inti-solのブログ

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2012.05.24
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テーマ: 戦争反対(1197)
カテゴリ: 対中・対韓関係
元慰安婦の写真展、批判投稿相次ぎ中止


写真展は名古屋市在住の韓国人カメラマン安世鴻さん(41)が企画。
安さん側によると、戦後に中国に取り残された朝鮮人元従軍慰安婦を撮影した38点の展示を昨年12月、ニコンに申し込み、今年6月26日~7月9日に東京都新宿区の「新宿ニコンサロン」を使用する予定だった。しかし今月22日に突然「理由は言えないが中止になった。おわびにうかがいたい」と通告されたという。
ニコン広報課は「安さんには礼節を尽くしておわびしたいと考えている」としている。

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戦術的な面で言えば、ニコンという一般企業の運営する会場を使うのではなく、公的施設を使った方がこういう事態への対策としてはよかったんじゃないかと思うんですけどね。
それはともかくとして、従軍慰安婦を巡る問題について、議論はいろいろあるのは分かりますが、写真展を行うことすら妨害しようという輩には、開いた口がふさがりません。自分たちの主義主張の反する意見の存在自体を許さないというわけです。今回、例の在特会が動いたかどうかは知りませんが「俺たちの言論の自由を守れ、俺たちが奴らの言論を封殺する自由も守れ、奴らの言論の自由は剥奪しろ」と言っているに等しいという意味で、こんなことをやっている連中のレベルは在特会と何も変わらない。在特会と喧嘩別れした西村修平らの「主権回復を目指す会」は今回動いていたようですが、「似たもの同士」が喧嘩別れしても、やっていることのレベルはしょせん変わらないと言うことでしょう。

それにしても、在特会、あるいはそれと同レベルの連中が騒げば、彼らの敵視する集会は中止される、なんてことが定着したら、日本の言論の自由は危機的です。





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最終更新日  2012.05.24 22:27:59
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