、私はまだ独身でしたし(我が相棒とは、まだ付き合ってさえいませんでした)、当然子どももいませんでした。たった10年で、私自身の身の回りもずいぶん変わりました。
事件当日(日本時間では翌日)はWTCビルに旅客機が突入するシーンが繰り返し放送されていました。前述のとおり、私もそれを見たのですが、翌日からは、「その瞬間」の映像はまったく放送されなくなりました。犠牲者に遠慮したのでしょう。もっとも、今ではYouTubeでいくらでもその瞬間の映像を見ることが出来ますけど。

ただ、驚くのは、日本語でYouTubeにアップロードされているこの事件関係の動画の多くは、陰謀論に染まっていることです。「飛行機は突っ込んでいない」とか、「CGだ」とか、そんなタイトルが目に付きます。(英語でアップロードされているものについては確認していませんが)
そんなわけないだろ、と思います。少なくとも2機目に関しては、生中継のただ中に突っ込んでいます。それ以外にも、アマチュアカメラマンも含めて多くのカメラが激突の瞬間を撮影しているのに、捏造もないもんだ。


だけど、それはそれとして、「飛行機は突っ込んでいない」とか、事件全体が米国の仕組んだ陰謀だというような主張というのは、「南京虐殺なんてなかった」というのと同種の歴史修正主義でしかないように、私には思えます。
911陰謀論といえば、きくちゆみの専売特許と思っていましたが、支持する人が増えているのでしょうか。(私は、きくちゆみの主張のすべてが間違っているとは思いませんが、少なくとも911に関する彼女の主張には、まったく同意できません)

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話はまったく変わりますが、今日は代々木公園に行ってきました。ちょうどスリランカフェスティバルというのが行われていて、屋台でスリランカカレーを食べて(結構おいしかった)、その後相棒と子どもと別行動で、代々木公園内で練習してきました。
前々から、私はグループの練習を代々木公園でやりたいなと思っているのですが、どうも他のメンバーの賛同が得られず、実現に至っていません。それなら自分1人ででも練習してしまえと思い立ったわけです。

持ち込んだのはケーナ・サンポーニャ各種とフルート。本当はギターも持っていきたかったけれど、さすがにかさばるので、ギターはやめました。(グループの練習の時は持っていくけど)

今日は日中の最高気温は30度を超えて、かなり暑かったですけど、やっぱり秋ですね、木陰では風が涼しくて、あまり暑いという気はしませんでした。
屋外での練習経験は何度かありますが、代々木公園では初めてです。音が木々に吸われてしまって響かないだろうと予想していたのですが、案外そうでもなくて、ある程度響きました。ただ、ちょっと疲れてくると音が出なくなってしまうのです。
ケーナとサンポーニャもその傾向がありますが、特にフルートがひどい。「アルルの女」のメヌエットを吹き始めたら、途中から音がグチャグチャ。最低音のドもやけに出しにくいし、あまり間違えたことのない3オクターブの運指も間違える。やっぱり室内での練習とはちょっと違う力が働いてしまうのでしょう。
それに、ケーナ→サンポーニャ→フルートと順番に吹いたので(家で練習するときも同じ順番)、フルートを吹くときにはかなりへたばっていたのかも知れません。もともと、朝8km以上ランニングしたので、体力の余力が乏しかった。

それにしても、私はできるだけ目立たないように木陰に身を隠すようにして練習していたのですが、それでも何人かの方が聞き入っていらっしゃいました。お一人、ご自身もケーナを吹いている、という方もいらっしゃいました。自作のケーナを吹かせていただいたのですが、音の出るポイントが私のとは若干違い、3オクターブが私には音がほとんど出ませんでした。その方の話によると、代々木公園では他に2人くらいケーナの練習をしている方がいらっしゃるとか。


実は、キラ・ウィルカは一度だけ野外で練習したことがあるのです。(代々木公園ではないですが)
3年くらい前、「南京への道・史実を守る会」の集会で演奏したときのことです。会場内で練習場所を確保できず、やむを得ず近くの公園で練習しました。しかし、真夏の午後だったので、猛烈な暑さでした。それでもがんばって練習していたら、そのうち、向こうの方から急に空が暗くなってきて、黒い雲がどんどん近づいてくる。大慌てで練習を打ち切って会場に逃げ込んだら、直後には滝のような雨。
このあたりは、野外練習の難しさですね。やっぱり、野外で練習するなら春か秋。真夏と真冬は厳しいですね。





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最終更新日  2011.09.12 20:40:30
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